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電気自動車市場が熱い中国 初の国家規格を6月にも公表へ ・・・EUも規格統一を開始

EV市場が熱い中国 初の国家規格を6月にも公表へ
(産経新聞 2/11付)

【上海=河崎真澄】地球温暖化ガス排出削減で切り札ともなる電気自動車(EV)の開発や販売をめぐって、中国市場を舞台とした自動車メーカー間の競争が激化しそうだ。関係筋によると、中国政府は6月にもEVの安全性や技術面で統一した国家規格を公表。世界一の自動車市場を舞台に、「規格適合車」による競争が活発化しそうだ。

中国自動車工業会によると、EVメーカーやバッテリー、充電システムの中国メーカーは50社以上(外資との合弁も含む)にのぼり、国内で販売を行っている。

すでに上海市ではバスや公用車への採用が始まったが、充電規格の統一や安全性確保といった課題が少なくない。このため、工業情報化省を中心に国家レベルの規格の策定作業が進んだという。日系メーカーでは日産自動車が来年初めに中国でEVを販売する方針を明らかにしており、規格策定を契機に多くのメーカーが販売競争を繰り広げることは間違いない。

こうした中、同省がいち早く、EV「e6」の製造認可を与えたのは、広東省深センに本社を置く電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD)。中国メーカーが普及型のEVで量産許可を得るのは、初めてとみられる。BYDは同省から国家規格の枠組みについて事前に情報を得ていた可能性も取りざたされている。

中国紙、第一財経日報によると、BYDは今年前半までに「e6」を国内市場で販売する計画で、価格は30万元(約390万円)前後の見通し。5人乗りコンパクトカーで、1回の充電で330キロの走行が可能という。まず深センのタクシー会社向けに100台を販売し、地元政府と充電インフラ整備も進める方針だ。バッテリー技術で強みを持つBYDには、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が約10%を出資している。

EVの開発会社を昨年11月に設立した北京汽車も来年、最高時速160キロのEVを国内販売する計画を明らかにしている。

昨年の新車販売台数で前年比46.2%増の1364万台となり、米国の1043万台を大きく引き離して世界一の市場の座を射止めた中国。EV市場はまだ小さいものの、環境対策は中国の重要政策に浮上しているだけに、成長性が見込まれている。

安全基準では日本案が通りそうですが・・・
自動車の世界標準を決める国連の専門組織は2010年3月に『国際統一基準』を改正し、ハイブリッド車や電気自動車の安全基準を採択する予定をしています。その内容は、ほぼ09年末までに日本が提案してきた通りのもので、既にTOYOTAやHondaが満たしている基準が世界標準となる見通しです。

しかし製品の安全性と技術面は、それぞれ別の問題。
例えば充電時に用いる電圧は、日本の家庭用電圧の100Vであろうと、米国の120Vであろうと、中国やヨーロッパの220Vであろうと、電気自動車の安全性が確保できれば問題ありません。規格を握った者勝ちです。

仮に220Vが国際規格となると、日本の電気自動車メーカー、米国の電気自動車メーカーでは変圧機能を余分に付ける必要が出てきますが、中国やヨーロッパのメーカーは変圧機能を省略できます。市場規模は中国やヨーロッパの方が圧倒的に大きいですから、“国際規格という紋所”を持っていない限り、日本が中国車やヨーロッパ車へ合わせることになります。変圧問題に関するコストは、日本が払うことになるわけです。

電気自動車について調べていたら、こんなコラムが出てきました。「国際戦略コラム」というサイトで08年1月12日に寄稿されたものです。

――日本製品の安全性基準で、新しい製品が出来にくくなっている。たとえば、インド・タタの超低価格車は日本では基準に合わないので公道を走れない。しかし、この基準を決めた根拠が明確ではない。

たとえば、自動車の車体強度は人間との衝突で人間を殺すようにできている。もし、対人事故を想定していれば、車体はブヨブヨなようにして人間を包み込む方がいい。弾力性のある表面にするべきでしょうね。現時点では、人間を救うブヨブヨな車は公道を走れない。

日本の自動車メーカは工場を世界に作り、そこで生産することで世界に技術を教育している。部品会社も現地化しているので、現地部品化率も高い。しかし、この日本が教えた技術が変革期には日本を抜かす武器になる。

電気自動車でも日本の安全基準を満たすために、日本ではいろいろな試験をする必要があるが、この基準の根拠が分からないでそれに準拠するように自動車会社は指導される。

しかし、アジア諸国は安全基準自体がないために自由に発想する。今のカソリンエンジン車の車体をそのまま電気自動車に利用してしまう。エンジンと排気ガスのパイプ類を外して、電池とモータを積んで出来てしまう。――

安全基準で先んじても、製品規格で出遅れることを予測していたかのような話。「環境重視」と言いつつも、日本政府の電気自動車に対する取り組みは遅い気がします。


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関連記事
EU、電気自動車普及へ新戦略 充電プラグなど規格統一
(日経新聞 2/10付)

【サンセバスチャン(スペイン)=瀬能繁】欧州連合(EU)加盟27カ国は9日の非公式競争力相会合で、EU域内共通の電気自動車計画の推進で合意した。執行機関である欧州委員会が開発・普及に向けた包括戦略を作成。中核技術となる電池の開発、充電インフラの規格の共通化などの方策を検討する。日本などと比べて出遅れている電気自動車の開発で、EUは官民一体で巻き返しを図る。

包括戦略には、域内共通で利用できる電気自動車の技術・インフラなどの標準化、欧州投資銀行(EIB)による研究開発(R&D)支援など広範囲の具体策が盛り込まれる見通し。欧州委が原案をつくり、5月の競争力相理事会での合意をめざす。日本の自動車メーカーの経営戦略にも影響を与えそうだ。

EU議長国スペインのセバスティアン工業相は記者会見で、EU域内の携帯電話向け充電器の規格がバラバラな現状に触れ「電気自動車で同じことを繰り返してはならない」と述べ、電気自動車の充電プラグ、充電スタンドの規格の共通化を進める意向を示した。
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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
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