中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

すべての津波注意報解除「予測過大だった」気象庁謝罪 ・・・「みんな無事で何より」では?

すべての津波注意報解除「予測過大だった」気象庁謝罪 チリ大地震
(産経新聞 3/1付)

南米チリで日本時間2月27日に発生したマグニチュード(M)8.8の地震で、気象庁は1日午前10時15分、青森県から茨城県の太平洋沿岸と高知県に出ていた津波注意報を解除した。これで、地震の影響による津波に関して出された警報・注意報はすべて解除された。

また、気象庁の関田康雄・地震津波監視課長は1日午前、会見を行い、「津波の予測が過大であったこと、警報・注意報が長引いたことをおわびしたい」と謝罪した。

気象庁は先月28日朝、青森県太平洋沿岸と岩手県、宮城県に対し、高いところで3メートル以上の津波が予想される大津波警報を、そのほかの太平洋沿岸全域などに津波警報を出した。

津波は同日午後に北海道から沖縄県の太平洋沿岸を中心に到達。岩手県の久慈港と高知県の須崎港で1.2メートル、仙台市の仙台港と鹿児島県の志布志港で1.1メートルの津波が観測されたものの、それ以上の大きな津波は到達せず、多くの地点で気象庁の予想を下回った。

関田課長は「単純ミスや判断ミスはなかったと思うが、結果的に予想より津波が小さかった。今後、どのような予報が最善だったか検討していきたい」と述べた。

警報は、「実害の宣告」ではなく「実害の危惧」
別に、警報は「実害の宣告」ではありません。実害が危惧されるため、警戒し、必要な対策を施すよう促すものです。
したがって今回の津波警報は、「みんな無事で何より」という評価で良いのではないでしょうか?(話がややこしくなるため、養殖漁業への経済的被害は脇へ置きます)

そもそも、津波は、発生件数・データ実績の少ないもの。責任ある情報発信者であれば、より安全側になるよう、リスクを高めに見積もる方が妥当な選択です。

「リスクを低めに見積もったため、無防備。予測を超える津波に甚大な被害を受けた」というのがWORST。
「リスクを低めに見積もったため、無防備。結果的に、予測より低い津波で済んだ」というのがWORSE。
「リスクを高めに見積もり、備えを施した。被害は最小限に食い止められた」というのがBETTER。
「リスクを高めに見積もり、備えを施した。被害なしで済んだ」というのがBEST。

津波の高さが30cmだったとしても、海の体積での話
津波とは、「地震、海底変動などによって生じる波長の長い波。海岸に近づくと急に波高を増し、土手のようになって押し寄せる。」ものであり、高さの下限はありません。

北海道南西沖地震で198人の人命を奪った津波は、奥尻島の初松前地区で16.8mに達しました。が、30cmでも、実害の出ることが少ないだけで津波と呼びます。

30cmと言っても、流れ込んでくる水の規模は“海”。人間の足をすくうには十分ですし、そのまま引いていく波に乗ってしまうと、一気に沖へ引きずり込まれてしまいます。通常の離岸流(岸から沖へと向かう海流)でさえ逃れるのは困難なのですから、津波から生き延びられる可能性は奇跡の域です。

工夫の余地はあるものの、「みんな無事で何より」
地上デジタル波のしくみを考えれば、警報が出てから注意報が解除されるまで「ず~っと、日本列島が表示されたまま」という、情報の伝達方法には大いに工夫の余地があると思います。

発信される情報の基本は、日本列島が表示される厳戒態勢で構いません。しかし、海から数十kmも離れているような地域であれば、また沿海地域でも避難を済ませた後であれば、24時間見せ続ける必要があるかは大いに疑問です。

例えば、TVのスイッチを入れた初期画面は「TV番組+地図と警報情報」とし、「青のボタンを押したら地図と警報情報は消せる」「再度、青のボタンを押したら再び地図と警報情報を確認できる」という放映も可能でしょう。そうした情報伝達の工夫を加えれば、情報発信側が神経質に、リスクを高めに見積もっていたとしても、情報の受信側は不快感を覚えることなく情報を受け取れるのではないでしょうか?

もちろん、津波の予測精度を上げるのが一番です。予測に応じた対策も、無理のない、無駄のないものになります。

しかし、相手は大自然であり、算出しようとするのは天変地異による被害。ドンピシャの予測を出すこと自体が不可能なわけで、今回の件も「予測と結果にズレがあったことを認める」までで十分であり、お詫びまでしなくても良いのではないでしょうか?

「みんな無事だった」
これは、立派な気象庁の成果だと思います。

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。