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首相、ガソリン税率維持、子ども手当制限せず ・・・記者会見場は使えなかったの?

ガソリン税率維持、子ども手当制限せず・・・首相
(読売新聞 12/22付)

鳩山首相は21日、2010年度予算編成で最大の焦点となっていたガソリン税の暫定税率について、暫定税率の仕組みを来年3月末で廃止したうえで、現在の暫定税率と同水準(ガソリン1リットルあたり25円)の新たな課税措置を導入する方針を表明した。

↑首相官邸で暫定税率、子ども手当などの質問に答える鳩山首相

予算・税制改正方針の骨子

▼子ども手当の所得制限は設けず
▼ガソリン税の暫定税率の仕組みは廃止し、税率は維持
▼自動車重量税は国税の半分(約1800億円)を減税
▼地球温暖化対策税(環境税)は1年かけて検討
▼国民の健康のため、たばこ増税を行う

税収確保などの観点からガソリン課税を実質的に維持し、民主党が政権公約(マニフェスト)に明記した減税によるガソリン価格の引き下げは見送る。

民主党が求めていた「子ども手当」の所得制限は設けない方針を示した。

たばこ税については10年度から税率とたばこ本体の引き上げ分を合わせて1本当たり5円値上げすることで政府・与党が大筋合意した。1箱300円のたばこは400円となる。

首相は地球温暖化対策税(環境税)は1年以内に結論を出す意向を表明した。政府は22日に税制改正大綱を閣議決定し、25日に予算案を決める見通しだ。

首相は21日夕、首相官邸で民主党の小沢幹事長に政府方針を説明した。首相は会談後、記者団に対し「地球環境や景気の問題を考えて、まず暫定税率の仕組みはいったん廃止し、税率は維持することにした」と説明。そのうえで「マニフェストに沿えなかったことはおわび申し上げなければならない」と述べた。

子ども手当の所得制限を見送った理由については「最終的な結論は子どもを社会全体で育むという発想に立った」と語った。支給を辞退し、地方自治体への寄付に振り替える制度を創設する方針も示した。

民主党は政権公約で暫定税率を廃止して約2・5兆円の減税を実施するとしていた。しかし、16日に政府に示した重点要望では「暫定税率は現在の租税水準を維持する」と方針を転換し、首相の判断が注目されていた。自動車重量税の暫定税率の一部(約1800億円)は減税する。

子ども手当の所得制限については、政府・与党内で一時、2000万円を上限とする案が浮上していた。しかし、厚生労働省の試算では夫婦と子供2人のサラリーマン世帯の場合、年収2000万円を上限にすると約99・9%が支給対象となり、歳出抑制効果がほとんどないため、所得制限の導入を見送ったとみられる。

・・・記者会見場は使えなかったの?
「平成22年度税制改正大綱の発表」ではないからなのでしょうが、こういう時に記者会見場を使えないものなのでしょうか?

↑首相官邸記者会見場で就任会見する鳩山首相

先週、民主党の小沢幹事長が動き回ったこともあり、昨日の鳩山首相の会見に対して、「どの程度、鳩山色を出すのか? 出せるのか?」という関心は相応に高かったように思います。それをぶら下がり会見のような形で済ませてしまえる感覚には、違和感を覚えます。記者会見場を使った方が、ずっとイメージが良いですよね?

自分で閣僚名簿を読み上げたり、説明用のパネルを持ち込んだ麻生前首相でさえ、就任会見や『骨太の方針』、政府予算案、追加経済対策の発表でしか使っておらず、“格式の壁”はあるのでしょう。しかし、「一国のリーダーが未来を語る」にあたって、それ相応の演出は認めてよいように思います。

首相なら、その“思い”は演説・スピーチとなるのでは?
会見の形式にしても、ぶら下がりの延長で「記者からの質問に答える」というのは、準備不足ではないでしょうか?

牽引役であるリーダーが自分の考えを述べるとき、その形式は“スピーチ”になるはずです。
現状をどのように認識しており、現状への評価は是なのか非なのか、非と捉えているなら、非となっている原因を何だと見ていて、その解決手段は何だと考えているのか。望ましい将来像はどのような姿であり、そう考える思想的背景、哲学的背景はどこにあるのか・・・

暫定税率を維持することだって、子ども手当に所得制限をしないことだって、一つ一つが演説になる内容です。

例えば、「ガソリン等からいただいている暫定税率は、日本の財政健全化が重要となっている中、縮小や廃止は難しいと認識しております。これは、道路特定財源が一般会計となった今、暫定税率部分が国家財政に占める役割が大きいとの認識でもあります。

私は、温室効果ガスの主要排出国である米国や中国の参加を前提に、日本の2020年の温室効果ガス削減の中期目標を『90年比25%削減』と明言しました。COP15では合意文書締約に至らなかったものの、先進国の責任として、その思いは変わっておりません。

ガソリン等からいただいている暫定税率部分は、炭素税ないし環境税へ設計し直すべきだと考えております。マニフェストと違えることは重々に承知しております。

しかし、温室効果ガス排出量の削減と新たな設備投資による雇用創出のため、『すべての家庭に太陽光電池を。すべての家庭にエコカーを。すべての商業施設・工場に太陽光、クリーンエネルギーの利用を』というスローガンを新たに掲げ、その実現を図る原資として役立てさせていただきたい」

演説で語り尽くせば、簡単な反論を封じることもできる
「減税よりも政府による投資の原資を採った」という決断に反論するには、税率の多寡だけでなく、投資の是非に対する答えも用意しなければできません。

暫定税率維持に対して、早速、自動車業界や石油業界が反発を示しましたが、その論拠は「ガソリンにかかる税金は高い」というもの。もし昨晩の時点で、結果的に国会を通るかはともかく、「暫定税率部分をエコカー普及のための補助金に回す」という演説をしていたのなら、少なくとも自動車業界は静観を余儀なくされていたでしょう。

会見をNHK総合が生中継せざるを得ない21時に設定して、質問形式ではなく、スピーチ形式を採られれば良ろしかったのに。もったいないです。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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