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民主党流着々? 議員立法を原則禁止、「各省庁政策会議」で意見を統一し『政府案』として国会提出へ

政府・与党の政策決定システム 「各省政策会議」新設 小沢氏通達
(産経新聞 9/19付)

民主党の小沢一郎幹事長が同党所属の全議員に対し、政府・与党の政策決定システムを通達した文書が18日、明らかになった。内容は、副大臣が主催し与党議員が参加する「各省政策会議」を新設することが柱だ。通達は「議員必見」と明記され、小沢氏の幹事長就任で二重権力との批判を払拭するねらいもありそうだ。

通達は18日付で、各省政策会議について、政府機関で、副大臣のほか政務官、各省に対応する衆参両院委員会の与党委員で構成し、その他の与党議員も参加可能とした。

政府側が政策案を説明して意見交換するほか、与党議員が政策提案を行う場とする。政策の決定権は持たない。副大臣が会議内容を閣僚に報告し、透明性確保のため議事録要旨を公開する。

通達はこのほか、
(1)「次の内閣」など党政策調査会の機能は政府(内閣)に全面移行する
(2)閣僚、副大臣、政務官の「大臣(閣僚)チーム」「政務三役会議」が政策案を策定し、閣議で決定する
などとなっている。

「選挙・国会等、議員の政治活動にかかわる政治的な問題」については、党内で議論し、党役員会の決定を経て法案を議員立法で国会提出。必要に応じ常任幹事会や議員総会で協議すると明記した。

一方、社民、国民新両党からは「連立政権の意思疎通ができていない」(重野安正社民党幹事長)と政策決定での民主党主導に不満が出ている。

民主、議員立法を原則禁止 全国会議員に通知
(朝日新聞 9/19付)

民主党は18日、政府・与党の二元的意思決定を一元化するため、議員立法は原則禁止し、法案提出は原則、政府提案に限ることを決め、同党所属の全国会議員に通知した。政策決定がスムーズになり、族議員の誕生を防ぐといった効果が期待されるが、政治主導が不完全なままでは従来の政府見解にとらわれて自由な立法活動が阻害される可能性もある。

民主党は、自民党政権では党内の事前審査を経ないと政府が法案を提出できないといった弊害があったとして、政府・与党一元化を主張しており、すでに党政策調査会の廃止が決まっている。これにより、族議員の関与で法案の内容がゆがめられたり、法案の提出が遅れたりすることがなくなるとみられている。

議員立法が認められる例外として「選挙・国会など議員の政治活動に係る、優れて政治的な問題」にかかわる法案とした。公職選挙法や政治資金規正法の改正案といった「政治とカネ」の問題に関連する法案などが該当するとみられる。

ただ、議員立法がこうしたケースに限られ、原則禁止されれば、超党派や党内有志による立法活動ができず、政策決定の幅がこれまでより狭まる可能性がある。
例えば、改正臓器移植法や水俣病救済特別措置法など今年の通常国会で成立した弱者救済にかかわる法律は有志議員によって成立にこぎつけた。臓器移植法は党議拘束を外すことで採決が可能になった経緯もある。だが、議員立法の原則禁止により、こうした法案の提出が難しくなる恐れがある。(金子桂一)

クラッシャー(破壊者)か? 創造者か?
1993年に自民党を離党して以降、唯一、政界再編を志とし、新政党を作っては壊し作っては壊し、いつしか「クラッシャー」とあだ名されるようになった小沢一郎幹事長。野党議員でいながら、地元で圧倒的に強固な地盤を保持し、その影響力は東北地方全体に及ぶと言われても、他の誰も否定できない政治家。

個人的には、その暗躍的政治手法にかなり拒否反応を持っています。けれども、今回の「『各省政策会議』新設」では少し見直しました。

従来の自民党的手法は、官僚は官僚なりの政策・結論を持って、政党は政党なりの政策・結論を持っていて、同じ問題について省庁内、国会委員会で2度の審議をする構造を採っていました。税制について、財務官僚は財務官僚で見通しを持ち、自民党の税調は税調で青写真を持っていたのが良い例です。
そして、公の場であり、時にはマスコミ取材が入る国会委員会に備えて、政府・与党の乖離を印象づけないように行われていたのが、いわゆる“根回し”でした。

一方、小沢幹事長が提示した「各省政策会議」は、うまく機能すればその“根回し”からの脱却につながる意思決定システムとなるはずです。ただし、閣僚・副大臣・政務官による「政務三役会議」が決めたことを、記者会見で公表するまで、麾下の官僚たちへ全く知らせないという現状には疑問を感じます。

官僚は、選挙の度に交代する政治家と違って、20年、40年という長期間、継続的にその分野に関わってきたスペシャリスト。それゆえに“省益への執着”などの弊害が出てきているのも事実でしょう。が、せっかく彼らが蓄積してきた識見を有効活用することなく、お蔵入りにしていまうのはかえって国益を損ないかねません。
例えば、「各省政策会議」へ局長級以上の官僚が参加したとしても、政治家が主導権を握ることはできるはずです。

自民党による事実上の「一党長期支配」が続いたため、政権交代を果たしたばかりの現時点では、小沢幹事長が提示した政策決定システムでよいでしょう。しかし、官僚の識見を絞り出すような包括的政策決定システムへ展開させる余地があってよいように思います。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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