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酒井法子被告は薬物依存治療・うつ対策の後に、“薬物依存治療基金”創設という社会奉仕を

酒井法子被告 「薬物というものに、自分の弱さで負けた」謝罪会見
(毎日新聞 9/17付より)
覚せい剤取締法違反(所持・使用)で起訴された女優の酒井法子(本名・高相法子)被告(38)は17日午後、8月8日の逮捕から40日ぶりに、拘置先の警視庁東京湾岸署から保釈され、東京都千代田区の会議場で記者会見に臨んだ。

酒井被告は「このたびは一社会人として人として、決して手を出してはいけない薬物というものに、自分の弱さゆえ負け、多くのみなさまにご迷惑をかけました。この罪のつぐないをどうのようにしてつぐなっていくか、罪を悔い改め、一生の約束として心に誓います」と謝罪した。

酒井被告は、保釈直後のパンツスーツから、紺のジャケットとワンピースに着替え、元所属事務所サンミュージックの相澤正久副社長や弁護士らが同席した。「いままで応援してくださった。日本や海外のファンのみなさま。本当に本当に申し訳ございませんでした」と涙ながらに頭を下げた。弁護士からは、質疑応答をしないこと、この後病院に入院することなどが説明され、報道の自粛を呼びかけた。酒井被告は報道陣からの呼びかけに答えることなく、会場を後にした。

起訴状によると、酒井被告は8月3日、東京都港区南青山の自宅マンションで覚せい剤0.008グラムを隠し持っていたとされる。また7月30日ごろ、鹿児島県奄美大島のホテルで、覚せい剤若干量を火であぶって吸引したとされる。初公判は東京地裁で10月26日に予定されている。


敢えて当事件を取り上げなかったが・・・
鮎滝の中では、スクナビコナ時代に書いた07年度の一連の「薬物・ドラッグ依存症問題」記事にて、同問題への決着は付けているつもりです。また、湾岸署前に張り込むなどのマスコミ各社の過剰報道にも辟易しており、「酒井法子被告の事件には触れまい」という方針でいました。

が、「元タレント・酒井法子という人材をどうしていくのが良いか?」とふと考える中で、一つの試案が浮かんだため、敢えて取り上げたいと思います。

まず前置きとして、昨日・17日の記者会見について質疑応答などがなかったことへ、かなり厳しい批判があるようですが、鮎滝は、あれで良かっただろうと思っています。

「母親としての責任は?」「有名人としての責任は?」「社会人としての責任は?」「わざわざメイクを整えている態度はどうなのか?」などなど、突っ込みどころが多いのは確かです。けれども、500名を超える取材が押しかける中、そうした質問責めに収拾を付けることは誰にも出来なかったでしょう。

これからの酒井法子被告を考えると・・・
酒井被告のこれまでの供述からすると、彼女の使用してきた薬物量は相当なもの。
おそらく、禁断症状にもがくことになるでしょうし、10年後、20年後に「もう1回、吸いたい」との衝動にも駆られるでしょうし、さらにある意味で記者会見が中途半端であったことから、マスコミにゆる執拗な追及の中で「鬱病」へ転じる可能性もあると思われます。

苦しいのは、ドラッグという逃げ道を断つこれからです。ドラッグを吸っている間は、つかの間の安定・逃げを得られていましたが、それに慣れてしまった脳と身体を正常に戻すのは吸引期間の3倍の時間を要します。

よって、個人・高相法子氏のことを考えれば、10年間を基本に覚醒剤の依存症に対する治療を続けつつ、「鬱病」などの心身症を引き起こさないように経過観察を続ける必要があるでしょう。

“薬物依存治療基金”創設という社会奉仕
ただ、元タレント・酒井法子という立場を考えると、その治療にかける10年間を綴った手記には相応の価値があります。

「何をしたか?」「何を考えたか?」「どんな禁断症状に襲われたか?」「どのような治療を受けたか?」 10年間、1日たりとも絶えることなく、その経過を綴った手記は、薬物依存と闘おうとする人々、薬物依存で身近な人を失った方々にとって貴重な体験談となるはずです。
たった一行で終わる日があっても構いません。その翌日に、なぜ前日は一行しか書けなかったのかを、たとえそれが言い訳であろうとも残せば意味があります。

そして『酒井法子―薬物依存から脱するまで―』(仮題)とでも題した書籍にまとめ、その収益のすべてを“薬物依存治療基金”の創設にあてれば、充分な社会奉仕となるでしょう。

