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総務相が電子黒板をアピール 一方で、中型ロケット「GX」開発中止 ・・・成長戦略はあるの?

総務相、電子黒板をアピール 小学校を視察
(中日新聞 12/16付)

原口一博総務相は16日、情報通信技術(ICT)を使った教育の必要性をアピールするため、東京都港区立青山小学校を訪れ、電子黒板を使った授業を視察した。


↑電子黒板を使った、小学校の授業を視察する原口総務相

5年生の社会科の授業を見学した。電子黒板に書き込むと、無線LANでつながった生徒一人一人のパソコンにも同じ内容が表示される様子を見て、総務相は「すごいね」と感心。担当者から仕組みなどを聞いた。

行政刷新会議の事業仕分けで文部科学省が要求した電子黒板関連の予算が「廃止」と判定されるなど、ICTの研究開発予算は削減傾向にある。

総務相は視察後に「ICTを使った教育は新政権の柱であり、補正や来年度予算に入れようとしている。人材を育成するためにこういう試みは全国に広げないといけない」と述べた。

電子黒板“で”教えずに、電子黒板“を”教えよ
電子黒板などは、ユビキタスの副産物に過ぎず、その電子黒板を教育現場で活用しようというのは愚の骨頂でしょう。

ただでさえ、現場の教師たちは、“上”から求められる大量の報告書を書く雑務に追われている状態。ほんの一部にしか導入されない電子黒板ごときのために、新しい教材を作る余裕はありません。これまで普通だった教科教育のための授業研究や、教師自身が考えた教材でさえ滞っているのですから。

どうしても電子黒板を教育現場で使ってみたいのなら、「電子黒板“で”教えるのではなく、電子黒板“を”教える」方が、子どもたちにとってははるかに有益です。

電子黒板を実装しているアプリケーションソフトがどういうものか、そもそもソフトウェアとはどういうものか、ソフトウェアがハードウェアの上で動く仕組みはどうなっているのか、ハードウェアはどのように作っているのか。1946年に公開された米国のENIACから、現在のコンピュータ、パソコン、携帯情報端末に至る情報技術の歴史。量子コンピュータや有機コンピュータなど、将来、コンピューターはどうなっていくのか。
それこそ純粋かつ高度な『ものづくり教育』となります。

ITの仕組みを知る中で、活用法は自ずと身に付く
鮎滝は、ブログをHTMLで編集していますが、HTMLの知識はまったくの独学。WordやExcel、イラストレーターも独学で覚えました。これらは独学で習得できる程度に、単純化が進んでいるアプリケーションだというのが鮎滝の実感です。
さすがにVBAやSQLは学習ソフトを買いましたが、それだけでも「自分で組むのは大変だが、すでに組んであるものの仕組みは解釈できるところまで」は、一人で行けました。

要は、「IT活用法」といった次元の話は使えば分かってくるものであり、目の前にある「IT製品の仕組み」の方がよっぽど教授を要する大切なことだと思っているわけです。

なぜなら、いまの子どもたちは将来、新しいIT製品の開発者やIT製品を使った新しいサービスの考案者になっていくことが運命づけられている世代だからです。ITの仕組みを知れば、ITの活用法など自然に付いてくるものであり、自然に身に付くものに時間を割くなど、限られた時間の使い方としてあまりにもったいないでしょう。

昭和50年(1975年)に義務教育を終えられている原口一博総務相にとっては、電子黒板を使う小学生はまぶしく見えるのかもしれませんが、「ITの位置づけ」「ITに対する態度」が遅れているのではないでしょうか?
タッチパネル式端末など、ニンテンドーDSを使っている子どもたちにとっては日常の一部です。それを見て「すごいね」と感心するなど、一国の閣僚の識見としては時代遅れを感じさせます。

そこに成長戦略はあるのか?
そこへ来て、官民共同の中型ロケット「GX」の開発計画中止。ITに卓越した子どもたちが、その実力を最先端まで伸長させてもなお届かないかもしれない宇宙開発分野への進出を、日本国政府が放棄するという決定。

民主党は、今の子どもたちに、何を仕事にして生き抜いてほしいと思っているのでしょうか?


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
GXロケットの開発中止 仕分けで“廃止”判定
(中日新聞 12/16付)

政府は16日、開発が難航し、11月の行政刷新会議の事業仕分けで「廃止」を求められていた官民共同の中型ロケット「GX」の開発計画を取りやめると発表した。

搭載する人工衛星の受注の見通しが立たないことや、今後の開発に約940億円が必要になり、政府のほかの宇宙開発事業を圧迫する恐れがあることを理由に挙げた。

GXの第2段エンジンとして宇宙航空研究開発機構が開発中の液化天然ガス(LNG)エンジンは完成させる。技術的な見通しが立ち、国際的な開発競争をリードしているため。

文部科学省は、エンジン開発のために来年度予算の概算要求に58億円を計上。事業仕分けでは、エンジン開発も「予算計上見送り」と判定されており、要求内容を整理する。
発表は官房長官、宇宙開発担当、文部科学、経済産業の4閣僚の連名。
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鮎滝 渉

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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