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性同一性障害、小2の秋から「女の子」性別切り替え容認 ・・・高い壁だったでしょうね

性同一性障害、小2の秋から「女の子」性別切り替え容認
(毎日新聞 2/12付)

埼玉県の公立小学校が性同一性障害(GID)と診断された小学2年の男児(8)に対し、学年の途中から女児としての登校を認めていることが分かった。全校児童や保護者にも事情を公表している。
専門家によると、小学校入学時に学校と相談し戸籍と逆の性で登校を始める例は学会で数例報告されているが、在学途中で生活上の性別を切り替えるのは初めてとみられる。これまで光が当たらなかった子どもの性同一性障害とどう向き合うか、議論が活発化しそうだ。

小学校全体、保護者連携
家族によると、児童は幼稚園の段階から体が男であることへの違和感があり、小学校入学後は男児用の水着を着たり立って小便することへの苦痛を激しく訴え、不眠がちになった。このため昨年2月に埼玉医科大のジェンダークリニックを受診、翌月GIDと診断された。主治医の塚田攻医師は診断書に「就学等の適応を阻害しないために女性として扱う配慮が望ましい」との意見を記した。

学校側は主治医や親と相談し「本人の苦痛を取り除くことを最優先しよう」(校長)と判断。夏休み明けの同年9月、校長が全校児童に、母親がクラスの保護者に説明し、女児としての学校生活が認められた。

児童は学籍は戸籍通り男児のままだが、男女別に整列する際や体育の授業などでは女児のグループに入っている。「からかわれることもあるけれど、スカートをはいて学校に行けるのがうれしい。女の子の友だちもたくさんできた」と話す。

子どものGIDが公になることはまれだが、岡山大学の中塚幹也教授らが当事者661人に聞き取り調査したところ、約8割が小学校高学年までに身体的な性別への違和感を覚えていた。さらに全体の約7割が自殺を考え、約2割は未遂などの経験があった。自殺を強く考えた時期は中学生が37%で最も多く、小学生も約13%。

中塚教授は「今も多くの子が誰にも相談できず悩んでいるのでは」と推測する。GIDの当事者でつくる「性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会」の山本蘭代表は「個々の学校の対応に任せず、国として実態を把握し、教育現場の指針を策定してほしい」と話している。

※性同一性障害・・・身体的な性別と心理的な性別が一致せず、体に強い違和感を覚えて悩む疾患。正確な統計はないが、国内に少なくとも1万人以上いると推計される。04年に一定の条件を満たした成人に対し、戸籍上の性別変更を認める特例法が施行され、08年までに1263人が認められている。

・・・高い壁だったでしょうね
そのように生まれついてしまった以上は、身体の方を心へ近付けるしかありませんから、落ち着くべきところへ落ち着いた結果。ですが、ここへ辿り着くまでは大変だったことでしょう。

性同一性障害と一口に言っても、
「身体が男、心が女で、恋愛対象が男」
「身体が男、心が女で、恋愛対象は女」
「身体が男、心が女で、恋愛対象はどっちも可」
「身体が女、心が男で、恋愛対象が女」
「身体が女、心が男で、恋愛対象は男」
「身体が女、心が男で、恋愛対象はどっちも可」
といった組み合わせがあり、さらに身体や服装を心へ合わせなくても大丈夫という人から、身体も服装も心へ合わせないと絶対にダメという人までいます。性同一性障害は、「本人の中で、身体の性別と心の性別が一致しない状態」であり、恋愛対象も本人が自分自身へ許容できる範囲も様々です。

したがって、性同一性障害であることが判っても、「いつ、どのタイミングで性別を心へ合わせるか?」というのは難しい問題として残ります。
性同一性障害の人を受け入れられる環境があれば早い方が良いと思われますが、拒絶されてしまう環境しかなければ社会人になるまで秘していた方がベターということもあります。身体や服装を心へ合わせなくても大丈夫という人では、本人側の許容範囲が広い分、かえって対応が難しくなります。

この小学校2年生の子は、本人が「スカートをはいて学校に行けるのがうれしい。女の子の友だちもたくさんできた」と」と話せていることから、今回の選択肢がおそらくベストでしょう。

小学校で、性同一性障害をどのように伝えるか?
TVで「おネェキャラ」というポジションが確立したため、一見、理解が進みやすくなったように思われる性同一性障害。

しかし「TVのこと」となったがために、実際に心と身体のギャップで苦しんでいる人たちを、きちんと受け入れる環境からは遠ざかっているようにも感じられます。内気で引っ込み思案でデリケートなおネェもいます。心と身体のギャップを「欠陥」と捉えてしまい、そのことを隠す方向へ向かって、さらに苦しみを強める人もいます。

大人であれば、社会関係はかなり広範囲に及びますし、どうしても馴染めなければ他の共同体へ移ることも容易です。
けれども子どもは、「○○小学校」「□□中学校」という限られた範囲で形成させる社会がすべて。義務教育や学校区という縛りがあるため、簡単に他へ移ることもできません。小学生の段階で、「心と身体の性別が一致しない人がいること」を、どうやったら教えられるものか悩ましい課題です。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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