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8月9日まで、更新をお休みさせていただきます

中小企業診断士の一次試験が、
来週末の8月8日・9日に控えているため、

2週間、更新をお休みさせていただきます m(_ _)m
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先週のニュース(7/20-7/26)裁判員事件を減少させる「罪名落とし」、自民と民主どっちがマシ?

先週のニュース(7/20-7/26)裁判員事件を減少させる「罪名落とし」、自民と民主どっちがマシ?

7/26 自民と民主、どっちがマシ?(2) 民主の政権機構構想「事業見直しで行政刷新会議新設」

7/25 自民と民主、どっちがマシ?(1) 民主が減反選択制へ、参加農家に所得補償

7/24 裁判員対象起訴が大幅減少、検察“罪名落とし”か? 懲りないなぁ・・・“自称”法曹プロは

7/23 第68回オリコン調べ「本」ランキング 今週発売の注目本:もやしもん、ああっ女神さまっ、チェーザレ

7/23 『ナウシカ』『ラピュタ』『トトロ』などの原画を手がけた、アニメーター・金田伊功氏が死去

7/22 元ミッシェル・ガンのギタリスト、アベフトシさん急死 今年は、『ロックフェス・イン・黄泉』か!

7/22 自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(4) 予算編成は民主でも可能

7/22 自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(3) 人事、予算、官僚は民主待ち

7/21 自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(2) 民主党、年内予算編成に自信

7/21 自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(1) 麻生首相が衆議院解散会見

7/20 宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が完成 今度は有用性を示す実績作りが焦点へ

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自民と民主、どっちがマシ?(2) 民主の政権機構構想「事業見直しで行政刷新会議新設」

事業見直しで行政刷新会議新設 民主の政権機構構想
(共同通信 7/23付)

民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込む政権機構の構想概要が23日、明らかになった。無駄が多いとされる国の事業を抜本的に見直すための「行政刷新会議」を新設。経済財政諮問会議を廃止して予算編成、外交の基本方針を策定する首相直属の「国家戦略局」を設置、政策決定と予算編成の“官邸主導”を前面に打ち出す。

『行政刷新会議』には、各省庁に情報提供を求める強力な権限を与え、省庁が所管する特殊法人も含めた「行政の無駄」を集中的に調査する。事業の廃止や地方、民間への移管が適切と判断した場合は、首相指示により年度途中でも事業を凍結。次年度予算で大幅に減額するなど「税金の無駄遣い根絶」を推し進める。

首相が議長を務め、メンバーには企業再生に実績がある経営者や財政制度の専門家といった民間有識者や、自治体関係者も加わる想定だ。

『国家戦略局』は、首相が任命する官民のスタッフで構成。目玉政策である子ども手当や高速道路無料化を実現するため「予算の総組み替え」に向けて「首相の知恵袋」の役割を期待する。官庁からの出向者は民主党政権の政策に同意する官僚を「一本釣り」し、出身官庁の影響力を排除する。

各省庁には閣僚、副大臣、政務官など100人以上の与党議員を送り込み、政治主導で政策を決定。毎年度の税制改正は、政府税制調査会に議論を一本化し、与党の税調は廃止。各省庁の利害が対立した場合は、政策ごとにつくる少人数の「閣僚委員会」が調整する。

公共事業の見直しの一環として、八ツ場ダム(群馬県長野原町)、川辺川ダム(熊本県)の中止を念頭に「ダム事業廃止特別措置法」を制定。事業廃止の影響を受ける地域での産業振興に引き続き取り組む姿勢を示す。

「官製談合や随意契約など無駄遣いの原因」と批判する「天下り」に関しては、中央省庁による国家公務員の再就職あっせんを禁止し、「肩たたき」と呼ばれる早期退職勧奨を廃止。定年を65歳まで延長する。

・・・官邸主導の体制作り?!
行政省庁のムダを調査する『行政刷新会議』と、予算編成案を策定する『国家戦略局』の設置・・・。

官邸主導の体制作りと言えば、聞こえは良い話です。また、政権与党が、民主党になろうとも自民党になろうとも官邸に強い権限が残るよう、「仕組み」として政権機構を変えるという考えはあって良いと思います。いつまでも『官僚たちの夏』のような官僚像を抱き続けている官僚たちに、それを改めさせる仕組みづくりとの評価もできます。

しかし、国権の最高機関である国会には、すでに『予算委員会』『決算行政監視委員会』が存在しています。民主党の政権機構構想は、これらの委員会は充分に機能していないと公言し、さらに将来にわたっても機能を向上・充実させる意志はないと表明しているようにも聞こえます。

本質は、国権の最高機関である国会に『予算委員会』『決算行政監視委員会』を組織しておきながら、良いように官僚主導を許しているのか。なぜ政党組織があるのに官僚の立案速度に勝てないのか。なぜ官僚が、国会議員をその背景にいる有権者を恐れないのか。
国会議員の能力充実にあるのではないでしょうか?

会議・会合ばかり増やすのは、落ち目企業の典型
会議・会合ばかり増やして実務・作業時間を減らすのは、生産性の悪化した企業が陥る典型的な悪例です。
それは、ほとんどの仕事は会議室ではなく現場で進むものだからです。会議室で雁首を揃えていたって、旋盤やボール盤の横に積み上がった仕掛品は減りませんし、営業先との取引交渉も進みませんし、デスクに積み上げた資料は企画書に変わりません。

正式な国会委員会や政党組織がありながら、官僚の専横を許してしまうのは、その仕事能率の悪さに起因しているのではないでしょうか? 一議員で、実態調査だけで10人超、それらを分析・立案にまとめるだけで4、5人の秘書を抱えるなど、国会議員の質を上げる方が妥当でしょう。

そもそも、官僚が、国会議員相手に勉強会で講釈をしている現状に対して疑問を持たなければなりません。国会議員と官僚の関係は、管理職と従業員、取締役と執行役、株主と企業のような形であるはずです。
国会議員に講釈することに慣れた官僚たちを恐れさせるには、国会が人事権を握って「国会が飢えである」と示した方が早いように思います。

おそらく首相官邸はホワイト・ハウスにならない
日本の首相官邸の国内権限が、米国の大統領府(ホワイト・ハウス)が持つそれに及ばないのは、確かにそうでしょう。

けれどもその背景には、日本国の内閣総理大臣は議院内閣制の下、有権者の代表である国会議員が国会議員の中から選ぶ役職。一方の米国大統領は、米国民が大統領選挙で直接的に投票して選ばれ、議会に対する拒否権発動をも許されている国家元首。と、役職の性質や権限が大きく異なります。

役職の性質、権限が異なれば、配下に組織する政権機構も当然に異なるはずです。間接選挙で選ばれる内閣総理大臣がいる首相官邸は、直接選挙で選ばれる大統領がいるホワイト・ハウスとおそらくイコールとはならないでしょう。

国会議員のBPR(Business Process Re-engineering)を考える方が本道ではないでしょうか?

自民と民主、どっちがマシ?(1) 民主が減反選択制へ、参加農家に所得補償

民主が減反選択制へ、参加農家に所得補償
(読売新聞 7/25付)

民主党は24日、政権を獲得した場合、現行のコメの生産調整(減反)を抜本的に見直し、参加するかどうかの判断を農家に任せる「選択制」を導入する方針を固めた。

政府が農家に農産品の生産費と販売価格の差額を穴埋めする「戸別所得補償制度」と組み合わせ、農家ごとに設けるコメの生産量の上限に従った農家に限って所得補償の対象とする考えだ。減反を事実上継続することで、コメの過剰供給による米価暴落を防ぎつつ、農家の経営判断を尊重する仕組みを整える狙いだ。2011年度の導入を目指す。

民主党は、衆院選の政権公約(マニフェスト)の基になる政策集で「現行のコメの生産調整は廃止する」との方針を掲げ、将来的には減反全廃を目指す考えだ。

米価急落を避け、選択制でソフト・ランディング
しかし、現時点で減反を廃止すれば米価急落が避けられず、農家の打撃も大きい。「減反廃止に向けた過渡的措置」(民主党幹部)を検討した結果、政策集では所得補償の対象を「数量目標に即した生産を行った農家」として、具体的には一定の生産抑制効果が期待できる選択制の導入が妥当と判断した。

現行の減反制度は、すべてのコメ農家が参加することになっているが、実際には約3割の農家が応じておらず、コメの安定需給を確保するうえでも制度の見直しが課題となっていた。選択制が導入されると、農家は生産上限を守って所得補償を受けるか、補償を受けずに自由にコメを作るかを選べるようになる。

選択制で設定するコメの総生産量の上限は、国内消費量に見合う800万トン程度となる見通しだ。現行の減反目標と同水準のため、個々の農家に割り振られる生産量の上限は現在と変わらない可能性が高い。

民主党が掲げる戸別所得補償制度では、麦や大豆などの基幹農産物の生産量についても目標を設定する。主食用米以外の農産物は国内生産量が不足しているため、コメとは逆に目標を超えて生産量を増やすほど厚く補償が受けられる仕組みにする。

27日に発表するマニフェストでは「過渡的措置」との位置付けから選択制導入は明記しないものの、導入に向けた考え方を盛り込む方向で検討している。

減反全廃から一転、選択制へ・・・
減反については、5月29日に農水省が次のような試算を出しています。

――コメの生産調整(減反)で米価を維持しようとすると、10年後には国費負担が現在の2倍以上の年額4300億円に膨らむ可能性があることが、農林水産省の試算でわかった。減反政策には農家の不満が強いが、財政面からも制度の維持が国の重荷になりそうだ。農水省は試算をもとに、減反見直しに反対している自民党などに理解を求めるとみられる。

減反の見直しは政府の農政改革の焦点で、石破農水相が強い意欲を示している。関係閣僚会合の下、各省の担当者が参加した「農政改革特命チーム」が議論している。農水省は6月の特命チーム会合で試算を報告する予定。農水省内では、減反参加を農家の自主性に任せ、参加農家に限り所得を補償する「減反選択制」構想が浮上している。

現在、農家への転作助成金など減反の財政負担額は年間約2千億円。試算によると、今後、人口減に伴いコメの需要低下が見込まれ、米価を維持するには、減反強化が必要になる。財政負担は次第に増加。10年間の累計では3兆4700億円に達する。(朝日新聞 5/29付)――

民主党の減反全廃という主張は、てっきりこの「減反は将来へツケを回すことになる」という農水省の試算を取り入れたものだと思っていました。

“現実路線”といえば聞こえはよい話です。が、政権が取れそうなところへ来て減反選択制に転換したということは、「減反全廃を主張した時点で、米価下落へまで思慮していなかった」という証明でもあります。

「何でも反対野党だった民主」と「将来設計が出来なくなった自民」と、どちらがマシなのでしょうか?

裁判員対象起訴が大幅減少、検察“罪名落とし”か? 懲りないなぁ・・・“自称”法曹プロは

裁判員対象起訴が大幅減少、検察“罪名落とし”か
(共同通信 7/23付より)
裁判員制度の施行から2カ月間に起訴された裁判員裁判の対象事件は、計276件だったことが共同通信社の集計で分かりました。
月平均は138件ですが、これは過去5年の月平均起訴件数・258件を大幅に下回る数字。弁護士らは「検察が“裁判員裁判”を避けるため、強盗致傷を対象外の窃盗と傷害罪で起訴するなど“罪名落とし” をしている」と指摘しています。

共同通信の集計によると、裁判員制度が施行された5月21日から今月20日までに起訴された対象事件は、次の順。
(1)強盗致傷罪・・・・・・・・・・・68件(月平均34件)
(2)殺人罪・・・・・・・・・・・・・・・62件(同31件)
(3)現住建造物等放火罪・・・21件(同10・5件)
(4)強姦致死傷罪・・・・・・・・・17件(同8・5件)
(5)傷害致死罪・・・・・・・・・・・16件(同8件)

しかし、各罪状の過去5年の月平均起訴は強盗致傷が74.7件、殺人が53.2件、現住建造物等放火が25.5件、強姦致死傷が20.6件、傷害致死が16件。制度施行後の起訴件数は、過去の平均件数を大きく下回っており、半分以下の罪状まであります。

“罪名落とし”が疑われるケースとしては、例えば大分市で男が男性会社員をけって転倒させ軽傷を負わせた上、バッグを奪った事件。
同事件の捜査にあたった大分県警は、強盗致傷容疑にあたるとして検察へ送検しました。しかし、これを受けた大分地方検察は「暴行・脅迫の程度が強盗罪に問うほどまで達していない」として恐喝と傷害罪で、地方裁判所へ起訴しています。

また関東地方の弁護士によると、弁護人を務める被告は殺人未遂容疑で逮捕されたが、起訴段階では傷害罪とされました。この弁護士は「従来なら殺人未遂罪で起訴のはず。検察は慎重になっているが、被告には有利なので一概に悪いとも言えない。“罪名落とし”が多いという印象を持っている弁護士は多い」と話しています。

これに対し、検察幹部は「立証ができなくて罪名を落とすことはあっても、意図的にすることはない」と罪名落としを否定します。


懲りないなぁ・・・“自称”法曹プロは
日本の裁判員制度は、市民の司法参加から議論が始まりました。が、議論が深まったのは、裁判官、検察官、弁護士といった法曹プロたちの判決・活動への疑義、司法不信が高まってきたからです。

検察の求刑の8割という量刑相場があてはまる裁判官の判決。DNA鑑定など『科学的』というだけで証拠を鵜呑みにし、再鑑定をすることもなく有罪とした裁判官。日本国憲法を無視して、唯一の証拠が被告人の自白しかないのに有罪とする裁判官。
人権の名の下に、荒唐無稽な弁護を繰り広げたり、わざと被告人を心神喪失者に仕立て上げようとさえする弁護士。

さらに、検察官が起訴すれば99.9%有罪という異常な有罪率。検察審査会による「不起訴不当」「起訴相当」とした事件を、平然と不起訴としてきた検察官(5月施行の改正検察審査会法より、審査会が「起訴相当」を2回議決すると、自動的に起訴となるように改善)。

検察の机上で完結させられる“密室司法”
有罪率・99.9%ということは、裁判官、弁護人、傍聴人がいる公判ではなく、「検察官の机上」で実質的な裁きを完了させているということです。これで冤罪がゼロなら国民の納得も得られるでしょうが、高い有罪率を無実の被告人への脅しに使い、冤罪へ追い込む例が後を絶ちません。

そもそも検察官が「有罪を見込めるものに限って起訴する」ということ自体、密室裁判への歴史的反省から導き出された、日本国憲法・第82条「裁判公開の原則」に反する可能性があります。

裁判官が判決の言い渡し時に判決理由をあわせて朗読するように、検察官が不起訴処分とするなら、不起訴とする理由を広く公開する制度があっても良いはずです。そうした公正性を担保して初めて、「検察は不当起訴を生まないようにしているのだ」という検察官の意見にも説得力が出てくるでしょう。

法曹人に求められているのは、“完璧”ではなく“公正”
裁判は、法律の専門家ではあっても、いずれも完璧ではない人間がやる行為です。誤りがないわけがありません。だからこそ、公の場に出して、多くの人の目で監視ができるようにする必要があるわけです。
にもかかわらず、有罪率・99.9%という数字が一人歩きし、ただただ威圧的・権威的なものと成り果てた司法。

裁判員制度は、ようやくそこへ「市民の目」というメスを入れるべく整えられた制度です。それなのに、また始まった「検察官の机上」で済ませようとする“密室司法”。

強盗致傷罪が成立しなくとも即無罪とはならない
刑事訴訟法には「訴因変更」という手続きが定められています。

刑事訴訟法・第312条
裁判所は、検察官の請求があるときは、公訴事実の同一性を害しない限度において、起訴状に記載された訴因又は罰条の追加、撤回又は変更を許さなければならない。
2.裁判所は、審理の経過に鑑み適当と認めるときは、訴因又は罰条を追加又は変更すべきことを命ずることができる。
3.裁判所は、訴因又は罰条の追加、撤回又は変更があつたときは、速やかに追加、撤回又は変更された部分を被告人に通知しなければならない。
4.裁判所は、訴因又は罰条の追加又は変更により被告人の防禦に実質的な不利益を生ずる虞があると認めるときは、被告人又は弁護人の請求により、決定で、被告人に充分な防禦の準備をさせるため必要な期間公判手続を停止しなければならない。


つまり先述の大分市のひったくり犯についても、強盗致傷罪で起訴した後に、公判を通じて恐喝と傷害の併合罪が妥当となった場合、そのように変更することが認められているわけです。検察官が自身の机上で“罪名落とし”をやらなくとも、検察官は裁判という公の場で正々堂々と訴因変更し、被告人へ追及すべき責任を問えばよいのです。

市民を信じない検察には、当然、市民も反感を返します。検察が密室で“罪名落とし”をするようでは、市民と法曹界との隔たりは拡がるばかり。このようなこじれた市民と法曹の関係は、「公正な裁判を実施する」という公益にとって大きな障害となります。

検察には、強盗致傷罪の起訴件数が月平均74.4件から34件に減ったことなどについて、『秋霜烈日』を掲げるのに相応しい説明義務があるのではないでしょうか?

