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政権交代、秘書100人も自民から民主へ悩んで「転身」 ・・・こうならないための政党組織では?

政権交代、秘書100人も自民から民主へ悩んで「転身」
(朝日新聞 11/5付)

政権交代を受け、自民党衆院議員に仕えていた秘書が、相次いで民主党衆院議員の事務所に移っている。秘書会によると、その数は100人弱。8月の衆院選で多くの自民議員が落選。職探しに悩んだ末の「転身」だが、政党のカラーの違いに戸惑いもあるようだ。

政策秘書の岡田哲朗さん(59)は10月から五十嵐文彦議員(民主)の事務所で働き始めた。「すぐに再就職できると思っていたが、簡単ではなかった」と振り返る。

8月まで自民党の近藤基彦前議員(新潟2区)の政策秘書だった。しかし、近藤氏は衆院選で落選。東京を拠点に活動してきた岡田さんは、近藤氏のもとを離れた。

秘書になったのは83年。これまでは自民一筋で、宮沢喜一氏や小川元氏らに仕えてきた。今回の衆院選で当選した自民新人議員のもとで働けないかと考えたが、他の元自民秘書らの希望が相次ぎ、希望はかなわなかった。民主党新人議員の事務所にも足を運んだが、条件が合わなかった。五十嵐議員と親しい小川氏の紹介で、ようやく就職先が決まった。

「この年になって生活を支えられる給与がもらえる仕事は、ほかにはなかなかない」。今は五十嵐議員の執筆した本を読むなど、ベテラン秘書は「勉強中」という。

新人議員143人を中心に、秘書探しに苦労
衆議院民主党秘書会によると、衆院選後に自民から民主に移った秘書は公設秘書と私設秘書を合わせて100人弱。解散前より181議席減らした自民党では数百人が公設秘書の職を失った。逆に民主党は193議席増やしたが、新人議員143人を中心に、秘書探しに苦労する議員が少なくないという。

民主党本部や同党秘書会は、秘書希望者から履歴書を受け取り、秘書を探す議員との間を取り持ってきた。鬼ケ原克志・秘書会長は「経験者も含めて申し込みは400人ほど。まだ就職活動中の人もいる」と話す。

政党をまたぐ秘書の「移籍」をめぐっては、05年衆院選で296議席を獲得した自民党が、武部勤幹事長(当時)名で新人議員に「旧来の秘書経験者より、未経験者の採用など新しいあり方が望ましい」とする通達を送った。自民秘書になった元民主秘書を通じて情報が民主党側に漏れるのを防ぐのが目的だったとされる。

今回、民主党内にも自民秘書経験者の採用を控えるよう新人議員に求める声もあった。だが、党内には「守秘義務といっても、これまで政権にいなかった民主党には隠すような情報はあまりない」「情報漏洩など信頼を失うことをする秘書はまずいない」との声が多かった。

大量に秘書を失った形となる自民党には「秘書にも生活があるのでやむを得ないが、長年一緒にやってきた人が向こう側に行くのは寂しい」と漏らす関係者もいる。

与党に知人がいて良かったと言われる
自民から民主に移った秘書の仕事ぶりは様々だ。木村剛司議員の工藤直美秘書は「政策は大きくは変わらないから違和感はない」。選挙後に開かれた民主党秘書会の会合でも、自民時代の顔なじみが何人もいたという。

「旧知の農業団体役員や役人から、与党に知人がいて良かったと言われる。人脈をいかすことが自分の存在意義」。こう語る秘書もいる。

一方、10月末に労働者派遣法改正を求めるデモ行進に生まれて初めて参加したというのは野田国義議員の山田朋広秘書。「自民の時にはつきあいがなかった労組や団体との交流に違和感があった」と戸惑う。民主に移った秘書仲間9人で9月に集まった時も、「なじめない」との声があがったという。

別の政策秘書は「自民党時代は党政務調査会があり、自分で政策づくりに力を入れていなかった。演説原稿作りや選挙対策しか知らず、不安」と漏らす。(野村雅俊、福井悠介)