社会的なポスト“夜回り先生”の必要性
“夜回り先生”の名で知られる水谷修先生。
水谷先生は現役教師の時、ドラッグに手を出した教え子へ徹底した生活指導という形で対応しました。が、厳しい指導に追い詰められた教え子は、余計にドラッグへ逃げ込み、ボロボロになって亡くなりました。それこそ火葬後に骨も残らないほどに。水谷先生は、遺された教え子のお母さんと一緒に、触れた瞬間に粉々になっていくまだ熱い遺骨を、素手でかき集めたと言います。

「何が間違いだったのか?」 自責し、悩む水谷先生が既知となった医師に言われたのは、「その子を殺したのは、水谷さんあなただよ。その子は薬物依存という病気だったのであって、“指導”じゃなく“治療”が必要だったんだよ」という言葉でした。
薬物・ドラッグは、「1度目は明らかな反射会行動だが、2度目からは依存症という病気だ」という認識を得たことで、水谷先生はさらに苦悩します。

そこから、「非行に向かってしまう子どもたちは、何を考えているのか?」「子どもとドラッグ・薬物の接点をなくす方法はないか?」「夜の街にあふれる子どもたちは何を考えているのか?」と問うようになり、“夜回り”を始めることになります。

“夜回り”の中で、ドラッグで死にかけた若者たち、身体を売る少女たちと出会い、イジメに苦しみ夜も眠れない子どもたちとのメール・電話での交流が始まります。
中には、身体を売る中でエイズにかかって自暴自棄となり失踪、病院へ収容されたもののすでに手遅れ、激痛を和らげる最後の麻酔で死ねこともできず、やせ細ったボロボロの身体で「先生、私のことを沢山の人に知ってもらって」と最期に託された水谷先生。

街中の若者相手に「売人いるの?」「北海道産の葉っぱは、いくらぐらいなの?」「北朝鮮産は出回ってる?」と尋ねて、まともに答えてもらえる大人は、今の日本では水谷先生ぐらいでしょう。若者たちと水谷先生との会話からは、水谷先生に「自分たちへ寄り添いつつも、ちゃんと叱ってくれる大人であるらしい」という一定の信頼を感じます。

「胸腺リンパ腫」というガンに侵された身体を引きずりながら、水谷先生が“夜回り”を続けるのも、そうした信頼に最後まで応えようとしているからではないでしょうか。しかし、いずれガンに侵された水谷先生の身体には終わりが来ます。“ポスト夜回り先生”が必要なのです。

個人の特質から、社会的・集団的取り組みへ
子どもたちとドラッグ・薬物の接点を断つのが一番ですが、これはまだまだ水谷修だからできている部分が多く、後継者を育てるにも相当の訓練が必要です。ガーディアンエンジェルスなどが有力候補ですが、実行能力は未知数ですし、厚労省の職責であるドラッグ・薬物根絶運動やドラッグ・薬物取締の強化へ任せられる部分もあるはずです。

ただ、一度薬物依存へ陥った後、薬物依存治療についてはNPO法人・ダルクか、精神科外来以外に受け皿がないのが現状です。
『酒井法子―薬物依存から脱するまで―』(仮題)が、どこかのブログ会社との契約であろうとも、書籍刊行でも構いません。とにかく数千万円のまとまった基金となれば、ボランティア的な現状はそのままでしょうが、体制を充実させることはできるはずです。

鮎滝としては、女優・酒井法子を復活させるよりも、薬物依存から立ち直った・酒井法子を模索する方が、母親・酒井法子のためにも、個人・高相法子のためにも生き易いように思います。きっと高相夫婦の子どもは、その方が真っ直ぐ育つのではないでしょうか?

