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自民と民主、どっちがマシ?(2) 民主の政権機構構想「事業見直しで行政刷新会議新設」

事業見直しで行政刷新会議新設 民主の政権機構構想
(共同通信 7/23付)

民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込む政権機構の構想概要が23日、明らかになった。無駄が多いとされる国の事業を抜本的に見直すための「行政刷新会議」を新設。経済財政諮問会議を廃止して予算編成、外交の基本方針を策定する首相直属の「国家戦略局」を設置、政策決定と予算編成の“官邸主導”を前面に打ち出す。

『行政刷新会議』には、各省庁に情報提供を求める強力な権限を与え、省庁が所管する特殊法人も含めた「行政の無駄」を集中的に調査する。事業の廃止や地方、民間への移管が適切と判断した場合は、首相指示により年度途中でも事業を凍結。次年度予算で大幅に減額するなど「税金の無駄遣い根絶」を推し進める。

首相が議長を務め、メンバーには企業再生に実績がある経営者や財政制度の専門家といった民間有識者や、自治体関係者も加わる想定だ。

『国家戦略局』は、首相が任命する官民のスタッフで構成。目玉政策である子ども手当や高速道路無料化を実現するため「予算の総組み替え」に向けて「首相の知恵袋」の役割を期待する。官庁からの出向者は民主党政権の政策に同意する官僚を「一本釣り」し、出身官庁の影響力を排除する。

各省庁には閣僚、副大臣、政務官など100人以上の与党議員を送り込み、政治主導で政策を決定。毎年度の税制改正は、政府税制調査会に議論を一本化し、与党の税調は廃止。各省庁の利害が対立した場合は、政策ごとにつくる少人数の「閣僚委員会」が調整する。

公共事業の見直しの一環として、八ツ場ダム(群馬県長野原町)、川辺川ダム(熊本県)の中止を念頭に「ダム事業廃止特別措置法」を制定。事業廃止の影響を受ける地域での産業振興に引き続き取り組む姿勢を示す。

「官製談合や随意契約など無駄遣いの原因」と批判する「天下り」に関しては、中央省庁による国家公務員の再就職あっせんを禁止し、「肩たたき」と呼ばれる早期退職勧奨を廃止。定年を65歳まで延長する。

・・・官邸主導の体制作り?!
行政省庁のムダを調査する『行政刷新会議』と、予算編成案を策定する『国家戦略局』の設置・・・。

官邸主導の体制作りと言えば、聞こえは良い話です。また、政権与党が、民主党になろうとも自民党になろうとも官邸に強い権限が残るよう、「仕組み」として政権機構を変えるという考えはあって良いと思います。いつまでも『官僚たちの夏』のような官僚像を抱き続けている官僚たちに、それを改めさせる仕組みづくりとの評価もできます。

しかし、国権の最高機関である国会には、すでに『予算委員会』『決算行政監視委員会』が存在しています。民主党の政権機構構想は、これらの委員会は充分に機能していないと公言し、さらに将来にわたっても機能を向上・充実させる意志はないと表明しているようにも聞こえます。

本質は、国権の最高機関である国会に『予算委員会』『決算行政監視委員会』を組織しておきながら、良いように官僚主導を許しているのか。なぜ政党組織があるのに官僚の立案速度に勝てないのか。なぜ官僚が、国会議員をその背景にいる有権者を恐れないのか。
国会議員の能力充実にあるのではないでしょうか?

会議・会合ばかり増やすのは、落ち目企業の典型
会議・会合ばかり増やして実務・作業時間を減らすのは、生産性の悪化した企業が陥る典型的な悪例です。
それは、ほとんどの仕事は会議室ではなく現場で進むものだからです。会議室で雁首を揃えていたって、旋盤やボール盤の横に積み上がった仕掛品は減りませんし、営業先との取引交渉も進みませんし、デスクに積み上げた資料は企画書に変わりません。

正式な国会委員会や政党組織がありながら、官僚の専横を許してしまうのは、その仕事能率の悪さに起因しているのではないでしょうか? 一議員で、実態調査だけで10人超、それらを分析・立案にまとめるだけで4、5人の秘書を抱えるなど、国会議員の質を上げる方が妥当でしょう。

そもそも、官僚が、国会議員相手に勉強会で講釈をしている現状に対して疑問を持たなければなりません。国会議員と官僚の関係は、管理職と従業員、取締役と執行役、株主と企業のような形であるはずです。
国会議員に講釈することに慣れた官僚たちを恐れさせるには、国会が人事権を握って「国会が飢えである」と示した方が早いように思います。

おそらく首相官邸はホワイト・ハウスにならない
日本の首相官邸の国内権限が、米国の大統領府(ホワイト・ハウス)が持つそれに及ばないのは、確かにそうでしょう。

けれどもその背景には、日本国の内閣総理大臣は議院内閣制の下、有権者の代表である国会議員が国会議員の中から選ぶ役職。一方の米国大統領は、米国民が大統領選挙で直接的に投票して選ばれ、議会に対する拒否権発動をも許されている国家元首。と、役職の性質や権限が大きく異なります。

役職の性質、権限が異なれば、配下に組織する政権機構も当然に異なるはずです。間接選挙で選ばれる内閣総理大臣がいる首相官邸は、直接選挙で選ばれる大統領がいるホワイト・ハウスとおそらくイコールとはならないでしょう。

国会議員のBPR(Business Process Re-engineering)を考える方が本道ではないでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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