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ミツバチ大失踪はウイルス、米国大学が原因究明 次は、ウイルスへの対抗策

ミツバチ大失踪はウイルス、米国大学が原因究明
(産経新聞 9/3付より)

「ミツバチが大量に失踪する謎の病気『蜂群崩壊症候群(CCD)』は、ミツバチのタンパク質合成機能を“乗っ取る”ウイルスの大量増殖によって引き起こされている可能性がある」という研究結果が、米国大学によって発表されました。

米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された同研究によると、蜂群崩壊症候群が観察されたミツバチの細胞内では、「タンパク質工場」として機能する細胞器官『リボソーム』が粉々になっていることが判明。イスラエル急性まひウイルス(IAPV)や羽変形病ウイルス(DWV)といったウイルスがリボソームの異常を引き起こし、ミツバチの病気・ストレス耐性を低下させている可能性があるといいます。

ウイルスのせいでカラダが機能不全へ
米国イリノイ大学の昆虫学者で同研究の共著者であるメイ・ベレンバウム氏はインタビューで、研究によってウイルスの大量繁殖がコロニー崩壊の引き金となっていることが示唆されたと説明。
「ミツバチのタンパク質合成能力は病気や栄養不足を回避し、体内の有害物質を排除する上で中心的な役割を担っており、今回の研究で示された筋書きには非常に説得力がある」と語りました。

同研究の資金援助を行った米国農務省によると、ミツバチは植物の受粉によって年間・150億ドル規模の経済効果をもたらしています。ミツバチの大量失踪は2006年に初めて発生。その後少なくとも米国35の州、欧州、アジアで発生が報告され、ウイルス、ダニ、殺虫剤、成育環境などが原因だと考えられてきました。

その後、養蜂家がミツバチの健康状態をより厳重に監視するようになったことで、蜂群崩壊症候群の発生件数は減少傾向にあります。米国農務省の統計によると、08年9~09年4月までの蜂群崩壊症候群発生率は約29%と、07~08年の32%、08~09年の36%から減速しました。

研究の共著者で米国農務省所属研究者のジェイ・エヴァンズ氏は、養蜂業界で蜂群崩壊症候群が慢性化するにつれ年間損失は売り上げの約3割に上り、06年以前の病気・環境ストレス被害のおよそ倍にふくれあがる可能性があるといいます。

遺伝子解析で明らかになったものの・・・
研究では米国東・西海岸双方の、健全なコロニーと蜂群崩壊症候群が起きたコロニーそれぞれからミツバチを採取。その全ゲノム(遺伝子情報)を解析しました。ベレンバウム氏は蜂群崩壊症候群とリボソーム異常の関連性が解明できれば、蜂群崩壊症候群の早期診断に向けた今後の研究の方向性が定まると話します。

一方、米国ペンシルベニア州立大学の研究者、デニス・ヴァンエンゲルスドロップ氏は、なぜ蜂群崩壊症候群は06年に突然発生したのかという疑問は残されていると指摘。「体内のウイルス量が高いということは判明しているが、突然変化した要因が何かは不明なままだ」と語りました。

なぜ、その遺伝子異常が起きたのか?
ミツバチの大量失踪は日本でも問題となっており、農水省が原因究明チームを公募していました。

デニス氏が指摘しているように、タンパク質を合成するリボソームの異常が原因だったとしても、「なぜ、その遺伝子異常が起きたのか?」という疑問が残ります。しかもこの疑問が解決しないと、蜂群崩壊症候群の予防はできず、結局、ミツバチの大量失踪を指を咥えてみているしかありません。

人間はミツバチが花粉を運ぶことを活用し、多くの作物を育てています。ミツバチの力を借りた受粉なしに収穫できるのは、バナナやパイナップルぐらい。冷夏による夏野菜の高騰が問題となっていますが、受粉を手助けしてくれるミツバチがいなくなることで起こる問題はもっと深刻です。

「蜂群崩壊症候群の原因はリボソームの異常で確定なのか?」
「なぜ、ミツバチのリボソームが異常を起こすようになったのか?」
「リボソームが異常を起こさないようにする対抗策は何か?」
一日も早い原因究明が待ち望まれます。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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