第68回オリコン調べ「本」ランキング 今週発売の注目本:もやしもん、ああっ女神さまっ、チェーザレ

第68回オリコン調べ「本」ランキング(7月13日~7月19日)

▽書籍総合
1位:ドラゴンクエスト9 星空の守り人 NDS版
 大冒険プレイヤーズガイド(Vジャンプ編集部)・・・121,252部
2位:1Q84 Book1(村上春樹)・・・56,980部
3位:1Q84 Book2(村上春樹)・・・45,230部
4位(↑):日本人の知らない日本語(蛇蔵&海野凪子)・・・37,524部
5位(↑):日本を貶めた10人の売国政治家(小林よしのり)・・・23,746部
6位(初):別冊カドカワ 総力特集 福山雅治
 (角川グループパブリッシング)・・・20,154部
7位(↑):NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編
 (火坂雅志、小松江里子、NHK)・・・19,481部
8位:家庭教師ヒットマンREBORN! 隠し弾3
 ミルフィオーレ・パニック(子安秀明、天野明)・・・15,138部
9位(↑):かいけつゾロリ きょうふのちょうとっきゅう
 (原ゆたか、原京子)・・・14,896部
10位(初):黒魔女さんが通る!! PART11
 恋もおしゃれも大バトル?の巻(石崎洋司)・・・14,393部
――10位にランクインした『黒魔女さんが通る!!』は、『獣の奏者』や『赤毛のアン』『若草物語』などを出している青い鳥文庫の新刊。さらに11位へ『小学館の図鑑NEO+ くらべる図鑑』、12位へ『しっぱいに かんぱい!』が入ってきており、オリコンランキングも夏休みの雰囲気です。


▽コミック
1位(初):ハヤテのごとく! 20(畑健二郎)・・・160,108部
2位(初):クロスゲーム 15(あだち充)・・・106,249部
3位(初):FAIRY TAIL 16(真島ヒロ)・・・101,480部
4位(初):あずまんが大王 2年生 新装版(あずまきよひこ)・・・79,812部
5位(初):史上最強の弟子ケンイチ 34(松江名俊)・・・75,959部
6位(初):絶対可憐チルドレン 17(椎名高志)・・・71,091部
7位(初):桜姫花伝 2(種村有菜)・・・58,509部
8位(初):学園アリス 19(樋口橘)・・・57,917部
9位(初):神のみぞ知るセカイ 5(若木民喜)・・・56,837部
10位:エンジェル・ハート 30(北条司)・・・54,576部
――先週から残ったのは、シティーハンターの続編である『エンジェル・ハート』のみ。ほか9冊はすべて入れ替わる結果となりました。

19巻目と息の長い『学園アリス』は、炎を生み出したり、人や動物を意のままに操ったり、生き物のように動くぬいぐるみを作れたり、特殊な薬を調合できたりといった特殊能力(=アリス)を持つ子どもたちを集めた教育機関・アリス学園を舞台にした物語。

小さな田舎町で育った、気のおけない親友である佐倉蜜柑と今井蛍。
ある日、不思議な機械を発明できるアリスを持つ蛍はアリス学園へ転校することになるが、蜜柑は「アリス学園は一度入ったら二度と出られない場所」と聞き、単身、親友である蛍の後を追う。しかし、学園についた蜜柑は、自分にもアリスによる干渉を無効化する「無効化のアリス」があることが分かり、同学園教師・鳴海の計らいでアリス学園へ入学。再び蛍と一緒にいられるようになるが・・・。



▽文庫
1位(初):居眠り磐音 江戸双紙 30 侘助ノ白(佐伯泰英)・・・96,006部
2位:終末のフール(伊坂幸太郎)・・・52,497部
3位(初):生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録 6
 (葵せきな)・・・24,174部
4位:とある魔術の禁書目録 18(鎌池和馬)・・・23,851部
5位:向日葵の咲かない夏(道尾秀介)・・・17,909部
6位(↑):人間失格(太宰治)・・・17,093部
7位(↑):官僚たちの夏(城山三郎)・・・16,883部
8位(初):一瞬の風になれ 第1部 イチニツイテ(佐藤多佳子)・・・16,269部
9位(↑):思考の整理学(外山滋比古)・・・14,330部
10位:ライヴ(山田悠介)・・・14,002部
――初登場8位の『一瞬の風になれ』は、春野台高校陸上部を舞台にした青春ストーリー。2007年本屋大賞、吉川英治文学新人賞受賞作。

春野台高校に入った神谷新二は、中学までサッカーをしていたが、自分の限界を感じて高校でのサッカーをあきらめていた。そんなとき、同じクラスの根岸康行に誘われ、親友の一ノ瀬連と共に陸上部へ入ることになる。ターミネーターとあだ名されるほどの努力家・新二と、中学2年の時に全国大会で7位にまでなったが陸上を離れていた連。
「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」
新二と連の陸上に懸ける高校生活が始まる。



◆オリコンランキング(11位以下の書籍ランキングはページ中ほど)

今週発売の注目作・・・
某農業大学の樹ゼミへ流されるままに入った沢木惣右衛門直保の日常を描く『もやしもん 8』
猫実工業大学を出てモーターサイクルショップで働く森里螢一と女神・ベルダンディーのラブコメ『ああっ女神さまっ 39』
イタリア・ルネサンス期、軍人であり政治家であったチェーザレ・ボルジアを描いた『チェーザレ 7』

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<アマゾンで今週発売の注目本を買う>
もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)/石川 雅之

¥560
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ああっ女神さまっ 39 (アフタヌーンKC)/藤島 康介

¥510
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チェーザレ 7―破壊の創造者 (KCデラックス)/惣領 冬実

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学園アリス 19 (花とゆめCOMICS)/樋口 橘

¥420
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一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)/佐藤 多佳子

¥520
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一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ- (講談社文庫)/佐藤 多佳子

¥580
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一瞬の風になれ 第三部 -ドン- (講談社文庫)/佐藤 多佳子

¥780
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黒魔女さんが通る!! PART11 恋もおしゃれも大バトル?の巻 (講談社青い鳥文庫 217-17)/石崎 洋司

¥651
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くらべる図鑑 (小学館の図鑑・NEOぷらす)

¥1,995
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『ナウシカ』『ラピュタ』『トトロ』などの原画を手がけた、アニメーター・金田伊功氏が死去

奈良県出身のアニメーター・金田伊功氏死去
(毎日新聞 7/23付より)

その独特の技法に憧れてアニメーターになったという“金田フォロワー”を生むほど、日本アニメ界に大きく貢献されたアニメーター・金田伊功氏が、21日、心筋梗塞のため死去されました。57歳でした。

ジブリ映画の多くで原画を手がけており、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』に参加しています。デビュー作は『魔法のマコちゃん』、最近の参加作品は『青の6号』や『ファイナル・ファンタジー』など。

“金田フォロワー”を形成したアニメーター
金田氏がデビューした頃、日本のアニメは「枚数を少なくする」ということが強く求められました。枚数が増えればそれだけ描く人員と時間が必要であり、コスト削減には、枚数抑制がもっとも分かりやすかったわけです。

そうした「少ない枚数で動きを出す」ことを求められる中で生み出されたのが、大胆に遠近感を誇張する“金田パース”、キャラクターの手首や足首を思いっきり曲げさる“金田ポーズ”、緩急をつけながら舞うように動くアクロバティックなメカ表現といった金田スタイルでした。

金田スタイルは日本のアニメーションにひとつの変革を起こし、『名探偵コナン』劇場版や『D.Gray-man』などの鍋島修氏、『ルパンⅢ世』劇場版や『名探偵コナン』などの亀垣一氏、『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』などの摩砂雪氏といった“金田フォロワー”と呼ばれる世代を形成しました。

その後のアニメーターへの影響も強く、『交響詩篇エウレカセブン』『ガンダム00』『ソウルイーター』などの橋本敬史氏、『コードギアス』『鉄のラインバレル』『戦場のヴァルキュリア』など吉田徹氏も、金田氏のファンであることを公言しています。

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このブログでは「せんとくん騒動」の時、奈良出身のアーティストに参加してもらえばよいとした話をし、楳図かずお氏や森下裕美氏、堂本剛氏とともに金田伊功氏を挙げていました。

昨日のギタリスト・アベフトシ氏の訃報といい、「世界をもっとおもしろくできる人材」が亡くなっていくことは本当に辛い。

元ミッシェル・ガンのギタリスト、アベフトシさん急死 今年は、『ロックフェス・イン・黄泉』か!

元ミッシェル・ガン・エレファントのギタリスト、アベフトシさん急死
(サンケイスポーツ 7/22付より)
ギタリストのアベフトシ(本名・安部太)さんが、22日未明に急性硬膜外血腫のため死去したと所属事務所の公式ホームページで発表されました。43歳でした。

アベさんは「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のギターとしてバンド解散の2003年まで所属。その後はソロとして数々の仕事に携わっていました。昨年末に国立代々木競技場第二体育館で行われた吉川晃司のライブに出演して以降、しばらく表舞台から遠ざかっており、次なる動きが注目されていたところでした。

葬儀は親族の意向により親族、友人のみで執り行われるとのこと。


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今年は、『ロックフェス・イン・黄泉』か!
スクナビコナのガレージ・ロックへの入り口は、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTでした。
音楽を聴き始めたのは、X JAPANがメジャーになり、LUNA SEAやGLAY、L’Arc~en~Ciel、MALICE MIZER、SHAZNA、PENICILLINEなどヴィジュアル系が一気に音楽界を席巻した頃。その後は、HALLOWEENなどジャーマン・メタルから洋楽へ入り、改めて日本のHM/HRを遡ってLOUDNESSやANTHEM、聖飢魔Ⅱなどを聴くようになりました。

聖飢魔Ⅱは、ぜひ『真昼の月』から聴いて欲しい。閣下への先入観が打ち砕かれるのは間違いなしです。“ヴォーカリスト”デーモン小暮閣下の真骨頂は、『GIRLS’ ROCK』の試聴でも垣間見ることが出来ます。
GacktさんやTOSHIさんがそうであるように、個性の強いバンドには相応のヴォーカリストが必要なわけです。

話が逸れました・・・。ヴィジュアル系から入ったスクナビコナにとって、パンク・ロックやガレージ・ロックは縁遠い世界。知っているのは黒夢ぐらいでした。

そんな中、大学の先輩が演奏した『G.W.D』に影響を受け、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKY JET CITY、ギター・ウルフなどへと音楽の世界が拡がっていきました。ブルージーなギターサウンドの良さが分かったのは、この時が初めてで、「あのカッチョイイ音はどうやったら出るんだ?」と聴き入りました。

その後は、Hi-STANDARDや椎名林檎、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなど新しく出てくるバンドも聴きつつ時代を遡り、忌野清志郎さんにまで辿り着きました。いま思えば『G.W.D』との出会いがなければ、忌野さんもスクナビコナにとっては、「数いる有名なアーティストの一人」だったかもしれません。

忌野さんに続いて、アベさんまで逝かれるとは・・・。今年は、『ロックフェス・イン・黄泉』か!

自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(4) 予算編成は民主でも可能

マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし
自民による民主批判はいつも決まって「良いことばかり言うがその財源は?」であり、民主の答えも決まって「ムダ使いを止めれば捻出できる」と返すだけ。いつもこの“財源の裏付け”で両者の議論は行き詰まりを見せ、結局、自民の「民主党の話は空論だ!」、民主の「自民だから出来ない。我々ならやれる!」という単なる言い合いで終わってきています。

こうした使えるお金があるかという“財源論争”は、どちらの施策がより好ましいかというより高次な“政策論争”に至っていません。
だって財源の本当のところは、唯一、国の懐事情を知っている財務官僚しか分かりませんよね? 財源の信憑性・信頼性という話は有権者に問うてはいけない話であり、政策とそのための予算をあわせて出すべく政党という“組織”があるわけです。

党組織で自民党が圧倒的なのは確かです。が、民主党にも議員と政策秘書、公設第1秘書、第2秘書だけで800名を超える人材がおり、党員は4万4,340名、サポーターは22万2,407名もおり、民主にも予算編成はできないわけではありません。

自民の手の内はすでに分かっている
自民党がどのような予算を組むかは、おおよそ予測がつきます。
なぜなら、自民党はいつも「財務省さんの言うとおり」だからです。その費用構成も数年来、変わっていません。国家予算の歳出は50兆円の一般歳出(≒国家事業費)と30兆円前後の国債返済費で構成され、一般歳出の中身も人件費で4.6兆円、公共事業で7兆円、文部科学や防衛費で7.1兆円、医療・年金で21兆円などパターン化されています。

そして財務省は7月1日に、平成22年度予算概算要求のための予算上限枠を、各省へ通達し終わっています。自民の手の内は分かっているわけです。

民主の予算案は財源見通し程度で充分
だったら、民主党も予算編成はできるはずです。
子ども手当の分をどうするか、子どものいない世帯からの所得控除を削ることで幾ら出てくるのか、高速道路無料化の分をどうするか。自民がこれまで、どの事業項目に幾らかけてきたかも明らかになっているため、手は掛かりますが民主党本部で検証は可能です。

そもそも民主の予算案については、財源の確保について見通しが付けば充分。仮に官僚が抵抗して情報を出さなかったところは「いらない事業と見なして」切り捨てれば良く、踏み込みの程度も1000万円単位で足ります。細かくできるところは10万円まで見積もってもかまいませんが、“仕事”としては不要の努力です。

お互いに平成22年度予算案を出し合えば、財源の有無などという財務官僚しか知らない話ではなく、自民と民主のどちらの政策がより好ましいかという話になります。そこには、民主案は常に空論扱いできない準備が整っているからです。

衆議院選挙の公示日は8月18日。有権者に握手して回る“顔売り”も必要でしょうが、真に“政権選択選挙”としたいならば、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示するところからスタートするのが筋です。

■平成22年度概算要求基準(↓別窓で大きくなります)

■平成21年度概算要求基準(↓別窓で大きくなります)

(了)

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◆自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(3) 人事、予算・・・官僚「民主待ち」(09/7/22)
◆自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(2) 民主党、年内予算編成に自信(09/7/21)
◆自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(1) 麻生首相が衆議院解散会見(09/7/21)

自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(3) 人事、予算、官僚は民主待ち

人事、予算・・・官僚「民主待ち」 地殻変動、09政権選択
(朝日新聞 7/22付)

