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衆議院選挙 毎日新聞全候補者アンケートで自民と民主、対立鮮明に(2) 年金・社会保障

選挙特集の3回目は、引き続き毎日新聞の「立候補者アンケート」から年金について取り上げます。

毎日新聞全候補者アンケートで自民と民主、対立鮮明に
(毎日新聞 8/20付より)
毎日新聞は衆議院選挙(30日投開票)に立候補した1374人を対象に、政策課題についての考え方を問うアンケートを実施。長く政権を担ってきた自民党に民主党が「政権交代」を突きつける対立構図を裏付けるように、多くの項目で両党候補者の主張の違いが鮮明になりました。

アンケートは7月21日の衆議院解散後から立候補予定者に配布を始め、衆議院選挙が公示された18日までに1347人から回答を得たもの。回収率は98%でした。


当選後の4年間の任期中に消費税率の引き上げを決めることについては、自民党の回答者の49%が賛成したのに対し、民主党は反対が95%。

自民党は「責任政党」をアピールしようと、11年度までに消費税を含む税制抜本改革に取り組むとしていますが、一方の民主党は無駄遣いの根絶を掲げて4年間における引き上げを否定しています。

年金制度をめぐっても両党候補の主張は真っ向から対立。自民党は基礎年金の財源に保険料をあてる現行の「保険料方式」を71%が支持していますが、民主党は81%が「全額税方式」を支持しました。
ただ、自民党にも「全額税方式」という回答が19%あり、党派を超えた年金論議の素地もうかがえます。

そもそも年金は「保険か? 生活保障か?」
老後の生活を支える年金制度。そもそもこの年金とは、どういったものでしょうか?

日本の年金は、現役世代から集めた掛金を一つの基金とし、そこから引退世代が受け取る給付金を払う『賦課方式』を採っています。これは現役世代が老いた両親と子供を養うという『世代間扶養』の概念を家族単位から社会へと拡張したもので、「一部の成功者を除いて大半の人々は、自分の貯金積立だけは老後を暮らせない」という現実から考えられたものです。

また賦課方式の中でも、日本の年金は、イギリスなどと同じ国民年金(=基礎年金)と厚生年金・共済年金との二階建て構造を採っています。
現役世代は、国民年金を定額、厚生年金・共済年金を所得に応じて負担しています。国民年金の方は所得保障としての色合いが強く、引退世代してから受ける給付額は満額で月・6万6,008円と決まっており、厚生年金・共済年金の方は保険金としての色合いが強く、現役時に納めた掛金額に応じて給付額も多寡が決められます。

単純に掛金を多くすればするほど保障が厚くなる生命保険のような保険制度とは、少し異なります。が、結局は「現役時代により多くの掛金を納めていれば、老後にもらえる年金の給付はより多くなる」というのが今の年金制度です。

お金の動き方は「基礎年金≒定額税」
「現役時代の所得比例となっている厚生年金・共済年金まで税金で」となると、これは現在運用されている公的年金を一度、すべて清算してしまわないと不公平でしょう。厚生年金・共済年金が掛金に応じた保障を受けられるという保険制度に近いため、これは解消できない障壁です。

ただ、国民年金(=基礎年金)については、納める掛金の額も決まっていますし、受け取れる給付金の額も決まってきます。正確には、給付金の額は掛金の納付期間によって変わるため一律ではありませんが、税金として徴収すると決めてしまえば「納付期間による多寡」は生じなくなるわけで、「年金記録が消える」「納められるのに納めない」といった問題の解消としては、採用に値する方法だと考えます。
本来、税金には『富の再分配』という側面があり、これは『世代間扶養』も包含できると考えて良いはずです。

「現役時代の所得比例である厚生年金・共済年金を今後どうしていくかは、また別の問題。民主党が主張しているのは基礎年金の全額税方式である」ときちんと捉え直すと、「自民党が必死に、国民年金を社保庁の聖域としようとしている理由は何?」との疑問が沸いてきます。

もっともこの議論は、自民党は「そもそも保険制度とは・・・」ということを問題視しているのに対し、民主党は「老後の社会保障は・・・」という話をしているために生じているすれ違い。議論をしている土俵、舞台の違いであるのかもしれません。


明日・24日更新予定の『衆議院選挙 毎日新聞全候補者アンケートで自民と民主、対立鮮明に(3)』に続きます。
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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