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中国が初のCO2削減数値目標「GDPあたり45%削減」 ・・・総排出量では6~8割増加という目標

中国が初のCO2削減数値目標 米に続き発表
(朝日新聞 11/27付)

中国政府は26日、国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を2020年までに05年と比べて40~45%削減するとの目標を公表した。中国がCO2削減の数値目標を示したのは初めて。

地球温暖化対策では、米国当局者が25日、温室効果ガス排出を20年までに05年比で17%前後削減するとの目標を明らかにしたばかり。07年にCO2総排出量で米国を抜いて世界一になった中国も具体的な削減目標を決めたことで、デンマークのコペンハーゲンで来月開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)での、各国の削減策を明記した「政治合意」を目指す交渉に弾みがつきそうだ。温家宝首相がCOP15に出席することも発表した。

GDP当たりの排出量削減は、一定の経済成長に伴って排出されるCO2の量を、省エネなどを通じて減らす取り組み。CO2が野放図に放出される状況は改善されるが、経済規模の拡大に応じた総排出量の増加には歯止めがかからない。今回の中国の目標を総排出量でみると、特に対策をとらなかった場合に見込まれる量から数%の削減にとどまるとみられる。

中国の目標は、温首相が主宰する政府の会議で25日に決定。政府の中長期経済発展計画に「必ず実現しなければならない目標」として盛り込まれる。ただ、26日夜に記者会見した国家発展改革委員会の解振華・副主任は「国情に基づく自主行動だ」と繰り返し、国際的な実行義務は負わないとの立場を強調した。

総排出量という絶対量の削減ではなく、高い経済成長が続けば排出量が増える「GDP当たり」の削減目標を設定したのは、経済成長の制約につながるような目標は受け入れられないとの姿勢を明確にしたものだ。来年にも世界第2位の経済大国になる見通しとはいえ、国民の平均的な生活水準はまだ低く「現代化の実現にはまだ長い道のりを歩かねばならない」(胡錦濤国家主席)との立場からだ。

・・・総排出量では6~8割増加という目標
中国が提示した、排出総量とは異なる「GDPあたりCO2排出量」。これまでCO2削減において「我々は発展途上国である」としてゼロ回答を続けてきた中国が出したのは、いかにも中国らしい数値目標でした。

「GDPあたりCO2排出量」という考え方自体は、以前からあったもの。例えば、2007年度の日本のGDPあたりCO2排出量は「2.44トン/100万円(=13億7100万トン÷562.3兆円×100万=CO2総排出量÷実質GDP×100万)」です。

2005年度に中国が排出したCO2は50億8200万トンで、GDPは250兆7000億円(2兆3000億ドル 1ドル=109円)ですから、2005年度の中国のGDPあたりCO2排出量は「20.27トン/100万円」。

これを45%削減するとは、「11.15トン/100万円」にするということ。中国の経済成長が現状の勢いを保つと、2020年度のGDPは2005年比で3倍になると見られるため、総排出量は83億8530万トンと算出され、05年度比で65%もCO2排出量を増加させることになります。
ちなみに40%削減にとどまると、12.16トン/100万円で総排出量は91億4760万トン、80%のCO2増加となります。

途上国には、ガソリン時代を省略できる優位性がある
「途上国であることは、すべてにおいて先進国よりも不利」という考え方は、もはや時代遅れです。

例えば、日本が、いま以上にGDPあたりCO2を減らすには、既に各家庭で乗っているガソリン車を電気自動車や燃料電池自動車へ買い替え。すでに整備されている社会インフラを一度、破壊して、ガソリン車仕様から電気自動車仕様や燃料電池自動車仕様へ作り替える必要があります。

一方、中国などの途上国は、すでに電気自動車が実用化されている状況からスタート。各家庭で最初に購入する自動車を電気自動車とし、これから整備していく社会インフラも当初から電気自動車仕様にすることが出来ます。

途上国にとって、ガソリン時代を省略できることは一つの優位性です。
わざわざ、「ガソリン車社会を経由して電気自動車社会へ進む」というのは、非合理的で大きなロスでしかありません。

電気自動車そのものも設計・製造が簡易であり、『ビッグ3』のような大手企業でなくとも、中小企業、『リトル・ハンドレッド』が参入できる分野です。
中国なら、最初から電気自動車仕様で都市計画を進め、中国国内のリトル・ハンドレッドを育成していけるわけで、そうした環境を活かすことこそ賢い国家経営というものでしょう。

「ガソリン車社会を省略する」ように考えれば、エネルギー効率、GDPあたりCO2排出量は、飛躍的に改善させた数値が出てくるはずです。人口13億人という裾野を考えたとしても、日本の半分の効率。「4.88トン/100万円」あたりは、容易に狙える目標ではないでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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