衆院解散を決めた21日朝の閣議。解散書類の署名前に承認された国土交通省のトップ人事が、官僚たちの話題をさらった。

事務次官に72年入省の谷口博昭技監(60)を充てる一方、同期で次官レースを争ってきた竹歳誠・国土交通審議官(59)を留任させたからだ。新次官の同期は役所を去るというのが慣例だが、それを覆す異例の人事だった。

「谷口氏が民主党系大臣と衝突した際の受け皿人事」。国交省幹部はこう解説してみせた。政権交代をにらんで、政治の激変から組織を守る二枚腰人事というわけだ。

民主党は高速道路無料化やガソリン税の暫定税率撤廃を掲げ、公共事業の廃止・見直しも打ち出している。政権をとれば国交省が標的となり、技術系で道路行政の中核を担ってきた谷口氏が矢面に立つことになる。

対立が窮まったら、事務系の竹歳氏を後任に就けて難局をしのぐ――。そんな思惑が透けて見える。金子国交相は記者会見で「最強の布陣を敷いた」と胸を張ったが、竹歳氏の留任人事に質問が及ぶと「個別の話はしない」と話を打ち切った。

他の省庁も「民主シフト」を強く意識している。外交の継続性に不安を抱く外務省は、用意周到な人事で布石を打ってきた。

第1弾は、ジュネーブ国際機関政府代表部から今年1月、宮川真喜雄氏(58)を呼び戻し、国際協力局審議官に就けた人事だ。宮川氏は、小沢一郎・前民主党代表が竹下内閣で官房副長官時の秘書官。小沢政権となれば首相秘書官と目されていた。

ところが、小沢氏が辞任して鳩山由紀夫氏が後任代表となると、首相秘書官候補として山野内勘二・北米一課長(51)に白羽の矢が立った。21日付で内閣官房副長官補付に異動となった。総選挙のゆくえをにらんだ実質的な待機ポストである。

民主党の外交政策は固まっておらず、特に米政権内には不信感が強い。麻生政権を対米追随と批判してきた民主党が、在日米軍再編や自衛隊の海外派遣、北朝鮮問題など、直面する課題にどう向き合うのか。鳩山氏が細川内閣の官房副長官だったときの秘書官で、直前まで北米一課長だった山野内氏の「起用」には、人脈を生かして対米外交に影響力をもちたいという狙いが見え隠れする。

首相官邸や与党と密接に連携してきた財務省も、民主党とのパイプを強めている。

主税局の主な課には、課長補佐級の民主党担当を置き、法案や政策の説明に出向く。民主党議員の勉強会に参加することもあり、ねじれ国会になって以後、その回数は格段に増えた。政権交代が現実的となり、「民主チーム」の役割はいっそう重要になりそうだ。

主計局も両にらみを余儀なくされている。10年度予算案の概算要求締め切りは投開票日翌日の8月31日。麻生政権のもとでの概算要求は粛々ととりまとめつつ、政権交代となった場合の全面組み替えにも備える。主計局幹部は「概算要求には新しいものは入らないだろう。民主党がどういう政策を打ち出してくるかもわからない。両にらみで、淡々とできることをやっていくしかない」と打ち明ける。

政権交代の予兆をはらんで、官僚たちの暑い夏が始まった。

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自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(2) 民主党、年内予算編成に自信

民主党の経済政策:年内予算編成に自信、補正予算減額必至
(ロイター通信 7/21付)

[東京 21日 ロイター]非自民政権だった細川政権では本予算の成立が遅れ、「景気に水を差した」(林芳正経済財政担当相)とされ、民主党政権が誕生した場合、直ちに着手する予算編成作業にも市場の関心が集まる。

民主党幹部は来年度予算の年内編成に自信を示し、09年度の補正予算は減額修正する構え。ただ、選挙後の政権の枠組みによっては社民党や国民新党の主張との折り合いも必要になるため、民主党が単独でどこまで議席を伸ばすことができるかもカギとなりそうだ。 

政策決定プロセス変更でも年内予算編成に自信
民主党は自公政権との最大の違いを官僚主導から「真」に政治主導の政策決定による無駄の排除と位置づけ、予算の総組み替えで政策の実現を迫っている。

このため民主党が政権をとった場合、政策決定プロセスの抜本見直しに伴う法整備も必要。総選挙後の政治プロセスでは、9月中に召集される特別国会で首班指名後に組閣を行い、新政権が誕生。その後召集する臨時国会で、まず、国家ビジョンや予算の骨格を策定するための首相直属の「国家戦略局」設置に伴う法整備を行う必要がある。

政策の詰めと同時にこうした政治プロセスが生じるが、福山哲郎政調会長代理は政権発足後初の予算編成で「越年や暫定予算を組むようなかっこ悪いことを政権の最初にするつもりはない」と言明。藤井裕久最高顧問も「(年内編成には)十分に間に合う」として、年内編成に自信を示している。 

09年度補正減額で新規国債発行の減額も
具体的な予算編成作業で民主党は既に、1日に閣議了解した2010年度予算概算要求基準(シーリング)を見直す考えを表明。09年度補正予算でも無駄な事業の執行を停止し補正予算を減額修正する構えだ。

初年度の10年度予算では子供手当月額2万6000円の半分、高速道路料金の無料化の一部開始、ガソリン税などの暫定税率廃止などを実施する方針で、「われわれのマニフェストと違うものについてはできる範囲で(シーリングを)是正していく」(藤井最高顧問)。

09年度補正予算でもハコ物行政の典型として批判してきた「アニメの殿堂」など、無駄な公共事業や基金などへの支出を停止する方針だ。これにより、藤井氏は7兆円程度が削減できる可能性があるとし「賠償金を払っても止めさせる」と不用な予算の停止を強硬に主張。削減分は「一部を失業対策を含めた雇用対策や医療の偏在対策に充てる」とともに、多くは「借金の増大額を減らす」と09年度の新規国債発行の減額に活用すべきとしている。

福山政調会長代理も「われわれが意味がないと主張してきた15兆円の補正予算のうちムダなものの減額補正」を主張する一方で、「その時の経済状況によっては減額補正と合わせて必要なところに予算をつけるなどの問題がある」とみており、景気情勢をみながら現実的に精査していくこととなる見通し。 

税収や政権枠組みなどに不確定要素
ただ、不確定要素は景気情勢以外にもたくさんある。国債発行が現実に減額できるかどうかは09年度税収見込みの落ち込み度合いにもよる。直嶋正行政調会長は15日の記者会見で2009年度税収が当初見込みの46.1兆円に対して「大幅に不足することは間違いない。40兆円近いとの話もある」と見通した。08年度決算は7年ぶりの歳入欠陥となり不足分の7180億円と合わせて、数兆円前後の国債増発要因がくすぶっている。 

また、民主党は総選挙後の社会民主党や国民新党との連携を明らかにしており、民主党単独での議席数次第では、個別政策で他党の主張を組み入れざるを得ない局面に陥る。

民主党が主張する公務員人件費の2割削減では、社民党の重野安正幹事長は19日の民放テレビ番組で「民主党の財源論で難しい項目はある。(人件費で)簡単に2割、3割という話はできない」と異論を唱えており、民主党政権誕生直後に行われる政策合意からも目が離せない。 

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◆自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(1) 麻生首相が衆議院解散会見(09/7/21)

自民と民主は、マニフェストと共に平成22年度予算案を提示すべし(1) 麻生首相が衆議院解散会見

7月21日、18時から首相官邸で行われた解散会見は次の通り、

日本を守り、国民の暮らしを守るのはどちらの政党か
麻生太郎です。私は本日、衆議院を解散して国民のみなさまに信を問う決意をいたしました。日本を守り、国民の暮らしを守るのはどちらの政党か、どの政党か、政治の責任を明らかにするためであります。

私は就任以来、景気を回復させ、国民生活を守ることを最優先に取り組んでまいりました。
その間、私の不用意な発言のために、国民のみなさまに不信を与え、政治に対する信頼を損なわせました。深く反省をいたしております。また、自民党内の結束の乱れについてであります。私が至らなかったため、国民のみなさまに不信感を与えました。総裁として心からおわびを申し上げるところです。謙虚に反省し、自由民主党に期待を寄せてくださるみなさまの思いを大切にして、責任を全うしてまいります。

今回の総選挙に際し、国民のみなさまと三つの約束をさせていただきます。
私は昨年9月24日、内閣総理大臣に就任をした当時、世界は100年に1度、そう言われた金融・経済危機に見舞われました。アメリカ発の世界同時不況からみなさんの暮らしを守るのが政治の最優先の課題になったと存じます。私は政局より政策を優先し、自民党、公明党とともに、経済政策に専念してきました。はなはだ異例のことではありますが、半年あまりの間に、4度の予算編成を行いました。

おかげさまで、その結果が、ようやく回復、景気回復の兆しとして見えてきたところです。7050円まで下がっていた株価は、今日は9600円台まで回復をしております。企業の業績の見通しもよくなりつつあります。

しかしながら、中小企業の業績や雇用情勢などは依然として悪く、いまだ道半ばにあります。経済回復、この一点にかけてきた私にとりましては、確かな景気回復を実現するまでは、総理総裁の任務を投げ出すわけにはまいりません。日本経済立て直しには全治3年、従って景気最優先。日本の経済を必ず回復させます。これが一つ目のお約束です。

民主党の政策は「財源の裏打ちのないばらまき」
二つめの約束は、安心社会の実現です。私たちの生活には、雇用や子育ての不安、年金や医療の不安、格差の拡大など、多くの不安がつきまとっています。私が目指す安心社会とは、子供たちに夢を、若者に希望を、高齢者には安心を、であります。

雇用に不安のない社会、老後に不安のない社会、子育てに不安のない社会、これを実現する政策を加速します。行き過ぎた市場原理主義からは決別します。特に雇用については、従業員を解雇しない企業に対して助成するということで、月平均240万人の雇用を守っています。

また失業しても雇用保険が支給されない方々に対しては、職業訓練の拡充や訓練期間中の生活保障を行います。さらにパートやアルバイトの人たちの待遇を改善します。

少子化については、妊婦検診を無料にする助成を行いました。さらに小学校に上がる前の幼児教育を無償にすることにも取り組みます。

そのためには財源が必要です。私は景気が回復した後、社会保障と少子化に充てるための消費税率引き上げを含む、抜本的な税制改革をお願いすると申し上げました。国民のみなさまに負担をお願いする以上、大胆な行政改革を行う。国会議員の削減、公務員の削減や天下りやわたりの廃止。行政の無駄を根絶します。

増税は誰にとっても嫌なことです。しかし、これ以上に私たちの世代の借金を子や孫に先送りすることはできません。政治の責任を果たすためには、選挙のマイナスになることでも申し上げなければなりません。それが政治の責任だと思います。

他方、民主党は政権交代を主張されております。しかし景気対策、福祉の財源、日本の安全保障、いずれをとっても自民、公明両党の案に反対するだけ。具体的な政策は見えてきません。町工場の資金繰りの支援や仕事を打ち切られた人への生活支援など、極めて緊急を要した予算にさえ反対し、国会の審議を引き延ばしました。若い世代の保険料の負担を抑えるための年金改革法にも反対したのです。

子ども手当に5兆円、高速道路の無料化に2兆円など、財源の裏打ちのないけた違いのばらまき政策であります。予算を組み替えれば、何十兆円もわいて出てくるような夢物語。国連決議に従って北朝鮮の貨物を検査する、そういう法案についても審議に応じず、廃案にしてしまいました。この結果に一番喜んでいるのは北朝鮮ではないでしょうか。

「安全保障のまとまっていない政党に委ねるわけにはいかない」
財源を伴わない空論に日本の経済を任せるわけにはいきません。安全保障政策のまとまっていない政党に日本の安全を委ねるわけにはいかないのです。

日本の未来に責任が持てるのは、私の信じる自由民主党だけです。今回の総選挙はどの政党が政権を担うのにふさわしいのか、国民のみなさまに判断をしていただく大切な機会です。私はみなさまの生活を守るために、景気の回復と、安心社会の実現をお約束します。今度の総選挙は「安心社会実現選挙」であります。

国民に問うのは、政党の責任力です。この約束ができなければ責任を取ります。これが三つ目の約束であります。

政治の責任を果たす。重ねて申し上げます。子供たちに夢を。若者に希望を。そして、高齢者に安心を。そのために私は、私の信じる自由民主党の先頭に立って、命をかけて戦うことをみなさんがたにお誓い申し上げます。

宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が完成 今度は有用性を示す実績作りが焦点へ

宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が完成
(読売新聞 7/19付)

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」が、日本時間19日午前11時23分に完成した。
最後の構成部分となる「船外実験施設」を、ISSに長期滞在中の若田光一飛行士(45)らがロボットアームで設置。電力供給や通信機能が正常なことを、日本の宇宙航空研究開発機構が筑波宇宙センター(茨城県)の管制室で確認した。ISSの構想開始から27年。日本の宇宙開発にとって、大きな節目となる。

若田さんらは、船外活動をする同僚飛行士と協力。スペースシャトル「エンデバー」の貨物室からロボットアームで施設を取り出し、既にISSで稼働している「きぼう」の船内実験室の先端に取りつけた。
船外実験施設は、飛行士が滞在する船内実験室のいわば「ベランダ」で、放射線が強い真空の宇宙空間での実験や観測ができる。

宇宙機構の横山哲朗・有人宇宙環境利用ミッション本部サブマネージャは、記者会見で「日本にとって歴史的な日だ」と述べた。
若田さんは、31日にエンデバーで4か月半ぶりに地上へ戻る。

宇宙ステーション運用終了まで残り5年半?
国際宇宙ステーション(ISS)は、日米欧露など15カ国が参加している有人宇宙施設。
実験棟や居住棟、太陽電池パネルなどで構成されており、サッカー場に匹敵する大きさがあります。重量は約420トン。地上から高度約400キロの軌道上にあり、約90分で地球を1周しています。総事業費は5兆円規模で、日本は約13%を負担。

最初に構想が持ち上がったのは、1985年、米国レーガン大統領の時。1998年に最初の構造物を打ち上げ、ようやくこの度完成しました。

しかし、太陽電池など基幹部分を運用する米国は、2015年以降の予算を示していません。日欧露は2020年までの運用を働きかけていますが、金融危機の煽りを受けた今、運用延長は難しいのが現状です。

仮にこのまま2015年で運用が終わるとすると、ISSの残された時間は5年半しかありません。
構想から完成まで24年間で本格稼働が5年半だけというのは、なかなか効率の悪い設備投資です。「計画立案から着工まで13年、着工から完成まで11年もかけながら、5年半で閉鎖予定の工場」なんて、普通は建てませんよね?

宇宙空間だから仕方のないコストなのかもしれませんが、運用を延長できるならその方がよいでしょう。そのためにも今後は、残された5年半で可能な限り多くの宇宙実験をこなし、「国際宇宙ステーションは有用である」という実績作りを重視することが必要でしょう。


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◆インドと10月に宇宙実験、植物工場の可能性探る 15年の国際宇宙ステーション停止への備え(09/6/12)
◆「きぼう」の窓から日本見えた 若田飛行士が宇宙ステーションから撮影(09/4/25)
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◆「宇宙実験募集中」とは何事かっ! 「きぼう」実験室の稼動と共に曝された、日本宇宙開発の恥(08/6/6)
◆宇宙航空研究開発機構 土井飛行士の「紙ブーメラン実験動画」を初めて公開(08/5/2)
◆土井飛行士「きぼう」船内保管室に入る 参考資料:「船内保管室って何?」「ISSって何?」(08/3/15)

先週のニュース(7/13-7/19)東京都議選で自民大敗、民主党の問責決議で重要法案廃案へ

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――<特別編>―――――――――――――――――――
DRAGON GATE観戦レポート『7.19神戸ワールド記念ホール大会』
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7/19 民主党少子化対策 子育て世代に月・2万6000円の手当、配偶者の所得控除見直し

7/18 凶悪事件を対象に「時効廃止」、法務省勉強会が発表 訴求適用も視野、時効撤廃へ大きな一歩

7/18 奈良の車いす少女、正式入学へ 下市町が地裁への即時抗告を取り下げ

7/17 後世に伝えたい漫画、1位は『SLAM DUNK』 桜木花道の1位は文句なしですが・・・

7/16 第67回オリコン調べ「本」ランキング 今週発売の注目本:クロスゲーム、ハヤテのごとく!

