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ゆうちょ銀預け入れ限度、2000万円に ・・・ペイオフの適用を受けて、普通の銀行になればよい

ゆうちょ銀預け入れ限度、2千万円に 郵政法案概要判明
(朝日新聞 3/24付)

鳩山政権が今国会に提出する「郵政改革法案」の概要が23日明らかになった。ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の全株式を外部に売却する「完全民営化」路線を捨て、政府が出資する親会社が株式の3分の1超を保有し続ける。法案の成立にあわせて政令の改正で、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額(1人あたり1000万円)を2000万円まで、かんぽ生命の保障限度額(原則1000万円)も2500万円まで引き上げる。

郵政改革法案は、小泉政権の郵政民営化路線を転換し、政府の関与を大幅に強める。亀井静香郵政改革相が同日夕、原口一博総務相、斎藤次郎・日本郵政社長らとの最終調整で固めた。24日の記者会見で発表する見通し。

鳩山政権は、小泉政権による郵政の分割民営化で郵便・貯金・保険の3事業の一体性が損なわれた、と批判してきた。法案は、日本郵政グループの5社体制を3社体制に再編することが柱。持ち株会社、郵便、郵便局の3社を統合して「親会社」をつくり、傘下に金融2社をぶら下げる3社体制へ再編する。

親会社への政府の出資比率は、将来も経営上の重要決議を拒否できる3分の1を超えた状態を維持する。全国約2万4千の郵便局網を維持するため、金融2社の利益を親会社に環流する狙いがある。金融2社への親会社の出資比率も3分の1超は確保する。

法案は、現在は郵便業務のみに義務づけられている全国一律サービスを、貯金と保険の金融事業にも拡大する。預け入れ限度額などを引き上げるのは、その費用を賄うためだ。金融2社の新規業務についても原則自由とするため、かんぽ生命保険はがん保険などの第3分野の保険に参入できるようになる見通しだ。

また、日本郵政グループの会社間の委託契約などで生じる年間500億円規模の消費税についても免除する方針。郵便局の金融検査の簡素化も法律に明記し、郵便局長らの負担を軽減する。

政府が株式を保有する日本郵政グループが業務を拡大することには、競合する民間の銀行や保険会社から「官業金融の復活」との批判が高まるのは必至だ。

完全民営化でグループ内関係の自由を得た方が効率的では?
「ゆうちょ銀行は1000万円までしか預けられなくて不便」
「完全民営化したら、郵便のユニバーサルサービスは維持できない」
「現行の5分社体制では、効率的な運用が出来ない」
いずれも“昔の郵便局”しか知らない人々の発想です。

ゆうしょ銀行の預け入れ限度額・1000万円を解禁したければ、民間金融機関と同様に「1金融機関1預金者あたりの元本1000万円までと、その利息等が保護の対象」というペイオフの適用を受ければ良いわけです。ゆうちょ銀行破綻時の預金者保護が民間銀行と同様になれば、民間銀行は、ゆうちょ銀行から預け入れ限度額という枠を外すことに文句は言わないでしょう。

完全民営化をしようとも、ユニバーサルサービスは維持できます。「黒字続きのドル箱支店の利益を、赤字続きの支店の損失補填に使う」という、ユニバーサルサービスを求められる民間企業が、普通に行っている経営をすれば良いだけの話です。

5社体制になって出来なくなった「一人暮らしのお年寄りの家へ年金を届ける」という旧日本郵便が行っていたゆうちょ銀行の窓口業務代行も、それが再び出来る体制を整えれば良いこと。

日本政府が介入しない完全民営化後であれば、民間企業間にしばしば見られる提携の1つです。ゆうちょ銀行と日本郵便の間でどのような業務委託契約を結ぼうとも、「顧客満足度を上げるため、両者の優れた点を補完し合っただけ」という理屈だって立てられます。他の大手銀行や地方銀行と業務委託契約を結び、日本郵政時代よりもサービスを拡充させる可能性さえ生み出せます。

郵便網の優位性を測れる社長へ交代を
「完全民営化のリスクは嫌だ。昔の郵便局に戻りたい」
そんな懐古趣味の声ばかりを拾うから、旧郵政省時代から蓄積してきた「ヒト・モノ・カネ」を新体制で活かす方向へ向かわないのでしょう。

日本郵政は、09年3月期連結決算で経常収益(≒売上高)19兆9,617億円、純利益4,227億円を出した優良企業。NTTだって、NTTドコモを切り離されても黒字経営をしているのですから、日本郵政に黒字経営を続けられないはずはありません。この日本郵政の自信の無さは、単に社長が自信を持てないことの反映でしょう。

既存郵便網の優位性を正確に測ることができる社長へ交代した方が、良ろしいのではないでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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