中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

首相「国民の生の声聞ける」とツイッターへ乗り気 ・・・140字で政治を語れるならやってみろ

首相のつぶやき、ツイッターで 「国民の生の声聞ける」と乗り気
(共同通信 12/24付)

劇作家で内閣官房参与の平田オリザ氏は24日、鳩山由紀夫首相の情報発信の手段としてブログと、ネット上に短文を掲載する交流サイト「ツイッター」を導入する考えを明らかにした。政府の情報発信に関する有識者会合の後、官邸で記者団に述べた。

平田氏によると、鳩山首相の肉声を伝えるためブログは週に1、2回、ツイッターは1日に1、2回更新する方向。首相にツイッター導入を提案したところ「国民の生の声を聞ける」と乗り気だったという。

鳩山内閣でも政策を発信する場としてメールマガジンを月に数回配信しているが、有識者会合ではそれだけでは不十分との指摘が出た。

ツイッターは140字以内の短いメッセージをやりとりするサービス。ブログより手軽でリアルタイムに情報発信できるのが特長で、オバマ米国大統領も利用している。

カウンセラーではなく、リーダーでしょ?
このような安直な提案に首肯するなど、内閣総理大臣としては末期でしょう。
「国民の生の声聞きたい」と言い始めるということは、鳩山由紀夫内閣総理大臣の周囲には、信じることができて、かつ頼りにできる側近がいないということでしょうか? まあ、資金管理団体の金庫番が、「見栄え」という理由だけで虚偽報告を続けてきたわけですから、実際に信頼できる側近がいないのかもしれませんが。

さて、内閣総理大臣に期待される職責を考えるため、その役職を再確認します。
内閣総理大臣とは、日本の行政府である内閣の首長。官僚たちのトップに立つ国務大臣を束ねる日本国のリーダーです。

国会で選出される内閣総理大臣に期待されることは、国民と国益を誰よりも深く考え抜き、理想像を指し示して国民・国家をそちらへと動かすこと。内閣総理大臣による理想像が浮世離れしていては、ゴールまでの距離がそれだけ遠くなり、実現はおぼつかなくなります。理想と現実の距離感をつかむ手段として、より多くの声を聞くことは有効でしょう。

しかし、リーダーは、カウンセラーでもなければ、コンサルタントでもありません。リーダーは、伸ばしたいところを伸ばし、切らねばならないところを切るのが仕事です。しばしば「リーダーは孤独である」と言われるように、国民とダイレクトにつながれば上手くいくという役職ではありません。

・・・140字で政治を語れるならやってみろ
たった140文字の世界で、内閣総理大臣・鳩山由紀夫が語る言葉は足りるのでしょうか?

「オバマ米国大統領も利用している」という、ツィッターがお墨付きを得ているかのような評価も安直です。
情報ツールとして、ツイッターはよくできています。ネットさえつながれば、地球上にいるあらゆる人と、何気ない挨拶から、売り言葉に買い言葉のケンカ、社会問題や政治に関する議論だって交わせます。現実に、イランの大統領選を巡る抗議デモの時にはツイッターが活躍しました。

ですが、オバマ米国大統領は、無名だった頃からインターネットの可能性を見出し、ネットを駆使する戦術を採ってきた政治家です。だからツイッターもそれなりに使っているわけで、これまでホームページを使った選挙活動さえ許してこなかったデジタル素人が使い始めるのとは意味が違います。

仮に、いま政治家・鳩山由紀夫の主張が、たった140文字の世界で語れてしまうのであれば、その政治的センスをいよいよ疑います。
内閣総理大臣がツイッターで気軽に国民へ議論を投げかけることは、あまりに行き過ぎたフラット化ですし、頭を飛び越された周囲の人々から「首相を問いただす」「首相を説き伏せる」といった士気を奪う深刻な事態を生みだしかねません。ツイッターで内閣総理大臣ができることは、内閣総理大臣が公式に行う演説を秘書官に実況させて、演説後にその反響を参考までに見る程度にとどまるはずです。

そもそもツイッターユーザーは、有権者数・1億数百万人の日本にとって少数派です。
2009年6月の時点で日本国内からツイッターへのユニークユーザーは約320万人に過ぎず、10代を差し引けば有権者の3%に過ぎません。SNSやブログ、プロフを経るデジタル・ディバイドはそれだけ大きいわけで、「ツイッターを始めれば国民の生の声が聞ける」などという認識は、勘違いも甚だしいでしょう。


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
引責辞任は「国民への責任放棄」 首相、6億円超納税へ
(共同通信 12/24付)

鳩山由紀夫首相は24日夜、資金管理団体の収支報告書に虚偽記載したとして政治資金規正法違反の罪で元公設第1秘書が在宅起訴されたことを受けて都内で記者会見し、「(辞任すれば)政権交代を選択した国民の多くの人への責任を放棄してしまう。改めるべきところは改め、政治家の使命を果たしていくことが私の責任だ」と、引責辞任を否定した。同時に「検察の判断を重く受け止め、責任を痛感している。国民に深くおわびする」と表明した。

実母からの資金提供については、贈与として2002年にさかのぼって修正申告し、納税する考えを示した。申告対象額は12億6千万円で、納税額は6億円を超えるとの見通しを示した。

資金管理に関し首相は「あまりにもずさんと指摘を受けているが、その通りだ。私の不徳の致すところだ。すべてを(元秘書に)任せきっていた」と釈明。実母の資金提供は「本当にまったく承知していなかった」と説明した。

首相はこの日の会見で事件に一区切りつけたい考えだが、来年の通常国会で野党は厳しく追及する方針で、政権運営への影響は必至。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。