国会議員秘書・・・国会議員は政策秘書、第1秘書、第2秘書の3人まで公設秘書を雇うことができる。公費で支払われる給与は、経験年数や職種に応じて年500万~1千万円程度。政策秘書は国家資格で、年1回の試験に合格するのは20~30人。議員の事務所を移ることに法律上の制限はない。多くの国会議員は自ら給与を支給する私設秘書も雇う。

・・・こうならないための政党組織では?
野に下った自民党では養いきれず、初めて与党になった民主党では即戦力が欲しい。現実に政権交代が起こったのは初めてのことですし、自民党から民主党へ100人の秘書が転身するのはやむを得ないでしょう。

しかし、本当は、議員の増減と共に秘書が大移動する事態が起こらないよう、補充人員を抱えておくのが政党組織だと思うのです。100議席勝ちに行くなら、500人の秘書を用意しておく。200議席勝ちにいくなら1000人の秘書を用意しておく。

国会議席が100減少しようとも、次の総選挙で200議席勝って政権奪還ということもあり得るわけです。落選議員の秘書は党のバックアップ要員としても有為であるはずで、党所属人員として抱えておけば、仮に表の議席が200から100へ減っても200議席の時と同じ政務調査・政策立案能力を保持できます。

特に2大政党制では、両党の政務調査・政策立案能力が拮抗していることが、“政権交代”という政界の健全な新陳代謝において不可欠です。

「政権公約選挙」と「人柄選挙」では政治家像が異なる
議員・議員候補自身が、自分の人脈から秘書を見つけてくるのが理想かもしれません。その方が議員・議員候補も仕事がし易いでしょうし、党総体として新たな識見を得る拡がる可能性も増えます。

けれども、いまの政党が前面に出てくる「政権公約選挙」では、政治への声は“人”ではなく“党”に集約されます。
つまり、「こっちは○○党○○派のボスの元秘書。あっちは△△党の落下傘」という個人対個人の闘いではなく、「○○党は家計を守るために消費税を上げないと言っている。△△党は財政健全化のために消費税を上げたいと言っている」という政党対政党という対立構造で競うことになるわけです。

その中で議員・議員候補の役割とは、有権者の政治に対する声を党へ収集し、党の考えを有権者へ発信すること。

「まるで、政治家が単なる駒に成り下がる」ように見えますが、“政治家の人柄”もきちんと表れます。例えば、党の勢いに乗っているだけの政治家の「政治活動」は、自分の政党名と名前を売ることに終始するでしょう。しかし、現状に危機感を感じている政治家の「政治活動」は、どの政治家よりも親身に有権者の声を聞くべく奔走すること、どの政治家よりも丁寧に党の考えを伝えるべく語り続けることになるはずです。
人柄の評価は、優しそうとか賢そうとかいった接触印象から、「どれだけ親身か? どれだけ丁寧か?」という政治姿勢に移るわけです。

先立つものを如何に工面するか?
失職した議員は、国庫から出ていた自身の歳費や文書交通通信滞在費等のほか、抱えていた公設秘書の給与も併せて収入はゼロへ。国庫から拠出される政党助成金は、国会における議席数比例。企業も、営利団体である以上、自身の献金に対して政治が応えるよう政権与党へ献金するのが普通。
現行法は、圧倒的に議席数を持っている政党に有利となっています。

結局のところ「すべては多数決」という民主主義に合致しているとは思いますが、与党が健全であり続けるには、いつでも取って代われる有能な野党が必要であることは周知のことと思います。

野党が有能であり続けるには、有能な人材を抱えるための資金が必要であり、政党助成金とも企業献金とも異なる収入源がいるということになってきます。

そこで「個人献金の拡充」という話が出てくるわけですが、よくよく考えると、「国民1人あたり年間・250円の総額・300億円を議席数・得票数で分配する」という『政党助成金』もおかしな制度です。
この制度を抜本的に変えて、毎年4月末日に、選挙人名簿に従って有権者に「政党助成金切符」を郵送配布。有権者は6月末日着までに支持政党へ送付し、支持政党は同切符を現金化。未着切符分は、既着切符枚数で比例配分とするという仕組みも考え得るはずです。

予算委員会における自民党政調会長・石破茂氏の質問は、なかなか見せる所がありました。優秀な野党が常に控えている状況が出来るよう、政治資金を見直して欲しいところです。


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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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