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「はやぶさ」大気圏突入、60億キロの旅帰還 ・・・人類最長、小惑星往復探査を完了

「はやぶさ」大気圏突入、60億キロの旅帰還
(読売新聞 6/14付)

【グレンダンボ(オーストラリア南部)=本間雅江】宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」が13日夜、7年に及ぶ旅を終え、地球に帰還した。

↑大気圏に突入し、右下から左上に進む「はやぶさ」の光跡


↑「はやぶさ」が最後に撮影した地球


飛行した距離は、地球―太陽間の40倍にあたる60億キロメートルで、満身創痍の奇跡の帰還だった。機体は大気圏突入で燃え尽きたが、突入前に分離した耐熱カプセルは、ウーメラ(南オーストラリア州)付近に着地した。宇宙機構は今後、カプセルを日本に運び、内部の確認を行う。はやぶさは月以外の天体に着陸して帰還した人類初の探査機となった。

カプセル内には、小惑星の砂が入っている可能性がある。小惑星の砂や石は、ぎゅっと固まる過程を経た惑星の岩石と違い、太陽系の初期の状態をとどめているとみられる。米アポロ計画で採取した月の石などに続く、貴重な試料として、世界の研究者の期待を集めている。

はやぶさは、2003年5月に地球を出発。05年11月に地球から3億キロメートル離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、砂などの採取を試みた。小惑星に軟着陸したのは、史上初だった。

しかし、離陸後に燃料漏れで制御不能になり、通信も完全に途絶した。奇跡的に復旧し、07年に地球への帰路についたが、帰還は3年遅れとなり、劣化の激しい電池やエンジンでぎりぎりの運用が続いてきた。

はやぶさは13日午後8時21分(日本時間午後7時51分)、インドの上空7万4000キロメートルでカプセルを分離した。同11時21分(同10時51分)ごろ、まずカプセル、続いて本体がオーストラリア上空で大気圏に突入し、夜空に光跡を描いて落下した。

本体は大気との摩擦で燃え尽きたが、カプセルは底面が断熱材で覆われており、パラシュートを開いて減速した模様。位置を知らせる電波を発信しながら降下して、同11時37~38分(同11時7~8分)ごろ、ウーメラ付近に着地した。

↑「はやぶさ」のカプセル分離


宇宙機構は、着地点をヘリコプターから確認した。14日午後にもカプセルを回収する。今後、日本へ空輸し、専用施設で慎重に中身を調べる。

↑オーストラリア南部の砂漠に着陸した、「はやぶさ」のカプセル


イトカワで試みた砂の採取は、装置が正常に作動しなかった。しかし、着陸の際に舞い上がった砂煙が、カプセル内に入った可能性があると期待される。

はやぶさは、新技術のイオンエンジンを搭載した。のべ4万時間稼働して、小惑星へ往復する長距離の航行を完遂。日本の宇宙技術の高さを世界に示した。

・・・人類最長、小惑星往復探査を完了
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還といい、宇宙空間での帆の展開に成功した「イカロス」といい、軍事と関係なくここまで宇宙開発を進めてきた国は日本のみです。

イトカワからサンプル採取が出来ていたかはまだ解析中であるものの、「はやぶさ」はすでに、小惑星群への往復探査は可能であることを実証しました。「はやぶさ」のミッションは、もう1度行っても良いのではないでしょうか?

太陽系の惑星は、火星より内側は岩石惑星、木星より外側はガス惑星となっており、地球と火星の間にある小惑星の多くは地球よりも比重の軽い組成だと予測されます。小惑星によっては、地球よりも高効率にレアメタルを取り出せるものもあるでしょう。

もっとも、産業的に小惑星からのレアメタル採掘を採算ラインへ乗せるには、レールガンなどロケットよりも低コストで衛星を打ち上げる方法であったり、小惑星を大気を無視できる月面で加工する方法であったり、まだSFの世界にある話を実現する必要がありますが。

予算を縮小され続けている「はやぶさ2 ミッション」。これは、予算枠拡大の方向で再考して良いように思います。人口70億人を支えるには、地球のレアメタルは少なすぎるのですから。


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関連記事
<はやぶさ>「金メダル級」成果、次々 ギネス申請も検討
(毎日新聞 6/15付)

はやぶさの旅は「金メダルが何個ももらえる」と言われるほど「世界初」の成果が並ぶ。

技術面では、往復飛行を実現させた新型電気推進エンジン(イオンエンジン)。
長寿命が期待できる半面、性能は劣るため、業界では傍流と考えられていた方式をあえて採用した。結局、1万時間を大きく超える長寿命と必要な推進力を確保できた。レベルの高さに米国が注目、NECはNASAへの技術移転を目指している。

自律航行システムは、目的地が遠距離の飛行には欠かせない。地球から遠のくほど、指令が届くのに時間がかかる。このためはやぶさは、カメラ画像などの情報を基にどう行動するかを自分で判断した。ロボット技術にも通じ、日本の得意分野が生かされた形だ。

科学的にもはやぶさは成果を残した。
05年9月から約2カ月、イトカワを近距離から隅々まで観測。小惑星をここまで詳細に観測した例は過去になく、観測結果は米科学誌「サイエンス」で特集された。

さらに大きな成果が期待されるのが、カプセルの「中身」。分析により、太陽系の起源や進化がより詳しく解明できる可能性がある。【ウーメラ(オーストラリア南部)永山悦子】

一方、JAXAは、はやぶさを「世界一遠くまで往復した人工物」などでギネスブックに申請する検討を始めた。
川端達夫文部科学相の強い意向を受けたもの。川端文科相は今月11日の会見ではやぶさの長い旅を絶賛していた。イトカワ(全長約540メートル)も、「機体が着陸した最小の天体」として07年からギネスブックに掲載されている。【横田愛、山田大輔】

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関連記事
◆探査機「はやぶさ」、奇跡の復活…予定通り帰還へ がんばれ!地球までもう少しだ!(09/11/20)
◆探査機『はやぶさ』のラストミッションは“地球衝突” 小惑星の軌道予測へ活かす(09/5/6)
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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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