中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「平日にデートできる省に」 菅財務相、改革に着手 ・・・何で“見えるとことから”なの?

「平日にデートできる省に」 菅財務相、改革に着手
(朝日新聞 1/20付、読売新聞 1/19付)

「平日にデートができる財務省に」。菅直人副総理兼財務相は19日、勤務時間の柔軟化や縦割り意識の解消といった財務省改革に着手したと発表した。官僚主導の打破を掲げる菅氏だが、「自主的なところから出てくるものを見守りたい」と述べ、まず「官」の側の変革を促す。

閣議後の記者会見で、取り組みの具体策を説明した。省内の中堅若手を募って丹呉泰健事務次官のもとにチームを設け、
(1)「政治主導」の時代の官僚のあり方
(2)幹部ポストへの外部人材登用も含めた公募制度の導入など人事制度改革
(3)深夜勤務が当たり前になっている働き方の見直し
(4)双方向の人事評価
――などを検討する。

「平日にデート」とうたった「働き方」については、残業の減少や、業務の効率化を目指す。閣僚らの答弁の準備で、深夜まで省内に「待機」させられがちな国会のあり方に対しても、「(問題点を)挙げてほしい」とした。

チームは、財務省への出向者や地方勤務の職員、外部の識者らからも意見を聴取。3月中に中間報告を、4月末までに改革案をまとめる。

検討項目の多くは、昨年6月前後に菅氏が聞き取り調査した英国の財務省の例を参考にした。財務省は官庁の中の官庁と言われており、菅氏は「財務省が一つのモデルを示せれば、霞が関全体を変える大きな一歩になるのではないか」とみている。

・・・何で菅さんは“見えるとことから”なの?
政治家・菅直人は、どうして「目に見えるところから始める」のでしょうか? 「これまで目に見えなかったものを見えるようにする」という困難な課題に着手してこそ、改革でしょう。

平成22年度本予算における国家公務員人件費は、5兆1792億円が計上されています。評価は分かれるかもしれませんが、前年度・21年度における国家公務員人件費は5兆3195億円。それなりに人件費圧縮に努めていると見ることが出来ます。

ちなみに国家公務員人件費・一律10%削減をしたとして、捻出できる費用は5179億円。また平成22年度の一般歳出(=一般会計-国債返済費-地方交付税交付金)は53兆4542億円ですから、歳出に占める人件費の割合は約10%です。

「官庁の生産性を上げる」 このことが至上命題であること。残業などすることなく今の生産性を維持することが、この命題に合致することは菅財務相の言われる通りです。

しかし、年間・20兆円の借金返済をして、かつさらに借金を重ねているのが今の日本国財政。「事態はそんな低いレベルにはありませんよね?」 そう問いたくなるのは鮎滝だけでしょうか?

「未来へ投資してこなかった遅れをどう取り戻すか」を問うべきでは?
今から50年前・昭和35年度の日本国政府は、一般会計に占める主要経費の割合が、
国債費・・・・・・・・・・・・・・・・・  1.5%
地方交付税・・・・・・・・・・・・・ 18.8%
社会保障・・・・・・・・・・・・・・・ 11.1%
公共事業・・・・・・・・・・・・・・・ 17.4%
文教・科学・防衛・その他・・・51.2%
と、「将来への投資が国家予算の過半を占める」という夢のような予算を編成していました。

一方、平成22年度の日本国政府は、
国債費・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22.4%
地方交付税・・・・・・・・・・・・・ 18.9%
社会保障・・・・・・・・・・・・・・・ 29.5%
公共事業・・・・・・・・・・・・・・・  6.3%
文教・科学・防衛・その他・・・22.9%
まさに「今を生きるだけで精一杯」という予算です。

もちろんこの状況は突然やってきたものではなく、50年という歳月の間に積み重ねてきた結果です。
しかしだからと言って、菅財務相が事態を打開する職務を放棄して許されるわけではありません。自民党以外から出てきた財務相だからこそ、事態打開への期待が増すのです。

例えば、独立行政法人などへ「委託事業」として丸投げし、その代価として渡している事業費の中には、独立行政法人を存続させるための役員報酬・従業員人件費が含まれていますよね? これを可視化すれば、国として削減できる費用規模を増やすことは可能なはずです。独立行政法人の整理方法としては、「業界でその独立行政法人が必要なら、業界の会費で賄ってください。国からの助成はなしです」と、市場に存続の是非を問うという手もあります。

「平日にデートできる省に」というのは、菅財務相が今やらなければならない仕事でしょうか?
与謝野馨元財務相の言う通り、民主党はこのまま『ミクロの決死隊』なのでしょうか?

■一般会計歳出に占める主要経費の割合の推移
(財務省主計局『我が国の財政事情』より)

↑別窓で大きい画像が開きます


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
「民主はミクロの決死隊」自民・与謝野氏が経済政策批判
(産経新聞 1/9付)

自民党の与謝野馨元財務相が今月下旬に2作目の著書「民主党が日本経済を破壊する」(文春新書)を出すことが8日、わかった。鳩山政権の経済政策について「マクロの全体戦略が不在のまま、個別の問題に勇んで切り込む『ミクロの決死隊』ばかりだ」と痛烈に批判した。そのうえで、「民主党はどうやら日本経済が崩壊の瀬戸際に立っていることをまるで自覚していない」と皮肉った。

また、昨年の衆院解散直前に当時の石破茂農水相とともに、麻生太郎首相に退陣を迫ったときの経緯を紹介。「選手交代してから衆院選をやらないといけないのではないか」と求めると、麻生氏は「おれの後なんて誰もいないじゃないか」と反論したという。このため、辞表を提出したが、「勘弁してくれ」と懇請されたことも明らかにした。

鳩山邦夫元総務相と西川善文前日本郵政社長の進退問題では、「けんか両成敗」の同時決着シナリオから、麻生氏が「ブレた」としている。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。