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ソニー、KDDI、朝日が電子書籍端末 ・・・iPadが提示したのはネットブックの突き崩しなのに

ソニー、KDDI、朝日新聞 アイパッドに対抗 電子書籍新会社7月設立
(産経新聞 5/28付)

ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社は27日、共同出資して電子書籍端末向け配信会社を設立する、と発表した。ソニーは現在欧米で展開している電子書籍端末「リーダー」の国内販売を年内にも開始する計画。配信基盤環境を整備し、リーダー向けデジタルコンテンツ(情報の内容)の充実を図り、米アップルが28日から国内販売する新型多機能情報端末「アイパッド」に対抗する。

新会社の資本金および資本準備金は3千万円で、4社が25%ずつ出資する。当初は事業企画会社として7月1日に設立する。書籍、コミック、雑誌、新聞などを対象としたデジタルコンテンツ向けの配信基盤を構築、管理・運営する事業会社に早期に移行し、年内にサービスを開始する。

ソニーなどの4社は国内の電子書籍市場の早期立ち上げに向け、他の企業にも新会社への参加を呼びかける。同日、都内のホテルで記者会見した米ソニー・エレクトロニクスの野口不二夫シニア・バイス・プレジデントは「日本の市場に合った手軽に楽しめる電子書籍市場を展開したい」と述べた。

・・・ソニーなのに「iPadの衝撃」を解ってない気がします
iPadに対抗できる携帯端末を作っても、随分と引き離されてからの後発。携帯電話のニューモデル発表会が昔ほど盛り上がらないように、「ソニー・リーダー」の後継を投入しても反応は芳しくないのではないでしょうか?

AmazonはAmazonから顧客を囲い込む「アマゾン・キンドル」で対抗しようとしていますが、「iPad」は電子書籍端末であることを自認していません。
「iPad」は、自らをタブレット型インターネット端末・マルチメディア端末と位置付けており、電子書籍に止まることなど考えておらず、ネット配信される5000超のアプリケーションをも強みとしています。

これまでデジタル・ディバイドを超える意欲さえ湧かなかった人たちにとって、キーボード無しにインターネット接続できるコンピュータの登場は、衝撃的なこと。それゆえに、日本よりも一足早く発売された米国では、“お年寄りから子どもまで使えるインターネット端末”として君臨しているわけです。

――iPad99歳も2歳も利用、米国1月で100万台
(読売新聞 5/28付)
【ニューヨーク 池松洋】28日に日本で発売になる米アップルの情報端末「iPad(アイパッド)」は、同じアップルの高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」から通話とカメラ機能を省き、大きく高精細な液晶画面を搭載したものだ。

キーボードはなく、画面に指を触れて簡単に操作できるのが特徴だ。4月に発売された米国の販売台数は約1か月で100万台を超え、高齢者や子供にも利用されている。

オレゴン州ポートランド近郊に住むバージニア・キャンベルさん(99)は4月、娘からiPadをプレゼントされ、毎日、電子書籍を読んだり、詩を作ったりしている。緑内障を患っているが、iPadなら液晶の画面を明るくできるうえ、画面上で指を広げるだけで文字も大きくできるためだ。娘のコリーナさんは「母はこれまで、パソコンも携帯電話も使ったことがなかったが、iPadの操作はすぐに覚えてくれた」と喜ぶ。

一方、2歳の子供でも、画面上のお絵かきやピアノの演奏を楽しんでいる。画面をなぞるだけで、インターネットサイトの閲覧、ゲームや電子書籍などが楽しめるほか、画面上にキーボードを表示させてタッチすれば電子メールなどの文字を打つこともできる。

米国では、販売開始からの約1か月間でアップルのサイトから150万冊の電子書籍や、ゲームなどのソフト1200万本がiPadに取り込まれたという。大きな画面で迫力のあるゲームを楽しめることも人気につながっている。

日本で発売されるiPadも、インターネットやゲームなどが楽しめる。ただ、アップルが米国で開設した電子書籍の販売サイトは、日本の出版社と著作権などをめぐる契約をしていないため、当面は利用できない。日本で電子書籍の普及にどれだけつながるかは未知数だ。

※iPad本体価格(2年間分割払いで購入した場合)・・・ソフトバンクの携帯回線の通信機能対応型が5万8320円(16ギガ・バイトモデル)~7万7280円(64ギガ・バイトモデル)
無線LANだけの機種が5万3280円(16ギガ・バイトモデル)~7万3200円(64ギガ・バイトモデル)――

「iPad」が提示したのは“ネットブック”の突き崩し
新聞社との結び付きが強いTVメディアが、さかんに「電子書籍文化が日本に根付くかどうか?」という論調で取り上げるため、「iPad」は正確な評価を受けていないように思われます。

iPadが備えている機能は、無線LAN、Webブラウザ、メール、写真、動画、ゲーム、そして電子書籍。電子書籍は幾つかある機能のうちの1つに過ぎません。つまり、iPadの標的は「キンドル」でも「ソニー・リーダー」でもなく、明らかに廉価版ノートPCと化している“ネットブック”です。

これはスティーブ・ジョブズ氏が明言していることであり、サンフランシスコのプレス発表においてジョブズ氏は、「iPadはノートパソコンとスマートフォンの間に入る“3つ目のカテゴリー”のデバイスだ」「ネットブックはただのチープなノートPC。何もちゃんとはできない」と言っています。

コンテンツを売る出版社としては、「iPad向けに電子書籍1万点販売」という日本電子書籍出版社協会の反応がおそらく正しく、「キンドル、ソニー・リーダー、iPadと端末に応じてファイル形式を変換できるソフトウエアを作ろう」というのが野心的なプログラマーの反応です。フリーのプログラマーならAmazonやソニーに遠慮する必要はなく、iPadのソフトウエア開発はフリーランスでも参入できますからね。

iPadとケンカするなら、ネットブックの見直しか、まったく新しい情報端末の創出というアプローチを考えないと、勝負は販売価格だけになるでしょう。


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
電子書籍1万点、iPad向けに販売 秋から業界団体
(朝日新聞 5/28付)

国内の主な出版社31社でつくる日本電子書籍出版社協会(電書協、代表理事・野間省伸講談社副社長)が、加盟社の電子書籍約1万点を、28日から発売されたアップル社の多機能携帯端末「iPad」で販売する。今秋からの予定だ。電子書籍端末の魅力は、コンテンツ(作品)の品ぞろえにかかっており、約1万点の一気のラインアップはiPad側にもメリットがある。

対象は、電書協が直営する電子書店「電子文庫パブリ」でパソコンや携帯電話向けに売っている電子書籍。いずれも加盟社の既刊書で、2万点のうち当面は半数ほどを投入する。最多価格帯は500~600円で、iPadでも同額で販売する。

ラインアップには佐伯泰英さんの『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、坂東眞理子さんの『女性の品格』、浅田次郎さんの『蒼穹の昴』などベストセラーも多く含まれる予定だ。

これに先立ち6月からiPhoneでも販売する。将来は、iPadだけでなくほかの電子書籍端末でも、条件が合えば販売していくことになりそうだ。

一方、角川書店も独自にiPadなどの電子書籍端末に向けて新刊や既刊のベストセラー、ライトノベル、漫画など数十点を、秋にも同時に販売することを決めた。今年の本屋大賞に選ばれた冲方丁さんの『天地明察』が有力候補になっている。

他社との差別化を狙い、映像と電子書籍を組み合わせたり、ミニゲームから電子書籍に誘導したりする仕組みも作る。井上伸一郎社長は「遊びのノウハウから入って、本に導くような仕掛けを考えたい」と話す。(西秀治)

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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