中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

酒井法子被告は薬物依存治療・うつ対策の後に、“薬物依存治療基金”創設という社会奉仕を

酒井法子被告 「薬物というものに、自分の弱さで負けた」謝罪会見
(毎日新聞 9/17付より)
覚せい剤取締法違反(所持・使用)で起訴された女優の酒井法子(本名・高相法子)被告(38)は17日午後、8月8日の逮捕から40日ぶりに、拘置先の警視庁東京湾岸署から保釈され、東京都千代田区の会議場で記者会見に臨んだ。

酒井被告は「このたびは一社会人として人として、決して手を出してはいけない薬物というものに、自分の弱さゆえ負け、多くのみなさまにご迷惑をかけました。この罪のつぐないをどうのようにしてつぐなっていくか、罪を悔い改め、一生の約束として心に誓います」と謝罪した。

酒井被告は、保釈直後のパンツスーツから、紺のジャケットとワンピースに着替え、元所属事務所サンミュージックの相澤正久副社長や弁護士らが同席した。「いままで応援してくださった。日本や海外のファンのみなさま。本当に本当に申し訳ございませんでした」と涙ながらに頭を下げた。弁護士からは、質疑応答をしないこと、この後病院に入院することなどが説明され、報道の自粛を呼びかけた。酒井被告は報道陣からの呼びかけに答えることなく、会場を後にした。

起訴状によると、酒井被告は8月3日、東京都港区南青山の自宅マンションで覚せい剤0.008グラムを隠し持っていたとされる。また7月30日ごろ、鹿児島県奄美大島のホテルで、覚せい剤若干量を火であぶって吸引したとされる。初公判は東京地裁で10月26日に予定されている。


敢えて当事件を取り上げなかったが・・・
鮎滝の中では、スクナビコナ時代に書いた07年度の一連の「薬物・ドラッグ依存症問題」記事にて、同問題への決着は付けているつもりです。また、湾岸署前に張り込むなどのマスコミ各社の過剰報道にも辟易しており、「酒井法子被告の事件には触れまい」という方針でいました。

が、「元タレント・酒井法子という人材をどうしていくのが良いか?」とふと考える中で、一つの試案が浮かんだため、敢えて取り上げたいと思います。

まず前置きとして、昨日・17日の記者会見について質疑応答などがなかったことへ、かなり厳しい批判があるようですが、鮎滝は、あれで良かっただろうと思っています。

「母親としての責任は?」「有名人としての責任は?」「社会人としての責任は?」「わざわざメイクを整えている態度はどうなのか?」などなど、突っ込みどころが多いのは確かです。けれども、500名を超える取材が押しかける中、そうした質問責めに収拾を付けることは誰にも出来なかったでしょう。

これからの酒井法子被告を考えると・・・
酒井被告のこれまでの供述からすると、彼女の使用してきた薬物量は相当なもの。
おそらく、禁断症状にもがくことになるでしょうし、10年後、20年後に「もう1回、吸いたい」との衝動にも駆られるでしょうし、さらにある意味で記者会見が中途半端であったことから、マスコミにゆる執拗な追及の中で「鬱病」へ転じる可能性もあると思われます。

苦しいのは、ドラッグという逃げ道を断つこれからです。ドラッグを吸っている間は、つかの間の安定・逃げを得られていましたが、それに慣れてしまった脳と身体を正常に戻すのは吸引期間の3倍の時間を要します。

よって、個人・高相法子氏のことを考えれば、10年間を基本に覚醒剤の依存症に対する治療を続けつつ、「鬱病」などの心身症を引き起こさないように経過観察を続ける必要があるでしょう。

“薬物依存治療基金”創設という社会奉仕
ただ、元タレント・酒井法子という立場を考えると、その治療にかける10年間を綴った手記には相応の価値があります。

「何をしたか?」「何を考えたか?」「どんな禁断症状に襲われたか?」「どのような治療を受けたか?」 10年間、1日たりとも絶えることなく、その経過を綴った手記は、薬物依存と闘おうとする人々、薬物依存で身近な人を失った方々にとって貴重な体験談となるはずです。
たった一行で終わる日があっても構いません。その翌日に、なぜ前日は一行しか書けなかったのかを、たとえそれが言い訳であろうとも残せば意味があります。

そして『酒井法子―薬物依存から脱するまで―』(仮題)とでも題した書籍にまとめ、その収益のすべてを“薬物依存治療基金”の創設にあてれば、充分な社会奉仕となるでしょう。

