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日本郵政 ゆうちょ銀の預け入れ制限見直し、政府に ・・・タンス預金で日本国債買うの?

日本郵政 ゆうちょ銀の預け入れ制限見直し、政府に…社長
(毎日新聞 12/30付)
日本郵政の斎藤次郎社長は28日の定例会見で、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額が1人当たり1000万円に制限されていることについて、「(限度額のない)民間金融機関と差がついているのは論理的におかしい。もう少し緩やかにしてほしい」と述べ、政府に見直しを求めていく考えを明らかにした。

ゆうちょ銀は、通常貯金や定額貯金などを合わせ、1人1000万円までしか預けられない。

斎藤社長は限度額について、「利用者から不便だという意見がある」と指摘。そのうえで、「ゆうちょ銀行に政府保証はなく、メガバンクより安全という預金者は少ないと思う」と強調した。

ゆうちょ銀は昨年、小泉政権下で決められた全株式売却による完全民営化を前提に、1000万円の上限撤廃を要請していた。しかし、鳩山政権の誕生で、状況は一変し、全国一律サービスの義務付けなどゆうちょ銀の公的色合いは強まっている。

こうした中、政府が12月に実施した郵政改革に関するヒアリングでは、全国銀行協会が「政府出資など官業の色彩が残るなら、必要最小限の貯蓄業務を行うという役割を明確化すべきだ」と求めるなど金融業界の反発が強まっている。


そもそも、なぜ郵便屋さんが金融をしているのか?
日本の郵便貯金は、明治維新間もない1875年、近代郵便制度とあわせて導入されたものです。日本の近代郵便を主導したのは前島密。前島が視察した英国の郵便局では、郵便以外に、為替・貯金業務も行っていました。

英国の郵便局が貯金事業を始めたのは1861年で、ローランド・ヒルが、「庶民が利用する全国規模の安全・便利・経費不要な銀行を設立すること」を目的に創設。当時の金融機関は富裕層を顧客としており、他の銀行よりも金利が低かったものの、政府保証のある全国区の金融機関として定着しました。

郵便事業とともに長く国営でしたが、1996年からは独立行政法人・ナショナル・セービング(国民貯蓄)へ移行。「民間と競合しない金融商品を開発し、その収益で英国債を購入し、国民の税負担の削減に貢献する」ことを目的としており、調達した資金は全額政府に預託されています。預金残高を抑制しており、政府系機関として財政資金調達という役割に徹し、企業への貸付業務を行っていないことから民間金融機関との対立は起きない仕組みになっています。

・・・タンス預金で日本国債買うの?
日本のゆうちょ銀行は、法令で運用の対象を『安全資産』に限定されていたため、全体の約83%が国債運用に充てられています。その実態からすると、英国のナショナル・セービングと近いように思われます。

しかし、英国のナショナル・セービングと日本のゆうちょ銀行とでは、個人金融資産におけるシェアの大きさが全く異なります。ナショナル・セービングは個人金融資産に占めるシェアは2%強に止まっていますが、ゆうちょ銀行は何と20%を上回っています。
圧倒的な民業圧迫と断定して良いでしょう。

1000万円という基準も、民間金融機関への預金で保証される上限額ですから妥当な線です。民間企業に貸し付けるわけでもないのに、中小企業が銀行からの貸し剥がしや貸し渋りで困っている経済下で、これ以上、ゆうちょ銀行が貯金を抱え込んで一体どうするつもりなのでしょうか? いま預金残高を増やす必要があるのは、生き残れる中小企業を見極められる民間銀行であるはずです。

斎藤次郎社長と言えば、かつて小沢一郎幹事長と「国民福祉税」構想を打ち出すなど現政権とは深い仲。「利用者の利便性向上」という大義名分でゆうちょ銀行の貯金残高を増やし、民主党政権が増発する日本国債を買う原資が欲しいと言うことでしょうか?
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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