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民主党代表選 数合わせより政策論議を ・・・菅首相も立候補者も『列島改造論』を書くべし

民主党代表選 数合わせより政策論議を
(産経新聞 8/18付)

民主党代表選の来月1日の告示を前に、鳩山由紀夫前首相が19日に長野県軽井沢町で開くグループ研修会に小沢一郎前幹事長が出席するかどうかが注目されている。

鳩山、小沢両氏の連携で多数派が形成されれば、代表選の帰趨が決するとみられているためだ。小沢グループ内には小沢氏自身の出馬を求める動きもある。続投を目指す菅直人首相のほかに出馬意思を明確にした議員はまだいないが、いくつか注文しておきたい。

最大の問題は、首相支持派とそれに対抗しようとする小沢氏を中心としたグループの間の綱引きという内向きな争いに終始し、日本をどうするかの政策論議がきわめて低調なことだ。首相選びにも直結する代表選の意味を、当の民主党議員たちが正しく認識しているのか大いに疑問である。

内政・外交にわたり政治を迷走させ、先の参院選で国民の信を失った民主党政権は、直ちに政治の軌道修正を図る必要に迫られている。だが、首相は具体論を先送りし、それをテーマに打って出ようという党内の動きも鈍い。これでは、国家統治の責任を放棄するものと国民の目には映るだろう。

鳩山、小沢両グループが連携して政策的に何を目指すのかも見えてこない。両氏は衆院選マニフェストの重視など「原点回帰」の姿勢を強めている。子ども手当などばらまき政策への批判に耳を傾けないなら、国民の利益を守れない政治が続くだけだ。

そもそも鳩山、小沢両氏は政治とカネの問題をめぐって国会での説明責任を果たしていない。とくに、東京第5検察審査会から「起訴相当」の議決が出ている小沢氏に対する国民の不信感はきわめて強い。率先して証人喚問などに応じていくことが欠かせない。

党内には民主党が政党としての綱領を持たないことや、与野党に異論のある日韓併合100年に合わせた首相談話を問題視する動きも一部にある。これまで放置してきた国のあり方や、政党の根幹にあたる考え方を明確にする好機と位置付けるべきだ。

参院選で掲げた消費税問題の取り扱いも避けられない。党内論議を加速させ、超党派の協議に持ち込む道筋を示す必要がある。衆参のねじれを生かし、必要な政策を実現する気があるのか。政権与党の基本姿勢が問われている。

「政治は数であり、数は力、力は金だ」という因習
盆明けから報道も頻繁になった「民主党代表選」ですが、民主党議員の動きにも、それに的確な批判をすることもなくマスコミ報道にも、日々、こちらの力を削がれています。

故・田中角栄氏の直弟子である小沢一郎氏が、「政治は数であり、数は力、力は金だ」という角栄氏の考え方を踏襲し、そのように動くのは仕方がないでしょう。小沢氏はそれを実践し、数を失ったときの苦渋も数を得たときの栄華も体験しているわけですから。

しかし、第三者の立場にいるはずのマスコミが、小沢氏やその側近らによる「多数派工作」に便乗している姿は、情けなくて仕方がありません。
「鳩山氏主催の研修会に、小沢グループが参加」
「山岡氏、小沢氏擁立の環境を整備へ」

そんなニュースを聞かされたところで、視聴者(=有権者)は「だから何なの?」と一言で片付けるだけです。何故なら、そこには何の付加価値もないからです。

付加価値を加えることに鈍いマスコミ
日本のマスコミというのは、視聴率第一主義を標榜しながら、「自分たちが付加価値を加える」という感性が鈍すぎます。

「それで、あんたの局はどう考えているの?」という疑問に答えないことが、自分たちの信用失墜に繋がっているという危機感はないのでしょうか? 少々、苛烈な発言をしたって『※意見には個人差があります』というテロップでも入れて、始末書を書けば済む程度の話でしょう。

