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東アジア共同体 「長期的目標」に、同床異夢の日中 ・・・インドを誘って『アジア共同体』としては?

東アジア共同体 「長期的目標」に、同床異夢の日中
(東京新聞 10/11付より)

10日の日中韓首脳会談は、『東アジア共同体』構想を「長期的目標」として共同声明に明記し、鳩山由紀夫首相の持論は実現への一歩を踏み出しました。
まず韓国から一定の評価を獲得。ただ中国は、自国が主導する共同体を思い描いており、日本とは同床異夢。鳩山首相が重視するアジア外交で、手腕が問われるのはこれからと見られます。

鳩山首相は日中韓首脳会談で、『東アジア共同体』構想に関し「核となるのは3カ国だ。まずは経済的連携の強化からスタートしたい」と意欲を表明。
また共同声明には、「長期的目標として、『東アジア共同体』の発展及び地域協力に引き続き関与する」と前向きな表現が盛り込まれました。

鳩山首相は9日の李明博韓国大統領との首脳会談でも「日韓は最も重要な隣国関係であり、『東アジア共同体』構想の中核となる」と提起。李韓国大統領も「友愛の精神に基づいた非常によい考え方だ」と同調の姿勢を示しました。

鳩山首相が歴史認識問題に向き合う姿勢を示したことで友好ムードが高まり、韓国から前向きな評価を引き出せた形。もちろん、民主主義、市場経済といった基本的な価値観を共有している前提もあると思われます。

一方、中国は表向きは賛意を示すものの、日本主導でアジアの広域連合が進むことは望んでいない様子。鳩山首相が『東アジア共同体』構想を打ち出せば出すほど、アジアの「覇権争い」の色彩を帯びてしまう格好となっています。

温家宝首相は日中韓首脳会談で「既存の東アジアにおけるメカニズムがたくさんある。そういうところで協力して、一つ一つ積み重ねていくことが大事だ」と述べ、従来の東南アジア諸国連合(ASEAN)などの枠組みを重視する姿勢を見せました。

これに対し、鳩山首相は『東アジア共同体』の枠組みは明確にしていません。最初から、どの国で共同体を構成するのかを議論していては構想が進まないため、まずは日中韓の関係強化を進める考えです。
逆に、具体論に踏み込めば、それだけ各国の利害がぶつかり合うことになります。共同声明が「長期的目標」と位置付けた通り、実現への道のりは遠いと見られます。

・・・インドを誘って「アジア共同体」としては?
13億人という途方もない人口と、広大な領土を保有する大国・中華人民共和国。
一人っ子政策により人口構成が逆三角形、超高齢社会となることが見えている危うさはありますが、外交的にも、経済的にも、あと10年はこの国の勢いを止めることは難しいでしょう。ただそれだけ強大な国であるが故に、10年後ないし20年後に訪れる『中国の斜陽』は相応の脅威と捉えておく必要があります。

この60年、対米重視一辺倒でやって来た日本は、先ほどの米国発・金融危機の煽りをもろに味わいました。
「中国をもう一つの極」とすることは、その反省にも基づくリスク分散・バランス感覚と解釈しています。が、その中国が逃れがたい超高齢社会を迎えることが確実であることを思えば、「同じBRICsの雄にして、人口12億人、若年層が厚いインドも引き入れた『アジア共同体』」を志向した方がより良いように感じられます。

残念ながらいまの鮎滝には、「犬猿の仲である中国とインドを引き合わせた『アジア共同体』では、機能不全に終わる」という批判を否定することができません。しかし、『東アジア共同体』についても、「台湾の扱い方次第で、すぐに頓挫する構想」という指摘をしておかざるを得ません。

殊、『東アジア共同体』構想については明るい話のように扱われています。が、日本―台湾―中華人民共和国の関係を考えると、非常にハードルの高い構想であることを忘れてはならないと思います。鳩山首相は、「中国に対して、台湾を独立国家として扱わせる覚悟を持っているのでしょうか? それとも、オブザーバーといった曖昧な立場を用意する心積もりでいるのでしょうか?」

鮎滝には、中台問題だけが焦点となるのを避けるためにも、インドまで引き入れる大風呂敷にした方が良いと思われるのです。「アジアは、日中印の3大国で牽引する」という方が、より安定した国際機構となるのではないでしょうか?


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前回記事の関連ニュース
鮎滝は前回の記事で「欧米を介しないアフガニスタンを知りたい」と言っておったのですが、岡田外相がアフガンを電撃訪問したとのこと。是非、ご自身の目で見てこられたことをアフガン支援策策定につなげていただきたい。

岡田外相がアフガン訪問=復興支援策を大統領と協議
(時事通信 10/11付)

北京を訪問していた岡田克也外相は11日午前(日本時間同午後)、アフガニスタンの首都カブール入りし、カルザイ大統領やスパンタ外相と会談した。

日本政府はインド洋上で海上自衛隊が行っている給油支援活動を「単純延長しない」との方針を示し、同活動に代わるアフガン復興支援策を検討している。岡田外相はアフガン側のニーズを直接把握したい考えだ。

岡田外相のアフガン訪問は、治安上の理由から伏せられていた。日本側は、農業技術協力や職業訓練など民生分野に重点を置いた支援を拡充させたいとしており、外相は大統領らに対し、こうした考えを伝えたとみられる。

鳩山由紀夫首相は、来月12日に初来日するオバマ米大統領との首脳会談で、アフガン支援策の提示を目指しており、政府は今後、給油活動の扱いも含めた調整を本格化させる。岡田外相は、今回の訪問の成果を具体的な支援策に反映させたい意向だ。
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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