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関連記事
◆大麻は「単純所持」でも逮捕される禁止薬物です 今度は早大生逮捕、自宅で栽培(08/11/15)
◆今度は予備校で大麻 今日の本:『働きから病気の原因まで 脳のしくみがわかる本』(07/12/08)
◆覚せい剤所持 赤坂晃被告に有罪判決 懲役1年6ヵ月・執行猶予3年(07/11/21)
◆大麻とタバコ 今日の本:『ドラッグ世代 新装版 薬物汚染と闘う夜回り先生』水谷修(07/11/10)

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大麻は「単純所持」でも逮捕される禁止薬物です 今度は早大生逮捕、自宅で栽培

今度は早大生逮捕、自宅で栽培 今年8月に逮捕・起訴
自宅で大麻を栽培していたとして、早稲田大学の男子学生(21)が今年8月、大麻取締法違反(栽培)容疑で、関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されていたことが分りました。
大麻を巡っては、慶応義塾大や同志社大、関西学院大、関西大、関東学院大など伝統校の学生に加え、芸能人や力士、プロテニス選手まで若年層を中心に摘発が広がり、社会問題化しています。今回の早大生逮捕で、若者の大麻汚染が深刻化している実態が改めて浮き彫りになりました。

関係者などによると、逮捕されたのは、豊島区在住の商学部の3年生。
学生は8月18日、自宅マンションで大麻草4株を栽培した疑い。学生は現行犯逮捕後に起訴され、すでに執行猶予付きの有罪判決を受けています。「大学の講義でオランダのことを学び、大麻に興味を持った」と話しているといいます。

早稲田大学の広報課は「事実であれば大変遺憾なこと。現在、情報の確認を急いでいる」とコメントした。


相次ぐ大学生の所持、栽培による逮捕 若者の汚染深刻化
大学生が、大麻の所持や栽培などで逮捕される事件が全国で相次いでいます。

慶応義塾大と法政大では、いずれも男子学生2人と5人がそれぞれキャンパス内で大麻を売買したり吸引していたことが発覚。同志社大でも、女子学生(22)が知人の元関西学院大生や交際相手で密売人のブラジル人の男から大麻を入手し、250回以上使用したことが公判で明らかになりました。

ほかにも、関西大の男子学生1人が所持で逮捕されており、関東学院大ラグビー部の部員2人(当時)が、インターネットの雑貨店のサイトで購入した種から大麻草を栽培したとして有罪判決を受け、他の部員12人(=不起訴処分)も吸引していた事実を認めたという事件がありました。

警察庁によると、大学生の検挙者数は07年は92人で、前年に比べて19人増加。今年上半期(1~6月)も、すでに42人となっています。

大麻は「単純所持」でも逮捕される禁止薬物です
日本において、大麻は、『大麻取締法』によって免許を取得した「大麻取扱者」以外、大麻の使用・栽培・所持・譲渡・譲受・輸出入を禁じられています。
日本は<法治国家>ですから、「オランダでは許されているんだから、使ってもいいじゃないか」などという個人の考えなど関係なく、大麻取締法に違反する所持や栽培を行えば、当然に逮捕されます。

大麻取締法・第24条
大麻を、みだりに、栽培し、本邦若しくは外国に輸入し、又は本邦若しくは外国から輸出した者は、7年以下の懲役に処する。
2.営利の目的で前項の罪を犯した者は、10年以下の懲役に処し、又は情状により10年以下の懲役及び300万円以下の罰金に処する。
3.前2項の未遂罪は、罰する。
大麻取締法・第24条の2
大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は譲り渡した者は、5年以下の懲役に処する。
2.営利の目的で前項の罪を犯した者は、7年以下の懲役に処し、又は情状により7年以下の懲役及び200万円以下の罰金に処する。
3.前2項の未遂罪は、罰する。


国際的には警戒を強めている薬物 オランダは例外中の例外
オランダのように例外はありますし、「大麻の吸引は許されてもよい」という論陣を張っている人々がいるのも確かです。しかし国際的に大麻は、「ゲートウェイ・ドラッグ」とも呼ばれ、より刺激・依存性の高い薬物へ手を出すようになる「最初の一歩」として、非常に警戒されている薬物です。

国連薬物犯罪事務所(UNODC)は『2006年世界薬物報告』において、特に世界で最も乱用者が多い不正薬物として、大麻にスポットを当てています。
国連薬物犯罪事務所は、大麻使用経験者は2004年の時点で1億6,200万人いると見ています。これは15歳から64歳までの世界人口の実に4%にあたり、しかも消費の増大は続いていることから、大麻汚染に対して警鐘を鳴らしています。

『2006年世界薬物報告』で同事務局長は、「大麻の作用が数十年前に比べて格段に強まっており、これを比較的害の少ない『ソフト』ドラッグとして軽視するのは誤りです」 と指摘。実際、大麻の使用によって、深刻な精神障害が生じうることを示す証拠は数多く見られています。

