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「『くたばれGNP』ワンスモア」に思う GDPで日本が世界第3位に転落する日(5)―先進とは?

新しいパラダイムは何か?
結論から言うと、鮎滝は『地球との対話に基づく、人類の限界点の共有』だと考えています。

発展途上国に住む方々にとって、先進国の生活は眩しいものでしょう。
しかしながら、先進国の持つ技術力をもってしても、地球の一息に過ぎない最大風速60m/秒の台風には過ぎ去るのを待つしかなく、地球にとって寝返りですらないマグニチュード9.0の地震には為す術もありません。平均気温が今よりも5度上がるだけでも、栽培できる食物の変化について行けないでしょう。
地球に対して、人類は圧倒的に非力です。

『地球に対して、圧倒的に非力で、地球が無くては生きていけない人類』
そういった人類の限界を真摯に受け止めて共通認識とし、改めて、より実現性のある範囲で豊かさや幸福な生き方を考えていくタイミングであるように思います。

人類が滅ぼうとも、地球は存在できます。人類が滅んだ何億年か先、人間でいえば3つか4つ年齢を重ねた頃には、また新しい生態系ができあがり、その頂点にたった生物が「知性」を必要としたなら、また新しい文明を起こすでしょう。
地球と人類の関係において、常に危機に陥るのは人類です。

「無限の可能性への挑戦」は常に美しいのか?
「無限の可能性への挑戦」「天井知らずの欲求」は、人類の発展に大きく貢献してきました。
ジャンボジェット機が世界を結び、情報データなら数秒で地球の裏側へ届きます。不治の病と言われた病気の正体を突き止め、その治療方法や予防方法を見つけてきました。

では、宇宙への夢も、未だ地球の衛星である月面に基地を建てることさえ叶っていません。「寿命・300歳」と聞いてバラ色の人生を思い浮かべる人がどれだけいるでしょうか? 映画『スターウォーズ』や昔のマンガのように、車が空を飛ぶことがデファクト・スタンダードとなった社会こそ理想と考える人々は何%いるでしょうか?

人類の月面進出や、細胞老化への抵抗、反重力のコントロールといったチャレンジは面白そうです。が、「生きやすい社会」「住みやすい社会」のイメージとは異なるのではないでしょうか?

自然科学だけでなく、人文・社会科学の重要性
自然科学の成果は、常に鮮烈で、目を奪われます。それに比べて、人文・社会科学の成果はなかなか評価しにくいところがあります。

「『くたばれGNP』ワンスモア」に思う(3)で取り上げたブータンや、世界で最も住みやすい街といわれるウィーン、今なお建築が続けられているサグラダ・ファミリアへ寄せられる人々のパワー。こうした世界の事例を思うと、どうも人類の生き易さには歴史や伝統といった重み、長い時間をかけて構築されたその土地に合致した社会システムが必要であるらしいことが見えてきます。

いまの日本、東京都都心部などは、現代の合理主義的思考で作られた計画都市です。
しかし今の東京は、一度、太平洋戦争で焼け野原となり、それでも米国の資本主義陣営で対共産圏(旧ソ連や中国)の前線として機能する必要性から生まれたもの。多くの人々による努力の成果として立派な都となりましたが、昨今、その東京のど真ん中で独居老人が孤独死していたという話をよく聞きます。

外見は華やかであるものの運営に苦慮しているのが、現代都市の偽らざる実態でしょう。
こうした現代都市の問題は、東京に限ったことではありません。少し前まで、米国のニューヨークのハーレムは立ち寄れない場所の代名詞でしたが、割れ窓理論や警察官の大量採用、マフィアに対する頂上作戦でねじ伏せたのがジュリアーニ前市長です。

東京やニューヨークが人類都市の究極なのか?
「東京やニューヨークへの憧れはよく分かりました。でもその運営には、これまでとは異なる『力技』が求められます。地域コミュニティーなど消滅するかもしれません。それでも、東京やニューヨークを目指しますか?」という提起をすることも、現代都市というものを見てきた先進国の責務なのではないでしょうか?

人類は言葉を有し、言葉によって知識や経験を伝達することができます。この先進国の歩んできた道が誤りであったのなら、いま途上国と位置付けられている国々がわざわざ同じ轍を踏まなくとも良いわけです。

「先進国は本当に先進国だったのか?
途上国の発展の延長にあるのは、いまの先進国であり、人類が目指すものはさらにその先にあるのか?
途上国の発展の先は、いまの先進国とは別の道を行ったところにあり、途上国はそこへ先進国よりも近道で到達できるのではないか?」



うーーーん、答えをまとめているはずが、また問いに戻ってきてしまった。5回にもわたって問いで終わるということは、まだ鮎滝のレベルはこの辺ということでしょう。電気自動車の記録更新で一休みしたものの、さすがに疲れました。

ということで、「「『くたばれGNP』ワンスモア」に思う」は、ここで一旦区切り。
明日は木曜日なので、いつも通りにオリコンの書籍ランキングをやって、気になったニュースを一つ取り上げたいと思います。軽めだといいなぁ・・・

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関連記事
7~9月期の実質GDP、年率4.8%増 2四半期連続プラス
(日経新聞 11/17付)
内閣府が16日朝発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質成長率が前期比プラス1.2%、年率換算でプラス4.8%と、2四半期連続のプラス成長だった。市場予想の平均は年率プラス2.7%(日経QUICKニュース社調べ)。

経済対策の効果で個人消費が引き続き伸びたほか、アジア向けを中心とした輸出の回復がGDP成長率をけん引した。
内需の成長率への寄与度はプラス0.8ポイント。6四半期ぶりにプラスへ転じた。エコカー減税やエコポイント制度といった政策効果で個人消費が前期比0.7%増えた。設備投資は1.6%の増加。4~6月期に大きく伸びた公共投資は1.2%減少した。厳しい雇用・所得環境を背景に、住宅投資は7.7%減少。民間在庫の寄与度はプラス0.4ポイントだった。

輸出から輸入を差し引いた外需の寄与度はプラス0.4ポイント。輸出は前期比6.4%増加、輸入は3.4%増加した。輸入が増加に転じたことで寄与度のプラス幅は縮小した。


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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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