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全世界の電子メール、87%がスパム ・・・スパムメール作成者は、何で儲けているのか?

全世界の電子メール、87%がスパム 電子商取引の将来に暗雲も
(CNN.co.jp 12/14付)

インターネットのセキュリティ対策大手シマンテックによると、2009年に送信された電子メールのうち迷惑メール(スパム)が87%を占め、前年の70%以下から増加したことが分かった。

同社は全世界を行き交う電子メールの約3分の1を監視しており、スパム数は40兆通を超えるとしている。単純に計算すると、世界の人間1人あたり5000通のスパムを受け取っていることになる。

スパムのうち2%は悪意ある不正プログラム(マルウェア)を含んでおり、その割合は前年比900%増。今年6月30日までの1年間で不正プログラムの被害報告4300万件を受け取ったとしている。

また、セキュリティ対策大手トレンドマイクロは2010年の動向について、米アップルの「MacOS」を対象としたウイルスや不正プログラムの増加を予想。これまで、不正プログラム作成者は無視していたが、市場シェアの増加に伴い、攻撃対象なるとしている。

このほか、アップルの「iPhone」や検索大手グーグルが発表した「Android」など、高機能携帯電話の普及に伴い、携帯端末を狙った不正プログラムの増加も懸念している。

こういった状況に、オーストラリア・シドニー工科大学のマイケル・フレイザー氏は、インターネット上の情報が人々に信用されなくなり、今後数年以内に電子商取引の信頼性が低下する可能性を指摘している。

読むこともなく捨てられる「スパムメール」
幸いなことに、鮎滝のスパムメール認知数は少ない方であるようです。週に1通あるかないかでしょうか。

よくメールを下さる方からのものは専用トレイに振り分けるようにしてあるため、スパム対策を抜けてきたものも件名の時点で認知し、さっさとゴミ箱へ捨てています。YAHOOショッピングや楽天市場、Amazonなどネット通販も利用していますが、スパム業者からのメール受信はコントロールできる範囲内にあります。

受信状況をコントロールできているかどうかはともかく、およそ読まれることのないスパムメール。果たして、スパムメールをせっせと書いている人たちは、どのように生計を立てているのでしょうか?

スパムメール作成者は、何で儲けているのか?
2008年2月に検挙された事件で、「今すぐ女性と会いたいというお客さまのご要望にお応えしました」と異性紹介などの広告メールを送信し、2006年からの約1年半で約22億通の迷惑メールを送り、広告主から計約2000万円を受け取ったという男の事件があります。

この男が稼げることは、メールの作成手数料を受け取るアルバイトとして説明がつきます。1通あたりの手数料は0.009円で、1日に約40万通を送っていたと考えられるため、日給・約3万6000円のアルバイトをしていたわけです。

問題は、この男に1年半で2000万円もの広告手数料を払った業者。「スパムメールでの広告に、そこまでの費用対効果があるのか?」というところです。

「スパムメール」で年商・3億円との研究論文も
米国のカリフォルニア大学・ヴァーン氏の研究チームが、08年に、Stormボットネットで生成されるスパムメールの収益率を論文にまとめています。同論文によると、「平均支払額100ドル前後の『男性機能強化』製品販売を28件行うのに、3億5000万通のスパムメールが必要だった」「この比率から推測すると、Stormボットネットによる医薬品の年間販売額は約350万ドルとなる」とのこと。

1ドル=90円で換算すると、年商・3億1500万円。サイト勧誘ではなく物販であるためか、1通あたり売上高は0.00072円でしかありませんが、年商・3億円を得られるなら悪くない経費かもしれません。

データ通信が主流のネットにおいて、広告データは、一度作ってしまえば無限にコピーが可能なもの。広告費用に占める人件費の比率は限りなく小さくなり、ネット環境維持費やハードウェア管理運用費、アドレス取得費などが主となることから、持続期間が長ければ長いほど利益幅は上がっていきます。

大半のネットユーザーから見れば、馬鹿馬鹿しく、迷惑なだけのスパムメールですが、金儲けという点では意外と効率的なようです。

ヴァーン氏は論文で、「スパム業者の利益幅はアンチスパム技術によって敏感に変わるように思われる」とも述べています。ここでスパムメール対策ソフトの宣伝をするつもりはありませんが、スパムメールが作成可能なものである以上は、アンチスパム技術という対処療法で付き合うしかないのでしょう。


※スパムメールを送ることは犯罪です
日本には『迷惑メール防止法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)』があり、スパムメールを送信することは、同法違反で罰せられます。

同法・第5条(送信者情報を偽った送信の禁止)
送信者は、電子メールの送受信のために用いられる情報のうち送信者に関するものであって次に掲げるもの(以下「送信者情報」という。)を偽って特定電子メールの送信をしてはならない。
1 当該電子メールの送信に用いた電子メールアドレス
2 当該電子メールの送信に用いた電気通信設備を識別するための文字、番号、記号その他の符号

同法・第6条(架空電子メールアドレスによる送信の禁止)
送信者は、自己又は他人の営業のために多数の電子メールの送信をする目的で、架空電子メールアドレスをそのあて先とする電子メールの送信をしてはならない。

同法・第7条(総務大臣の措置命令権限)
総務大臣及び内閣総理大臣(架空電子メールアドレスをそのあて先とする電子メールの送信に係る場合にあっては、総務大臣)は、送信者が一時に多数の者に対してする特定電子メールの送信その他の電子メールの送信につき、第三条若しくは第四条の規定を遵守していないと認める場合 又は送信者情報を偽った電子メール若しくは架空電子メールアドレスをそのあて先とする電子メールの送信をしたと認める場合において、電子メールの送受信上の支障を防止するため必要があると認めるときは、当該送信者(これらの電子メールに係る送信委託者が当該電子メールの送信に係る第三条第一項第一号又は第二号の通知の受領、同条第二項の記録の保存その他の当該電子メールの送信に係る業務の一部を行った場合であって、当該電子メールの送信につき、当該送信委託者の責めに帰すべき事由があると認められるときは、当該送信者及び当該送信委託者)に対し、電子メールの送信の方法の改善に関し必要な措置をとるべきことを命ずることができる。

同法・第34条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
1 第5条の規定に違反した者
2 第7条の規定による命令(第3条第2項の規定による記録の保存に係るものを除く。)に違反した者
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プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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