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11兆円超の経済対策必要 デフレ脱却へ亀井氏 ・・・それって的を外していませんか?

11兆円超の経済対策必要 デフレ脱却へ亀井氏
(共同通信 4/6付)
亀井静香金融担当相は6日の閣議後の記者会見で、国内経済の現状に関連し「大胆な(追加の)経済対策を必要とする状況だ」との見解を示した。亀井氏が代表を務める国民新党は約11兆円の経済対策を求めているが、同氏は「中間的に言ったが、もっと大胆なことをやる必要があると思う」と語った。

亀井氏は、物価下落と景気悪化が併存するデフレスパイラルから国内経済が脱していく力強い動きは見えないと説明。その上で「本年度予算の速やかな執行だけでは不十分。今のままでは経済成長は期待できない」などと述べた。


・・・それって的を外していませんか?
09年度末の日経平均株価は、前年度比37%上昇の1万1,089円94銭。内閣府が毎月発表している景気動向指数は、2月の一致指数が100.7(前月比で+0.4ポイント)となり、実に11カ月連続の上昇。

経済に関する統計数値は、日本の景気は回復基調にあることを示しています。実感できるかどうかは、また別の話。

日経平均株価は、機関投資家・個人投資家が「日本企業は買いかどうか?」を、それぞれの損得・思惑に従って動いた結果であり、一つの集合知。それが円安や輸出拡大といった外的要因に基づくものであろうとも、偶発的に好転することはありません。

景気動向指数も、企業の生産、在庫、投資、雇用、消費、企業経営、金融、物価、サービスなどの各種経済部門を代表する指標のうち、好転した割合から、悪化した割合を差し引いた結果。こちらも偶発的に好転するようなことはありません。そして通常、数値が上昇している状況は、景気の拡張局面にあると判断されるものです。

ケチを、節約と開き直るのを止めれば局面は変わる
これらの『朗報』を認めていないのは、「悲観論は数字になる」「節約生活紹介は数字になる」と勝手に決め込んでいるマスメディアであり、「悲観論を語れば、カネをばらまく口実ができる」「カネをばらまけば、選挙で票が買える」と考える政治家であり、自分たちの減給・生活苦について説明が付くことから納得してしまう労働者兼消費者たちです。

実は、この中でもっとも厄介なのは、「節約生活でいいや」と開き直ってしまった労働者兼消費者たち。
消費者とは、モノを買うという行動で経済を回すことができる立場です。労働者とは、モノを作るという行動で経済を回すことが出来る立場です。相手が市場全体であるため、確かに、一人ひとりでは非力です。しかし一人ひとりが間違いなく市場の参加者であり、決して、一方的な被害者でないというのもまた事実です。

消費者がケチを節約と開き直るのを止めれば、経済局面は必ず変わります。これはコンビニ・ショップなどの小売店、ファミレス・居酒屋などの飲食店で少し注意してレジを打っていれば、多くの人が実感できる事実です。売上高は、ちゃんと給与に反映されます。
と言っているそばから、またまた牛丼チェーン店が値下げ合戦による消耗戦を始めるそうですが・・・

恩恵の享受がもっとも遅くなることを前提に考える
労働者も消費者も、経済が拡大局面に入っているとき、その恩恵の享受がもっとも遅くなる立場です。したがって、財布の紐を締めることは、ある意味でやむを得ない部分もあります。

しかしだからこそ、自分でアンテナをしっかり張り、自分で判断をしなければなりません。なぜなら、労働者兼消費者たちが判断しなければ、再び政治家が作り上げた景気刺激策という名の“ばらまき”に付き合わされることになるからです。

霞が関埋蔵金と呼ばれるものは、出来れば取り崩すことなく将来世代へ引き継いだ方が良い、日本国民の共有財産です。国債は国の借金証書であり、第3次ベビーブームを起こす展望でもない限り、少なければ少ない方が良い日本国民全員で背負う借金です。

これ以上、亀井代表らによる“票の買い漁り”を許すな
2010年度本予算の執行が始まったのは、わずか5日前の4月1日。そして、中小零細企業が資金繰りに奔走した09年度・3月末は既に過ぎ去っており、今さら追加景気対策と言われても後の祭りです。

そもそも、このようなタイミングでの追加経済対策案など、10年度本予算に大きな欠陥でもない限り、決して出てきてはならないはずの話。本予算とは、「翌年度の流れを予測して立てる1年間の政府支出計画」であり、大抵のことは織り込み済みであるのが当然です。

にもかかわらず、史上最大の国家予算を編成し、大して議論を深めることもなく、予算委員会採決・本会議議決を進めたのは国民新党も含む政府与党。もし亀井代表らが政治へ身命を賭しているなら、先に「議論不足でしたすみません。こういう情勢変化があっため、補正予算案を立てさせてください」と国民に頭を下げて、政党助成金と議員歳費を返納するのが筋でしょう。

予め鳩山由紀夫内閣総理大臣に忠告させていただきますが、「今回の亀井案に乗ったら、民主党は5月を待たずに、ねじれ国会を抱えることが確定しますよ」。

――――――――――――――――――――――――――
関連記事
景気動向指数、11カ月連続で上昇
(産経新聞 4/6付)
内閣府が6日発表した2月の景気動向指数(速報値、2005年=100)は景気の現状を示す一致指数が前月比0.4ポイント上昇の100.7となり、11カ月連続で改善した。

設備投資や雇用が改善したのが寄与したものの、生産関連の指標の弱さから伸び幅は縮小した。基調判断については「改善を示している」と5カ月連続で据え置いた。

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鮎滝 渉

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
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ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

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