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2016年五輪開催国は「リオデジャネイロ」 ・・・IOCは「南米初」という歴史的意義を選んだ

2016年五輪、東京落選 響いた「招致の顔」不在
(産経新聞 10/3付より)

東京は敗れた。その瞬間、招致の牽引役だった石原慎太郎都知事は無念さをにじませた。連日のように外国の専門家からスピーチの表現法について指導を深夜、日付が変わるまで受けるなど「寝る間を惜しんで打ち込んだ」(側近)という努力もかなわなかった。

東京五輪が打ち出した「環境」を軸にした開催計画は高い評価を得ていた。しかし、国内の支持率が他候補都市と比べ低かった点などがマイナス要因になったとみられる。

日本が苦手とするロビー活動で後れをとったことも否めず、最終的に国際オリンピック委員会(IOC)委員の心をつかむまでには至らなかったようだ。鳩山由紀夫首相のIOC総会への出席はぎりぎり実現したものの、石原知事が熱望していた皇太子さまの出席はかなわなかった。

「治安や環境面など東京は選手にとって一番いい条件をつくる。私はこれこそが一番の“スター”だと思っている」 9月30日。コペンハーゲン市内で開かれた東京招致委主催のレセプション開始前、石原知事は地元デンマークのテレビ局の取材にそう答えた。

記者の質問は、シカゴやリオデジャネイロは応援に有名人が現地入りしているが、「東京はどういった切り札を出してくるのか?」。石原知事は、東京が取り組む「環境五輪」について細かく説明したものの、切り札となる特定の人物名をあげることはなかった。

近年の五輪招致は、王室関係者や国家元首クラスが、投票前のプレゼンテーションに応援団として一役買うケースが増えた。IOCのロゲ会長も「招致委の中に、IOC委員を納得させられる“顔”といえる人物がいるかどうかが重要」と語っている。

コペンハーゲンには、マドリードがスペイン国王のフアン・カルロス1世、リオデジャネイロはブラジルのルラ大統領。シカゴも土壇場になってオバマ米大統領夫妻が足を運んだ。

さらに、リオはサッカーの“王様”ペレ。シカゴは体操女子の金メダリストで「白い妖精」と呼ばれたナディア・コマネチさん(現役時はルーマニア、その後米国籍取得)など世界的知名度の高い応援団を送り込んできた。

ロビー活動遅れ 国民の支持弱く
「ほかの都市はセレブが来てIOC委員に働きかけている。東京は技術的なことに集中しすぎており、不利にならないか」 1日、東京の招致委が開いた会見でも海外メディアからこんな質問が出された。河野一郎事務総長は「IOCが求めているのは選手のための五輪。だから技術的なことは重要と考えている」とかわしたが、ロビー活動の出遅れを指摘された格好だ。

東京の開催支持率は他都市と比べ最も低かった。IOCが今年2月に実施した調査では56%。以前、招致関係者は「『どうして今、東京で開催するのか』『なぜ2回目なのか』について国民の理解を得るのは、南米初といった大義名分のあるリオなどと比べ簡単ではない」と話した。

東京の苦戦ぶりは、コペンハーゲンにも引きずられた。
1日夜にあったIOC主催のオープニングセレモニー。東京の招致団20人はドレスアップして社交の場に臨んだが、「他都市のプレゼンターが声を掛け合ってハグ(抱擁)したりして交流を深める中で、東京はそこに入っていけない雰囲気だった。話し上手と評判だったミシェル夫人のような目玉もいなかった」と、出席者の一人は振り返った。

IOCが求めたのは、「顔」や「スター」ではなかった
鮎滝は、今回の開催地選出は、「その都市で五輪を開く意義」が上回ったのだと解釈しています。

確かに、リオデジャネイロのペレ元選手は効果的な「顔」だったでしょう。何と言っても、サッカー界の生きる伝説ですから。
しかし、五輪は陸上、体操、水泳、馬術、球技など様々な競技種目が行われるスポーツの祭典。「サッカー界の伝説だけで動いた」というのは、分析として甘過ぎます。「顔」なら、マドリードのスペイン国王、シカゴのオバマ大統領の方がやはり格上でしょうし、東京が「未来の五輪選手」として15歳の三科怜咲さんを立てたのも「過去の人」に対抗するには悪くないキャスティングです。

これらを踏まえた上で、第1回目の投票で落選したのがシカゴだったことから考えると、「IOC的考え」が見えてきます。

黒人初の米国大統領任期中に、シカゴへの五輪誘致を決めるのは歴史的意味を持ち得る選択であり、シカゴ市民の開催支持率も東京より高く出ていました。しきりにツーショット写真を求められていたのも、ミシェル米国大統領夫人でした。

それでも、最初に落選したのはシカゴ。セレブによるロビー活動は実を結んでいないのです。この時点で、「IOCが求めているのは“顔”となるスターの存在ではなかった」と判断できます。

IOCが求めたのは、不特定多数からの支持と歴史的意義
では、IOCは何を求めていたのでしょうか?

一つ目は、不特定多数の地元市民による支持。
IOCは、五輪を歓迎してくれるところでやはり開きたいわけです。五輪・スポーツを通じて世界への影響力を持ちたいのがIOCですから、やはり不特定多数の人々、開催都市の地元における熱狂的支持は外せない要素だったはずです。これについては、マドリードとリオデジャネイロが圧倒しています。

二つ目は、その都市で五輪を開く歴史的意義。
リオデジャネイロへの五輪誘致には、「南米で初めての五輪開催」という意義があります。すでに2回目の東京、札幌そして長野で開いている日本よりも、バルセロナで開いているスペインよりも、ロス、アトランタそしてソルトレイクで開いている米国よりも、「リオデジャネイロでの開催に一票を投じ、この歴史的意義に参加したい」との意欲の方が勝ったと考えられます。

日本における五輪誘致報道は、オバマ大統領などスターの存在ばかりに目が行っていました。
ですが、IOCは、各国のスターたちにおもねることなく、実にIOCらしい価値観で判断をしただけなのです。


オリンピック憲章
前文
・・・・・・その旗は互いに重なり合う5つの輪からなり、五つの大陸の団結と、世界中の競技者たちがオリンピック競技大会に集うことを表している。

オリンピズムの基本原則
2.オリンピズムの目標は、スポーツを人間の調和のとれた発達に役立てることにある。その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することにある。
4.スポーツを行うことは人権の一つである。各個人はスポーツを行う機会を与えられなければならない。・・・・・・
5.人権、宗教、政治、性別、その他の理由に基づく国や個人に対する差別はいかなる形であれオリンピック・ムーブメントに属する事とは相容れない。
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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