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気象庁の「桜の開花予想」終了 ・・・「官から民へ」を進めなければ国債は減らない

気象庁の「桜の開花予想」終了 「あとは民間事業者で」
(産経新聞 12/25付)

半世紀以上にわたって春の訪れを告げてきた気象庁の「桜の開花予想」が、来春から行われないことになった。気象庁が25日、発表した。「民間事業者も開花予報を行うようになった。役割を終えたと考えている」と、理由を説明している。

気象庁によると、開花予想は「桜の開花時期を知りたい」という声に応え、昭和30年に開始。各地の気象台などに定められたソメイヨシノの「標本木」に5~6輪咲いた状態を「開花」と定義し、沖縄・奄美地方を除く全国の開花予想を、毎年3月上旬から4月下旬まで週1回発表していた。

しかし、気象庁以外の事業者も業務として予報ができるよう気象業務法が改正された平成5年ごろから、「開花予想のような気象の応用情報の発表は民間に任せるべき」という意見が出ていた。

最近になって、15年に民間気象情報会社のウェザーニューズが、19年には財団法人日本気象協会が開花予想を始めるなど、民間サービスも充実。「各事業者が少なくともわれわれと同等のレベルで予想をするようになった。どうしても維持しなければならない事業ではない」(計画課)などとして、終了を決断した。

予算削減の対象になったのでは、との指摘には「終了してもコストは浮くわけではない」と否定した。

標本木の観測自体は、「生物に及ぼす気候の影響を知る上で重要」として今後も継続し、開花の発表は行っていく方針という。

「官から民へ」を進めなければ国債は減らない
気象庁は、天気予報や台風などの気象、地震、火山、津波などに関わる観測や予報などを行う国土交通省の外局です。

天候を知ることは、その年の農作物の作付時期の見極めから供給量予測まで。さらに風水害対策やロケットの打ち上げなど、「国富・国防の根幹」に関わることであるため、完全民営化はできない分野です。特に地震や火山、津波の予測は、その被害が甚大であるだけに、民間レベルの設備投資では誤報を濫発しかねないため責任を持てません。
しかし、桜の開花予想や紅葉の見ごろ予想なら、民間任せで問題ないでしょう。

桜の開花予想を「終了してもコストは浮くわけではない」との気象庁の回答には幾分の疑問を感じますが、「期待をされているけれども、民間に任せて大丈夫な業務は終了する」というその判断は大いに評価できます。
なぜなら、今の日本は、「37兆3960億円の税収で、92兆2992億円もの歳費が掛かる国家」であるからです。

09年夏の自公政権まで続けてきた、「ありとあらゆる分野において牽引役を自任し、口を出してきた大きな政府」「足りない分は、国債を増発してでもまかなう分配型政治」「その創設を認める根拠法を持つ財団法人・独立行政法人の乱立」により、税収に比して日本国政府は肥大化し過ぎています。
財団法人や独立行政法人の根拠法を廃止する法律を一つひとつ国会で通し、省庁本体の事業も抵抗勢力を押しのけて整理縮小しない限り、“機動的な政府”という姿は望みようがありません。

税収が40兆円なら38兆円で、税収が36兆円なら34兆円で動ける政府とするのが道理です。そして、必要な所得の再分配を38兆円や34兆円の範囲内でやるのが政治です。
「国債を幾らまでなら市場が受け入れるか?」などというチキンレースは政治ではありません。日本は東南海地震・南海地震が予測されている国であるわけで、国債発行は、首都圏壊滅などに臨むときの最後の手段として残しておくのが正常な状態でしょう。

気象庁には、今まで以上に、地震予測へ注力してほしいものです。


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
来年度予算、社会保障9.8%増 歳出、国債新規発行が過去最高
(産経新聞 12/25付)

政府は25日、平成22年度予算案を閣議決定した。一般会計の総額は92兆2992億円、政策経費に充てる一般歳出は53兆4542億円といずれも過去最大に膨らんだ。目玉の子ども手当を含む社会保障費は9.8%増の27兆2686億円と、初めて一般歳出の過半を占めた。

一方、税収は21年度見込みと同水準の37兆3960億円にとどまる見通し。「埋蔵金」の活用で税外収入を10兆6002億円に積み上げたが、収入の不足を穴埋めする新規国債発行は過去最大の44兆3030億円に達した。税収が落ち込む中、政治主導による歳出削減は進まず、国の財政は一段と悪化する。

来年度予算案では、社会保障費が大幅に増える一方で、鳩山政権が掲げる「コンクリートから人へ」の方針に基づき、公共事業関係費は18.3%減の5兆7731億円と、過去最大の圧縮となった。

鳩山政権は予算の無駄削減を目指し、「事業仕分け」を実施して政治主導による歳出削減に取り組んだが、仕分け結果を含む概算要求からの歳出削減額は1兆円程度。独立行政法人の基金などの国庫返納も1兆円程度にとどまった。

政権交代前に7兆円規模の財源をを捻出できると主張してきた「無駄の根絶」は空振りに終わった。このため、「聖域」だったマニフェスト関連予算も1兆2千億円程度削減せざるを得なくなった。

国債発行は44兆3000億円に達したが、鳩山首相が“公約”した「約44兆円以下」の範囲内としている。
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鮎滝 渉

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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