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鳥取県が情報開示請求で、報道7社へ『全国学力テスト』の学校別結果開示 ・・・一体、どうしたいの?

鳥取県が、報道7社へ『全国学力テスト』の学校別結果開示
(読売新聞 9/8付より)

鳥取県教委は7日、2009年度の全国学力テストを巡る「情報公開請求」に対し、学校別・市町村別結果を開示しました。都道府県教委が学校別結果まで示すのは全国初。

鳥取県は情報公開条例に基づき、開示情報が学校の序列化につながらないよう請求者に「配慮」を要請していますが、都道府県教委に学校別、市町村別の非公表・非開示を求めてきた文部科学省は「ルール違反だ」と主張しており、論議を呼びそうです。

この日、学校別結果の開示を受けたのは読売新聞など報道7社。
開示文書の内容は、文科省が4月に小学6年と中学3年を対象に実施したテスト結果。全19市町村別と、テストに参加した小・中・特別支援学校計196校のうち、小6、中3の児童・生徒が10人以下の学校を除く166校の「国語」「算数・数学」の平均正答率。

同県は片山善博・前知事在任中(1999~07年)に公文書の原則公開方針を掲げ、02~06年度実施の県独自の学力テストも学校別結果を開示してきました。

今回も従来方針に準じた措置ですが、『学校ランキング』の流出などを防ぐため、県は昨年12月に情報公開条例を改正し、「特定の学校、学級が識別されることで序列化、過度の競争が生じないように」と請求者に配慮を求める規定を追加。この日も県教委は各社に、条例の趣旨を踏まえるよう要請しています。

読売新聞らは、日本の教育をどうしたいの?
鮎滝は、「意味のあるテストなら沢山やって、実力を試させればよい」と考えています。が、今回の読売新聞らが行った情報公開請求は、テスト結果の使い方として違うような気がします。

もちろん、教育とは、将来の日本国、地域コミュニティーを背負う子どもたちを育成する「公的なもの」です。また多くの保護者は、「できる子」になってほしくて学校へ子どもを預けているわけで、一定の外部から監視は必要であるかもしれません。

しかし、生徒を教える能力のない先生、教えられるようになる努力をしていない先生を見つけて指導するのは、本来、その学校の主任や、教頭、校長の職務であるはずです。それが管理職という立場です。

にもかかわらず、「情報公開請求」という正当な方法を使っているとはいえ、そういったもともと職責を負っている人々を読売新聞らが飛び越えて学校別結果を取得。彼らマスコミは、一体、どうしたいのでしょうか? この情報公開請求の背景には、端っから学校を信じていない態度、「学校に教師を成長させる力はない」という不信感を感じざるを得ません。

いま重視されているのは「基礎的な生活習慣の定着」
『全国学力テスト』では、学科テストに加えて生徒の生活習慣を問うアンケートも実施。全国学力テストで首位をとり続けている秋田県では、他の都道府県に比して「早寝・早起き・朝ご飯が定着していること」が判明しており、「生徒の学力向上には、生徒の生活習慣の改善が前提」と考えられるようになっています。

「早寝・早起き・朝ご飯」は、町立山口小学校において有名私立・国立中学校受験に合格する生徒を増やし、全国的に注目されるようになったあの陰山英男氏が体系化した『陰山メソッド』の根本です。ちなみに陰山メソッドは、「基礎的な生活習慣を身につけさせること」と「反復練習」を根底としていますが、特に陰山氏自身は前者を強調しています。

この流れにあって、今さら『学校別結果』などの開示を受けたところで、何の役に立つのでしょう。マスコミが先生や学校を吊し上げても、子どもや保護者の学校不信を煽って、ようやく立ち直る糸口を見つけた教育現場を混乱させるだけではないでしょうか?

マスコミが批判すべき対象は、深夜に子どもを連れ歩く親
それよりもマスコミがやらなければならないのは、平気で、深夜のファミレスやコンビニ、ディスカウントショップへ、子ども連れでやってくる保護者への批判ではないでしょうか?

最近の研究では、睡眠中、人間の脳はその日に学んだことを整理・定着させていることが分かってきています。中学生の男子に聞かれることで、身体の急速な成長で「寝ていると関節が痛い」という話もよく知られていることです。

脳の発達期、身体の成長期にある子どもから睡眠時間を奪う行為が、いかに子どもたちにとって有害であるか? 成長の妨げになっているのか? こうした「子どもの成長と向き合う方法」を保護者へ啓蒙することこそ、情報のスペシャリストであるマスコミの職務でしょう。

――――――――――――――――――――――――――
<後 記>
見出しから「とうとう学校別開示をするところが出たか!」と驚きましたが、よくよく読んでみたら、読売新聞が、自分で情報公開に前向きな鳥取県へ情報公開請求をして、思惑通り学校別結果を手に入れたという「自作自演記事」。しかも、日本で最も売れているという読売新聞の記事であったことに、非常にガッカリしました。

日本で最も部数を出している自信があるなら、「子どもたちの基礎的な生活習慣の定着」に寄与すべく、新聞の読み手でもある保護者たちへ耳の痛い話をすべきではないでしょうか。それでこそ、社会的存在意義を果たす企業の姿でしょう。

今回のような購読率偏重、自作自演記事に紙面を割くようでは、国家百年の計である教育を語るにはまだまだ役者不足です。記者名が記載されていない記事でしたが、これを通した編集長は何を考えていたのでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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