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官房機密費「目的分からぬ」 ・・・性善説なのか、楽観主義なのか、阿呆なのか、それとも友愛万歳?

官房機密費「目的分からぬ」
(産経新聞 5/25付)

政府は25日の閣議で、内閣官房報償費(官房機密費)がいつどんな目的で設けられたかについて、「初めて計上したのは昭和22年度だが、『何のために作られたものであるか』は確認できなかった」とする答弁書を決定した。

また、平野博文官房長官が、河村建夫前官房長官や事務方から機密費の過去の使途について説明を受けたかに関しては「具体的な使途については説明を受けたことがない」と指摘。機密費の配布先を記した帳簿の引き継ぎの有無については「お尋ねのような事実はない」と否定した。

・・・性善説なのか、楽観主義なのか、阿呆なのか・
外国で日本人を狙った誘拐事件が起きたときなど、あらかじめ使途の詳細を明確にしなくとも良い資金があることは、かなり重要なことです。もちろん、使った官房機密費の使途について、20年後なり、30年後なりに検証できるようにする仕組みは要ります。

例えば、中東が政情不安に陥ってテロリストの跋扈する状態に陥ることはあり得る未来です。

そうなった場合には、速やかに邦人を引き上げさせるのが第一ですが、不運にも拉致・誘拐に巻き込まれる方が出るかもしれません。NPO活動など信念を持った行動の末に誘拐の標的となった場合は、少し考える余地があります。けれども、テロが先行して市街地が混乱状態となり、逃げようと思っていった本人の意思に関係なく拉致されてしまうことだってあるわけです。

中東はイスラム教徒が多く、クルアーン(コーラン)とその解釈・指導を行う宗教指導者の発言力が、宗教的にも政治的にも強い土地柄です。しかし、微細にその地域コミュニティを見ると、長老を中心とした素朴な部族社会も機能しており、宗教と政治と日常の多層社会となっています。

このとき、部族の長老を経由して犯行グループと接触。興奮状態にある犯人たちをなだめて、邦人を無事に救出しようとするなら、相応の金品が要ります。
この金品は、犯行グループに支払う身代金ではありません。部族の長老に動いてもらい、部族の長老を介して、犯行グループと日本政府との間に一定の信頼関係、少なくとも邦人へこれ以上の危害を加えさせない間柄を結ぶための必要経費です。タバコ代で済むか、身代金になってしまうかは交渉次第、相手次第です。

諜報機関を持たない日本でも、機密費は必要
上記したような事態において、機動的に活用されるべき資金が“官房機密費” です。

日本政府は、日本国民一人ひとりについて、生命と財産を何が何でも守り通す責務を負っています。その責務を果たさないならば、警察や自衛隊を保有する政府などという仰々しい機関は必要ないのです。

事件が起きた瞬間は、その事件解決を最優先とするため、どこにどのように資金を費やすかを考えている暇はありません。一刻も早く事件解決の糸口を掴み、解決に導くことにのみ注力しなければなりません。そこで資金を出し惜しみして、誰も守れなかったという事態こそ最悪です。

友愛主義の民主党には思い付かないのかもしれませんが、“官房機密費”には、“有事への備え”というしっかりとした目的があります。使わなかったときには国庫へ返納すればよいわけであり、使途を検証できるようにしたいなら、「20年開示ルール」などを設ければ良いだけの話です。

まあ、官房機密費制度を取りやめる度胸があるなら取りやめても構いませんが、その時は「機密費がなかったから、邦人誘拐事件を、邦人死亡という結末にしてしまった」という言い訳は許されませんよ。


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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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