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九州電力、MOX燃料装填 初のプルサーマル発電へ ・・・プルサーマルで行くの?!

九電、MOX燃料装填 初のプルサーマル発電へ
(読売新聞 10/15付より)
九州電力は15日午前、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を用いた国内初のプルサーマル発電を計画している玄海原子力発電所3号機(佐賀県玄海町、出力118万キロ・ワット)で、原子炉内への燃料の装填作業を開始した。

19日までに作業を終え、11月上旬に試運転の発電を再開。国による最終的な検査を経て、12月上旬から営業運転を開始する予定だ。

この日の作業は午前8時から始まり、同11時8分に1体目のMOX燃料を装填。16日には作業の様子を報道陣に公開する。

※プルサーマル・・・原子力発電所の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜたMOX燃料に加工して軽水炉の原子力発電所(サーマルリアクター)で再利用する仕組み。プルトニウムとサーマルリアクターを組み合わせて「プルサーマル」と呼ばれる。
エネルギーの有効活用や放射性廃棄物の減少などを目指した核燃料サイクル政策の一環として、国や電力業界が推進している。


短期中期的には現実的でしょうが・・・
原油や石炭、天然ガスなどの化石燃料は外国からの輸入頼り。水力発電に使う大型ダムもなかなか建設できず。天候による発電量変動を無視できるほどの大量の太陽光発電パネルや風力発電風車の設置もままならず。ほかの地熱発電なども、社会的には実証実験段階。

一方、核廃棄物処理の問題を抱えつつも、すでに国内電気需要の30%をまかなっている原子力発電。短期中期的には、原子力の推進こそ現実的なのかもしれません。

しかし原子力発電所は、使用済み核燃料だけでなく、発電所の解体に至るまで「放射能汚染」が付きまとう厄介な代物。廃棄と言えば、すべて地中深くに埋めているだけ、いや埋める以外に方法がないという方が正確でしょう。

・・・本当にプルサーマルで行くの?!
そこで使用済み核燃料を再処理し、少しでも放射性廃棄物を減らそうと考えられたのが、MOX燃料を用いたプルサーマル計画。MOX燃料は従来の軽水炉でも使えるため、「もんじゅ」などの高速増殖炉などに比べて取り組みやすいと考えられています。

すでにプルサーマル計画が着手されている発電所は、次の通り。
九州電力・・・玄海原子力発電所3号機(2009年12月に営業運転予定)
四国電力・・・伊方原子力発電所3号機(2010年度までに導入)
中部電力・・・浜岡原子力発電所4号機(2010年度から導入)
関西電力・・・高浜原子力発電所3号機・4号機(2010年度までに導入)
中国電力・・・島根原子力発電所2号機
北海道電力・・・泊原子力発電所3号機
さらに、東北電力の女川原子力発電所3号機でも導入計画が進められています。

放射性廃棄物の終着点は?
MOX燃料には、廃棄する使用済み核燃料を減らせることなどが期待されます。が、ウラン新燃料に比べて放射能が高い、プルトニウムはウランよりも再処理が難しいといった欠点も持っています。

また原子力発電所には、退役後の解体(=廃炉)の難しさもあります。
原子力発電所は、より高い耐震性を追求して「壊れない」「壊さない」ようにできており、解体作業そのものが困難です。しかも出てくる廃棄物の大半は放射性廃棄物であり、瓦礫の行き先を作ることも考えなければなりません。

現に、国内初の廃炉を進めている茨城県東海村の東海原子力発電所では、解体で出てくる廃棄物の保管場所不足が見えてきています。

現代技術で処理しきれないものをこれ以上増やしてよいものか?
将来世代の技術力に期待し、彼らに安全な廃棄方法の開発を押しつけてよいものか?

追 記:
「エコ家電」って言いますよね? 最近の家電は、節電や節水など省エネが当たり前です。
プラズマテレビもいつの間にか液晶テレビ並みに消費電力が下がってきており、パソコンのディスプレイも液晶が標準。使用水量を40%以上削減した洗濯機や、節水率60%の便器などもあります。

電力需要というのは上昇を続けるばかりのものなのでしょうか?
「消費電力の30%削減」は出来ないものなのでしょうか?


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関連記事
廃炉中の「ふげん」で重水漏れ、1人被ばく
(日テレNEWS 10/9付)
原子炉の廃止措置が進む新型転換炉「ふげん」(福井・敦賀市)で放射性物質を含んだ重水が漏れ、作業員1人が被ばくしていたことがわかった。健康被害はないという。

福井県によると、8日午後、ふげんの原子炉補助建物で、配管のねじの部分から放射性物質「トリチウム」を含んだ重水が染み出しているのを作業員が見つけた。漏れた量は約70ccで、作業員4人のうち1人が重水の水蒸気を吸って内部被ばくしたという。被ばくの量は極めて微量で、作業員への健康被害はないという。

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
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