であるにもかかわらず、最近は、ジャーナリストとしての山をとうに過ぎてしまった元記者や、一角の人材には違いないけれども政治議論には明らかに不向きな人物を解説者に呼んで、当たり障りのないコメントをさせるだけ。

それならいっそのこと、淡々とニュースを羅列するストレイトニュースにしてしまった方が、どれだけ効率的かつ有意義なことか。ストレイトニュースでは国内ニュースだけでは絶対に尺が足りませんから、「パレスチナ和平に向けて、PLOがイスラエルとの直接和平交渉入りを承認」といった“世界の重要ニュース”を報じる時間を作れるはずです。

明治時代に陸羯南が率いた新聞『日本』のように、国民主義の立場から舌鋒鋭く政府を批判する反骨精神もなく、徳富蘇峰の『國民新聞』のように、日本を帝国主義的国家主義へ染めていくほどの世論形成力を持とうとするでもなく、ただただ政治家の後をついて回るのみ。
確かに「取材活動」とはそういうものですが、取材とは単なる材料集めです。集めた材料をどのように編集し、どのような主義主張をのせて報じるかという点こそ、報道の真価というものでしょう。

そういった中、ようやく出てきた政策論議待望論
今さらであろうとも、放棄するより取り組んだ方が万倍は良いわけで、小沢グループによる「数合わせ」に対する批判が出てきたのは良いことだと感じました。

故・田中角栄氏は「政治は数であり、数は力、力は金だ」という日本政治の因習を生んだ政治家でもありますが、首相就任前にベストセラーとなる『日本列島改造論』を著して、政治家にとって「書く」ということがいかに重要であるかを示した政治家でもあります。

小沢一郎氏も恩師を真似て、自民党在籍時の1993年に『日本改造計画』を著しています。ですが、国家の将来像に関するまとまった著書はそれ以降で書かれていないのではないでしょうか。

菅直人首相も、政治プロセスの改革について述べた『大臣 増補版』などはあります。
けれども、首相に就任してから「強い経済と、強い財政と、強い社会保障を一体として実現します」と発言して以降、「10年後、20年後の日本国を、どういった姿にすることが日本国民にとって幸せであるのか? 現在の日本国と理想像の距離はどのくらいのもので、理想像へ近付く道程はどういったもので、乗り越えるべき壁はどういったものか?」という話を、具体的かつ言葉豊かに語った論文・著書は見当たりません。

所信表明演説や首相記者会見などもありましたが、あれらが表層的であるということは有権者の共通の認識でしょう。
日本国民にとっては、政治主導であろうと、官僚主導であろうと構わないのです。民主党政策調査会があろうとも、無かろうとも関係ないのです。それは「日本国民の幸福追求」という政治の目的に対する手段の話であり、「官僚を信用できますか?」という意識調査であり、元来は政策論議の本筋ではありません。

9月の民主党代表選は、一般党員・サポーター投票もある
だいたい今回の民主党代表選は任期満了にともなう代表選であり、一般党員・サポーター投票もある代表選挙です。

国会議員は2ポイント、地方自治体議員は1ポイント、一般党員・サポーターは選挙区単位で1ポイントという加重はあります。まだまだ地方自治体議員が少ない民主党では、国会議員票を固めてしまえばその優勢は揺らがないのかもしれません。しかし、国会議員票だけ固めて一般党員・サポーター票が0などということになれば、「この新代表は、本当に有権者から支持を得られているのか?」という疑問符が付くでしょう。

そういった事態を避けるためにも、今回の民主党代表選は、一般党員・サポーター票において優劣がつくような分かり易さ、永田町だけで決まったわけではないという事実がとても重要となります。

菅首相は、夏期休暇を本当にムダにしましたね。
政局に敏感な政治家であれば、著書にならないまでも、『強い経済と、強い財政と、強い社会保障を一体として実現する方法』といった論文をまとめて、対立候補の機先を制していたでしょう。本を「読む立場」から、本を「書く立場」になっているという認識がまだ浅い。

公示日が9月1日であるため、まだ間に合うとは思いますが。


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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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