中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

徳之島3町長が会談拒否、首相は「知らない」 ・・・元凶は、鳩山由紀夫首相の“丸投げ体質”

勝負の電話…首相「存ぜぬ」 政権崩壊過程物語る意思疎通の欠如
(産経新聞 4/21付)

「それは滝野欣弥官房副長官にお聞きください。私が存じ上げる話ではありません」
鳩山由紀夫首相は20日、滝野氏が普天間問題解決に向けて徳之島の3町長に電話したいきさつを尋ねる記者団にこう答えた。突き放したようなこの発言には、今の鳩山政権が抱える問題の縮図がある。政権内部の意思疎通の欠如と信頼関係の希薄化はこの内閣が崩壊過程にあることを物語っているかのようだ。

政府は20日、普天間問題の解決に向けて勝負をかけた。それが平野博文官房長官と3町長の会談を打診した滝野氏の電話だった。会談の趣旨は「徳之島で18日に基地移設反対の大規模な集会が行われた。それを町長さんがどうとらえているか」(滝野氏)を探るため。だが、徳之島移設案を3町長に打診する意図もあったはずだ。そもそも徳之島案を政府が考えてもいないとすれば、集会の様子を探る必要などないからだ。

鳩山首相は「政府の考え方がまとまっているという状況ではありません。まだその段階ではありません」として、この段階での移設案提示はあり得ないと言い張る。だとすれば、滝野氏の電話は、首相の意向を無視したスタンドプレーだったということになる。

しかし、3町長が不信感を募らせていたのは、いつまでも政府側から正式な打診がないこと。滝野氏としてはよかれと思って早めに手を打ったつもりだったのかもしれない。これに対して、鳩山首相は次のように切り捨てた。
「どのような思いで滝野副長官が電話をしたか分からない」
官邸内の人間関係はどうなっているのか、互いをかばう気持ちはないのかと疑わざるを得ない発言だ。

一方、3町長は滝野氏の電話に強く反発した。
「そのような方に会う気は全くありません!」。徳之島・伊仙町の大久保明町長は政府高官からの電話を一方的に切った。大久保氏は産経新聞の取材に、「平野氏が『徳之島移設をお願いしたいから会ってくれ』と、本当のことを言えばいいのに」と言い放った。

連立与党間の亀裂も修復不可能な状態にある。岡田克也外相は20日の記者会見で、移設先について「日本の外ということは考えられない」と述べ、社民党の主張を明確に否定した。

首相が宣言した「5月末決着」まで残りわずか。北沢俊美防衛相は同日の参院外交防衛委員会で「5月いっぱいで全部片付くかどうか・・・」と本音を漏らした。(五嶋清)

・・・元凶は、鳩山由紀夫首相の“丸投げ体質”
内閣官房副長官とは、内閣官房長官を補佐する特別職。つまり、鳩山由紀夫首相の直下に平野官房長官がおり、その補佐役の一人が滝野官房副長官というわけです。

その滝野副長官が3町長へ電話をしたことについて、20日夜の記者団の質問へ対して放った言葉が「どのような思いで滝野副長官が電話したか分からない」。同20日朝に普天間飛行場移設問題について、「5月末までに決着すると申し上げている。その決意を持ってやるのみだ」と決意表明していたのは、他の誰でもない鳩山首相です。

この乖離は、鳩山首相がありとあらゆることを“丸投げ”してきた証拠でしょう。それも実に質の悪いタイプで、問題への対応策を話し合う会合で、冒頭に「私はこう思っていますから、あとは関係者の方々でよろしく」とだけ言い残して、さっさと会合の席を出て行くパターン。もうブラック上司の典型です。

責任ある上司は、部下が動く前に、内部で議論を終えておくもの
通常の企業・組織であれば、部下に決意表明をした上司は、部下と「この問題をどう考えているか?」というところから始まって、「どういう解決策が考えられて、どの解決策がベストか?」「相手の動き次第では最善案がダメになる。次善策、次々善策と、そこへ軌道修正する手順はどうするか?」と、徹底的に議論し合うものです。

なぜなら、そこまでしないと上司の決意表明は実現できず、「口だけで、何もできない無能な上司」というレッテルを貼られるからです。臨む問題が難題であれば、現場で軋轢・壁に衝突するのは部下ですから、上司と熱意の共有をしていなければやってられなくなります。

さらに交渉相手のある問題では、話は部下の士気低下だけに止まりません。
よっぽど良心的かつ熱心な部下でない限り、現場で部下が交渉相手に話す言葉は、上司の熱意の欠片も乗っていないただの伝言に成り下がります。すると交渉相手は、やる気のない部下を通じて問題解決に本気でない上司の姿を想像するため、神経を逆なでして態度を硬化。交渉や接触を繰り返す度に、交渉相手は不信感を募らせて、事態を打開する可能性を一挙に下げます。

ああいう時は、上司が部下を通り越して、直接現場へ赴くもの
問題の当事者であっても、鳩山首相はあらゆるメディアを通じて取材される側ですから、自分の置かれているあるいは追い込まれている状況を客観的に確認する機会は幾らでもあります。

先日・18日(日)、人口・2万人の鹿児島県徳之島で行われた、基地移設反対集会に集まった人々は1万5000人。普天間飛行場の移設先として徳之島を選定することが、いかに困難であるかは誰でも理解できることです。これを打開するには、交渉相手が想像もしなかったような対応・手土産の持参は必須です。

最低限ラインの対応が「鳩山首相が徳之島を電撃訪問」。ここへ「雇用対策」「公共工事」の手土産で普通、「日米地位協定見直しの確約」「徳之島の米軍利用は期限付き」といった手土産で、ようやく腰が上がったかもしれないというレベルです。

しかし、官房副長官からの町長への電話へ居合わせたマスメディアの取材によると、平野官房長官が徳之島へ行くのではなく、3町長が鹿児島市へ官房長官へ会いに来るように打診したのだとか。もうフォローのしようのないダメっぷりです。

失礼ながら、問題解決能力をお持ちでないのでは?
自分で問題解決期限に対して決意表明をしておきながら、一向に自分自身での交渉はしない、具体的かつ詳細の指図もしていない、部下が思うままに動くに任せたまま。

おそれながら鳩山由紀夫内閣総理大臣閣下、それでは問題解決はできませんよ。

本来、普天間飛行場移設問題を解決させるための体制は、当初から鳩山首相ご自身が考える布陣とするのがベストでした。岡田外相と北沢防衛相からしばしば参考意見を聞き、平野官房長官には立会人として少し別角度からの意見を聞くという布陣。沖縄県内のままとなるか、鹿児島県への移設があるのか、その可能性が出てきた瞬間、両県の知事と首相官邸で話し合う機会を設けるべきでした。

問題解決は、期限を区切っても、誰かに任せても訪れません。さらに、すでに押しも押されぬ実績がある部下を登用したならともかく、任命当初から上司に面子を立ててもらっている部下など、交渉相手にとっては迷惑なだけ。責任ある上司は部下へ任せても、逐次経過報告を聞き、「部下の面子を潰そうとも、問題解決を優先して自分自身が出て行くべきかどうか?」と常に考えておくものです。

鳩山由紀夫個人の“丸投げ体質”は、1億2000万人の日本国民のため、さっさと捨てて頂けないでしょうか?

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。