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「無利子国債、ひも付き補助金減額廃止」小沢流財源捻出策に異論次々 ・・・自民が失敗した策ばかり

無利子国債、ひも付き補助金減額廃止…小沢流財源捻出策に異論次々
(産経新聞 9/3付)

民主党代表選に出馬した小沢一郎前幹事長が訴えるひも付き補助金の廃止や無利子国債などの財源捻出策に対し、「反小沢」の閣僚から異論が相次いでいる。子ども手当の満額支給など財政支出に積極的な一方、消費税増税に慎重な小沢氏にとって財源問題は“アキレス腱”。バラマキ批判をかわそうと打ち出した「苦し紛れ」の策にも映り、実現性にも疑問符が付く。

「(補助金を現在の)5~7割などに減らせるというのか。地方経済が壊滅的な打撃を受ける」。玄葉光一郎政調会長(公務員制度改革担当相)は3日の会見で異論を唱えた。

小沢氏は使途が限られる「ひも付き補助金」をやめ、地方が自由に使える「一括交付金」に改めると主張する。「(地方は)使い道が自由になるなら、金額が半分でも今以上にいい行政ができる」というのが理由で、結果的に補助金の圧縮につながるという。

だが、平成22年度の地方向け補助金21兆円のうち、医療費など削減の難しい社会保障費が14兆8000億円を占める。一括交付金化されても自由に使えるお金はわずかとなる見通しだ。一部の知事らは補助金減額に警戒感を示す。

一方、小沢氏が唱えた無利子国債発行には野田佳彦財務相が「国債の発行・償還に関するルール変更がどう影響するのか検討しないといけない」と慎重だ。

無利子国債は一般の国債と違い、利子が付かない代わりに相続税を免除する。国の利払い負担が軽くなる一方で、将来の相続税収が減り、国債増発で借金が膨らむ。過去に自民党の麻生政権下などでも検討されたが、批判が根強く議論は進んでいない。

無利子国債を都道府県自身が高速道路を建設する新制度の財源に充てるという主張にも、前原誠司国土交通相が「国が地方に財源を渡して高速道路建設を後押しするのは、新たなひも付き補助金をつくること。小沢氏の主張はまったく矛盾している」と切り捨てた。

市場では「あいまいな政策の不用意な表明は市場にマイナスだ」(日本総研の藤井英彦調査部長)との声が高まる。一方の菅直人首相側も有力な新規財源案は示せておらず、「どちらの政策も力不足」(エコノミスト)と冷ややかな見方が広がっている。(橋本亮)

・・・自民が失敗した策ばかりでは物足りない
一昔前、地方への補助金といえば公共工事費用だった時代であれば、「ひも付き補助金」から「一括交付金」へ変えたときのコスト削減効果は大きかったでしょう。

「国に陳情を続けて5年。ようやく造ってもらえたと思ったら、こんな立派な農道になって驚いたよ」という話が、『都道府県の農道整備を国が補助する事業(168億円)』の事業仕分けで公にされました。
地元で望まれていたことは、高齢化の進んだ農家が、田畑にコンバインを入れ易くするだけの道に過ぎません。しかし、国は国で決めている公共事業の道路規格に沿って建設をするため、「幹線道路にでもするのか?」というような道路が出来上がり、またそれだけの予算をとるために何年もの時間を要していたわけです。

こうした“無用の長物づくり”がまかり通っていた時代なら、「地方への一括交付金により、地方が地方の基準で活用するようになるため、国からの補助金は安くできる」というシナリオは描けます。

けれども、2010年度の現実は「地方向け補助金21兆円のうち、社会保障費が14兆8000億円」です。「ひも付き補助金だから、町医者が大学病院並みの医療をやっている」というわけでもありませんし、公共事業全盛期の感覚で補助金を語るのは危ういでしょう。

