第65回オリコン調べ「本」ランキング(6月22日〜6月28日)▽書籍総合1位:1Q84 Book1(村上春樹)・・・109,681部
2位:1Q84 Book2(村上春樹)・・・85,137部
3位:日本人の知らない日本語(蛇蔵&海野凪子)・・・28,424部
4位(↑)ザ・トレーシー・メソッドDVD&BOOK
(トレーシー・アンダーソン)・・・25,720部
5位(初):キングダムハーツ 358/2 Days
(スタジオベントスタッフ)・・・17,704部
6位(初):運命の人<四>(山崎豊子)・・・15,427部
7位:世界一の美女になるダイエット(エリカ・アンギャル)・・・15,165部
8位:ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論
(小林よしのり)・・・13,299部
9位:子育てハッピーアドバイス 知ってよかった小児科の巻
(吉崎達郎、明橋大二、太田知子)・・・13,245部
10位(初):売国者たちの末路 私たちは国家の暴力と闘う
(副島隆彦、植草一秀)・・・13,222部
――トップ3に動きはなく、全体的に販売部数は低調。
植草一秀氏も、「ニュースステーションの人」と言うより「手鏡事件の人」と言う方が、ピンとくる人になってしまいました。“ケインズ学派の経済学者”としての実力は高いと思うのですが。市場主義がマネー市場主義となった挙句に失敗した今、ケインズ学派の論客は貴重であるのに残念。▽コミック1位(初):おおきく振りかぶって 12(ひぐちアサ)・・・301,945部
2位(初):xxxHOLiC 15(CLAMP)・・・258,048部
3位(初):黒執事 7(枢やな)・・・167,692部
4位(初):みなみけ 6(桜場コハル)・・・146,701部
5位(初):BILLY BAT 1(浦沢直樹、長崎尚志)・・・145,120部
6位(初):機動戦士ガンダム THE ORIGIN 19
ソロモン編・前6(安彦良和、矢立肇、富野由悠季)・・・118,494部
7位(初):ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 2
(竜騎士07、桃山ひなせ)・・・110,898部
8位(初):ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 2
(竜騎士07、鈴羅木かりん)・・・109,767部
9位(初):うみねこのなく頃に Episode1:
Legend of the golden witch 3
(竜騎士07、夏海ケイ)・・・96,191部
10位(初):BAMBOO BLADE 11
(土塚理弘、五十嵐あぐり)・・・93,688部
――保険会社のオプ、連続殺人犯と対決する外科医、世界を破滅させた悪の組織との対決などを描いてきた浦沢直樹氏。その最新作『BILLY BAT』の題材は、米国占領下の日本で起きた迷宮入り事件「下山事件」。
下山事件・・・1949年(昭和24年)7月5日、日本国有鉄道初代総裁・下山定則が出勤途中に失踪、翌日未明に轢死体となって発見された事件。
下山氏の死因について、現場検証で遺体を検分した監察医は、生きているうちに列車に飛び込んだ自殺を主張。一方、司法解剖にあたった法医学者は、亡くなってから線路上に遺棄された他殺を主張しました。マスコミでも自殺説・他殺説が入り乱れ、「国鉄初代総裁」のあまりに不可解な死に国会も対応。自殺を主張する法医学者、他殺を主張する法医学者の双方が、国会へ参考人招致される大事件となりました。
ところが、事件からわずか半年の1949年12月31日、他殺とも自殺とも結論を出せないまま、警察は「下山事件特別捜査本部」を解散。公式の捜査結果が発表されることもなく捜査は打ち切り、迷宮入り事件となっています。▽文庫1位(初):ゼロの使い魔 17
黎明の修道女(ヤマグチノボル)・・・58,906部
2位(初):終末のフール(伊坂幸太郎)・・・41,420部
3位:心霊探偵八雲 5 つながる想い(神永学)・・・38,937部
4位(初):おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 1
蜂蜜色の瞳(村山由佳)・・・21,630部
5位(↑):劒岳<点の記>新装版(新田次郎)・・・20,577部
6位:朗読者(ベルンハルト・シュリンク、松永美穂)・・・20,510部
7位:ノルウェイの森 上(村上春樹)・・・20,335部
8位:向日葵の咲かない夏(道尾秀介)・・・19,323部
9位(初):決めないことに決めた つれづれノート 16
(銀色夏生)・・・17,800部
10位:ノルウェイの森 下(村上春樹)・・・16,918部
――映画のヒットを受けて、いよいよ『劒岳』がトップ10入りしました。
個人的に、銀色夏生氏の名前は久しぶりに聞きました。『つれづれノート』は夏生氏が書き続けておられるイラスト・エッセイ集で、これが16巻目。◆オリコンランキング(11位以下の書籍ランキングはページ中ほど)今週発売の注目作:
『夏目友人帳 8』・・・妖(あやかし)が見える高校生・夏目貴志は、両親を早くに亡くした。夏目は、見えないものが見えるその力ゆえに周囲から疎まれていたが、父方の遠縁・藤原夫妻に引き取られる。藤原夫妻はそれまでの大人らとは違い、夏目を本当の子どものように大切に思ってくれており、夏目も藤原夫妻を大切にしたいと思っていた。
しかし、祖母・レイコが妖の名を封じた『友人帳』を受け継いだ夏目を、妖たちは放っておかなかった。夏目は、ニャンコ先生こと大妖怪・斑を用心棒とし、それを望む妖へは名を返し、『友人帳』を狙う妖に追われる日々を送っている。それは、学校が文化祭であっても例外ではなかった・・・。
『黒子のバスケ 2』・・・バスケットボールの強豪として知られる帝光中学校には、「キセキの世代」と呼ばれるレギュラーメンバーたちがいた。しかし、彼らは別々の高校へ進み、「キセキの世代」は高校で対決することになった。
その「キセキの世代」の1人、幻の6人目・黒子テツヤが入学したのは、バスケ部が去年新設されたばかりという誠凛高校。そこで伸び盛りの同じ1年生・火神大我と出会う。黒子は「何か大切なものが欠落している気がした」という帝光中学で見つけられなかったものを、無名の誠凛高校で見い出せるのか。
『フープメン 1』・・・隣家に外国人が住んでいたため英語が喋れるという以外、普通の高校1年生・佐藤雄歩。入学して3カ月、突然、学校のアイドル・小金井麻央からバスケ部に誘われる。バスケ未経験者の雄歩は戸惑うが、行った先には、英語しか話せない米国からの転入生・ジュシュアと、彼とのコミュニケーションに苦戦するバスケ部員たちがいた。そう、雄歩は“通訳”として呼ばれたのだ。
ただの通訳。けれども、雄歩はあることに気が付く「ジュシュアの厳しい非難も、オレが前向きな言葉で訳せばチームの士気は上がる」。コミュニケーションの橋渡しの重要性に気づいた雄歩は・・・。個人的には、『黒子のバスケ』より『フープメン』の方が伸びる可能性が高いと思っていたのですが、『フープメン』は今週号で連載打ち切り。ジャンプは、ライバル関係が分かり易い方が、いいんですかね。
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