社会的なポスト“夜回り先生”の必要性
“夜回り先生”の名で知られる水谷修先生。
水谷先生は現役教師の時、ドラッグに手を出した教え子へ徹底した生活指導という形で対応しました。が、厳しい指導に追い詰められた教え子は、余計にドラッグへ逃げ込み、ボロボロになって亡くなりました。それこそ火葬後に骨も残らないほどに。水谷先生は、遺された教え子のお母さんと一緒に、触れた瞬間に粉々になっていくまだ熱い遺骨を、素手でかき集めたと言います。

「何が間違いだったのか?」 自責し、悩む水谷先生が既知となった医師に言われたのは、「その子を殺したのは、水谷さんあなただよ。その子は薬物依存という病気だったのであって、“指導”じゃなく“治療”が必要だったんだよ」という言葉でした。
薬物・ドラッグは、「1度目は明らかな反射会行動だが、2度目からは依存症という病気だ」という認識を得たことで、水谷先生はさらに苦悩します。

そこから、「非行に向かってしまう子どもたちは、何を考えているのか?」「子どもとドラッグ・薬物の接点をなくす方法はないか?」「夜の街にあふれる子どもたちは何を考えているのか?」と問うようになり、“夜回り”を始めることになります。

“夜回り”の中で、ドラッグで死にかけた若者たち、身体を売る少女たちと出会い、イジメに苦しみ夜も眠れない子どもたちとのメール・電話での交流が始まります。
中には、身体を売る中でエイズにかかって自暴自棄となり失踪、病院へ収容されたもののすでに手遅れ、激痛を和らげる最後の麻酔で死ねこともできず、やせ細ったボロボロの身体で「先生、私のことを沢山の人に知ってもらって」と最期に託された水谷先生。

街中の若者相手に「売人いるの?」「北海道産の葉っぱは、いくらぐらいなの?」「北朝鮮産は出回ってる?」と尋ねて、まともに答えてもらえる大人は、今の日本では水谷先生ぐらいでしょう。若者たちと水谷先生との会話からは、水谷先生に「自分たちへ寄り添いつつも、ちゃんと叱ってくれる大人であるらしい」という一定の信頼を感じます。

「胸腺リンパ腫」というガンに侵された身体を引きずりながら、水谷先生が“夜回り”を続けるのも、そうした信頼に最後まで応えようとしているからではないでしょうか。しかし、いずれガンに侵された水谷先生の身体には終わりが来ます。“ポスト夜回り先生”が必要なのです。

個人の特質から、社会的・集団的取り組みへ
子どもたちとドラッグ・薬物の接点を断つのが一番ですが、これはまだまだ水谷修だからできている部分が多く、後継者を育てるにも相当の訓練が必要です。ガーディアンエンジェルスなどが有力候補ですが、実行能力は未知数ですし、厚労省の職責であるドラッグ・薬物根絶運動やドラッグ・薬物取締の強化へ任せられる部分もあるはずです。

ただ、一度薬物依存へ陥った後、薬物依存治療についてはNPO法人・ダルクか、精神科外来以外に受け皿がないのが現状です。
『酒井法子―薬物依存から脱するまで―』(仮題)が、どこかのブログ会社との契約であろうとも、書籍刊行でも構いません。とにかく数千万円のまとまった基金となれば、ボランティア的な現状はそのままでしょうが、体制を充実させることはできるはずです。

鮎滝としては、女優・酒井法子を復活させるよりも、薬物依存から立ち直った・酒井法子を模索する方が、母親・酒井法子のためにも、個人・高相法子のためにも生き易いように思います。きっと高相夫婦の子どもは、その方が真っ直ぐ育つのではないでしょうか?

――――――――――――――――――――――――――
関連記事
◆大麻は「単純所持」でも逮捕される禁止薬物です 今度は早大生逮捕、自宅で栽培(08/11/15)
◆今度は予備校で大麻 今日の本:『働きから病気の原因まで 脳のしくみがわかる本』(07/12/08)
◆覚せい剤所持 赤坂晃被告に有罪判決 懲役1年6ヵ月・執行猶予3年(07/11/21)
◆大麻とタバコ 今日の本:『ドラッグ世代 新装版 薬物汚染と闘う夜回り先生』水谷修(07/11/10)

――――――――――――――――――――――――――
<アマゾンで水谷先生の本を買う>
夜回り先生 (小学館文庫)/水谷 修

¥500
Amazon.co.jp


いいんだよ/水谷 修

¥1,050
Amazon.co.jp


さらば、哀しみのドラッグ/水谷 修

¥1,470
Amazon.co.jp


薬物乱用防止教育―その実際と、あるべき姿/水谷 修

¥1,470
Amazon.co.jp


薬物乱用―いま、何を、どう伝えるか/水谷 修

¥1,470
Amazon.co.jp

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。