事務局長は続けます。
「今日、大麻の有害性はコカインやヘロインなど、他の植物性薬物と大差がありません」
「各国の大麻対策はまちまちで、年ごとに変化する場合もあります」
「大麻による健康被害が増えている中で、どの政党が政権につくかによって国の大麻対策が左右される状況は、根本的に間違っています。政策の軸がぶれることで、大麻の危険性に対する若者の認識に混乱が生じるからです。他の公衆衛生上の課題と同じく、大麻対策にも政党の枠を超えた社会全体のコンセンサスと一貫した取り組みが必要です」
「薬物統制の経験が蓄積された現在、一貫した長期的戦略を採用することで、薬物の需給と密売を実際に減らせることは誰の目にも明らかです」
「仮にこれが実現しなければ、その責任は薬物問題を深刻に受け止めず、十分な対策を講じない一部の国々にあるはずです。多くの国々の薬物問題は自業自得だということです」 と結論づけています。

今日の本:『働きから病気の原因まで 脳のしくみがわかる本』寺沢宏次監修
この本には、「覚醒剤やコカインなど薬物依存のメカニズム」というテーマで解説が載っています。薬物依存と向き合うには「夜回り先生」こと水谷先生の本が一番だと思いますが、大麻などを服用したときに脳で起こっていること、脳に与えられるダメージなど、図解で要点に的を絞って見開き2ページで分かりやすくまとめられています。
大麻など薬物を使うことは、心と身体のほぼすべての機能を司る脳を自ら破壊する行為であり、周囲の人々をも傷付けかねません。

脳全般にわたる入門解説書であるため、「目や耳、肌で感じたことがどのように脳に伝わるか?」「記憶のしくみ」という学校でも習うテーマはもちろん、「脳がコントロールしている『笑い』という感情表現」「脳と心の病気(うつ病とか統合失調症)の関係」など興味深いものも扱ってくれています。

(追記版)今度は予備校で大麻 今日の本:『働きから病気の原因まで 脳のしくみがわかる本』

福岡県警西署は7日までに、予備校内や自宅で大麻を1本1000~2500円で売買したとして、大麻取締法違反(所持、譲渡)の疑いで福岡市の予備校生(18)、熊本市の無職少年(19)ら5人を逮捕し、福岡地検に送検。また、大麻を譲り受けたとして同法違反(譲り受け)の疑いで九州大の学生(19)ら2人を書類送検しました。
事件は、大麻を吸った予備校生が体調不良で病院に運ばれ、家族が警察に通報したことで発覚したのだそうです。

関東学院大学ラグビー部での大麻栽培発覚が記憶に新しいところですが、今度は予備校生です。受験勉強のプレッシャーがきつかったんでしょうかねぇ。福岡なら、ライヴハウスで音楽に盛り上がってストレス発散とかできる土地柄でしょうに。


スクナビコナのドラッグに対するスタンスはこうです。

ドラッグは軽いものでもアウトです。違法・脱法問いません。

11月10日・関東学院のときのブログでも触れましたが、脳に作用を及ぼす薬で、人が一応飼いならせているのは酒とタバコ。あとは、精神科・心療内科などで処方される薬のみだと考えています。
しかし、これらでも、用量を守らない使い方をするのはアウトです。 アル中・ヘビースモーカーは、酒とタバコの文化への冒涜、精神薬の濫用は医療への冒涜と考えています。

現実逃避以外に、イマジネーションを得るためにトリップするという人もいます。しかし、ドラッグでいつもと違うチャンネルに切り替えて得たものは、その人の成果ではなく、ドラッグの成果だと考えます。
したがって、ドラッグで得たものは評価しません。
もっとも、ロック音楽とドラッグは歴史的に深い関係があるので、僕が知らないだけで、僕が聞いてる曲の中にもトリップしてるときにかかれたものがあるかもしれませんが。

簡易に手に入るものでシンナーなどがありますが、シンナーは骨までもろくします。 歯がなくなるというのは有名ですよね?
火葬を行う日本では、シンナーの過剰摂取で死亡した後、最も大きくて頑丈な大腿骨でさえ崩れて、遺骨が残らないケースもあります。それは、遺族に対してやってはいけない葬儀だと思います。
シンナーに走った原因を除くのが第一ですが、興味本位で使って、手に負えるものではないのは確かだと考えます。従って、やはりアウトです。
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ちょっと追記

