中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本の「貧困率」15.7%、OECDでワースト4 ・・・数字だけを踊らせて、どうしはるんやろ?

日本の「貧困率」15.7%、OECDでワースト4
(読売新聞 10/20付より)

長妻厚生労働相は20日午前の閣議後の記者会見で、全国民の中での低所得者の割合を示す『相対的貧困率』が2007年調査で15.7%だったと発表しました。相対的貧困率とは、所得を世帯人数に振り分けて高い順に並べたときに真ん中の所得(07年調査では228万円)を基準に、その半分に満たない人の割合。

長妻厚労相は会見で「今後、子ども手当など、数値を改善する政策を打ち出していきたい」と述べ、数値を踏まえて貧困解消に取り組む考えを示しました。

「相対的貧困率、15.7%」という数字は、経済協力開発機構(OECD)がまとめた加盟30カ国の中で、ワースト4位にあたり、際だって悪い数字だと言えます。相対的貧困率は、これまでOECDが日本政府の統計資料を基に出してきましたが、今回は初めて日本政府が算出したもの。

OECDによる加盟30カ国の「2000年代の相対的貧困率」調査では、日本は14.9%(04年調査)。今回の07年調査ではそれよりも0.8ポイント悪化しており、低所得者が増えていることが顕著になっています。

厚労省によると、日本の1998年調査の相対的貧困率は14.6%。以後、01年は15.3%、04年は14.9%、07年は15.7%と悪化傾向にあります。
また『子どもの貧困率』も01年に14.5%を記録した後、04年に13.7%と改善の兆しを見せたものの、今回14.2%と再び悪化。同省は今後、1人親家庭や、子ども手当を受給した場合の貧困率も調べる予定です。

ちなみに、OECD調査で貧困率が高かった国のワースト3は、
メキシコ・・・18.4%
トルコ・・・・・17.5%
米国・・・・・・17.1%

逆に貧困率が低いのは、次の3カ国。
デンマーク ・・・・5.2%
スウェーデン・・・5.3%
チェコ・・・・・・・・・5・8%

※相対的貧困率・・・国民一人ひとりの所得を順番に並べて、ちょうど中間の額の人を定め、更にその額の半分に満たない人が、全体でどれくらいいるかを示したもの。
この際に用いられる「所得」は、等価可処分所得といい、所得から税金などを差し引いた世帯の可処分所得を、世帯の人数の平方根で割った数値。貧困の水準を示す絶対的貧困率と異なり、国内の低所得者の割合を示す指標となっています。


・・・数字だけを踊らせて、どうしはるんやろ?
相対的貧困率の算出方法を見てみると、「国民一人ひとりの所得を順番に並べて、ちょうど中間の額の人を定め、更にその額の半分に満たない人が、全体でどれくらいいるかを示したもの。」とあります。

国民一人ひとりの所得を順番に並べるということは、「一部の富める人は富める」という下図のようになっていたり、

「富める人も、そうでない人も同じようにいる」一直線状となっていたり、

「ほとんどの人は豊かだけれども、一部がそうでない」という、下図のような形もあるはずですよね?

数字だけで「日本の相対的貧困率は、ワースト4でした」と言われても、富める人とそうでない人の割合などまで分からなければ、「民主党がやろうとしていることは正しいのかどうか?」を判断のしようがありません。

「一部の富める人は富めるという」のであれば、治安や将来の日本の競争力への投資だと理解してもらって、高所得者層からより多くの税金をとるような所得税の累進課税率の見直しとなります。
「富める人も、そうでない人も同じようにいる」なら、相互扶助の精神をもってという説得になるでしょう。
また「ほとんどの人は豊かだけれども、一部がそうでない」というのなら、皆で再チャレンジの下支えをしようということで、消費税などで広く薄く負担を引き上げるということになってきます。

長妻昭は、もう一議員ではなく厚生労働大臣
一議員なら、年末に向けて「私は、ちゃんと問題意識を持っていますよ」というアピールのために、数字だけを出すことも解らなくはありません。が、政府与党しかも厚生労働大臣ならば、「こういう数字があるため、その改善策としてこの施策を行います」という、政策提言の一資料として扱うのがあるべき姿ではないでしょうか?

もちろん、全くの無反応であるよりもベターだとは思います。
思いますが、現在の日本の経済状況が良くないことは、失業率や景気動向指数、09年度の税収が見込みより6兆円足りなくなるかもしれないといったニュースで十分に浸透していること。これらマイナスの情報を上塗りする数字だけを見せられても、はっきり言って困ります。

厚労省では、1人親家庭や、子ども手当を受給した場合の貧困率も調べる予定なのですよね?
12月上旬に復活させるという母子加算や導入の検討がなされているらしい父子加算、子ども手当の効果のシミュレーションと予想されます。そうなのでしたら、シミュレーション結果とあわせて、「鳩山内閣がやろうとしている貧困解消策は適切だと思いますか?」と提示してもらう方が、適切だと思うのです。

「何でも桝添さん」から「何でも長妻さん」になったわけで、多忙でおられることは推察しています。しかし、「数字と改善策をセットで提示してほしい」というのは、高望みなのでしょうか?
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。