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急加速のレクサス、現所有者では問題なく走行距離3万マイル ・・・事故車に買い手が付いたの??

急加速のレクサス、現所有者では問題なく走行距離3万マイル
(共同通信 2/27付より)

米道路交通安全局(NHTSA)は26日、米下院公聴会で「恐怖の急加速」体験を証言したスミス夫妻がかつて所有していたトヨタ自動車の「レクサスES350」を現在の所有者から買い取り、調査すると発表した。

スミスさんは2006年にこのレクサスを運転中、車が勝手に加速して時速160キロまで達したと涙ながらに証言。急加速の事故後、スミスさんは同レクサスを売却して手放していた。

現所有者は走行距離3000マイルで同レクサスを購入。現在の走行距離は約3万マイルに達しているが、米メディアによると、大きなトラブルを起こしたことはないという。

ラフード米運輸長官は「安全が最優先課題だ。NHTSAは突然の急加速の根本的な原因を突き止めるため、徹底的に調べる」と述べた。

急加速は、数千万分の1で生じた初期不良では?
スミスさんが証言に立った公聴会はこのブログでも取り上げましたが、その時、スミスさんの身に起きたことは「TOYOTA車に設計上の問題があることも否定できませんが、女性の運転していた車が1000万台に1台の割合で起こるような製造上の問題を抱えていたということも否定できない」と指摘しました。

製造製品の欠陥は、リスクを抱えるような論理的に間違った設計をしている“設計上の問題”と、100万個、1000万個と製造している中で取り除けなかった不良品があった等の“製造上の問題”に大別されます。

設計上の問題であれば、出荷したどの製品でも、同じ事故を起こす可能性があるため大規模リコールをかけて全品改修する必要があります。が、製造上の問題であれば、事故を起こした製品の修理だけで事態は完結します。

スミスさんが乗っていた「レクサスES350」が事故を起こしたというのは、走行距離3,000マイルまでのこと。一方、現所有者は3,001マイルから30,000マイルまで走行した中で、急加速などの事故に合わなかったと言います。
使用量の90%は現所有者が使用しており、客観的には「スミスさんが乗っていた『レクサスES350』」の本来の性能は、現所有者が実感しているものだと判断することもできます。

使用量が10%対90%となっている中、10%の方で起こった事故が本来の性質とはあまり考えません。これは単純な確率の話で、「100本のクジがあってハズレが1本のとき、先に10回引いた人より、後に90回引く人の方がハズレにあたる確率はずっと高い」はずです。

スミスさんから、現所有者へ手渡る経緯も調査が必要
この確率に影響を与える可能性があるのは、中古車ディーラー。

例えば、このような経緯だった場合、TOYOTAが不良品を市場へ出してしまったことになります。
スミスさんから「こんな危ない目に遭わされた不良品は、もう要らない」といった愚痴を聞かされながら、中古車ディーラーは同車を買い取り。中古車ディーラーが、自分自身で事故要因を見つけて修理して店頭に陳列。現所有者の手に渡っていたという場合です。

しかし、通常、「不良車だけど買い取ってくれる?」と中古車ディーラーへ自動車を売りに来て、さらに売買契約が成立するというのは想像しにくい状況です。
中古車ディーラー側に事故車を修理する自信でもなければ、廃車にする方向で話を進めるはずです。次のオーナーに売った後に、前オーナーが言った通りの事故を起こして、「あの中古車屋は不良車を売りつける」などというウワサを立てられたら店の存続に関わります。

スミスさんから現所有者へ手渡るまで、一体、この「レクサスES350」はどのような経緯を辿ったのか、その調査も必要ではないでしょうか? 米国の中古車市場では、事故車でも簡単に売りに出されて、しかも買い手がつくのが当然なのでしょうか?

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関連記事
電子制御、米自工会と共同調査…トヨタが提案へ
(読売新聞 2/27付)

トヨタ自動車は25日、トヨタ車の急加速問題の原因との見方が出ている電子制御スロットル・システム(ETCS)について共同で調査するよう、米国の業界団体である米自動車工業会に提案する方針を明らかにした。

ライバル社も加盟している第三者的な組織との共同調査に乗り出すことで調査の客観性を高め、信頼回復を目指す。また、急加速の苦情はトヨタ車以外でも出ているため、他社のETCSも共同で調査することを呼びかける意向だ。

トヨタのETCSについては、23、24の両日に米下院で開かれた公聴会でも議員からの質問が集中した。しかし、論議は平行線をたどって疑念は消えておらず、豊田章男社長は24日の公聴会で、ETCSの問題について「業界全体に寄与できるようなオープンな場で調査していきたい」との考えを示していた。

ETCSは、外部の電波から干渉を受けた時に誤作動する可能性などが指摘されているが、トヨタは「欧州の基準値の2倍強(の電波)でテストしたが問題は起きていない」(佐々木真一副社長)と強調している。ただ、米国には統一的な基準がないこともあり、理解を得られていない。

トヨタは外部の調査会社に自社のETCSを調査させているが、米自工会と調査を行った方が、より信頼性が高まると判断した。

米自工会には、米ゼネラル・モーターズ(GM)などのビッグ3のほか、独フォルクスワーゲンやBMW、日本勢ではトヨタのほか、マツダと三菱自動車も加盟している。

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

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