ドラッグへの依存を、意志で治すのは無理でしょう。
ドラッグが引き起こすのは、 「トリップという中毒」+「依存症という<病気>」です。
ドラッグの専門医に係らないと治せないものです。

精神科の先端では、ドラッグ常用者は依存症患者として扱って、依存症という<病気の治療>を行っています。手を出した経緯がどうであれ、脳に機能障害が生じているからドラッグを服用せざるを得ないわけで、脳の機能回復という治療が必要です。

従って、手を出した経緯を取り上げて、「(薬をやめられないのは)意志が弱いからだ!」と責めるつもりはありません。責めたって、精神的に追い込んで、余計にドラッグへの逃避傾向を強めるだけです。

だから、ドラッグについては、「手を出してしまったら医者に行く」ことを一般化する必要があると思っています。脳の機能障害を意志で克服するのは無理です。

また、成人にもなって、わざわざ依存症を抱える薬に手を出すのは、個人主義の行き過ぎと考えます。そして、「私は、薬に手を出しても自分で尻拭いできる」と豪語する人がおられたとしても、それは無知のなせる業だと考えています。

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今日の本:『働きから病気の原因まで 脳のしくみがわかる本』寺沢宏次監修
信州大学教育学部教授・医学部大学院准教授で医学博士の寺沢先生が監修されているこの本。図解いっぱいで、すごく分かりやすいです。脳の構造から始まって、「目や耳、肌で感じたことがどのように脳に伝わるか?」「記憶のしくみ」という学校でも習うテーマはもちろん、「脳がコントロールしている『笑い』という感情表現」「脳と心の病気(うつ病とか統合失調症)の関係」など興味深いものも扱ってくれています。
それで、今回この本をご紹介するのは「覚醒剤やコカインなど薬物依存のメカニズム」というテーマが載っているためです。薬物依存と向き合うには「夜回り先生」こと水谷先生の本が一番だと思いますが、大麻などを服用したときに脳で起こっていることの図解は、要点に的を絞って見開き2ページでまとめてくださっていて分かりやすいです。

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覚せい剤所持 赤坂晃被告に有罪判決 懲役1年6ヵ月・執行猶予3年

今日21日、元光GENJIメンバーの赤坂被告に対する裁判が行われました。
今回の裁判では「即決裁判手続き」が適用され、開廷から40分で裁判は終了。本人がよく反省しているということから、懲役1年6ヵ月・執行猶予3年の有罪判決が出ました。
同被告は、先月28日に覚せい剤所持で逮捕され起訴されていました。

「即決裁判手続き」というのは、事実関係に争いがないこと、法律で決められている刑罰が比較的軽い事件について適用されるもので、刑事裁判のスピード化を目的に導入されました。
捜査段階で容疑者の同意があり、弁護人が反対しない場合は、検察官は起訴と同時に裁判所に即決裁判手続きの申し立てをすることができます。

今回の事件では、職務質問時に覚せい剤所持が発覚しており、本人にも罪を認めていたため適用されたようです。

さて、覚せい剤の害悪についてですが。これは、私がここで縷々述べるよりも「夜回り先生」こと、水谷修先生の本を読んでいただいた方が良いでしょう。

水谷先生は、子どもたちに一生懸命に向き合っておられます。
ニュース紹介などでちょっと見ただけでは、「単なるおせっかいなオジサン」かもしれません。しかし、水谷先生自身の「教え子をドラッグから救えなかった」という体験からくる言葉は、必ず心に届くものだと思います。

水谷修先生の著書
・『さらば、哀しみのドラッグ』最新刊
・『夜回り先生の「子どもたちよ!大人たちへ」』
・『夜回り先生のねがい 3』
・『こどもたちへ 夜回り先生からのメッセージ』
・『ドラッグ世代 新装版 薬物汚染と闘う夜回り先生』
・『ドラッグなんていらない 出会ってしまう前のきみに伝えたいこと 』
・『夜回り先生』

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大麻とタバコ 今日の本:『ドラッグ世代 新装版 薬物汚染と闘う夜回り先生』水谷修