小沢一郎氏のどぶ板戦術は、強みでもあるが弱点でもある
小沢一郎氏の最大の強みは、どぶ板戦術。顔の見えるフェイス・トゥ・フェイスで、自分と他人とを堅い“義理”で結ぶことにあります。

たった1回の選挙を通してもらっただけでも、「小沢先生はやっぱり豪腕だ」と一立候補者から国会議員になった人々は感謝感激し、堅い義理が結ばれます。
小沢氏の側も、その義理を使う要所をよく心得ており、小沢氏が「いざ△△へ!」と号令をかけると一気に義理の集合体がそちらへ動きます。政局は小沢氏の思惑通りになり、「小沢先生はやっぱり豪腕だぞ!」という再評価を獲得。そうして支持基盤を大きく、強固にしていくのが小沢流です。

だからこそ小沢一郎という政治家は、国会の本会議を欠席してでも地方行脚を優先します。

おそらく地方行脚をしていると、「国に頼んだら大袈裟でねぇ」という声がたくさん耳に入るのでしょう。形のある道路やハコモノは目に見えてお金がかかっていることが分かりますから、有権者も「おらが村には贅沢すぎないか?」という疑問を感じやすいですし、不満を訴えやすいわけです。

ですが、日々の公的年金や病院代にかかっている国民健康保険の国庫負担分というのは、一人ひとりで実感できる額の高は知れています。
「昔から健康だけが自慢で。医者にかかったことはいっぺんもねぇ」という方であれば、健康保険の国庫負担の恩恵など感じたこともないかもしれません。日常的に病院へ通っている方でさえ、自己負担分のお金は窓口で支払っていますし、毎月のように健康保険料が引き落とされていますから、実は税金で不足分を補填しているという事情をご存じないかもしれません。

米国ではオバマ大統領の力をもってしても米国民の皆保険を実現できませんでしたが、日本国では国民皆保険が当たり前となっています。そうした国民皆保険の奇跡を実感していない人々から、ハコモノ行政への批判ばかりを聞き、「これが国民の声のすべてだ」と信じて走っていたとしたら・・・

小沢氏は、「そのバックボーンによって“国家運営”の大局を見誤る」という危険性を孕んだ政治家であるように思われます。

松下政経塾が、正しいかどうかにも疑問符はある
もっとも、前原大臣や玄葉政調会長など松下政経塾が正しいかと問われると、最近は疑問を感じることもあります。ロジカルで解りやすいものの、何かが欠けているはずなのです。

6月8日に首相交代があったにも関わらず、6月16日に通常国会を強引に幕引きして参議院選挙へ突入したこと。今回の民主党代表選挙でも、山岡副代表による多数工作を粉砕することができないという事実。こうした事実は真摯に受け止めて、至らない点を補わなければなりません。

人は“正しい”から付いてくるわけではなく、共感や納得で付いていく生き物であるわけで。
付いていった結果として利得があれば「あんたを選んで正解だったわ。今度も応援するから」と人が集まるようになり、落胆させてしまったら「あんたは駄目ねぇ。他にするわ」と人が離れていくわけです。

どう言葉にして良いのか迷っていますが、「心の琴線に触れる努力をしていないよね?」という感じがするわけです。
ドライでもクールでも仕事は進むのですけれども、人がどんどんと集まってくる雰囲気や熱気に欠ける感じ。企業人としては成果さえ出てれば問題視されないでしょうが、政治家にとって人を集める力は絶対ですからね。「次は何とかするから、今回は泣いてくれ」と説得するのも政治家の商売のうちであって、そういう説得を切り出すことになっても人をつなぎ止めておける言動・所作・振る舞い・魅力・・・

で、そういう松下政経塾の御輿になっている政治家・菅直人はどうなのか?
「どちらの政策も力不足」(エコノミスト)・・・

小泉純一郎氏とか麻生太郎氏が出てきた時の“おもしろさ”がないんですよね。キャラが弱いという訳でもないでしょうに。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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