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オバマ米国大統領にノーベル平和賞「核軍縮に新たな地平」 ・・・国際的評価はそうでしょうが

オバマ米国大統領にノーベル平和賞「核軍縮に新たな地平」
(毎日新聞 10/9付より)

ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、「国際的な外交を強化し市民の間の協力を高めることに特別な努力を傾けた」として、バラク・オバマ米国大統領に09年ノーベル平和賞を授与すると発表しました。
国際的非難の中でイラク戦争を開始した、ブッシュ前米国大統領の一方的外交を改め、「対話と協調」を基本とする外交を進め、「核廃絶」を唱えて核軍縮に新たな地平を開いたことが評価されたとみられます。

現職の首脳への授与は2000年の金大中・韓国大統領(当時)以来9年ぶり。米国の現職大統領の受賞は3人目で19年のウィルソン大統領以来90年ぶりです。

ノーベル賞委員会は「国際政治の新たな潮流を生み、国連中心の多国間外交を強めた」と授与理由を説明。さらに「核なき世界へのビジョンは軍縮交渉を鼓舞した」とし、「オバマ・イニシアチブによって米国は世界が直面する大きな課題に挑む建設的な役割を演じている」としました。

オバマ米国大統領は、今年4月、プラハでの演説で、『核兵器のない世界』を目標に掲げ、今年7月のイタリアでの主要8カ国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)での首脳声明や、9月の国連安保理首脳会合で「『核兵器のない世界』を求める決議」を得るのに尽力。また、今年7月、ロシアのメドベージェフ大統領と、今年末で失効する第1次戦略核兵器削減条約(START1)に代わる軍縮条約を締結することを合意させています。

・・・国際的評価はそうでしょうが
確かに、オバマ米国大統領に対する国際的評価は「ノーベル平和賞」に値するものでしょう。
プラハ演説で、「米国には、唯一の核使用国として『道義的責任』がある」と訴えたことは衝撃的でした。国連安保理で「『核兵器のない世界』を求める決議」を全会一致で可決させるなど、その実行力も評価できます。

しかしながら、「核には、核を」というのが、米国の伝統的な国際政治におけるパワー・バランスの考え方。鮎滝には、ノーベル平和賞のメダルの輝きが、米国共和党への無用な刺激となる気がしてなりません。

4月5日のプラハ演説を皮切りに、7月6日の米露首脳会談で核軍縮継続の合意を取り付け、そして9月24日の国連安保理における「『核兵器のない世界』を求める決議」の全会一致可決と、じっくり段階を踏んでやってきた道。
米国大統領としては、この外堀を埋めた状態から、いま一度、『核兵器のない世界』というニュー・フロンティアへの挑戦を米国民へ訴えたかったのではないでしょうか?

そこへ舞い込んできたノーベル平和賞。
これを米国民が、「我ら合衆国大統領の栄誉」と受け止めるのか、「合衆国が核を失う危機の現実味」と受け止めるのか。オバマ米国大統領が『国民皆保険制度』の頓挫で国内支持率を下げている今、評価がどちらへ転ぶかはかなり微妙だと思います。

オバマ米国大統領のノーベル平和賞受賞は、『新・米露核軍縮条約』が米国議会を通過し、明確な実績となるまで待った方がより適切だったのではないでしょうか?

「共和党への無用な刺激」が杞憂となれば・・・
もちろん、「共和党への無用な刺激」というのは、鮎滝個人が持っている米国国民像から来る危惧ですから、杞憂に終わるかもしれません。ノーベル賞委員会の思惑通り、『核兵器のない世界』への後押しとなる可能性もあります。

ですが、私なら「慎重に進めたいときに、余計なことをしてくれたなぁ」と思うでしょう。なぜなら、米国の「核には、核を」という考えは、「銃には、銃を」というアメリカ合衆国の根幹とつながるもの。こうした“根っこ”に関わることは、当の国民にしか答えの出せない微妙な問題だからです。

アメリカ合衆国にとっての自国の核保有問題は、日本における憲法改正問題に等しいと鮎滝は捉えています。戦後60年を経てもなお、第9条だけでなく新しい人権の追記も含めて、日本が日本国憲法を一切改正できないでいるのと同じように、米国が核を捨てるまでの障壁はそれだけ高く厚いものだと思うのです。

改めて考える「ノーベル平和賞」の位置付け
今回のオバマ米国大統領の受賞で、改めてノーベル平和賞の位置付けを考えさせられました。これだけ国際的脚光を浴びる賞なのですから、その効果的な活用方法というものがあると思うのです。

各国首脳はその国の代表として職務を果たしているわけで、年中、その一挙手一投足が注目の的。その歴史的な条約締結や政治行動は、必ず公文書や歴史書・教科書に載るわけで、ノーベル平和賞の対象から外しても良いように思います。

ノーベル平和賞は、もっと地味に地道に国際貢献を続けているNGO団体へ、「ちゃんと、あなた方の努力を見ていましたよ」とスポットを当てるために役立てた方が良いのではないでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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