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郵便もエコ時代 封筒繰り返し利用が定着、包み紙や古新聞の活用も ・・・これが本当にエコか?

郵便もエコ時代 封筒繰り返し利用が定着、包み紙や古新聞の活用も
(産経新聞 9/10付)

届いた郵便物の封筒、どうしていますか? 「捨てるのはちょっと」と環境意識が高まる中、リサイクルに回す前にもう一度、郵送用に使用できるように工夫された封筒がある。封筒を使わないで郵送できるものもあり、“エコ郵便”が定着しつつある。(津川綾子)

■3回も使える
一見、普通のA4判(角2)の茶封筒。しかしよく見ると、1、2、3カ所…、あて名欄が3つある。「ピープル・ツリー」の名前で知られるフェアトレード商品を扱う「フェアトレードカンパニー」(東京都世田谷区)は、会員向けの通信販売カタログを『リ・ユーズ封筒』に入れて発送している。封筒自体の販売も行っている。

郵送されてきた後、使用済みのあて名欄に「×印」をつけ、隣の欄に新たなあて名を書けば、あと2回、郵送に使える。「従来は1回しか使わなかったものも、アイデアと工夫次第で繰り返し使え、より地球に優しくなれる。この封筒が誰かに届くことで、他のものも大切にし、工夫して使い回すきっかけになれば」と、広報担当の高井藍子さん。

↑フェアトレードカンパニーの『リ・ユーズ封筒』

封筒の下の部分を切り取って再利用できるのは、「ムトウユニパック」(江東区)の『セパブル封筒』だ。発売は21世紀を目前に環境意識が高まった平成11年。以降、環境問題やリサイクルへの関心が高まるにつれ、全国の市役所や企業に利用が広がった。受け取った個人からも「どこで買えるのか」と、問い合わせが相次いでいるという。

サイズはA4判の資料を収める一般的な封筒(角2)よりも幅が狭めの「角20」。「通常サイズの封筒では、切り取って再利用する際に定形外となり郵送料が高くなる。それを防ぐために80円(25グラム)に収まるサイズにした」(同社DC事業部の江原英章課長)。また、「写真の受け渡しや家計の管理など、捨てずに家庭内で活用してもらいたい」と、郵便とは別の使い方も提案する。

↑ムトウユニパックの『セパブル封筒』

■環境意識も郵送
「捨てるなら」と、封筒を使わない郵送手段も出てきた。

平成9年に始めた「オン・ザ・ロード」(名古屋市)の『エコメール』や、18年に佐川急便(京都市)が導入した「飛脚グリーンメール」。冊子を郵送する際、ページを開く側に特殊テープを張って閉じ、表紙に直接、あて名シールを張ることで、封筒を使用せず郵送する。

↑オン・ザ・ロードの『エコメール』

佐川急便によると、封筒(14グラム)を使用する場合と比べ、1通あたり13グラムのゴミの節約になるという。企業が環境報告書を送る手段などとして利用が広がり、この方法での郵送は、20年度は55万冊で前年度比3.8倍に伸びた。『エコメール』を利用するJICA(国際協力機構)は、「ゴミが減るうえ、封筒代の分、少しコストが安く済む」(同広報室)と利点を強調する。

多様化するエコな郵便。送り先へ環境配慮のメッセージを運ぶことにもつながっている。

■簡単な手作り封筒キットも
どうせなら廃品を使って封筒を作れないか-。道具を探すと、無印良品の手作り封筒テンプレート(315円)を見つけた。読み終わった新聞や、ブランド品のカタログが入っていた上質な封筒など、好みの紙にテンプレートを重ね、表示通りになぞった後、はさみで切ったり、のりで張れば数分で完成。「紙の再利用などエコロジー派だけでなく、こだわりの紙を使いたいアート派にもニーズがある」と、良品計画(東京都豊島区)の生活雑貨部、前田潤一郎さん(42)。無印良品ネットストアで販売している。

↑「無印良品」の封筒テンプレート

「使い方だけ」「素材だけ」でなく、両方を・・・
フェアトレードカンパニーの『リ・ユーズ封筒』は、シャチハタの『セキュアスタンパー』などを併せて使わないと誰のもとを渡ってきたかも分かってしまうため、使い方に工夫がいる感じがします。が、鮎滝としては、同じエコでも「間伐材問題」への注力がより必要ではないかと考えています。

↑シャチハタの『セキュアスタンパー』。戦国武将や寿司ネタで埋め尽くして、個人情報を隠すスタンプ。

国土の森林の41%が人工林という国、ニッポン
日本では、1950~1970年代前半に空前の“住宅建設ラッシュ”が発生し、国内の木材需要が逼迫。「木材が高いから住宅が建てられない」「売り惜しみだ」という非難が当事の林業界に集中し、天然林を伐採した跡などにスギやヒノキなどを植栽する「拡大造林」が官民をあげて奨励されました。

結果、いまの日本は、森林面積・2,515万haのうち41%が人工林という状況になっています。

しかし、その後の木材価格は、70年代後半から断行された外国産木材の輸入緩和によって暴落。林業で生計を立てることが難しくなり、多くの人工林が放棄されるようになりました。

「間伐材の活用」の方がエコではないか?
スギやヒノキは、葉を広く成長させることで根も広く深く張り、より太く大きくなる植物。定期的に蔓植物を除去したり、間引きをして日の光が入るようにする間伐をしたり、節の少ない建材にするよう枝打ちしたりと手間のかかる植物です。
よって手入れを放棄された人工林では、細長く、根も浅い木しか育たちません。

今秋公開される、安土城築城を描いた映画『火天の城』では巨城を支える建材として、樹齢2000年のヒノキを探すシーンがあります。が、その巨大なヒノキと比べれば、今日の日本各地にあるヒノキがいかにひ弱であるかよく分かるはずです。

根の浅い森林は、雨を溜め込む「保水力」が弱い上に、腐葉土から土になって間もない柔らかい表層までしか根が届いていないため、「地滑り」を起こしやすくなります。根のしっかりした木々は表層の土を山の斜面へ押し止める杭となりますが、逆に、根を張っていない木は重荷でしかありません。

地滑りで流れた木々は、廃棄するしかありません。「土砂の中から使える木を掘り出す」など考えはしないでしょう。森林の中で腐って次世代の木々の栄養となることもできず、人間に建材や紙に使われることもなく、人家や山道を突き崩した後にただ捨てられるだけの木。
これは環境にとっても、人間社会にとっても非常な損失です。

エコにも、世界標準以外に地域基準があるはず
エコ活動では、しばしば「多様な自然を守る」と言われます。しかし、そのために提示される方法論は同じようなものばかり。守るべき自然が多様であると言うことは、エコ活動も多様になるのではないでしょうか?

今夏、日本の各地で「長雨による地滑り」が起こりましたが、やはりその多くで木々が流されてきています。41%もの人工林を抱えている以上、日本にとっては、こうした木々を出さないようにする人工林を構築することこそエコ活動なのではないでしょうか?

山の森林が豊かであると、山でより豊富に水溶性の栄養素が作られ、それらが地下水脈・川・を下って海の生態系を豊かにします。この観点からも人工林が多い日本では山へ人の手を入れること、その担い手となる人々の生活持続、つる切・間伐・枝打ちに対価を払う経済循環を考える必要があるでしょう。

エコな紙製品というと「100%再生紙」や「リ・ユーズ」が世界標準なのでしょうが、日本の場合、「100%間伐材」という選択肢についてもきちんとした実証実験がいるように思います。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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