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静岡・東海大「マグロを水槽で養殖、数年後の出荷目指す」 ・・・クロマグロを取引禁止生物って

静岡・東海大「マグロを水槽で養殖、数年後の出荷目指す」
(毎日新聞 10/19付より)

陸育ちの『エコマグロ』をブランド化しよう―
駿河湾を望む静岡市の三保半島で、マグロを陸地の水槽で養殖する研究が進んでいます。海中のいけすに比べて“赤潮被害”を受けず、海を汚さないのが特徴で、世界的に珍しく環境にも優しい方式。既に9キロ近くまで育ったマグロもあり、関係者は数年後の出荷を目指しています。

↑マグロを地下海水で育てている水槽(東海大海洋学部)

研究を進めているのは、三保半島にキャンパスを置く東海大海洋学部の秋山信彦教授(48)と静岡県焼津市の技術開発会社「WHA」。

同学部の構内に円形水槽(直径約5メートル、深さ約1メートル)4基を設け、3年前からクロマグロ(本マグロ)の幼魚を育てています。水は構内の深さ約30メートルの地中からくみ上げた「地下海水」を使用。細菌が繁殖しにくく、水温も17~20度で安定しているなどの利点があるといいます。

秋山教授によると、マグロは酸素を取り込もうと絶えず泳ぎ回り、光に反応して飛び出すこともあるため、そのまま水槽に入れると壁に激突してしまうとのこと。そこでマグロが近づきたがらない気泡を水槽の内側に張り巡らせたり、水槽を設置している部屋の出入り口に二重幕を張って外光を遮断し、水流を作るなどの工夫を重ねています。

同学部で養殖してきたマグロは先月までに、現在の水槽では限界の8.9キロまで成長。解体したところ、トロや赤身の脂などは市場に出回るマグロに近いレベルだったといいます。
今後、採算ラインの約30キロまで育てるため大きな水槽を新設する予定。WHAの萩原弘之社長(51)は「マグロの漁獲規制の動きもあり、卵からの養殖も目指したい」と意欲を示しています。

実験から、早期に起業を目指してほしい
刺身やお寿司はもちろん、ツナ缶、ツナマヨネーズのおにぎり、照焼にも使うマグロ。必ずしもクロマグロ(本マグロ)でなくてもよいものもありますが、刺身やお寿司にするならやはりクロマグロでしょう。
しかし、そのクロマグロについて、モナコ公国の発案で『ワシントン条約の取引禁止生物』に指定されようとしています。

最近の欧州の環境保護政策に対して、鮎滝は、「科学的な生態系維持なのか?」それとも「単なるステータス作りなのか?」が不分明となっていると判断しています。
クロマグロの保護にしても、自然保護に積極的なモナコ公国発案というところに「ステータス作りの臭い」を感じます。モナコ公国の主力産業は観光ですよね? これが日本と同じような漁業大国からの提案であれば“漁師の実感”として共感も出来るでしょうが、なぜ口を挟んでくるのがモナコ公国であるのか理解できません。

このようなステータス作りに付き合う必要がなくなるよう、マグロについても「養殖」という選択肢を、日常の経済サイクルの中に早く乗せてほしいものです。

海洋保護生物というと・・・
2カ月に1回ぐらいのペースで、“遠浅の海岸に上がってきてしまったクジラやイルカを沖へ返そうと奮闘する市民たち”の姿が報じられます。目の前の命を必死に助けようとするその姿はすばらしいものでしょう。

ですが、クジラやイルカが、なぜ陸に打ち上げられるといった愚かなミスをおかすのか、その根本原因ははっきりしません。
彼らは同種族間でのコミュニケーション能力を持ち、エコー(超音波)による空間人死にに優れ、知能指数の高い生物。小魚が岩場にできる水溜まりに取り残されるというのとは、次元が違います。

「ウイルスなど病気によって方向感覚を狂わされたからだ」「潜水艦のエコーに誘われたからだ」など諸説ありますが、「ニュース報道頻度の増加」との相関には結びつきません。

けれども、「クジラの保護が進み過ぎて個体数が急増した結果、海洋から弾き出される個体が出るようになった」という仮説を立ててみると、陸に打ち上げられたクジラの報道頻度との相関関係が説明できるようになります。もっともこの仮説も、世界各国のニュース通信網の緊密化が進行したという要素を加えれば崩せる脆いものであるため、真実かどうかは解りません。

が、観測用に捉えたクジラの腹の中から大量の小魚が出てくることを見ると、「大食漢であるクジラを保護することは、そのクジラたちの空腹を満たす分だけ小魚の減少を促進。むしろ海洋の生態系を破壊しているのではないか?」との疑問を抱かされます。

養殖文明と狩猟文明
人類が食物を手に入れる方法には、牧牛や牧羊、養豚、養鶏、田畑といった『養殖文明』を礎とするとものと、鴨狩り、兎狩り、鹿狩り、漁採り、山菜採りといった『狩猟文明』を礎とするものがあります。

前者は、人間の食べ物用となる生き物を自然界の食物連鎖から切り取り、人間の手で養育する方法。後者は、人間の食べ物を自然界から採取し、人間が食物連鎖の中に入る方法。
かつての乱獲などの経験からか、欧州では前者を「より文明的」と見る思想を感じます。が、後者は後者で、常に自然との折り合いを考えていなければ翌年の収獲をゼロとしかねないため、非常に高度な知識と経験を要する生き方です。

思想にまで昇華されてしまうと、現実生活と乖離した「どちらが正義で、どちらが悪か」という話になるため妥協点を見つけるのは困難。正直、海洋資源のことは、漁業大国同士の管轄に一任してもらいたいところです。


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
クロマグロを「取引禁止に」モナコ提案 大西洋・地中海産
(毎日新聞 10/16付)

モナコは13日、大西洋と地中海のクロマグロを、絶滅の恐れのある生物を保護するワシントン条約の対象に加えるよう締約国(175カ国)に提案した。

モナコのクラブロン対外庁長官が14日、毎日新聞に明らかにした。同国は日米や欧州連合(EU)など69カ国に既に提案を打診し、支援を要請。漁獲枠を議論する11月の「大西洋マグロ類保存国際委員会」の結果に関係なく商取引の全面禁止を求める方針で、消費量のほぼ半分を大西洋・地中海産に頼っている日本に大きな影響が出る可能性がある。

同条約では付属書1に記載された生物は商取引を禁止し、同2の場合は厳重規制するが、長官によるとモナコは、同1にクロマグロを加えるよう求めた。
来年3月にカタールで開かれる同条約締約国会議で参加国の3分の2以上の賛成で決まる。米国のほか、英独などEU21カ国が付属書への記載に好意的な一方、日本やカナダ、トルコは否定的という。

一方、同国際委で決まる今後の漁獲枠について、長官は「漁獲枠が引き下げられれば費用対効果から、各国が漁を行わない可能性がある」と期待感を表明。だが、「付属書1への記載で、クロマグロが絶滅に瀕しているという科学的事実を世界に表明できる」と、あくまでも主張を通す意向を示した。

モナコは王室が自然保護に積極的で、クロマグロ保護も元首のアルベール2世が発案。昨年以降、売買を自発的に禁止している。長官は「10年前の個体数に戻すには15年は必要だ」としている。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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