7/16 国会実質閉会で肝炎法案が廃案へ「患者の命、置き去り」 ・・・あっさり「愛ある政治」捨てた鳩山民主党

7/15 児童虐待、「命の危機」に関わるもの3カ月で129件 ・・・家族は「家族関係」も意識して築くもの

7/14 麻生首相問責決議案、参議院本会議で可決 重要法案廃案へ、慢心・暴走を始めた民主党

7/14 臓器移植法、参議院も「A案の脳死=人の死」で成立 ・・・『脳再生医療』を待つことはできなくなるのか?

7/13 総選挙来月8月30日投開票 首相「21日にも解散」、与党幹部も同意 ・・・ようやく決めましたね

7/13 東京都議会選で自民大敗、自公あわせても過半数届かず 衆院選では“選挙前”争点整理を

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DRAGON GATE観戦レポート『7.19神戸ワールド記念ホール大会』

今回は、『7.19神戸ワールド記念ホール大会』観戦レポートです。

【6人タッグマッチ】
スペル・シーサー、×シーサーBOY、K-ness.
 vs
新井健一郎、神田裕之、○サイバー・コング
<パワーボム→踏み付けての3カウント>

シーサーズがK-ness.選手に合わせて青のコスチュームで揃えてきたものの、BOY奮戦できず。
新井選手のビール瓶攻撃を防いだりしましたが、流れはリアルハザードのペース。最後は、サイバー選手がBOY選手にパワー・ボム(相手を抱え上げて背中から落とす)を決めて3カウント。


【暴走十番勝負・最終戦】
דハリウッド”ストーカー市川 vs ○アブドーラ・ザ・ブッチャー
<エルボー・ドロップ→3カウント>

本物の“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャーが、どらげーマットに登場。

市川選手がゴング前に奇襲をかけるも、地獄突き一発でブッチャー選手の独壇場。リングへ上がるのもやっとなブッチャー選手に対して、いい所なしの市川選手。玉岡レフェリーに「何やってるんだ!」とはっぱをかけられるも、最後はエルボー・ドロップ(仰向けに倒れている相手へ、肘から体ごとあびせ倒す)にあえなく沈んでしまいました。

試合後、観客の声に応えて市っちゃんに再びエルボーを落としたり、観客と握手を交わしながら帰っていくなどブッチャーは礼儀正しかった。


【タッグマッチ】
×超神龍、アンソニー・W・森
 vs
○NOSAWA論外、MAZADA
<シャイニング・ウィザード→体固め>

アンソニー選手と超神龍選手のタッグがまったくかみ合わず、超神龍選手が一人で空回り。一方の東京愚連隊は、いつも通りの強さでした。
あまりの力の差を感じたのか。最後には、超神龍選手が自らマスクを脱いで反則負けを請うも、NOSAWA選手がそのマスクを被ってみせて却下。全日本・武藤社長のモノマネ付きでシャイニング・ウィザード(側頭部への膝蹴り)を放ち、超神龍選手から3カウントをとりました。


【シングルマッチ】
×谷嵜なおき vs ○Kzy
<新技?(後述)→3カウント>

ゴング前、Kzy選手に奪われたパイプ椅子を拳で打ち抜くなど、リアルハザードの面々をセコンドに連れたKzy選手に対して、WORLD-1の谷嵜選手が孤軍奮闘。

一方のKzy選手は何でもあり。3脚ものパイプ椅子で谷嵜選手の頭を打ち抜いて椅子の首輪を作ると、4脚目のパイプ椅子は椅子を跳ね上げてダメージを負わせます。それでも、谷嵜選手はKzy選手の攻撃を跳ね除けて、顎への蹴り、インプラント(相手を背中で逆さまに背負い、リングへ相手の頭を突き刺す大技)と2度のフォールチャンスを作りました。

しかしやはり、多勢に無勢。チャンスのことごとくをリアルハザード勢の乱入に阻まれ、試合はKzy選手ペースへ。最後は、Kzy選手が谷嵜選手を両足で挟み込み、バク宙の要領で谷嵜選手をマットへ突き刺して3カウント。セコンドなしにリアルハザードと戦うものではないと思わせる試合でした。


【オープン・ザ・トライアングルゲート王座 次期挑戦者チーム決定戦】
望月成晃、ドン・フジイ、○曙
 vs
×Gamma、横須賀享、KAGETORA
<あびせ倒し→3カウント>

WARRIORS-5の3人は善戦するものの、2m・200kgの曙選手は大き過ぎ。曙選手を2人係りでバックドロップするといった見せ場を作るのが限界でした。

不動の横綱を中心に望月選手、フジイ選手が試合を組立てて、Gamma選手がリング上に孤立。曙選手による高い高いのど輪落としの後、悲鳴の中で降ってきたエルボー・ドロップ。この一撃は返しましたが、次のあびせ倒しは返せず3カウント。


【オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合】
《王者組》吉野正人、B×Bハルク、○PAC
 vs
《挑戦者組》ドラゴン・キッド、岩佐拓、×戸澤陽
<360°シューティングスタープレス→3カウント>

トライアングル・ゲートらしい、6人が入り乱れる好試合でした。
2人の選手を相手にそれぞれインディアン・デスロックとDDTを仕掛けたり、ジャーマン・スープレックスに入った敵選手の背中に回り込んで膝を立てるなど、岩佐選手独特の技が飛び出し。3カウント確実と思わせるキッド選手のウルトラ・ウラカン・ラナが決まったり、戸澤選手の高角度ジャーマン・スープレックスも出たりと、挑戦者チームであるKAMIKAZEにも幾度か、勝機がありました。

しかし、全体としては王者であるWORLD-1の吉野・ハルク・PAC組が一段上。最後の最後に出したハルク選手のEVO(相手を肩に逆さに担ぎ上げて、頭から落とす大技)が戸澤選手に決まり、そこへPAC選手の360°シューティングスタープレス(コーナー最上段から宙返りの勢いを加えてのし掛かる空中技)が炸裂。
少し余裕を残した印象で王者チームが防衛を果たしました。


【オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合】
《王者組》斎藤了、○堀口元気
 vs
《挑戦者組》鷹木信悟、×YAMATO
<バック・スライド・フロム・ヘル→3カウント>

決してKAMIKAZEの鷹木、YAMATO組にとって悪くない立ち上がりでした。YAMATO選手が斎藤選手にアンクルホールドをかけるなど、新日へ参戦した成果も感じられました。が、中盤で鷹木選手がリアルハザードの斎藤、堀口組に捕まり、テープで手首をコーナーに縛り付けられて参戦不能の状態へ。YAMATO選手が一人、斎藤選手、堀口選手らによる攻撃を凌ぎ続けるという苦しい展開になります。

KAMIKAZEの他の面々も鷹木・YAMATO組のセコンドへ付いていましたが、同じくセコンドとして出てきていたリアルハザードの面々によって鷹木救出を阻止され、YAMATO選手の孤立が延々と継続。もう何度、YAMATOがフォールを返したのか分からなくなった頃、ようやく鷹木選手がテープをほどいて戦線復帰を果たし、試合をひっくり返そうとします。

リアルハザードセコンドが乱入による妨害を試みますが、KAMIKAZEのセコンドに付いていた戸澤選手がスピアー・タックルでこれを止めたのを皮切りに乱入を阻止。そして、YAMATO選手が堀口選手を捕まえ、このまま必殺技へいくかと思われた瞬間、リアルハザードセコンドがプロテインの粉をYAMATO選手の顔面にぶつけて形勢逆転。
目が見えなくなったYAMATO選手へ堀口選手が、バック・スライド・フロム・ヘル(逆さ押さえ込み)をかけて3カウント。王者チームの防衛となりました。


【オープン・ザ・ドリームゲート&オープン・ザ・ブレイブゲート ダブル選手権試合】
《オープン・ザ・ドリームゲート王者》○土井成樹
 vs
《オープン・ザ・ブレイブゲート王者》×CIMA
<マスキュラー・ボム→3カウント>

DRAGON GATEには珍しく、渋い一点集中攻撃が主体となったメインイベント。土井選手はCIMA選手が序盤で痛めた左膝を、CIMA選手は土井選手の腰をねちっこく攻める展開へ。

CIMA選手が土井選手の腰への執着は「序盤で膝を痛めたため、攻撃ポイントを絞りたかったのか?」との憶測しか浮かびませんが、土井選手によるCIMA選手への膝攻撃は奏功。

試合開始25分頃、CIMA選手が技を畳みかけて、土井選手へ得意のメテオラ(コーナー最上段から跳び、相手選手に両膝を立てる技)を決めました。が、膝への激痛でフォールまで行けないどころか、そこから動けなくなるほどのダメージとなります。

その隙をついて土井選手がCIMA選手を後ろから抱え上げ、そのままマスキュラー・ボム(相手を後方から抱え、両脚、右腕を決めて、丸め込むようにして頭から落とす大技)で3カウント。土井選手がドリームゲート、ブレイブゲートの二冠王となりました。


スクナビコナとしては、ツインゲート戦が消化不良でした。
鷹木・YAMATO組に戴冠して欲しかったというのもありますが、鷹木選手がコーナーに縛り付けにされるのはこれで2度目。汚い手であるとはいえ、不用意さを感じてしまいました。その間、鷹木選手への信頼か、自身の意地か、耐えに耐え続けたYAMATO選手には感動。

今回、無冠に終わったKAMIKAZE(鷹木、YAMATO、キッド、岩佐、戸澤、剣心)の巻き返しに期待したいです。

民主党少子化対策 子育て世代に月・2万6000円の手当、配偶者の所得控除見直し

民主の子ども手当…子供なし夫婦は負担増も
(読売新聞 7/19付)

民主党が次期衆院選の政権公約(マニフェスト)で掲げる「子ども手当」の制度の詳細が、明らかになった。

手当財源、配偶者控除などの見直しで
子ども1人当たり月額2万6000円を支給する手当の財源として配偶者控除などを見直す。子どものいない夫婦2人の世帯では、負担増となるケースもあるが、少子化対策のため国民に理解を求めるとしている。

「子ども手当」は民主党の目玉政策で、支給対象となる子どもは0歳から中学卒業まで。現行の児童手当とは異なり、親の所得制限は設けない。生まれた順番に関係なく、1人当たり月額2万6000円を支給する。政権獲得後、2010~11年度は半額の月1万3000円にとどめ、12年度から完全実施する。

完全実施には年間5兆3000億円の財源が必要で、予算全体の組み替えに加え、所得税の扶養控除や配偶者控除を見直すことで確保するとしている。

子供なしで配偶者が無職→負担増
所得控除の見直しに伴い、「65歳未満で子どもがおらず、配偶者が無職の場合」は負担増となり、年収500万円なら年間約3万8000円の新たな負担が生じる。

ただ、年金受給世帯は、配偶者控除を廃止しても、公的年金等控除の拡大や老年者控除(65歳以上)の復活により、差し引きで負担は軽減されるとしている。

民主党は、衆議院選立候補者に「(一部世帯では)負担増となるが、子どもは『未来の担い手』であり、将来の社会保障は子どもたちにかかっている」と理解を求めるための文書を配布し、有権者にアピールしていく方針だ。

読売新聞は批判的なようですが・・・
スクナビコナは、1日・120人の方が亡くなっている肝炎患者への支援法案や、拉致被害者救出のための手段であり国際公約でもある北朝鮮船への貨物検査法案を後回しにした“鳩山民主党”は、人非人の政権固執政党へ成り下がっていると思っています。

が、少子化対策と労働人口の縮小対策を併せて考えて、子ども手当を月額・2万6000円給付、配偶者への所得控除を見直すという社会保障の再設計には賛成です。

読売新聞はこの社会保障の再設計を指して「子供なし夫婦は負担増も」と、批判をあおっていますが、人口減少社会に陥っている日本において出生率向上・人口維持は至上課題。子どもを生んだ方が保障が手厚くなって暮らしやすくなる、というインセンティブは当然の結論ではないでしょうか?

働きたくても働けないのは、傷病手当や療養手当、広く生活保障の問題。生みたくても生めないから所得控除を受けられないのは、出産至上の保障政策をとれば甘受せざるを得ないことです。

賦課方式でも税方式でも、現役世代の拡充は必須
現行の年金制度は、現役世代から保険料を徴収して、引退世代に年金を支給するという「賦課方式」を採っています。現役世代がより多くの保険料納付をしない限り維持できず、引退世代は息子・娘夫婦を頼れなければ、自己破産をしていかなければなりません。

すべて基礎年金を税金で賄うとしても、やはり納税者の主力となる現役世代の拡充は必須。そのためには、優秀な女性人材に働いて欲しいわけです。しかし一方で、働く女性にも子どもを生んでいただかないと、中長期的には同じ引退世代の収入保障破綻がやってくることは目に見えています。

FXでも奨励して「皆、バクチで老後の資金を稼ぎましょう」というのも無くはないでしょうが、それは最早、国ではありません。
国の社会保障は、現役を続けられなくなって収入が途絶えるリスクを、広く薄く募った基金で賄うのが基本。広く薄く募る基金であればこそ、限られた月額負担で、寝たきりの老後でも支える“保障”が見えてくるわけです。


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蛇足
なおFXを“投資”と呼んでいるようですが、投資とは、そもそも出資金の拠出によって企業・団体の育成を図るもので、その儲けは出資金に応じた利益配当となるものです。為替レートの差額でもうけるFXには育成の要素はなく、投資と呼ぶに値しません。

「途上国の通貨を安定させて経済成長を支えよう」「環境問題に熱心なユーロを支えよう」という投資判断も採り得ますが、現実に起こっているのは貨幣が下落すれば逃げるだけ。“リスク分散”と言えば聞こえはよいですが、リスク分散ならその姿勢は「株式などとあわせて損益ゼロにもってくる」というのが本来。FXだけで稼ごうというのはやはりバクチです。

凶悪事件を対象に「時効廃止」、法務省勉強会が発表 訴求適用も視野、時効撤廃へ大きな一歩

凶悪事件を対象に「時効廃止」、法務省勉強会が発表
(毎日新聞 7/17付より)

森英介法相は17日の閣議後会見で、殺人など生命を奪った凶悪・重大な事件については、公訴時効の廃止が相当とする法務省内勉強会の検討結果を発表。「国民の正義観念が変化し、国家の刑罰権に期限を設けることは適当でない」としました。
法改正した場合、改正前に発生し、現在も時効が進行中の事件にもさかのぼって適用する「遡及適用」も憲法上許されるとの判断を示したものの、なお慎重に検討するとしています。

殺人など死刑が上限の罪については、05年の刑事訴訟法改正で公訴時効が15年から25年に延びましたが、時効廃止となれば、明治時代の旧刑事訴訟法(1890年制定)で時効制度ができて以来、初の抜本的な見直しとなります。法務省は早ければ今秋の「法制審議会(法相の諮問機関)」に、刑訴法改正案などを諮問する予定です。

