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車のパワーウインドー、続く子どもの指切断事故 ・・・むか~し、問題になりましたよね?

車のパワーウインドー、続く子どもの指切断事故
(朝日新聞 11/28付)

運転席などのスイッチで自動車の窓を開け閉めできる「パワーウインドー」で、子どもが指を挟まれて切断する事故がなくならない。閉まるときは女性が片手で止めるのが難しいほどの力が働くが、挟み込みを防ぐ機能が全席についているのは一部の車に限られ、過信も禁物という。

消費者庁によると、長野県で昨年10月、乗用車の運転席のスイッチで保護者が窓を閉めたとき、後部左座席にいた幼児の右手中指が窓ガラスと窓枠の間に挟まれ、指先を切断したという。事故が起きた窓には体の一部などが挟まれたときに反転して下降する『挟み込み防止機能』がついていたが、何らかの理由で作動しなかったという。

また、国民生活センターによると、04年12月に九州地方で男児が指を切断したほか、報告があっただけで同様の事故はここ10年で数件あったという。07年4月には大分県で軽乗用車の後部左側の席のパワーウインドーに男児が首を挟まれ、意識不明の重体になった。

挟み込み防止機能が有効に働けばこうした事故は防げる。しかし、同センターが02年、家族向け乗用車で販売台数が多い7社18車種のパワーウインドーを調べたところ、挟み込み防止機能は16車種にあったが、多くは運転席だけで、全席についているのは2車種だけだった。また、27~59歳の男女20人が、上昇する窓ガラスを座った状態で片手で押さえて止められるかを実験したところ、できたのは11人で、女性に限ると3人に1人の割合だった。

日本自動車工業会によると、挟み込み防止機能は各メーカーが独自の判断でつけていて、設置の有無や閉まる力の強さの決まりはないという。また、防止機能は窓が完全に閉まる直前は作動しない恐れがあるほか、スイッチを引き続けていると作動しないといい、各社は取り扱い説明書で注意を呼びかけている。

むか~し、問題になりましたよね?
随分と前に、同じような事故が問題視されたと思って調べたら出てきました。1999年の記事です。

──国民生活センターが「商品テスト結果」を発表(1999/4/6 けんこうしんぶん)
車のパワーウインドウが原因で「幼児が首を挟んで窒息死する」といった事故はここ数年で3件発生したほか、ケガも多数報告。これを受けて、同センターが、国産乗用車11銘柄(660~2000cc)と輸入車1銘柄(参考)のパワーウインドウを調べた結果、

(1)パワーウインドウの閉まる力は、15.3~51.3kgfと銘柄により大きな違いがあった
(2)動作中のパワーウインドウ(閉まる力が30.1kgf)を女性では静止できないことがある
(3)パワーウインドウの力(閉まる力が30.1kgf)を危険と感じた人の割合は20人中18人であった
(4)パワーウインドウは、2.0~3.8秒で全閉した
(5)挟み込み防止機構を採用している銘柄があったが、装備の内容に違いがあった
(6)全閉する直前では、1cm足らずのものを挟むと挟み込み防止機構が機能しないものがあった
ということでした。──

1999年の時は死亡事故もありましたし、各企業とも相応の対応をしたと思います。今回の事故が起きた車に付いていたという『挟み込み防止機能』も、この対応の一つでしょう。

「『挟み込み防止機能』の感度を上げられないか?」という話になっていくのかもしれませんが、おそらくセンサーでは限界があるでしょう。故障しない機械は存在しません。
また、パワーウィンドウのモーターも、それほど弱くは出来ません。冬場の暖房にせよ、夏場の冷房にせよ、車内温度を省エネルギーで設定するには気密性が重要。窓ガラスとボディー側のゴムとの間における摩擦も大きくなり、窓ガラスが汚れてさらに摩擦が上がる場合も想定すると、子どもの指の力よりは強くなってくるでしょう。

もう少しローテクの発想で、解決できないか?
センサーに頼ろうとする限り、パワーウインドーへの指の挟み込み事故防止には無理があると思うのです。
事故の度に「製品欠陥だ!」と騒いで自動車メーカーへより高度なセンサー開発を求めても、実現できる感度などの製品設計上、一定確率で欠陥品が生じる製品製造上、出荷した後の故障など使用上の限界は必ずあります。

こうした限界を補うのは、消費者の「会話」と「注意」です。『挟み込み防止機能』を頼ることなく、消費者が子どもの様子を注意して見て、窓を閉める前に会話で子どもを窓から離れるよう指示すれば、挟み込みを防ぐことはできます。

実際問題としては、自動車の走行中に子どもの様子を注視することは、「脇見運転による交通事故」へつながるため不可能です。しかし、自動車が信号待ちなどで停車しているときなら可能でしょう。

仕組みとして、パワーウィンドウの作動を、自動車の停車中に限定してしまうわけです。
各ドアに付いている窓の開閉スイッチについては、本人に「物を安全に使う方法を学ぶ責任がある」とします。が、運転席に集約されているするの開閉スイッチは、ブレーキペダルを踏んでいるかサイドブレーキを引いていない限り作動しないように、スイッチを一つ増やします。

ブレーキペダルを踏んでいるときだけ運転席でもパワーウィンドウを動かせるようにし、基本的には、運転席の開閉スイッチ単独ではパワーウィンドウが動かせない「フェールセーフ」。これなら、窓を閉める前、子どもの様子を見るための脇見を安全に行えます。
運転席の開閉スイッチが故障しても各ドアからの別回路で動かせますから、不便なのは、修理工場に行くまでの間だけです。

何でもハイテクでなくとも良いのではないでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
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