中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「子宮頸ガン予防ワクチン」年内にも国内導入 ・・・性交渉経験前の接種で効果発揮に、啓発の壁

子宮頸ガン予防ワクチン 年内にも国内導入
(神戸新聞 11/2付より)

若い女性に急増している子宮頸ガンのワクチンが国内で初めて解禁され、年内にも接種可能になる。がん化の原因となるウイルスの感染を防ぐ「切り札」として導入されるワクチンについてまとめてみた。(鎌田倫子)

子宮頸ガンは、主に性交渉によってヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症。
いったん感染しても多くの場合、自らの免疫力で排除できるが、何らかの原因で長期間持続したときにがん化する可能性が高くなる。国内では年間1万人以上が新たに発症し、3500人が死亡していると推計されている。特に若い女性に増えており、国立がんセンターがん対策情報センターによると、2002年の新規患者数は20~30代で推計2100人。10年間で倍近くになった。

3回接種の予防ワクチン「サーバリックス」を導入
厚生労働省が10月に国内販売を承認したのは、グラクソ・スミスクライン社の予防ワクチン「サーバリックス」。海外約100カ国で既に承認されており、日本人の子宮頸がんの原因の約6割を占める「16型」と「18型」の2種類のHPVに対する感染予防が期待される。

サーバリックスは3回の接種が必要で、2回目以降は、1回目の接種を基準にして1カ月後と6カ月後に注射する。また、海外の臨床試験によると、予防効果は少なくとも6~4年間持続することが確認されており、このデータから推測すると、効果は約20年間続くともされる。

なお、子宮頸ガンの予防ワクチンをめぐってはほかに、万有製薬が米国製の予防ワクチンの国内臨床試験に取り組んでいる。

10代前半での接種に保護者の理解必要
大きな期待が寄せられるワクチンだが、課題も横たわる。

ワクチンの接種の効果が最も高いとみられるのが、性交渉を経験する以前の女児。厚労省は優先接種の対象を示していないが、日本小児科学会と日本産婦人科学会などは合同で11~14歳の女児を接種対象として推奨する見解を発表している。

既にワクチンを導入済みの多くの国々でも10代前半が優先接種の対象となっており、例えばカナダでは9~13歳、オーストラリアで12~13歳、スウェーデンでは13~16歳。

また、子宮頸ガンの治療に当たるのは、主に総合病院の婦人科だが、ワクチンの普及・啓発には、10代が普段受診する小児科や内科との連携も不可欠。兵庫医科大学病院(西宮市)産科婦人科の鍔本浩志医師は「保護者の理解を得るためにも、地域の病院や診療所と協力したい」と話している。

全額自己負担での接種
さらに、予防を目的にしているため保険外診療となり、全額自己負担で費用がかさむのも懸念材料だ。海外のサーバリックスの接種費用から、3回接種で3~5万円ほどになるとみられるが、この金額はインフルエンザワクチンなどに比べてかなり高額。このため、日本産婦人科学会などは接種に公的支援を求めている。

海外では公費補助がある国も多いが、厚労省結核感染症課は「承認したばかり。長期的にどの程度の効果があるか定かではなく、まだ検討する段階ではない」。これに対して、鍔本医師は「効果が見込める年齢には最終的に公費負担にするのが望ましい」と話している。

・・・性交渉経験前の接種で効果発揮に、啓発の壁
子宮頸ガンは、発症までのプロセスが判明しており、かつその予防法が発見されている数少ないガンです。少子高齢化の進む日本としては特に、国策として、女性が無事に子どもを産んで育て上げる環境整備の一つと捉えて、子宮頸ガン予防ワクチンの周知と普及を考えていく必要があるでしょう。

当ブログでは、日本誕生学協会が普及を図っている『誕生学』を取り上げたことがあります。
従来の第二次性徴における身体の変化を強調する学校性教育とは異なり、『誕生学』では“子どもの誕生”が中心。子どもの誕生を中心に、妊娠出産のしくみと命の大切さに関する知識を伝えていきます。

日本誕生学協会が行っている出前授業では、授業を進める講師に加えて、生まれて2カ月といった赤ちゃんとその母親や出産を控えている妊婦がサポート役として参加。
人間の命は出産時の約38週前にさかのぼります。大きさは肉眼では見えない0.13ミリ。1、2週間後にゴマ粒大、3、4週間後は米粒大・・・と、誕生までの経過を具体的に説明。妊婦の大きなおなかに触ったり、赤ちゃんの手やほっぺたに触れる時間も設けて、“いのちに触れる”ことに重きを置いています。

こうした“いのちの授業”の前に、男子も女子も関係ありません。

それを男子と女子で分けるなど中途半端に教えるから、興味本位で知る最初のセックスが、エログロにまみれたセックスとなってしまうわけです。「思春期の子どもは難しいから・・・」など、きちんと教えない理由を探してこないで、小学5年生で男子も女子も赤ちゃんをだっこしてみれば良いわけです。2年と経たずに、従来の学校性教育がどれほど偏向しているかよく解ってくるでしょう。

子宮頸ガン予防ワクチンを普及させるには、この“いのちの授業”に加えて、子宮頸ガンという病気についての知識を加える必要があります。

子宮頸ガンとは?
子宮頸ガンは、子宮の入り口付近でガンが発症したもの。ほかのガンと同様に進行段階を、初期から末期へ4つ、ステージⅠ~ステージⅣに分けています。

全国がんセンター協議会の統計によると、ステージⅠでの5年相対生存率(=ガンが発覚してから5年後の生存率)は92.1%、ステージⅡでは69.8%、ステージⅢでは48.9%、ステージⅣいわゆる末期では17.2%となっています。

治療法としては、放射線でガン細胞を死滅させていく放射線治療などもあります。が、ガン細胞の増殖能力、転移の可能性を考慮して、ステージ1でも子宮をすべて摘出するケースがあります。

こうした話をしていけば、子宮頸ガン予防ワクチンを小学校5年生、6年生で受けることは自ずと主流となるでしょう。
男と女で身体がどう違っているのか、赤ちゃんがどのように産まれてくるもので、子宮という器官が果たす役割を知れば、自分と自分の子宮をガンから守るワクチンがあることを知れば、答えはほぼ決まってきます。

厚労省は認可した以上、少子化担当相と文科相を巻き込んで、「子宮頸ガン予防ワクチンを受けるのが当たり前の社会づくり」をめざすところまで道筋を付けるのが仕事なのではないでしょうか? 「利用してもらえなければ、無いのと同じ」なのですから。


◆国立がんセンターがん対策情報センター 子宮頸がん
◆日本誕生学協会HP
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。