中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

春と秋に5連休創設案 全国5分割、分散取得 ・・・税金なしにレジャー市場を拡大できるけれども

春と秋に5連休創設案 全国5分割、分散取得
(共同通信 3/2付)

5月の大型連休は九州が第2週、北海道は月末―。政府の観光立国推進本部(本部長・前原誠司国土交通相)の分科会がまとめた休暇改革の原案が1日、明らかになった。


春と秋の2回、土曜と日曜を含む5連休を創設。全国を5ブロックに分割し、時期をずらして取得する。ゴールデンウイークやお盆に集中している休暇を分散化することで、観光需要の掘り起こしや混雑の緩和、関連業界の雇用安定を図るのが狙いだ。

同本部は2011年以降の導入を検討しており、今秋の臨時国会にも国民祝日法改正案を提出したい考え。3日の分科会で日本経団連など産業界から意見を求める。

ブロック分けは
(1)北海道・東北・北関東
(2)南関東
(3)中部・北陸信越
(4)近畿
(5)中国・四国・九州・沖縄
―が有力になっている。春の大型連休は「行楽日和」に当たりやすいよう、気温上昇と梅雨入りの時期などを考慮して南からスタート。秋は「紅葉前線」の南下に合わせるように北から順に取得する。

年間の休日数は増やさず、計6日の祝日を春と秋に3日ずつ振り替える。国民祝日法は祝日を休日とするよう定めているため、法改正が必要になる。

客室数・200室のホテルで逸失している売上高
軽井沢や由布院、有馬、養老、京都、旭川など観光地と呼ばれる町のホテル・旅館で、「年中、満室です」という所はほとんどありません。部屋の予約は、家族の連休が重なるゴールデンウィークや夏休みに集中し、そうした繁忙期では1年前から予約しないと部屋が取れない状態です。

客室数・200室のホテル。
常時、200組の観光客に利用してもらえるわけですが、連休などの繁忙期で満室になっても、閑散期で赤字を出さないように客室数を抑えているのが普通です。従業員数も、繁忙期では120人まで増やしても、閑散期では70人程度に絞ってしまいます。

このホテルでは、5連休のゴールデンウィークにおいて、単純計算で1泊2日の顧客を1000組入れることができるわけです。が、この1000組という数は、「既に予約が埋まっていて部屋が取れなかった」「道路も電車も混むから、家でゆっくりしていよう」といった潜在化しているレジャー需要を掘り起こした最大値ではありません。

国内旅行の予算は、一人あたり平均で3万円程度と言われています。一組の平均を3人として、この客室数200室のホテル一つと周辺だけで、潜在化したままの需要が10%だとしてもGW中に900万円、20%なら1800万円も売上へ結びつけられていない計算になります。

税金なしにレジャー市場を拡大できるけれども・・・
日本国内のホテル・旅館営業は、2007年度末の統計で、6万1717施設、158万8865室です。

先ほどの客室数200室のホテル一つで計算した逸失売上高。これを、客室数で単純に当てはめると、10%の逸失で714億9892万円、20%で1429億9785万円にのぼります。
GWをエリアによってずらして取れば、こうした需要を逃すことなく売上につなげられます。

また雇用面でも、「繁忙期は120人、閑散期は70人」といった従業員雇用数の落差を縮小。繁忙期だけ派遣会社からの人員補充などで間に合わせるといったことが減り、正社員比率を引き上げて、より質の高いサービス提供によるリピーター獲得を狙えます。

しかしこれは「レジャー市場の拡大」という経済活動だけを見た話です。

文化と離れては、観光ではなくレジャーのみとなるのでは?
GWが「4月29日の昭和の日は昭和天皇の誕生日」「5月3日の憲法記念日は日本国憲法の施行を記念した日」「5月5日は端午の節句」といった祝祭日の由来から離れることは、日本の歴史・伝統・文化の継承にとって支障となるでしょう。文化のないところでは、観光ではなく、本当にレジャーになってしまうのではないでしょうか?

外国の事例として、フランスは、国内を3つのエリアに分けて夏休みを1週間ずつずらして取っています。が、これは祝祭日などと関係のない夏のヴァカンスの話です。

レジャー市場を拡大させようと思えば、学校と企業が同日で休まなければ意味がありません。従って、法律で休日とする「法定休日」に手を加えようと考えたのでしょう。が、1月15日でなくなった成人の日、9月15日でなくなった敬老に日などを思うと、祝祭日に手をつけるのは疑問を覚えます。

法律で手を入れるのであれば、「企業は7月13日から7月16日以外に、7月から9月の間で必ず7日間の連休を取る義務を負う」とし、ここへ全国を5ブロックに分けて学校の夏休みを1週間ずつずらしていくなどの運用を考えた方が良いように考えます。


スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。