検討結果では、国民の意識の中に「生命を奪った事件は他の犯罪とは質的に異なり、特別で厳正に対処すべきだという正義観念がある」と指摘しました。

生命を奪った事件は、特別で厳正に対処すべき
現行の時効制度は、
(1)処罰感情の希薄化
(2)犯人が一定期間処罰されていない「事実状態の尊重」
(3)証拠の散逸
を根拠としています。

これらについて森法相は、それぞれ「社会の処罰感情の希薄化という事情はもはや妥当ではない」「犯人を処罰して社会秩序の維持・回復を図ることを優越させるべきだ」「検察側に重い立証責任を負わせるが、起訴を断念するのは適当ではない」との反証を挙げて、制度の見直しの必要性を強調した。

時効制度廃止の対象は、「殺人など特に法定刑の重い重大な生命侵害犯」とし、傷害致死や危険運転致死など生命にかかわる罪も「均衡上、期間の見直しを行う必要がある」として延長を検討。一方で、捜査体制の維持や資料保管などの問題点も挙げ、今後十分な検討を要すると付記しました。

法改正前に発生した事件への遡及については、これまで遡及処罰の禁止を定めた憲法39条との兼ね合いが指摘されてきましたが、「実行時に適法であった行為を処罰したり、違法性の評価を変更して刑を重くするわけではない」として、「憲法上は許される」との見方を示しました。一方、05年の時効延長の改正時には遡及適用をしていない点との整合性から、政策上の是非をさらに検討するとのこと。

森法相の勉強会では、今年4月に次の4案を提示。
(1)時効の廃止
(2)期間の延長
(3)DNA型情報を被告として起訴する制度
(4)検察官の請求で時効を停止する制度

その後、被害者団体や学者、警察庁、日本弁護士連合会から意見を聴いたほか、国民からも意見募集。廃止と延長を組み合わせた結論に至ったとのこと。

世論に変化、薄くなった時効の存在理由
殺人事件の公訴時効を廃止するか、大幅な延長をするかは、人の寿命を考えれば実効性の意味で大きな違いはないと指摘されてきました。それでも法務省が廃止の方向へ大きく舵を切ったのは、被害者・遺族の思いに共感する世論の高まりが、時効の存在理由そのものを薄れさせたと判断したことが挙げられます。

しかし、時効を廃止した場合、捜査体制の維持や証拠物の保管など、捜査上のネックは大きい。事件発生から数十年を経た逮捕・起訴で公判が始まった場合、証言者の記憶があいまいになっていることも考えられ、検察側は重い立証責任を負うことになります。一方、被告側も、十分な反論を得ることが困難になると予想されます。

こういったハードルをどう克服していくか。遺族感情の尊重から始まった制度改正論議は、今後は学者や実務家を多数交えた法制審議会に場が移る。意義付けとともに、着地点へ向けた具体的な方策を明示することが求められます。

時効廃止へ一歩前進 問題は“ひき逃げ犯”
スクナビコナは、「殺人罪、強盗殺人罪、強姦殺人罪、内乱罪といった重罪」については、DNA情報データベースや20年前、30年前も振り返られるなどメディアをフル活用し、事件を風化させないようにして、時効は撤廃していくべきだろうと考えています。

捜査側の負担が危惧されているようですが、捜査に時期による段階を付ければ、運用は現実的に可能であろうと思われます。
例えば、最初は捜査本部を組織した“総力捜査”を行い、続いて他の事件との関係から人員を縮小しつつも専従班を編成して“専従捜査”を実施。専従捜査の期限は一定以上の検挙実績が見込める程度とし、その後は特定担当者を置いておく“継続捜査”へ切り替え。事件発生から最長・25年をもって未解決事件とし、米国のコールド・ケースのような専門部署が新証拠・新証言を得たときに動く“再捜査”とすれば、現状からの変更点はコールド・ケース専門部署の設置程度ではないでしょうか?

それよりもスクナビコナが最近、気にかかっているのは“ひき逃げ犯”の扱いです。
『警視庁24時』でしばしば報じられるように、交通死亡事故の多くはヘッドライトの破損片など物証が多く残ります。ですが、犯人がそのまま逃走手段とし得る自動車に乗っているため、逃亡・風化・時効を誘発しやすい案件でもあります。

被害者の死亡という甚大な損害を考えると、この案件に時効制度が適しているのか疑問を感じています。
回避が難しかった事故だったのか、飲酒運転のように文明の利器を無自覚に凶器とする無謀が生んだ犯行だったのか。被害者が死亡している場合、加害者を問い質す以外に真相をはっきりさせる方法がなく、法廷で明らかにした方が良ろしいように思います。


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関連記事
◆刑法を考える(1) ―飲酒運転の扱い、犯罪の時効―(07/12/25)
◆刑法を考える(2) ―飲酒運転の扱い・危険運転致死傷罪を再考―(07/12/26)
◆刑法を考える(3) ―飲酒運転の扱い・危険運転致死傷罪を再考―(追記版)(07/12/27)
◆刑法を考える(4) ―殺人、強盗など重犯罪の時効― 下着投げ込み犯が強盗殺人犯だった(07/12/27)
◆犯行から26年後に発覚した女性教諭殺害事件 遺族への賠償責任認める 今日の本:『家栽の人』(08/2/1)
◆“逃げ得”許さない画期的最高裁判決 「26年前の殺人」に対し遺族への賠償責任を認める(09/4/29)
◆足利事件の受刑者、DNA型一致せず 検察の「科学的捜査」を検証できる機関の創設を(09/5/8)

奈良の車いす少女、正式入学へ 下市町が地裁への即時抗告を取り下げ

奈良の車いす少女、正式入学へ 町が即時抗告を取り下げ
(西日本新聞 7/17付)

身体障害で車いす生活を送る奈良県下市町の谷口明花さん(12)と両親が町立中学への入学を求めていた問題で、同町は17日、明花さんの仮入学を許可するよう義務付けた奈良地裁決定に対する即時抗告を取り下げた。

下市町教委は取り下げの理由を「明花さんが仮入学し既に中学へ通っていることを重視した」としており、正式に入学を認める方針。今後はスロープ設置など環境整備も検討するという。

明花さんらは今年4月、校内がバリアフリー化されていないことなどを理由に入学を拒否する町らに対し、入学を認めるよう求め奈良地裁に提訴。地裁が6月、仮の入学許可を出すよう義務付ける決定をしたが、町は大阪高裁に即時抗告した。

明花さんは地裁の決定により町立下市中に仮入学、今月3日から登校しており、明花さんの代理人弁護士は「正式に入学が認められるなら訴えを取り下げる」と話した。

17日は中学の終業式で、明花さんも笑顔で登校。母親の美保さん(45)は「ほっとしたが、正式な就学通知を受け取るまではまだ不安です」と話した。

リハビリを続けてきた成果 正式入学が決まって何より
一先ず正式入学が決まって何より。下市町が仮入学への抗告を取り下げた以上、落ち着いて勉強が出来るようになるでしょう。

明花さんは、出生時の脳性麻痺により下半身や右腕に麻痺を発症。自分で車いすを使って少しなら移動できるものの、通っていた下市町立阿知賀小学校では介助員2人が付き添い、特別担任の元で学校生活を送っていました。

中学校への正式入学決定には、周囲の協力も大きいでしょう。が、寝たきり状態になることもある脳性麻痺に負けまいと、リハビリを続けてきた成果も大きいように思います。

硬直して動かなくなる脚を痛みを押して動かせるように訓練し、文字を書き取りプリントのマス目に収まるよう書けるまで練習してきたこと。そうした「出来ることを増やしたい」という意志と努力が、明花さんが一般の小学校へ通えた理由でしょうし、奈良地裁に一般の中学校への仮入学という決定を引き出させたのはその実績があればこそでしょう。

「養護学校も魅力的な進路の一つ」としていくことも必要
「養護学校卒業生の就職率・15%」
というのが現状です。これでは、養護学校は子どもを預かってくれる場所であって、子どもの将来を切り開いていく場所としての魅力を感じてもらうのは難しいところ。

長期的には現状を打開して、「養護学校も魅力的な進路の一つ」としていくことも必要だろうと考えています。なぜなら、養護学校の先生方はやはり身障児教育のエキスパートであるわけで、こうした人材に支えられる方が良いケースも多いと思われるからです。

「できるようになるまで勉強したい」を保障する教育環境
少し話が飛ぶようですが、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)でトップを走るフィンランドでは、「勉強は自分のためにすること」という風土が出来上がっており、「分からないままになるぐらいなら留年する方が良い」という評価が定着しています。
フィンランドでは留年を“恥じるべき失態”ではなく、“知的好奇心の表出”と捉えられているわけです。

フィンランドの学生たちは、「分からない箇所を分からないままにするのは嫌だ」「学校ではこの科目が習えなかったから習いたい」「もっといろいろなことを知りたいから学校に残る」という理由で“留年を選び”、「分かるまで学ぶ」という勉強本来の目的を追求しています。留年を選んだ学生への評価は、嫌みなしに「もっと勉強したいなんて、偉い!」なのだそうです。

社会人になってから重ねるキャリアを考えれば、より早く出来るようになった方がいいという競争意識がないわけではないでしょう。が、「○○君よりも順位が上だった」ではなく、「70点しかとれなかった。今度こそ100点満点をとろう」という方が比重は大きく、自然と学問に向き合う姿勢で違いが見られます。

養護学校に限らず、一般の学校でも共通していると考えていますが、スクナビコナは「できるようになるまで勉強したい」「満点がとれるまで教えて欲しい」という意志を保障できる教育環境が必要だと思っています。早咲きの天才・俊才がいるように、遅咲きの大器・秀才だっているはずです。

柔軟な留年制度と飛び級制度があれば、学校は「発見と達成」に満ちた、もっと魅力的な場所になると思うのです。


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関連記事
◆車いす少女の中学入学を拒否、財政難の奈良県下市町 今日の本:『ビル・ポーターの鞄』(09/4/5)

後世に伝えたい漫画、1位は『SLAM DUNK』 桜木花道の1位は文句なしですが・・・

後世に伝えたい漫画、1位は『SLAM DUNK』
(オリコン 7/17付)

本日7月17日は、1841年にイギリスの漫画週刊誌『パンチ』が創刊されたことに由来する“漫画の日”。
漫画の文化は古く、数え切れないほどの名作が日本にも存在するが、誰だって1冊くらいは「自分の子供や、次の世代の子供たちにも読んでほしい!」というほど、思い入れの強い作品を持っていることだろう。そこで、オリコンでは『後世に伝えたい漫画』をテーマに、「漫画に興味がある」10~30代の男女にアンケート調査を実施。その結果、バスケットボール漫画の金字塔である、井上雄彦の『SLAM DUNK』が1位に選ばれた。

▽後世に伝えたい漫画 TOP10
1位・・・SLAM DUNK(井上雄彦)
2位・・・ONE PIECE(尾田栄一郎)
3位・・・ドラゴンボール(鳥山明)
4位・・・ドラえもん(藤子・F・不二雄)
5位・・・サザエさん(長谷川町子)
6位・・・名探偵コナン(青山剛昌)
7位・・・こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
8位・・・ちびまる子ちゃん(さくらももこ)
9位・・・鋼の錬金術師(荒川弘)
10位・・・花より男子(神尾葉子)


1位の『SLAM DUNK』は、高校バスケットボールを題材にした青春漫画。ギャグ要素も盛り込みながら“仲間の大切さ”や“夢に向かって突き進む姿”など、感動的なシーンも満載で
「自分に大切なモノを教えてくれた作品だから」(埼玉県/20代/男性)
「面白いだけじゃなくていろいろなことを学べる。将来、子供にも読ませたい」(静岡県/20代/女性)
というように、同作を“人生のバイブル”と位置づける人が多かった。

続く2位は、モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団が“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を探し大海原を航海する、尾田栄一郎の『ONE PIECE』。
「賑やかな登場人物たちによって繰り広げられる冒険が楽しい」(静岡県/10代/女性)
「ワクワク感と感動をこれほどまで感じるに作品はないですね。読むたびに子供心を掻き立てられます」(京都府/20代/男性)
との意見が寄せられ、男女を問わず“笑って泣ける漫画”として定評があった。

3位にランクインしたのは、鳥山明の『ドラゴンボール』。友情や信念、躍動感のあるバトルシーンを事細かに描く同作には
「当時、幼いながらに何度も心を打たれた」(神奈川県/10代/男性)
「大人になった今読み返しても、やっぱり面白いと思えるので」(富山県/20代/女性)
と夢中になった人が多数。また、3月にハリウッドで実写映画化されていることから「世界に通用する漫画だと思う」(大阪府/20代/女性)と太鼓判を押す人も見られた。

ランキング結果や寄せられたコメントをみると、ただ単に面白いというだけではなく“人間として大切なモノ”を学べる作品がより高い支持を集めていることがわかった。まさにこの要素こそが「後世に語り継いでいきたい!」と感じる最大の理由なのかもしれない。

【調査概要】
調査対象:「漫画に興味がある」、「漫画にまあ興味がある」と回答した自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代、20代、30代の男女、各150人、合計900人
調査期間:2009年4月20日~4月24日
調査方法:インターネット調査

『SLAM DUNK』の1位は文句なしですが・・・
『コナン』が後世に伝えたい漫画であるかは疑問。江戸川コナンは格好いいですし、ミステリー漫画の名作であることも分かります。が謎解き中心の同作は、どうしても犯人が犯行へ至るまでの背景描写が弱い。連載枠内という制限があるから仕方がないのかもしれませんが。

同じミステリーなら『DEATH NOTE』(大場つぐみ、小畑健)でしょう。
自分の正義を信じて疑わない確信犯・夜神月の狂気と、キラが持ち得る危険な求心力、デス・ノートを巡る欲望の渦。一方で、月を追い込んでいくLやニアとの対決、その中で刑事としての正義を貫いて殉死する月の父・夜神総一郎などが深く描かれており、個人的には『DEATH NOTE』を推します。

2位の『ONE PIECE』には納得。「ヒルルクの桜」が一番ですが、最近では元・Mr.2の“ボンちゃん”がなかなか見せてくれます。
『ドラゴンボール』は、「友情・努力・勝利」の典型ですから、やはりランクインしてくる作品か。『ドラえもん』『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』は順当。

『こち亀』は、愛されるダメ人間である主人公・両津勘吉はともかく、大原部長や擬宝珠家などの知識人が豊富。全巻揃えるとちょっとした郷土資料館並みの資料になりそうですし、残したいですね。

『ハガレン』は、母親を錬成しようとしてエドの左足とアルの全て、アルの魂を止めるために更にエドの右腕を持って行かれるなど、万能に見える錬金術にかせられる「等価交換の原理」が意外と深いからなぁ。痛快さと重苦しさがちょうどよく同居しており、これも残したい名作。

少女向けでは『花男』かぁ・・・、これも個人的には『フルーツバスケット』(高屋奈月)を推したい。まっすぐな牧野つくしと少しずつ変わっていく道明寺司とのシンデレラストーリーよりも、十二支の呪いによって普通なら何でもないはずの人間関係に悩ませるフルバの方が好きです。

第67回オリコン調べ「本」ランキング 今週発売の注目本:クロスゲーム、ハヤテのごとく!