関東学院大3年のラグビー部員2人が、合宿所の押し入れで大麻栽培をしていたとして逮捕される事件がありました。

日本において、大麻は、大麻取締法によって免許を取得した「大麻取扱者」以外、大麻の使用・栽培・所持・譲渡・譲受・輸出入を禁じられています。
しかし、大麻取締法について、規制強化と規制緩和との両論が提起されているのも事実です。規制緩和を唱える人には「オランダでは合法化されてるじゃないか」という人もいますが、
この知識は誤りです。オランダでは、一定量の個人所持が非刑罰化されただけで、売買などは禁じられています。また世界的にも大麻は、対応に幅はありますが、規制・厳罰の対象としている国がほとんどです。
ちなみに、私個人は規制を推奨する立場をとっています。

さて、依存性のある薬物には以下のようなものがあります。
・ヘロイン
・アルコール
・アンフェタミン
・コカイン
・幻覚薬
・タバコ
・大麻


アルコールやタバコは、日常生活でも、ドラマ、バラエティでもごく普通にある物ですが、どちらも脳に作用する依存性薬物です。
アルコール依存症は有名ですし、酔っ払った状態はアルコールが脳に作用した結果です。泣き上戸、笑い上戸、絡み酒、眼が回ってくるなど、しらふの時とは明らかに状態が違ってきますよね。初めての飲み会で無茶飲みをして急性アルコール中毒で運ばれるなどは、その際たるものです。
タバコも禁煙が続かないのは依存症だからですし、禁煙外来を設けている病院もあります。タバコを吸うと落ち着くというのは、脳内の伝達物質のやり取りが鈍くなるからなのだそうです。初めて吸ったとき、煙でむせたというのもありますが、頭が「クラッ」とした人いませんか?

そんなアルコールとタバコが日常化しているのは、作用が一定の許容範囲にあること、また許容範囲内である作用を楽しみ・文化へと昇華させた人類の成果だと私は考えています。
ただ、楽しみであるためにはルールがいります。
・酔った勢いで誰彼かまわず絡む。
・酔いに任せて大声で騒ぐ。
・道端で吐く。
・食事の味を楽しみたい人の横からタバコの煙の味を混ぜる。
・タバコの火をさげて人混みの中を歩く。
・吸殻を道端に捨てて汚す。
これらは楽しみの枠を越えています。従って、文化的行為でもないと考えます。


さて、国連薬物犯罪事務所(UNODC)は『2006年世界薬物報告』において、特に世界で最も乱用者が多い不正薬物として、大麻にスポットを当てました。

大麻使用経験者は2004年の時点で1億6,200万人と見られますが、これは15歳から64歳までの世界人口の4%程度にあたり、しかも消費の増大は続いています。
同報告で事務局長は、「大麻の作用が数十年前に比べて格段に強まっており、これを比較的害の少ない『ソフト』ドラッグとして軽視するのは誤りです」 と述べています。実際、大麻の使用によって、深刻な精神障害が生じうることを示す証拠は数多く見られます。

事務局長は続けます。
「今日、大麻の有害性はコカインやヘロインなど、他の植物性薬物と大差がありません」
「各国の大麻対策はまちまちで、年ごとに変化する場合もあります」
「大麻による健康被害が増えている中で、どの政党が政権につくかによって国の大麻対策が左右される状況は、根本的に間違っています。政策の軸がぶれることで、大麻の危険性に対する若者の認識に混乱が生じるからです。他の公衆衛生上の課題と同じく、大麻対策にも政党の枠を超えた社会全体のコンセンサスと一貫した取り組みが必要です」
「薬物統制の経験が蓄積された現在、一貫した長期的戦略を採用することで、薬物の需給と密売を実際に減らせることは誰の目にも明らかです」
「仮にこれが実現しなければ、その責任は薬物問題を深刻に受け止めず、十分な対策を講じない一部の国々にあるはずです。多くの国々の薬物問題は自業自得だということです」 と結論づけています。

今日の本:『ドラッグ世代 新装版 薬物汚染と闘う夜回り先生』水谷修
夜回り先生として有名な水谷先生の著書です。先生はあるドラッグにはまった生徒を受け持ち、その生徒を指導で更生させようと試み、果たせなかったというご経験をお持ちです。この経験から、「薬物になぜ手を出してしまうのか?」「薬物からどうして抜けられないのか?」を勉強されて「ドラッグには『薬物依存症』という病気として治療が必要だったんだ」との結論にたどりつきます。
「まず、子どもたちがドラッグに触れられない社会づくり」「子どもたちが安心して夜眠れる社会づくり」という先生の活動を一緒に考えてみませんか。
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プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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