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高速料金上限、普通車2千円 ・・・浮いた1.4兆円を国債発行縮小へつなげれば良ろしいのに

高速料金上限、普通車2千円・エコカー半額優遇
(読売新聞 4/9付)

国土交通省は9日、一定の走行距離を超えた場合に料金を定額にする、新たな高速道路の上限料金制度を発表した。

6月から導入し、首都高速や阪神高速などを除いて普通車は2000円、軽自動車は1000円、トラックなどの中・大型車は5000円を上限とする。


昨年3月に導入された土日・祝日の「上限1000円」の割引や、曜日や時間帯で異なる現行の割引制度に代わるもので、国交省は料金体系を単純にすることが狙いだとしている。ただ、現行の割引が廃止される結果、多くのドライバーには実質的な値上げとなりそうだ。

上限料金制度は、6月から37路線の50区間で始める一部の高速道路無料化に合わせ実施する。

ETC(ノンストップ自動料金収受システム)の利用に関係なく、すべての車に適用する。上限料金となる距離は普通車で約70キロ、軽自動車で約40キロ。エコカーの普及を促すため、エコカー減税の対象車のうち、ガソリン1リットル当たりの燃費が20キロ以上の普通車は軽自動車と同じ上限1000円に優遇する。

新制度の導入に伴い、現行の割引のほか、たまったポイントを通行料金にあてられる「ETCマイレージサービス」なども原則、廃止する。このため、平日に長距離を走る機会が多いドライバーには値下げになるが、1回の走行距離が短い多くのドライバーには値上げとなる。

国交省は新制度を11年3月末までの試行とし、渋滞の状況などを見ながら制度を見直す考えだ。

また、首都高速と阪神高速は、普通車で一律700円(東京線、阪神東線)などとしている定額料金制をやめ、走行距離に応じて500~900円(普通車)を課金する方式に改める。ETCを付けていない車は上限額を徴収する。実施は年末以降となる見通しだ。

新たな料金制度の導入を受け、「上限1000円」割引などの原資として2018年3月末まで国費で手当て済みの計3兆円のうち、1.4兆円が高速道路の整備に使われることになった。割引より整備を望む地方の声に配慮した民主党の要望によるもので、政府は3月に関連の法改正案を閣議決定している。

鳩山政権が09年度補正予算の見直しで執行を止めた東京外郭環状道(関越―東名間)、名古屋環状2号線(名古屋西―飛島間)など6事業の整備にあてられる。

そもそも休日上限1000円は、どうやって始まったか
休日上限1000円の始まりは、まだ日本が自公政権だった時。

昨年度(2009年度)、1月27日に成立した08年度の第2次補正予算案と、その関連法案に盛り込まれている経済対策の一つ。「高速道路有効活用・機能強化に関する計画(案)」と銘打った計画です。

同計画には2つの取り組みが盛り込まれており、2010度までの2年間に導入する「生活対策」と、「高速道路の有効活用・機能強化」の目的で約10年間継続するというもの。前者は、高速料金を上限1000円にするという割引制度で、後者は、生活対策として導入する割引が終了する2011年度以降に、現在の高速料金割引制度を追加・維持するためのものです。

これに対して民主党は、「高速道路無料化」というマニフェストを掲げて、09年8月の衆議院選挙で政権交代を果たしています。

7~8割の利用者は、これまで通りに正規料金
「休日は1000円から値上がりしたが、平日も上限2000円となるなら良いじゃないか」

実に聞こえの言い制度改定ですが、『経済効果計算』の進んだ日本では次のような試算結果が出てきています。
「高速道路を70km超も使う長距離利用者は2~3割程度しかいない。つまり、上限2000円の恩恵を受けられる利用者も2~3割に過ぎない」「7~8割の利用者は、これまで通りに正規料金を払うことで変わりない。そこへ、休日割引価格が1000円引き上げて2000円になるため、高速道路への収入は増加する」

この高速道路の増収分の試算が、1.4兆円。
前原国交相が新しい高速道路料金制度と共に発表した、「凍結していた道路整備に使う」とした資金の正体。「上限1000円」割引などの原資として、2018年3月末まで国費で手当て済みの計3兆円のうち1.4兆円は他に使える様になったため、道路建設に使うというわけです。

浮いた1.4兆円を国債発行縮小へつなげれば良ろしいのに
前原国交相であっても、省益を超えるのは難しいのでしょうか?

「新しい料金制度で、1.4兆円の国費負担を減額できることとなりました。これを『コンクリートから人へ』という民主党の考え方に沿って、来年度の子ども手当の財源の一部に充てます」 あるいは「赤字国債発行計画を見直し、新規国債発行額の縮小につなげます」とすれば、文句なしだったのですが。

特に、浮いた1.4兆円を国債発行縮小へつなげれるとすれば、「民主党は、財政健全化に意欲がある」というアナウンス効果を生み、夏の参議院選挙に向けて財政再建を強く説く政党への牽制にもなります。

浮いた1.4兆円を、省庁の壁を越えることなく、道路整備に回した決定。真面目と言えば真面目な結論ですが、価値に行く政治家の結論としては不足しているように思います。
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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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