第67回オリコン調べ「本」ランキング(7月6日~7月12日)

▽書籍総合
1位(初):ドラゴンクエスト9 星空の守り人 NDS版
 大冒険プレイヤーズガイド(Vジャンプ編集部)・・・198,127部
2位:1Q84 Book1(村上春樹)・・・64,664部
3位:1Q84 Book2(村上春樹)・・・48,247部
4位:家庭教師ヒットマンREBORN! 隠し弾3
 ミルフィオーレ・パニック(子安秀明、天野明)・・・46,557部
5位:日本人の知らない日本語(蛇蔵&海野凪子)・・・38,985部
6位(初):ごくせん THE MOVIE オフィシャル
 PHOTO BOOK(ユー編集部)・・・17,970部
7位(初):ドラゴンクエスト モンスターバトルロード2
 カード版 超マスターズガイド(Vジャンプ編集部)・・・17,916部
8位:くるねこ 4(くるねこ大和)・・・17,329部
9位(初):NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編
 (火坂雅志、小松江里子、NHK)・・・16,745部
10位(↑):世界一の美女になるダイエット
 (エリカ・アンギャル)・・・13,984部
――3カ月半の発売延期を経てようやく発売された『ドラゴンクエスト9』の公式ガイドがトップ。主人公を自分の好みの容姿にできたり、クエストを重ねたり、複数人プレイができたり、基本職の上に上級職があったりと、MMORPG的なシステムになったようですね。個人的には1番の買いではないかも・・・。


▽コミック
1位(↑):家庭教師ヒットマンREBORN! 25(天野明)・・・154,234部
2位(↑):銀魂 29(空知英秋)・・・138,670部
3位(初):エンジェル・ハート 30(北条司)・・・111,839部
4位(↑):夏目友人帳 8(緑川ゆき)・・・88,645部
5位(↑):PLUTO 8(浦沢直樹、手塚治虫)・・・86,472部
6位(初):頭文字D 39(しげの秀一)・・・83,074部
7位(初):範馬刃牙 19(板垣恵介)・・・74,142部
8位:黒執事 7(枢やな)・・・66,954部
9位:STEEL BALL RUN 18(荒木飛呂彦)・・・64,344部
10位(↑):ギャグマンガ日和 10(増田こうすけ)・・・55,918部
――キラー・コンテンツの発売もなく、トップ10は小幅な動き。


▽文庫
1位(初):とある魔術の禁書目録 18(鎌池和馬)・・・76,505部
2位:終末のフール(伊坂幸太郎)・・・44,787部
3位(初):境界線上のホライゾンⅡ 下(川上稔)・・・24,338部
4位(↑):向日葵の咲かない夏(道尾秀介)・・・19,402部
5位:おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 1
 蜂蜜色の瞳(村山由佳)・・・18,641部
6位(初):銀しゃり(山本一力)・・・18,527部
7位(↑):人間失格(太宰治)・・・17,681部
8位(初):C3 Ⅶ(水瀬葉月)・・・17,336部
9位(↑):官僚たちの夏(城山三郎)・・・16,899部
10位:ライヴ(山田悠介)・・・16,875部
――ドラマ効果か、『官僚たちの夏』が31位から一気に9位へランクアップ。個人的には、「霞が関解体、地方分権と言っている中、何故に官僚主導の経済成長を図った旧通産省官僚をテーマにするの?」と思っているのですが、主人公・風越のモデルになった故・佐橋滋氏は随分と興味深い人物であったようです。


◆オリコンランキング(11位以下の書籍ランキングはページ中ほど)

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国会実質閉会で肝炎法案が廃案へ「患者の命、置き去り」 ・・・あっさり「愛ある政治」捨てた鳩山民主党

国会実質閉会で肝炎法案が廃案へ「患者の命、置き去り」
(毎日新聞 7/15付より)

衆議院選挙を控え激化する与野党の駆け引きで、廃案見込みとなった一部法案の関係者から15日、怒りや失望の声が上がりました。
今国会では『肝炎対策法案』は患者団体や薬害肝炎被害者が、『貨物検査特別措置法案』は北朝鮮による拉致被害者家族会などが成立を待ち望んでいたもの。「命が置き去りにされた」「あってはならない事態」。「選挙モード」にひた走る国会に対する不信感が増幅しています。

与野党が提出していた『肝炎対策法案』。
ウイルス性肝炎感染者は国内で推定約350万人おり、多くは輸血や注射などの医療行為・薬害が感染原因。患者たちは「治療体制を進めるには、ガン対策と同じような基本法が必要」と訴え、6月までに約30万人分の請願署名を国会に提出していました。法案は07年11月に与党、今年2月に野党4党がそれぞれ出したものの一本化できませんでした。

当初は譲歩に前向きだったとされる自民党は、薬害肝炎訴訟の元原告が民主公認で衆議院選挙出馬を決めると態度を硬化。国の責任を認める文言を入れるかどうかなど、逐一、両党の意見対立を表面化させるようになりました。患者側の多くは「政党の駆け引きに使われた」と受け止めており、厚生労働委員会の自民議員に要請に行った肝炎患者は「法案の内容より(元原告の)立候補が最大の障害」と告げられたと言います。

一方、民主党も今年に入って政権交代の機運が高まると、衆議院選挙“後”での成立にこだわり始めました。患者側が国会要請を続けている6月下旬、今国会で肝炎法案の審議はしないことを決定し、党内の肝炎総合対策推進本部を事実上解散しました。

被害者ら怒りの声
08年に全会一致で肝炎の総合対策を国会決議したにもかかわらず、審議もされないまま廃案の見込みとなったことに対し、患者団体や薬害肝炎被害者は15日、厚生労働省で会見を開き、今国会成立を求める運動の断念を表明した上で、怒りをぶつけました。この会見で薬害肝炎訴訟原告団代表の山口美智子さん(53)は「あきらめきれない気持ちでいっぱい。各党の手柄争いに(法案成立を)阻まれた。国会議員が優先するのは、国政より政権、国民の命より保身なのか」と涙声で訴えました。

また、14日に衆議院を通過した『北朝鮮に出入りする船舶などへの貨物検査をするための特別措置法案』も廃案となる見込みで、家族会と支援団体「救う会」などは強く反発しています。15日には声明を発表し、「北朝鮮に毅然とした態度を取るべき我が国が、当分の間国連による制裁に参加できないという、あってはならない事態になる」と抗議しました。

あっさり「愛ある政治」捨てた鳩山民主党
民主党代表の鳩山由紀夫氏は、「政治には愛が必要だ」「愛ある政治を」ということを主張してきました。これは当てこすりでも何でもなく、フジテレビ系列の『鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ』に1999年10月25日に鳩山氏が出演した頃には、既に「政治に愛を」ということを言い始めており、そして言い続けてきていました。

祖父・鳩山一郎氏が使っていた「リベラルは愛であり、この愛は友愛である」という言葉が元になっているようですが、鳩山由紀夫氏が自分は弱者の味方であるということを強調するようにして使ってきています。

しかし、故人献金問題の浮上、「東京都議選挙で大勝した今、一気に政権交代が達せられるのではないか?」「公明党と結べば長期安定政権も可能ではないか?」という政権交代への期待が見えた途端に、「残された法案について、すべて審議を拒否する」と宣言し、『肝炎対策法案』や『貨物検査特別措置法案』を廃案させました。

審議拒否を表明する記者会見では、口先ですべて与党の責任だと言っていましたが、首相問責決議案の提出は民主党側からのアクション。ポーズとしての審議拒否なら、『肝炎対策法案』や『貨物検査特別措置法案』などの採決を7月23日までに押し込んで、24日から審議拒否とだって出来たはずです。
これらの法案を切ったのは、誰がどう考えたって民主党です。

セレブの愛は、庶民の義憤とは次元が違うのでしょうか?
鳩山一郎元首相の孫で、総額・16億5641万円の資産を保有し、株式配当金だけで年間・840万円も稼がれる超セレブ・鳩山由紀夫氏。容態急変で明日がどうなるかも分からない薬害肝炎患者の救済を後回しにしておきながら、「私は愛がある」と言えるのですから、やっぱり庶民とは違いますね。
庶民は、「『肝炎対策法案』廃案」と聞いただけで義憤に身を震わせるのに。

結局、鳩山由紀夫氏の言っていた「愛ある政治」とは、鳩山由紀夫個人が政権の中枢にいて愛される「自己愛の満たされる政治」でしかなかったのでしょうか?

松下政経塾派も、諫言の一つでもおっしゃれば良ろしいでしょうに。松下幸之助の哲学は、鳩山由紀夫の友愛ごときに劣るのでしょうか?

児童虐待、「命の危機」に関わるもの3カ月で129件 ・・・家族は「家族関係」も意識して築くもの

児童虐待、「命の危機」に関わるもの3カ月で129件
(毎日新聞 7/15付より)

児童虐待により生命に危険が生じたり発達に影響するなどの深刻な事例がどのくらいあるかを、全国の児童相談所が昨年4~6月に初めて全国規模で調査。被害児童のうち7%に当たる、597人に深刻な事例がみられることが分かりました。

また、1年以上虐待が繰り返されるケースは4割にのぼり、被害者は5歳以下の乳幼児が半数。

専門家は「緊急度の高い虐待がこれだけの割合であるのは深刻で、社会全体で対応に取り組む必要がある」と指摘します。

児童相談所による児童虐待全国調査(昨年度分)
本調査は、昨年4月施行の改正児童虐待防止法で児童相談所の権限と責任が大幅に強化されたことなどを受け、全国児童相談所長会(会長・丸山浩一東京都児童相談センター所長)が実施。昨年4~6月、全国197の児童相談所のうち195カ所が、虐待とみなした全ケースについて回答したものです。
虐待の実態調査としては96年以来12年ぶりですが、深刻な事例か否かを調べたのは初。

調査によると、この期間に対応した被虐待児は8,108人。このうち▽頭の骨を折る▽衰弱死に近い状態で保護される▽極端な低体重、といった「生命の危機がある」子が129人いました。

また▽継続的な治療が必要▽成長障害や発達の遅れがある▽虐待とみられる明らかな性行為がある、といった「重度の虐待」を受けた子も468人にのぼりました。

これら深刻な事例の子供は虐待の影響で、
▽低身長など身体的な発達の遅れ・・・54人
▽骨折・・・・・・・29人
▽妊娠・・・・・・・ 3人
▽栄養不良・・・40人
▽知的な発達への影響・・・57人

虐待を受けた期間は1カ月未満が115人でしたが、3年以上という長期虐待も145人。被害年齢別では0歳児が最も多く114人、5歳以下で282人を占めました。主な加害者は実母が292人と半数近くなっています。

丸山会長は「速やかな保護が必要な一方、親子への接し方の難しいケースは多い。職員の数だけでなく、全体の対応力を高める必要がある」と話します。

社会全体で養育を-元児童相談所長の津崎哲郎
元児童相談所長で花園大学の津崎哲郎教授によると、「厚労省の調査で児童虐待が、昨年度も4万2,662件と増え続けている。問題意識が浸透し軽度のケースが掘り起こされてきたからともみられてきた。
実際は、緊急度の高い深刻な虐待もこれだけの割合で発生していることが裏付けられた。子供の家庭での養育状況が極めて危険な表れで、児相だけでなく社会全体で養育力の構築に早急に取り組む必要がある」と指摘します。

家族は「家族関係」も意識して築くもの
家族関係は、結婚前の夫婦関係がそうであったように、母子間、父子間の関係も意識して築いていくものです。

「夫が考えていることなんて、すべてお見通し」という豪語は、夫の日頃の言動から夫の考えを読んでいるからです。
「これをしているときは機嫌がいい」「ああいうことをするときは怪しい」といったこと、毎日の夫との会話、夫のリアクションを蓄積してきたこそ、自分とは違う思考パターンを持つ夫の言動と裏にある心情が分かってくるわけです。そこには、夫の言動を意識してきた月日があります。

赤ちゃんとの関係も意識して、時間をかけて築くもの
赤ちゃんに対しても同じ。赤ちゃんは、母親、父親とは別、赤ちゃん自身の頭で考えて生きています。そのため、赤ちゃんの言動から赤ちゃんの心情が理解できるようになるには、何度も意識的なトライ・アンド・エラーを繰り返す必要があります。

だって、自分だってお母さんのお腹の中から生まれてきた瞬間のことって、覚えてませんよね?
生後5カ月頃に使い始める「ママ」という喃語を聞いて、お母さんが「ママと呼んでくれた!」と大喜びする。赤ちゃんの方でも「ママ」という喃語を使うことで、この発話は喜んでもらえるものであるらしいと感じる。ここからようやく、言葉でのコミュニケーションが始まるわけです。

「積み木を持たせると投げてくる」「ぬいぐるみを持たせると噛み付いてる」「本はまだ読めないのに持ってると落ち着くらしい」・・・、赤ちゃんの行動って、親の予想通りになりませんよね?

赤ちゃんが自分の名前を呼ばれたとき、それが自分の名前だと認識できるようになるのは一般的に1歳頃だと言われており、それまでは泣き声、笑顔、喃語でのやり取り。誰がどう考えたって、夫とのコミュニケーションよりも圧倒的に困難であり、赤ちゃんの心情を読み取ろうとするのは非常なストレスとなるでしょう。思わず叩いてしまって、「これじゃ虐待だ・・・」と落ち込むこともあると思います。

そもそも赤ちゃんの行動は親の予想通りにならないわけです。ですから、予想できないことを前提に、「親のアクションに、赤ちゃんがどういうリアクションを返すか?」「赤ちゃんのアクションに、親がどうリアクションをすれば赤ちゃんが笑顔を返すか?」と、観察しましょう。

里親探しの新聞広告 関係構築はそれだけ難しい
スクナビコナの地元紙には、不定期に児童福祉施設による「里親探し」の新聞広告が出ます。スペースとしては、4分の1面分程度で、その子の顔写真と名前のほか、施設職員が感じているその子の性格が綴られています。
こうした新聞広告が出ると言うことは、母子、父子関係の構築に失敗する可能性はそれなりに高いということを示しています。

それだけ難しいことに臨んでいるわけですから、今「うまくいかないなぁ」と思っていても、全然おかしくないわけです。
赤ちゃんは赤ちゃん自身の頭で考えて生きていますから、親だからうまくいくわけではありません。実母より養母を慕う子どもは、フィクションドラマだけの話ではありません。ただ単に、他の大人らよりも接触時間が長いため、「母親、父親からのアクションに対して赤ちゃんが笑ってくれた」という成功例に遭遇しやすいというだけの話です。

いつ起こるか分からない成功例を発見するには、「赤ちゃんを観察する目」を増やすのが基本。
産科と小児科を隣接させて妊婦から母親になる間のサポートをし易くするとか、午前中の内科にできるお年寄りコミュニティーのように小児科にもママコミュニティーのスペース(特に人員配置は不要)を置くとか、公民館の空きスペースを利用して待機児童を抱えるママ同士のコミュニティーの場とするとか、赤ちゃんを抱えて育児の大先輩であるお年寄りコミュニティーに飛び込んでみるとか。ほかのママ友、パパ友ができれば、どんなことに困っているのかの共感や、1コ上のお子さんがいる方からのアドバイスも得られ易くなるでしょう。

低コストでの母子、父子関係構築サポートは、まだまだあるのではないでしょうか?

麻生首相問責決議案、参議院本会議で可決 重要法案廃案へ、慢心・暴走を始めた民主党

麻生首相問責決議案、参議院本会議で可決
(産経新聞 7/14付より)

参議院は14日午後の本会議で民主、共産、社民、国民新など野党が提出した『麻生太郎首相問責決議決議案』の採決を実施。賛成・132、反対・106票と、野党の賛成多数で可決されました。

首相に対する問責決議案が可決されたのは、昨年6月、福田康夫首相問責決議案が可決されたのに続き、現憲法下では2度目。
一方、これに先だって行われた衆議院本会議では『内閣不信任決議案』が与党の反対多数で否決されています。

民主党など野党側は問責決議可決を受けて衆参両議院で審議拒否に入る方針で、『北朝鮮貨物検査特別措置法案』は審議未了による廃案となる方向です。

重要法案廃案へ、慢心・暴走を始めた民主党
いくつかの地方首長選挙で勝利し、先の日曜日の東京都都議会議員選挙で大勝したとはいえ、民主党は、もう慢心・暴走を始めたようです。

『北朝鮮貨物検査特別措置法案』は、先日の米国軍による北朝鮮籍タンカー追跡によってその効果が立証されています。しかも7月7日の記者会見で、民主党の鳩山代表は『貨物検査法案』について、国会承認については議論が必要との見解を示した上で、「麻生内閣は末期症状を呈している。早くこの法案を審議して上げていく必要があるのではないか。審議にはわが党としても十分応じたい」と表明。その成立に意欲を見せていたばかり。

にもかかわらず、一地方選挙である東京都議選の勢いに乗っての『首相問責決議案』可決と国会審議拒否宣言。

『貨物検査法案』以外にも、母子加算復活、父子家庭への児童扶養手当給付、日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法改正、PTA・青少年教育団体共済法案、幹部公務員人事を内閣府に一元化する国家公務員法改正、政治資金規正法改正など大切な法案は、まだまだ残っています。こういうことを「無責任」というのではないでしょうか?

