中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

文科省、教員養成で「教育実習1年・大学院2年必修」を検討 ・・・長期目標としては支持

教育実習1年・大学院2年必修を検討 教員養成で文科省
(朝日新聞 10/14付)

教員養成をめぐり、文部科学省の政務三役は、大学の学部4年間だけでなく大学院の2年間も必修とし、修士号を免許取得の条件とする「教員養成課程6年制」を導入する方向で検討を始めた。現在は2~4週間の教育実習についても1年間に延ばす考えで、子どもと向き合う経験を増やし、よりていねいに教員を養成する方針だ。

文科省の政務三役は、10年に1度、現役教員に大学などで講習を受けることを義務づける教員免許更新制を10年度限りで廃止する方針を固めており、教員養成の6年制化はそれに代わる教員の質向上の手だてと位置づけている。

民主党の総選挙のマニフェストにも盛り込まれており、大学院修了後、最初に取得する一般免許状のほか、8年以上の実務経験を積んでから取得できる専門免許状を設けることも想定している。文科省は、現在の教員免許更新制で講習を受けた教員の受講分について、将来専門免許状を取る際の単位に振り替えられるようにすることも検討する。

ただ、6年制の実現に向けては、大学院側の受け入れ態勢が整うか、1年間にわたる教育実習の受け入れ先が確保できるかという問題があり、相当の準備期間が必要になるとみられる。(青池学)

長期目標としては、大学院卒必修を支持
「学校の教育力」において国際的評価の高いフィンランドの事例を考えれば、鮎滝は、「教員は大学院卒以上」という方向性を支持します。

PISAで常に上位にいるフィンランドは、人口がわずか532万人という北欧の小国。
そのためか、「資源と人口の少ない我が国が国際競争で生き残るには、国民の知的水準を上げるしかない」という意識の高い国でもあります。教員養成課程に限らず、大学へ入った学生は修士課程修了まで勉強を続けるのが一般的で、最短でも5年間は大学・大学院で勉強をします。

そうした国ですから、当然、教員に求める教養水準も高くなります。
幼稚園の教員でも、高校の教員でも、教員資格を得るには修士課程修了が必須です。さらに教員には、子どもたちへの知識の伝達や指導だけではなく、研究者としての分析能力が求められており、より良い教育方法を研究し続けることを奨励。教員免許にも更新制度を取り入れています。

フィンランドの教員は、スタートから高い位置にいることを求められ、しかも結果を出せなくなれば教育現場から退場させられるわけです。

大学院が必須なら、教育実習も1年間に延長でしょう
ちょっと、自分たちが小中高生だった頃を思い出してみましょう。
「記憶に残っている教育実習生って、何人いますか?」

残念ながら、鮎滝はゼロです。
何となく顔を思い出せそうな人が一人いるのですが、その人の担当科目はすっかり忘れてしまっています。「最初から最後まで“学校のお客さん”だった」というのが、鮎滝の教育実習生に対する印象。教育実習生に恋をしたという思い出でもなければ、ほとんどの方は、覚えておられないのではないでしょうか?

ということは、逆の立場、教育実習生が見ている小中高生たちの姿も“余所行き”のもの。本当のところを見る機会なく、実習を終えてしまっているのではないでしょうか?
もちろん本人にとっては、初めて30人~40人もの生徒を前にして立つ教壇。先輩教師に付いて指導と、レポートに次ぐレポート、さらに最終日に任される授業構成に悩み、生徒たちの興味本位の質問攻めや言動に振り回される日々。それは、まさに嵐のような期間だったことでしょう。

しかし、これが1年間、同じ学校へ居られるとしたら?
一般授業以外にも、部活指導、体育祭、文化祭、粋がる生徒とのケンカ・・・。それこそ、本採用された後の「根拠ある自信」となるように思われます。

しかし、法科大学院と同じ轍を踏んではならない
教員免許取得にあたって修士修了を必須とするということは、いわゆる専門職大学院を創設するということ。ここで猛省すべきケースが思い浮かびます。

「法科大学院修了者を対象とした4回目の新司法試験の合格者が発表され、2043人が合格。合格率は3回連続で低下して27.6%となり、過去最悪を更新した」(09/9/10)

教員養成課程を6年間とした場合、それだけ就職活動が遅れるわけですから、従来のように教育学部から一般企業へ就職するという選択は難しくなるでしょう。医学部生がそうであるように、教育学部が「教育学部に入ったら、何が何でも教員になる」というモチベーションの高い学部となることも、必要となってきます。

法科大学院にも、何が何でも法曹界へ入れる教育・指導力が求められているわけです。が、それが現実に果たせていない状況で、さらに教職大学院(仮称)を創設することが妥当なのか。余程、緻密なカリキュラム設計と計画的な定員設定が示されない限りは、時期尚早として、議論・検証を続けるべきでしょう。

ちなみに2009年医師国家試験の合格率は、下位3大学でも76.6%(東海大学)、78.3%(金沢医科大学)、79.3%(帝京大学)。この辺りが、専門職大学院創設の可否を決するラインではないでしょうか?

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。