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今日は、臨時国会の召集日・・・ 鳩山首相が「戦後行政の大掃除」をすると所信表明

「戦後行政の大掃除」鳩山首相が所信表明演説
(読売新聞 10/26付より)

鳩山首相は26日午後の衆参両院本会議で、就任後初めての所信表明演説を行いました。

首相は、衆院選で政権交代が実現した意義を強調したうえで、官僚依存から政治家主導へと日本政治を転換し、「戦後行政の大掃除」を行うと宣言。また、持論の「東アジア共同体」構想など、日本が世界の「架け橋」となる外交を目指すことを表明しました。

首相は冒頭、「国民は政権交代を選択された。『今こそ日本の歴史を変える』との意気込みで、国政の変革に取り組んでいく」と決意を表明。自らの政治理念である「友愛政治」について、「弱い立場、少数の人々の視点を尊重する」ことを原点とすると説明しました。

「戦後行政の大掃除」に関しては「まず行うべきこと」と位置づけ、組織や事業、税金の使い道と予算編成のあり方を見直す考えを表明し、さらに「行政内部の密約や省庁間の覚書も明らかにする」と明言。また、労働基本権のあり方を含む国家公務員制度の抜本改革に取り組む考えも示しました。

個別政策では「友愛」の理念を踏まえ、「人のいのちを大切にし、国民の生活を守る政治が必要だ」として、「子ども手当」創設や高校授業料の実質無償化など、民主党政権公約(マニフェスト)の主要政策の実現を表明。
ガソリン税の暫定税率廃止や高速道路の原則無料化、農業の戸別所得補償制度の創設などについても、実現を約束しました。

外交では、「東洋と西洋、先進国と途上国、多様な文明の『架け橋』にならなければならない」と訴える。2020年に温室効果ガスを1990年比25%削減する中期目標を達成するための交渉を主導する決意を表明。
「東アジア共同体」を「他の地域に開かれた、透明性の高い協力体として推進する」と述べました。

また日米関係では、「緊密かつ対等な日米同盟」を目指す考えを強調。「対等」の意味を「世界の平和と安全に果たせる役割や具体的な行動指針を、日本からも積極的に提言、協力していける関係」と説明したうえで、世界的課題でも連携する「重層的な日米同盟を深化させる」としました。

沖縄県の米海兵隊普天間飛行場移設を柱とする在日米軍再編に関しては、「過去の経緯も検証したうえで、沖縄の負担、苦しみや悲しみに思いをいたし、真剣に取り組んでいく」と述べています。

一方、首相の資金管理団体を巡る偽装献金問題については「政治への不信を持たれ、誠に申し訳ない」と陳謝し、「捜査に全面的に協力していく」と強調しました。

・・・相変わらず「徹底的に」「抜本的に」という文言が多い
まあ民放各局が、首相の所信表明演説を差し置いて、一世を風靡したに過ぎない一タレントの薬物事犯について一言一言、逐次報道することに局の全力を懸けるような国・ニッポン。

情報のプロフェッショナルであろう各局編集長が「視聴者は、もう政治に冷めているだろう」と見ている国の政治、首相では数字が取れない国では、それだけ政治が停滞・沈滞してきたということ。従って、誰かのときにも聞いたような「徹底的に」「抜本的に」という文言ばかりの演説となるのは仕方がないのかもしれません。

が、30分程度でまとめられることが多い所信表明を、1時間もかけてされたわけですから、もうひと工夫あってもよい気がします。

行政刷新会議であるとか、事業仕分けとか、政務三役会議とかはある程度かたちになっており、「政治主導はこういうことなん?」「結局、3兆円、揃えはったなぁ」「八ツ場ダムもこのまま止めてまうの?」「掛け持ちの政務官はキツそうやなぁ」などと、有権者も既に評価を出しています。つまり、政治主導という民主党のやり方については、「この形で行きますよ」と伝えてもらうだけで足りるわけです。

首班指名間もなくと、40日後で求められる演説は異なる
それよりも問題なのは、「この先はどうしていくか?」のビジョンです。
「息子さんが職に就けず、自らのいのちを断つしか途がなかった、その哀しみ」を共有されたことまでは分かりました。そこで政治家・鳩山由紀夫は、日本が不況を脱する成長戦略として何を思い描いているのか? 政治主導というなら勝負所はここでしょう。

「東アジア共同体構想」は、台湾の独立承認の是非をウヤムヤにして進められる話ではないはずです。そうした準備なしに、国会も通さずに国際公約として掲げた背景、「なぜ、今“東アジア共同体”なのか?」の説明は、あって然るべきでしょう。日本の生き残り戦略といかに結びついているのか、重要な外交ビジョンです。

「2020年の温室効果ガスを、1990年比で25%削減」という国際公約にしても、「環境負荷低減市場」を、どの程度の旨みのある新市場と見積もっているのか説明しても良かったでしょう。

実際、電気自動車市場では、ガソリン自動車へは入り込めなかったスモール・ハンドレッド(=米国ビッグ・スリーの対義語)が活発に動き出しています。ゴルフカートを改造して公道仕様とする韓国車、ボディーを鋼鉄からFRPにした中国車、英国の渋滞税を勝機と見て試乗で顧客を拡げているインド車など、実に柔軟な発想をもって市場で勝ちに来ています。
日本国として、電気自動車市場で中小企業から成り上がる「第二のHONDAの登場」を支援していくかどうかでも、表現次第では業界を効果的に刺激できたかもしれません。

もう40日も経っているのですから、動き出したものは動き出したものでコンパクトにまとめてしまって、もっと将来のことを語っても良かったのではないでしょうか? それぐらいでないと「無血の平成維新」と言うのは、紀尾井坂で思い半ばにして去られた大久保卿などのことを思うと、おこがましい気がするのです。


◆今こそ国政の変革…所信表明演説全文1(読売新聞)
◆弱い立場の人々尊重…所信表明演説全文2(読売新聞)
◆国・地方・国民が一体に…所信表明演説全文3(読売新聞)
◆暮らしの豊かさに力点…所信表明演説全文4(読売新聞)
◆「架け橋」としての日本…所信表明演説全文5(読売新聞)
◆「無血の平成維新」…所信表明演説全文6(読売新聞)
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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