勢いに乗って党利党略を優先し、救済が必要なところへのしわ寄せを顧みない。民主党が批判してきた、かつての小泉内閣と同じような振る舞いです。民主党は政権交代を声高に叫んでしますが、このようなことで政権与党が勤まるのでしょうか?

臓器移植法、参議院も「A案の脳死=人の死」で成立 ・・・『脳再生医療』を待つことはできなくなるのか?

臓器移植法、参議院も「A案の脳死=人の死」で成立
(毎日新聞 7/13付より)
臓器移植法改正案は13日午後、参院本会議で採決され、3法案のうち、脳死を一般的な人の死とする「A案」(衆院通過)が賛成138、反対82の賛成多数で可決、成立しました。

採決は修正A案、A案に続き、現行法の枠組みを残しながら子どもの臓器移植のあり方を1年かけて検討する「子ども脳死臨調設置法案(E案)」の順で行う予定でしたが、修正A案が賛成72、反対135で否決後、A案が過半数を得て可決されたため、臨調設置法案は廃案となりました。臨調法案に賛成の共産党以外の各党は党議拘束をかけず、各議員が自らの死生観に基づいて投票しています。

改めてA案とは、「15歳未満の子どもの臓器提供を禁じた現行法の年齢制限を撤廃し、国内での子どもの移植に道を開くとともに、『脳死=人の死』と法律では初めて位置づけ」たもの。ただ、死の定義変更には強い慎重論が残っており、このため、A案提出者は審議の中で「『脳死=人の死』は、移植医療時に限定される」と答弁。修正A案との境界をあいまいにした形で採決に入りました。

◇成立した臓器移植法改正案骨子
(1)死亡者の意思が不明で遺族が書面で承諾していれば、医師は死体(脳死した者の身体を含む)から臓器を摘出できる
(2)本人の意思が不明でも、家族が書面で承諾していれば医師は脳死判定できる。家族には、脳死判定をすえうことも拒否ができる
(3)親族に臓器を優先提供する意思を書面で表示できる
(4)政府は虐待児から臓器が提供されないようにする


外国での移植を断たれる前にと急がれた採決
現行法では15歳以上でないと臓器提供ができず、小児が自分のサイズにあう臓器の移植を受けるには渡航するしかないのが現状。
しかし、世界保健機関(WHO)は海外での移植の自粛を求める方向で、将来渡航移植の道が狭められるのは確実。97年の法施行以降、日本国内の脳死移植は81件にとどまっており、A案は年齢制限の撤廃とともに脳死を人の死とすることで、臓器提供の機会拡大を目指しています。

臓器移植法の改正をめぐっては、6月18日、衆議院でA案が投票総数の6割の賛成で可決され、参議院へ送付。
しかしA案に対し、参議院側は「移植の拡大は必要だが、死の定義変更には社会的合意がない」と考える議員も多くいました。このため、与野党の有志はA案を踏襲しつつ、死の定義は現行通りに臓器移植時に限定する修正A案を提出。さらに『脳死臨調』を設けて、1年間で審議を尽くそうというE案が出されていました。

答弁において、A案と修正A案の差をあいまい化
A案支持の中核議員は「脳死の位置づけを変えたらA案の意味がない」と修正を拒否。修正A案を「中途半端」と判断した議員が多数を占めていました。が、「一般医療で脳死後の治療中止が広がりかねない」といった慎重論には配慮せざるを得ず、A案提出者(富岡勉衆議院議員)は、次のように答弁でA案と修正A案の“あいまい化”を図っています。

――第171回国・本会議・第33号 09年6月26日(金曜日)
A案提出者・冨岡勉議員
「現行法を改正するに当たり、国民に対し平等に、臓器を提供する権利、提供しない権利、移植を受ける権利と受けない権利をそれぞれひとしく保障することが必要であります。

それでは、脳死は人の死でありましょうか。日本以外の先進国では、脳死は人の死とされております。臨時脳死及び臓器移植調査会、脳死臨調は、平成4年に脳死を人の死とすることについてはおおむね社会的に受容されていると答申しています。また、最近の世論調査では、脳死を人の死と回答する割合が約6割に達しております。しかし、日本では脳死は人の死であることに対していまだ様々な考え方があり、脳死を受け入れられない方々が脳死判定を拒否できるように、本案では脳死判定をするかどうかを家族の判断にゆだねることとしています。

一般的に、脳死判定には、頭部外傷などの重症脳障害の患者の予後不良を診断するための脳波計などを用いて行う臨床的脳死判定と、臓器移植を行う際のみに行われる法的脳死判定がありますが、これらをきっちりと区別する必要があります。

臓器提供に係る法的脳死判定では、脳幹反射の消失や無呼吸テストなどの法的脳死判定基準に従い、主治医とは異なる2名の専門医が一度判定を行い、6時間後に二度目の法的脳死判定を下した場合のみを脳死を人の死としています。すなわち、脳死が人の死であるのは、本案の場合も現行法と同じく、臓器移植に関する場合だけに適用されるものであり、一般の医療現場で一律に脳死を人の死にするものではありません

今回、本案においては、臓器移植法における本人の生前の意思を尊重する理念を生かしつつ、臓器の提供が認められる要件について、新たに、本人の意思が不明の場合にも、年齢を問わず家族が書面により臓器の提供を承諾した場合を加え、諸外国と同様に臓器移植が認められる要件をそろえようとするものであります。

本案の概要について御説明申し上げますと、第一に、臓器を提供できる要件について、本人が生前に書面によって臓器の提供意思を表示している場合に加え、本人が臓器の提供を拒否する意思を表示している以外の場合で、遺族が書面により承諾している場合とすることとしております。これにより、成人の移植機会が増加するとともに、小児にも臓器移植を受ける機会が生まれるものと考えます。
同時に、家族が法的脳死判定後にも臓器提供をしたくないときには、その権利は保障され、そのような場合には臓器提供されることなく、その後の医療保険の適用も保障されております――

我々有権者はマスコミを通じて、A案は『脳死=人の死』、修正A案は『脳死は臓移植時に限って死とする』と知らされていました。
けれども富岡勉議員の答弁(赤字部分)は、「脳死は臓器移植時に限る」「法的脳死判定後も、移植医療を拒否する場合には、治療継続と医療保険の適用も保障する」など、A案・修正A案の差をあいまい化を図っています。採決はこの答弁から17日後に行われており、不誠実な多数派工作の嫌疑を感じます。

A案に残された懸念される点
A案への懸念は、本人の意思が不明でも家族の同意だけで臓器摘出ができる点にもあります。
臓器摘出後に本人が拒否していたと分かるといった事態も否定できないため、親子での正解のない脳死論議の場が不可欠となったということです。子どもと脳死について考える機会をいかに作っていくか、年齢によって変わっていく可能性を含めて家庭で考えていくことが求められます。

また成人より難しいとされる、子どもの脳死判定も課題です。子どもの脳は回復力が高く、脳死から心臓死に至るまでの時間も成人より長いことが確認されています。脳死判定の精度向上と事後検証の整備は、これまで以上に強く求められます。

スクナビコナは、死の定義を心臓死と臓器移植時の脳死に限定する修正A案ないし、D案を推していました。

なぜなら、脳死と言われようとも助かる望みを捨てない家族を考えれば、また生き続けた症例がある以上は『脳死=人の死』に抵抗を感じるからです。もちろん一方には、臓器を提供できたことで「わが子の命が引き継がれた」と考える家族もおられるわけで、「脳血流の停止など、脳機能が不可逆的に回復しないと判定されたときは、積極的治療の停止『も』、臓器移植『も』できる」とするのが法律の限界点だと考えるからです。

自分の子どもには「○○は、臓器を上げたいと思うかもしれないけど、パパは○○の臓器を誰かに上げられる自信がない。○○が15歳になるまで、ときどき話し合おう」というのが限界です。

『脳再生医療』を待つことはできなくなるのか?
そもそも臓器移植という治療自体、臓器の適合率の見定めや摘出した臓器の移植、移植後から始まる免疫管理など高リスク医療。心臓移植に限れば、札幌医科大学の和田教授によって1968年に行われた事例が最初であり、40年までには考えられなかった高度医療です。

こうした高度医療は“今の医療水準では救えない”と苦悩する医師たちが、研究・実験・臨床実験を通じて認可を受け、実績を重ねてきた治療方法です。

では、脳死と判定されるような甚大な脳損傷も、今の医療水準では救えないだけで、5年後には救えるようになっている症例であるのかもしれません。
スクナビコナは、『脳死=人の死』とするA案が、甚大な脳損傷からの再生治療の道を断つという事態を非常に恐れています。これは、ブログでの議論で気が付いた、A案への一番の拒絶理由です。

甚大な脳損傷からの再生など、確かに実現できるかどうかも分かりません。が、万能細胞(iPS細胞)の研究は進行中であり、決して可能性はゼロではありません。それに、できるかどうか分からなかったのは、かつての臓器移植だって同じであったはずです。

けれども『脳死=人の死』とされたため、どうせ死んだものとするのだからと、厚生労働省も文部科学省も、「脳損傷からの再生研究費」の予算は削りにくるでしょう。予算が付かない上に、実現できるかどうかも分からず、臓器移植ドナーを減らす研究に研究員の集まりも悪くなるでしょうから、縮小に次ぐ縮小で研究分野自体が消えてしまうかもしれません。

他人から臓器をもらっても生きたいと願うのと同じように、医療技術の発展による脳の再生治療方法の確立を信じても良いはずです。
A案施行は来年。来年からは、『脳再生医療』を待つことはできなくなるのでしょうか?

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総選挙来月8月30日投開票 首相「21日にも解散」、与党幹部も同意 ・・・ようやく決めましたね

総選挙来月8月30日投開票 首相「21日にも解散」、与党幹部も同意
(産経新聞 7/13付より)

麻生太郎首相は13日昼、首相官邸で開かれた政府・与党連絡会議で、21日からの週に衆議院を解散し、8月18日公示、30日投開票の日程で衆議院選挙を実施する意向を表明。自民党の細田博之幹事長、公明党の太田昭宏代表もこれに同意しました。衆議院解散は平成17年8月の「郵政解散」以来。
ただ、自民党内には首相交代を求める「麻生降ろし」の動きがあり、流動的な要素も残っています。

首相は、東京都議選での自民党の敗北について「残念な結果になった。都議選はあくまで地方選挙で国政に直接関連するものではないと言ってきたが、党内のゴタゴタが悪い影響を与えたことは否定できない。党総裁として大変申し訳なく思う」と謝罪。その上で、「重要法案の成立に全力を挙げた上で、21日の週の早々に解散して信を問いたい。投票日は8月30日にしたい」と述べました。

衆議院選挙は平成8年に導入された「小選挙区比例代表並立制」で実施。同制度での衆議院選は5回目。300の選挙区(定数1)と、全国11ブロックに分かれた比例代表(180議席)の計480議席を与野党が争います。有権者は選挙区では候補者名を、比例代表では政党名を書いて投票することになります。

解散の先送り? 麻生首相延命策?
首相は当初、「27日公示-8月8日投開票」の衆院選日程を想定し、早ければ14日にも衆院を解散する意向を固めていたとのこと。
しかし、与謝野馨財務相は、都内で記者団に「国の政治と地方の政治が違うとはたぶん言えない。地方の選挙でも国民は政治全体への意思表示をしたと考えなければいけない時代になっている」と指摘。公明党の山口那津男政調会長もテレビ朝日の番組で「都議選と同じ結果が見えている。重要法案を成立させるまでは解散すべきではない」と否定的な考えを示しました。

このため、『北朝鮮貨物検査特別措置法案』の成立を優先させるとともに、民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金に絡む虚偽記載問題を追及すべきだとの自民党内の声に配慮し、衆議院解散を先送りすることにしたとみられます。

ですが12日の都議選惨敗を受け、首相に批判的なグループが「麻生首相では衆院選を戦えない」と自民党総裁選前倒しを強く求める構え。また、民主党など野党は13日中にも衆議院に内閣不信任決議案、参議院に首相問責決議案を提出する方向で、首相の手で解散を断行できない可能性もあります。

いや、有権者にとってこれは1カ月半の猶予
正直、いまの各政党のマニフェストの完成度の低さには不満があります。東京都議会選で出されていたものも、「民主党は明快かつ大雑把、自民党は詳細かつ難解で、内容としては似たり寄ったり」という程度で、どの政治課題を対立点としていたいのか意図の分かりにくいものでした。

現行のマニフェストでは、選挙前の争点整理としてはあまりに力不足です。

8月30日まで1カ月半あるわけですから、早々にマニフェストを提示して、有権者側で比較・吟味する時間をしっかりと作っていただきたいものです。

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◆東京都議会選で自民大敗、自公あわせても過半数届かず 衆院選では“選挙前”争点整理を(09/7/13)

東京都議会選で自民大敗、自公あわせても過半数届かず 衆院選では“選挙前”争点整理を

東京都議会選で自民大敗、自公あわせても過半数届かず
東京都議会議員選挙は、定数・127議席に対し、自公をあわせても議席数は61という議会情勢となりました。最終的な各党の議席数は次の通り、
▽民主54(←前回:34)
▽自民38(←48)
▽公明23(←22)
▽共産 8(←13)
▽生活者ネット2(←4)
▽民主系無所属1
▽その他無所属1

スクナビコナにとっては“一地方議会選挙”であるため言及する予定はなかったのですが、投票率・54.49%の選挙で、与党がこれだけの大敗をしたとなると触れざるを得ません。

東京都の問題? 国の問題?
自民党の尾辻氏は「中央政界の混乱の影響をまともに受けた結果だ」と記者に答えていましたが、“東京都の問題”はきちんと吟味されたのでしょうか?

第1党となった民主党の『Tokyo Manifesto 2009』と自民党の『2009・TOKYO自民党政策提言』をザッと見比べましたが、「民主党は明快かつ大雑把、自民党は詳細かつ難解で、内容としては似たり寄ったり」。民主党が「築地市場は移転させずに現施設を改修」「新銀行東京からは撤退」といった違いを見せていますが、こうした石原都知事と全面対決となる“東京都の問題”は、ちゃんと争点となっていたのでしょうか?

