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襲撃されたトキのケージに大きい網目203カ所 欠陥建設に整備不行届・・・新潟大学に一任しては?

トキ襲撃、ケージの金網62か所にすき間
(読売新聞 3/12付)

新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの訓練用順化ケージ内で、国の特別天然記念物のトキがイタチ科のテンに襲われて死んだ問題で、ケージの金網のうち62か所で、網目やつなぎ目部分が通常よりも広がっていたことがわかった。

環境省が11日発表した。テンが拡大した網目などから侵入した可能性があり、同省の管理態勢が問われそうだ。

ケージ内にいたトキは11羽。このうち死んだ9羽を含む10羽が、9日夜から10日朝にかけて襲われた。けがをした1羽と、無事だった1羽は別のケージに移されている。同省によると、ケージの網目は、側面が2.5センチ四方、天井は積雪も考慮してやや大きめの4センチ四方になっている。11日の環境省の現地調査で、62か所で網目などの広がりが確認され、大きなものでは縦9センチ、横12センチのL字形のすき間もあった。

↑順化ケージの金網のすき間を調べる環境省職員ら

テンの生態に詳しい北海道斜里町立知床博物館の村上隆広学芸員は、「テンは頭さえ入れば、体はすり抜けられる。大人のテンの頭の直径は約5~6センチ程度。通常の網目なら難しいが、少しでも広がれば入れるのではないか」と指摘する。

環境省のトキ保護増殖事業計画では、トキの捕食者となるテン対策の実施を明記している。同省は「センターの職員が必要に応じて、目視で調査していたが、異常は見つからなかった」と説明しているが、今回、職員が改めて詳しく調査したところ、初めて多数の網目の広がりが見つかった。

同省は2008年にもケージ内へのイタチ侵入を確認。この時はドア下部のすき間から侵入したとみられ、ふさぐ措置を取っていたが、公表していなかった。

欠陥建設に整備不行届・・・本気の人間は、どこに?
佐渡トキ保護センター」は、トキの保護と増殖を目的に環境省が設置し新潟県が管理・運営している施設。さらにトキの野生復帰には、行政を始め地域住民、NPO等による餌場の復元やビオトープ作り、里山の保全活動、環境保全型農業への取組、小中学校での環境教育などが関わっています。

「トキが飛び回る空を取り戻そう」というのですから、広範囲の地域住民の方々、様々な分野の人たちの協力が欠かせない事業です。そのため、事業の中心に行政がいるのは具合がよいのかもしれません。しかし、今回の一件は、東京都にある環境省のトキ保護増殖事業を、新潟県が運営するという現状の体制に無理があることを示しているのではないでしょうか?

野生復帰ステーションの順化ケージは、株式会社プレック研究所が設計して、大豊建設株式会社が工事を請け負ったものであるようです。
完成したのは2007年3月。わずか3年前に竣工した施設で、62カ所も規格を外れた大穴ができていたということは、引き渡しの時点で既に欠陥があった可能性は大きいでしょう。さらに3年間も、規格外の大穴を見過ごしてきた新潟県の施設管理・整備の甘さ。一体、トキの野生復帰に本気の人間は、どこに、何人いたのでしょうか?

「種の保存」という事業は、役所より新潟大学の方が適任
例えば、アフリカで希少種の保護区域として設けた国立公園には、多くの研究者が入っています。ある生物の生態を明らかにしてその種の保存を図るということは、役所ではなく、研究所・大学の方が適任なのでしょう。

佐渡の対岸には国立大学法人新潟大学があり、同大学の理学部は自然環境科学科を設けています。ならば、同学部へ「あらゆる希少種に応用できる“種の保存メソッド”の確立」という『国家特命研究プロジェクト』を起こし、トキ保護増殖事業を一任してはどうでしょうか?
京都大学が霊長類研究所を持っているのですから、新潟大学が種の保存研究所を持っていても良いはずです。

人材を結集する上でも、新潟県庁の一部署である環境部環境企画課鳥獣保護係より、募集の段階から事業目的と人材配置が一致する大学研究所の方が集め易いでしょう。

トキの保護に必要なのは、コツコツとトキの生態観察やケージの整備をこなす人材、ケージの穴を見つけたらすぐに針金を持ってきて修復するようなフットワークのある人材、種の保存に情熱や生き甲斐を感じる人材でしょう。少なくとも、ケージの大穴を3年間も放置しておける今の現場は、事業目的とマッチしていないように思います。

↓続報で、テンが入り込める穴の数が203カ所に増えました

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関連記事
襲撃されたトキのケージに大きい網の目が203カ所
(産経新聞 3/12 18時55分)

佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)でトキ9羽がテンに襲われ死んだ問題で、環境省とセンターは12日、トキが訓練していた野生復帰ステーション順化ケージの現地調査を終えた。ケージの側面や天井の金網の目が本来より大きい個所が計203カ所見つかった。

人や動物が広げた痕跡はなかった。同省はテンの侵入経路になった可能性があるとみて、今後網の目が広がった原因の分析などを行い、必要があれば追加で現地調査するとしている。

金網の目は本来、ケージ側面が「2.5センチ×2.5センチ」、天井が「4センチ×4センチ」。環境省は16日に佐渡市で開かれるトキ飼育繁殖専門家会合で詳細な調査結果を報告する。

また、同省はケージ内にわなを仕掛け、トキを襲ったテンの捕獲作業を進めているが、テンはまだ発見されていない。
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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
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ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

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