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暫定税率「廃止あきらめを」 重点要望、小沢氏指示で方針転換 ・・・“決断”をよく知っている

暫定税率「廃止あきらめを」 重点要望、小沢氏指示で方針転換
(共同通信 12/19付)
民主党が16日に鳩山由紀夫首相へ提出した2010年度予算の「重点要望」をめぐり、目玉項目になったガソリン税の暫定税率維持については、小沢一郎幹事長が財源確保策として「暫定税率廃止はあきらめた方がいい」と党内で指示し、要望への明記が決まったことが18日、分かった。

自治体や関係団体から税率維持の陳情はなかったことが既に明らかになっており、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)の柱となった10年度の廃止方針が、小沢氏の“鶴の一声”で転換されたことが裏付けられた。

党関係者によると、小沢氏は首相が予算編成に向けて新規国債発行額を「約44兆円以内」に抑える意向を固めたとみられる13日ごろ、党幹部に「(特別会計などの)埋蔵金の活用で10年度予算は何とか組めても、11年度はどうやって組むんだ。埋蔵金は一時的なカネで、恒久財源がなければ組めない。暫定税率の廃止はあきらめた方がいい」との意向を伝えた。

同時に「ガソリン価格が高騰したときに、首相や内閣の判断で暫定税率を一時的に停止できる法的仕組みをつくればいい」とも指摘した。


・・・“決断”ということをよく知っている
決断とは、ある意味で「断つことを決める」こと。並び立たないと分かったら、より優先順位の高い方を採るために、劣後順位にある方は切るわけです。

そうしなければ、何日、何カ月経っても「検討中」。自分発信のものではない原因に流され、自分発信ではない原因が積み重なり、事態に対する影響力をどんどん失っていきます。

もちろん流されている内に、事態が好転することもあります。
しかし、その好転は、自分で呼び込んだものではありません。「気が付いたら、巧くいっていた」という状態ですから、好転した理由も好転を継続させる方法も分からず、何の手立ても打てずに悪い方向へ流され始めます。

“決断”をすることで、事態を悪化させることもあります。が、決断した結果なら、先にした決断を撤回すれば良いわけですから、後戻りはずっと容易くなります。

鮎滝は、小沢一郎という政治家とは、かなり政治思想上の衝突があると思っています。

ですが、「鳩山内閣を失速させているのは、民主党のマニフェストだ。ならば、政党要請という“支持者からの声”で上塗りし、事態を進めよう」という分析と、マニフェストを捨てる決断は、大したものだと感心しています。
「“マニフェスト選挙”を吹っ掛けた民主党が、マニフェストを堂々と切ってよいのか?」と疑問を感じますが、「事態がこれ以上、遠いところへ行くのを見ているだけ」であるよりは、ベターでしょう。

本当は、鳩山首相が“決断”するのが一番
本当は鳩山首相が、「政権を採り、政府内部から予算編成をしたが、今年度でのマニフェスト完遂は難しいとの判断に至りました。国民の皆様、2010年度の一年間という猶予を、私どもにください」と頭を下げるのが筋です。

事業仕分けで、結局、恒久的財源として出てきたのは6900億円。総額1兆8000億円のムダ削減という成果の多くは、基金や特別会計からの国庫返納です。

あれだけ注目を集めた公開法廷で6900億円だったのですから、「省庁再編だけでなく、省庁の領分の引き直しをしないと財政規律を守ることは不可能だ」という証明は充分になされています。自民党に再起の兆しすらない今なら、マニフェスト執行が1年遅れるぐらい、その理由と、遅れてもやり遂げる断固たる決意が見えれば、一応の支持は得られるはずです。

この“間合い”を測れる点で、政治家・鳩山由紀夫は、政治家・小沢一郎に遅れをとっているように思います。

マニフェスト選挙からマニフェスト政治へ
マニフェストとは、文書化された政権公約集であり、議会制民主主義の歴史が長い英国などが採用しています。

英国でマニフェストが発行されるようになったのは19世紀。
政党は、政権獲得後に行う施政方針および将来制定する法律の概要を記したマニフェストを準備して選挙に臨み、有権者は自らの意図に近いマニフェストを選んで投票。さらに「選挙に勝った政党のマニフェスト」が掲げていた主な政策は、「他党のものより正当性が高いもの」と評価され、他の主要政党もこれを尊重するように政治を運営していく仕組みになっています。

この辺り、マニフェストが「揚足取りの道具」にしかなっていない日本の現状は、未成熟と言えるでしょう。

もし自民党が、民主党のマニフェストに乗りつつ、それを上回る施策を提案できれば、自民党はすぐに復調できていたかもしれません。
しかし今の自民党は「数があれば何でも許されるのかっ!」と、いつか別の口から聞いた批判だけして審議拒否という態度を採るだけ。“施策の冴え”で争ってこその政党なのですから、委員会や本会議で、発言してほしいものです。

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関連記事
高速無料化予算絞り込み 6000億→1000億円に圧縮
(産経新聞 12/19付)

政府は18日、平成22年度予算編成で国土交通省が概算要求で6千億円を要求した高速道路無料化について、予算を1千億円程度に圧縮する方向で調整に入った。与党の意見を踏まえ最終決定するが、国交省は予算規模に合わせ、無料化実験区間の選定など詰めの作業に入る。来年度概算要求は過去最大の95兆円超に膨らんだが、政府は国債発行を抑えるため、マニフェスト(政権公約)に掲げた目玉政策にも切り込む。

国交省は来年度から社会実験として一部路線で高速料金無料化を実施し、対象区間の減収分の補填(ほてん)経費などで6千億円を概算要求した。これに対し財務省は、当初から「実験で何千億円も必要なのか」(藤井裕久財務相)などとして、削減を強く求めていた。

前原誠司国土交通相は、「原則無料化を行うことは変わらない」としながらも、財務省との折衝による減額査定を想定し、無料化となる対象路線を絞り込んだ複数の選択肢をすでに用意しているもようだ。

今後、国交省は確保した予算を基に対象区間を選定する。混雑が予想される首都高速や阪神高速などは除くが、原則として「全国を対象に考える」(馬淵澄夫国交副大臣)方針だ。九州や北海道に限定した形ではなく、渋滞の激化や公共交通機関への影響、二酸化炭素排出量の増加なども考慮して全国の路線から区間を選ぶ。無料化は曜日や時間帯、対象車種の限定なども検討し、一部区間は割引料金を適用する。


決断すると、すぐに5000億も出てくる。コペンハーゲンにいる鳩山首相は、決めることの重要性を感じておられるでしょうか?
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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