国の問題と東京都の問題は、大きく異なります。
例えば自民党は憲法改正を党是としていますが、社民党などは絶対反対です。外国人参政権では、民主党は地方選挙での外国人参政権について前向きな姿勢を示していますが、自民党は否定的です。こうした違いは“国家観”の表れであり、全国民を対象としている問題です。

しかし、築地市場を移転させるかどうかや、東京都が84%の株式を保有している新銀行東京を存続させるかどうかなどは、東京都で完結させてもらわないと困る話です。

「選挙後の逃げ口」を残さない工夫は尽くされたか?
「国政を見ていて、自民党がイヤになったから民主党に入れた」という集積結果だけで自民党が大敗したのだとすると、都議会が空転するのは必至。収拾係は誰がやるのか心配になります。

“我”の強い石原知事に主張を曲げさせるには、正面から「石原知事の政策は民意に反する」ということを突き付けなければムリです。「国政における自民党敬遠が反映しただけ」という逃げ口があれば、石原知事は自分が民意だと言い続けるでしょうし、民主党は民主党で自分たちこそ民意だと言って平行線となります。

そういった「選挙後の逃げ口」を残さないことこそ、政党幹事長や選挙対策委員長の仕事であるわけですが機能していたのでしょうか?
23人すべての公認候補が当選した公明党が、『2009年 都議選に挑む重点政策』で築地にも新銀行東京にも触れていないだけに、選挙後の逃げ口は大きく開いているように思えます。

衆院選では徹底した“選挙前”争点整理を
裁判では、原告と被告との間で争いのある事柄を確認し合う「公判前整理手続」という争点整理を行いますが、選挙でもそういった「選挙前整理手続」を踏むようにしてはどうでしょうか?

「選挙前整理手続」は公式の政党間協議の席を設けなくとも、実現は可能です。マニフェストを選挙前に「その時の話題」に沿ってまとめるという従来の方法から脱却すれば、次期衆議院選挙からでも始められるでしょう。

選挙で争点となる「政治課題」には、新しい課題も古くからの課題もあります。景気対策・財政再建などは経済局面によって変わりますし、憲法改正など古くからのものも議論が深まる中で変わってくるかもしれません。
そうした変える必要がある時には『改訂版』『3訂版』『4訂版』・・・、と版を重ねていけばよいわけです。「これが、我が党が今の時点で考え得る最善策です」と主張できればよく、改訂の理由は、経済状況などの変化のほか、相手のマニフェストへの対抗でも構いません。

政党がお互いにマニフェストの版を重ね合ってくれれば、「どの政策で対立し、どの政策で折り合いがつくのか」、よく分かるようになるでしょう。
また、どの政党がどれだけ真剣に政党内で議論をしているかもよく見えてくるはずです。議論が活発なところほど改訂が増えて大変かもしれませんが、大して差分もないのに改訂を繰り返していると見栄えばっかりで中身がないと映るでしょうから、ここは幹事長や選挙対策委員長の手腕が問われます。

いずれにせよ「民主党は明快かつ大雑把、自民党は詳細かつ難解で、内容としては似たり寄ったり」というのは、非常に困ります。適切な争点を提示できるかどうかも「質問力」という一つの実力ですから、衆院選では徹底した“選挙前”争点整理をしてくれることを望みます。

なお、スクナビコナは、少子・高齢化対策とそこへ絡めた社会保障制度設計が争点だと考えています。
景気対策は結局のところ米中経済次第であり、今やれるのは緊急的な資金繰り対策程度だと考えているため、争点にはならないと思っています。外需依存を縮小し内需を拡大するという経済構造問題も、1970年代の日米貿易摩擦から言われている話で、すぐにどうこうなる課題ではありません。温室効果ガス削減・環境問題も、新興国との協調体制が組めるかどうかが主課題であり、日本の国会議員の選出基準としては不向きです。

先週のニュース(7/6-7/12)「連絡名簿作ろう条例」、全盲保育士を大阪市が門前払い

「連絡名簿作ろう条例」箕面市検討、インフル混乱が教訓 ・・・プライバシー権と生活防衛の狭間

「連絡名簿作ろう条例」箕面市検討 インフル混乱が教訓
(朝日新聞 7/12付より)
学校や自治会の連絡名簿をつくろう――。
こう呼びかける条例制定をめざし、大阪府箕面市では近く検討会議を設けることになりました。個人情報保護を理由に『連絡名簿』『連絡網』の作成は減っていますが、新型インフルエンザで急に休校が決まったとき連絡が行き届かずに混乱。箕面市では連絡名簿が必要と判断したとのこと。
総務省によると、全国的に例のない試みだといいます。

05年の個人情報保護法施行を機に、「個人情報なら何でも保護しないといけない」との誤解が広がり、名簿をつくらない学校や団体が増加。卒業アルバムは作っても同窓会名簿を載せない、といったところもあります。

箕面市では、08年に教育委員から「名簿がないと親同士が子育てなどで互いに相談しにくい」と指摘があり、対策を検討してきました。
そこに今年5月、市内で新型インフルエンザ感染を確認。大阪府下全公立校の休校が日曜に決まったものの、市立小中19校のうち2校で連絡網なし。担任が家庭に1軒ずつ電話し、月曜までに連絡がつかないケースもありました。

箕面市の条例では、名簿の必要性を強調したうえで、名簿をつくる際に保護者ら当事者から同意を取ることや、努力義務として名簿を外部に漏らさないことを盛り込む考え。名簿に関するトラブルや苦情の相談窓口を市が担うかどうかも検討しており、12月市議会に条例案を提出する予定。

倉田哲郎市長は「地域コミュニティーの強化と緊急対応のために連絡網は必要。『個人情報を守るためになくそう』という議論が再燃するかもしれないので、条例で『安心して名簿をつくってください』と宣言したい」と話します。


個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)とは?
個人情報保護法には、次のようにその目的が定められています。

個人情報保護法・第1条(目的)
この法律は、高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることにかんがみ、個人情報の適正な取扱いに関し、基本理念及び政府による基本方針の作成その他の個人情報の保護 に関する施策の基本となる事項を定め、国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。


個人情報保護法は、もっぱら個人情報取扱業者(個人情報データベース等を事業の用に供している者)について、個人情報の取扱ルールを定めたもの。
例えば、インターネット通販業者が消費者の購買履歴を記録し、履歴からお得情報などの提供サービスなどを行う場合は、その旨を事前に提示して情報漏洩防止策を講じることを義務化。それ以外の目的外使用、いわゆる“名簿売り”や他企業への記録売却などを禁じ、懲役刑および罰金刑などを設けています。

このように個人情報保護法は、個人情報取扱業者による個人情報の悪用に対するもの。そもそも学校の連絡名簿などはこの法律の対象外であり、作って良いものです。

なお、住基ネットなどで公務員が個人情報を漏洩する可能性はありますが、これは公務員の守秘義務問題。
それぞれ、国家公務員法・第100条「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする」、地方公務員法・第34条「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする」と定められており、個人情報保護法とは別です。

連絡名簿に値段を付ける業者もいるが・・・
ただし、個人情報保護法を契機に、「自分の個人情報は自分で守らなければならない。いかなる漏洩ルートも許さない」という頑なな消費者姿勢が形成されてきました。個人宅使用のシュレッダーの売れ行きは、なかなか好調であるようです。

こうした消費者姿勢を煽ったのは、マスコミ各社による“名簿買い”現場への潜入取材や、高級マンションでのゴミあさりといった取材報道です。

もちろん、業者の中には、学校で作成した『連絡名簿』や『卒業生名簿』にも値段を付けて買い取るところがあるのも事実です。
実際、スクナビコナは16年ほど前、高校受験のために行った某学習塾入塾説明会で、「卒業生名簿を持参してくれた方に図書券をお渡しします」という現場に居合わせたことがあります。ダイレクトメールのための住所が欲しかったのでしょうが、母と、「これは、やってはいけないことだよね」と話して名簿を渡しませんでした。進路指導に定評のある学習塾であっただけに、なかなかショックな経験だったことを覚えています。

プライバシー権と生活防衛の狭間
しかし、同じ学校へ通う保護者同士に信頼関係があれば、友人の情報を業者に売るという「連絡名簿の売買」は起きないはずです。

その上であれば、学校と保護者で『連絡名簿』を共有することは、子どもの安全を確保するための重要手段です。
新型インフルエンザや、暴風警報発令による急な休校・途中下校、日中に変質者が学校へ侵入する事件が起きたといった緊急事態など、必要とされる場面は多々あります。そういった時は、学校と保護者の間で、情報が過不足なく、対象のもれなくすべて伝達されなければなりません。

そうした必要性を満たすツールを考えれば、ママ友との壁と関係なく、もれなくすべての保護者に伝わる『連絡名簿』はベターでしょう。

――――――――――――――――――――――――――
蛇足
なぜPTA議論ではなく、市条例なのか?
かつて小中学校は、地域コミュニティーの中心でした。明治・大正の頃は、村を挙げて「おらが村の学校」を建てたものです。『二十四の瞳』のような名作ができたのも、そういった背景があればこそ。
しかし、「ウチの子が帰ってこない」といった緊急時に大人を動員できる力は、小中学校よりも顧客情報を保持する学習塾の方がおそらく上でしょう。

箕面市が「条例で『連作名簿』を!」というトップダウンで解決しようとしていること自体が、学校は地域コミュニケーションの中心でなくなっていることを裏付けています。本来であれば「『連絡名簿』の整備問題」は、PTAが発信源となるボトムアップの話であるはずです。

生きるための共働き世帯の増加でPTA活動が勢いを失っており、PTA発信での議論が起きにくいのは分かります。
けれども、中学区単位で統合することで類似・重複する作業を減らす、現役学生の保護者だけでなく卒業生の保護者の方にも協力を仰ぐ、65歳以上で地域コミュニティー形成に意欲のある方をボランティアで迎えるなど、PTAにはいくらでも活性化手段が残されています。

市条例も良いですが、地域コミュニティーの形成を再考する時期なのではないでしょうか?

花火の生産額10年で半減 業者が騒音・マナー対策を展開 ・・・マーケティングを見誤った結果か?

花火の生産額10年で半減 業者が騒音・マナー対策を展開
(毎日新聞 7/11付)

夏の風物詩である花火の売れ行きが大幅に落ち込んでいる。少子化や空き地の減少に加え、マナー違反の深刻化で規制を強化する自治体も現れ、都市部を中心に花火をしにくい環境が広がっているためだ。危機感を強める業界団体は、マナー向上を訴える取り組みを強化。騒音を気にする消費者に配慮し、花火に破裂音の大きさを示すマークを付ける販売店も出始めた。【福永方人】

全国の花火メーカーや販売店でつくる日本煙火協会(東京都中央区)によると、06年度のおもちゃ花火の国内生産額は約20億円で、ピークだった96年度の約38億円からほぼ半減した。中国などからの輸入額も06年度は約18億円と、ピークの4割まで落ち込んでいる。

同協会の河野晴行専務理事は「テレビやパソコンのゲームばかりする子供が増え、花火で遊ぶ機会が減っている」と指摘する。

また、深夜の騒音や後片付けをしないなどマナー違反が相次ぐ現状に、花火遊びの規制に乗り出した自治体もある。神奈川県は07年4月に条例改正し、県内全域で午後10時~午前6時の花火遊びを禁止。京都府も昨年4月、鴨川の河川敷の一部で打ち上げ花火や爆竹の使用を禁止する条例を施行した。

こうした動きを受け、同協会は07年から「マナーアップ運動」を展開。花火販売店にポスターを張るなど、音や煙で周囲に迷惑をかけないよう呼びかけている。
一方、東京都台東区で花火を扱う卸・小売店「長谷川商店」は5月から、打ち上げ花火や連発花火に「音量マーク」を付け始めた。同店で扱う各花火の上空での破裂音を相対評価し、「小さめ」「普通」「派手」の3段階で表示する。同店の長谷川公章社長(42)は「花火は本来、音が大きい方が楽しめるが、江戸時代から伝わる日本の文化を守るために工夫が必要と考えた」と話す。

・・・マーケティングを見誤った結果?
昨今、騒音・マナー問題が取沙汰されるようになっている花火。
10年間で「生産額が半減」しているということですが、これは「花火の消費量が半減」したということでしょう。それだけ消費者が花火を使わなくなったないし使えなくなったと考えると、消費者が花火を使うことについて、より強い制限を受けるようになったということ。「消費者による花火の扱い方」は、そこまで劇的に愚かになったのでしょうか?

ちなみに、10年前の1999年がどのような年だったかというと。
政治的には、小渕恵三内閣の下で周辺事態法や国旗・国歌法などが成立した年。音楽では、宇多田ヒカルが前年に、ポルノグラフィティが同年にデビューしており、Dragon Ashや椎名林檎がブレイク、モーニング娘。の『LOVEマシーン』が発表された年でもあります。ドラマでは『救命病棟24時』『ケイゾク』『サラリーマン金太郎』など、『金八先生』は優等生の仮面をかぶった健次郎と初めてソーラン節が出てくる第5シリーズ。その他には、カリスマ美容師やソニーのAIBOなど。

金八先生で性同一性障害を扱ったのが01年の第6シリーズであったことを考えると、10年という月日はなかなかに長い。花火消費者の騒音・マナー問題が悪化するには、十分な時間であったのかもしれません。

60連弾や25mなど大型花火が容易に買える現状
一方、製造・販売業者側の方から見ると、急に大型花火が増えたように思います。
店頭で買える打ち上げ花火というと、空き瓶にさして使うようなロケット花火程度。噴射式花火も10~20cm程度が主流でした。しかし、最近は60連弾というものや25mまで打ち上がるようなものまで簡単に入手できます。

製造・販売業者側は、より大きく、より派手に、より迷惑になる道を突き進んできたのではないでしょうか。結果、消費者側においても大型打ち上げ花火を囲むのが主流となり、手持ちの線香花火で「どっちが長く保つか?」という微笑ましい遊び方は珍しい酔狂となっています。

製造・販売業者側は、より刺激的な花火を作ることが、より沢山の花火を売る方法と信じてきたのでしょう。けれども、そこには“騒音という公害を社会へ押し付けている”という計算がありません。
結果、社会が、騒音公害を抑えるために花火を使える場所を制限。花火を買っても使えない状況が生まれ、消費者は予算を他の遊びへ回すようになり、花火市場の縮小へ至ったのでしょう。

「花火をどういう遊びにしたいのか?」
その見直しを花火業界を挙げてやらなければ、花火市場の縮小は止まらないのではないでしょうか?

“実物大ガンダム”立像「行きまーす」 お台場・潮風公園で完成披露

“実物大ガンダム”立像「行きまーす」 お台場・潮風公園
(毎日新聞 7/10付)

人気アニメ「機動戦士ガンダム」の放送30周年を記念して、東京・お台場の「潮風公園」(東京都品川区)で建設中だった高さ18メートルの“実物大” 「ガンダム」像が完成し、10日夜オープニングセレモニーが開かれた。主人公、アムロ・レイ役の古谷徹さんが「『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』行きまーす!」と開会宣言。ライトアップされたガンダム像が目を光らせ、色鮮やかなレーザー光線が飛び交う中、白い巨体を夕闇に浮かび上がらせた。

↑公開された実物大ガンダム(7月10日)

↑ガンダムの前に立つGACKT(7月10日)

↑建造中の実物大ガンダム(5月19日)

ガンダム像は、「都市の緑化推進、公園の活性化」を目的に、2016年の開催を目指す「緑のオリンピック」実現に向けてメッセージを発信する「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」で建設された。鉄骨とFRP(強化プラスチック)製で重さ約35トン。頭部が可動し、体の50カ所が発光、14カ所からミスト(霧)を噴射する。

セレモニーには、「ガンダム」シリーズの富野由悠喜監督が登場、「おもちゃカラーの威力を思い知らされた。子供たちを引き寄せるこのカラーリングは、ピースフルでハッピーだと改めて気づきました」と感慨深げに語った。

また、GACKTさんのナレーションに合わせて、色鮮やかな光線がめまぐるしく会場を駆けめぐり、赤、青、緑などにライトアップされたガンダム像が幻想的な姿に。スペクタクルな演出に客席からは盛大な拍手がわき起こっていた。

人気アニメ「機動戦士ガンダム」の放送30周年を記念して作られたガンダム像は7月11日~8月31日、同公園で無料公開され、夜間にはライトアップされる。

とうとう、完成しましたね。8月31日までか、見に行けるかな・・・
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プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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