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東京円、15年3か月ぶりの円高水準 ・・・日本には、マクロ経済を語れるリーダーが必要

東京円、15年3か月ぶりの円高水準
(読売新聞 9/8付)

8日の東京外国為替市場は、欧州金融機関の財務内容に対する懸念を背景に円が買われ、一時、1ドル=83円35銭付近まで上昇し、前日のニューヨーク外国為替市場でつけた1ドル=83円51銭を更新して約15年3か月ぶりの円高水準となった。

午後1時現在、前日(午後5時)比52銭円高・ドル安の1ドル=83円37~39銭で取引されている。

米景気の先行き不透明感も継続しており、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。今後も「比較的安全とされる円買いが先行しやすい」(市場関係者)とみられている。

対ユーロでは午後1時現在、前日(午後5時)比1円46銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円85銭前後で取引されている。

7月の経常黒字26.1%増 3カ月ぶりに拡大
(産経新聞 9/8付)

財務省が8日発表した7月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資などの取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同月比26.1%増の1兆6759億円となった。黒字幅の拡大は3カ月ぶり。中国などアジア向け輸出が堅調だった。

輸出から輸入を差し引いた貿易収支の黒字額は2.1倍の9161億円。輸出は24.7%増の5兆6633億円、輸入は15.7%増の4兆7472億円だった。

旅行、輸送などのサービス収支は1778億円の赤字。海外投資から得られる利子や配当などの動向を表す所得収支は17.7%減の1兆0218億円の黒字だった。

日本には、マクロ経済を語れるリーダーが必要
厳しい、非常に厳しい。「円高が困る」と言っているときに、「7月の経常黒字26.1%増」という円高誘因材料の登場です。
さらに円高について問われた小沢民主党代表立候補は、「国債増発も含めた財政出動によって、内需を刺激する必要がある」と回答。

・・・本当に、ため息が出ます。
どうしてこうもリーダー候補が、内向きで、ミクロ経済の話ばっかりされるのか。

ユーロ安は、「7月のことが今頃?」とは思いますが、7月にユーロ圏で行われた各民間金融機関に対するストレステストについて、「テストが甘かったのではないか?」という不安材料の指摘がなされて、「だったら、ユーロより日本円の方が安全だろう」という流れから生じたものです。

とはいえ、この間のユーロ安の理由は一貫していて、要は『ユーロ圏金融システムに対する不信感』です。ギリシャ危機をきっかけに始まった金融不安が、延々と払拭されていないことが最大のユーロ安要因となっています。EUでも、ユーロ安を背景に、ドイツが中国やインドなどのアジア市場で大きく輸出を伸ばすといった好材料は出ています。それが真っ当に反映されない不信感・不安感が問題なのです。
これって、日本国内需の問題ですか?

ドル安は、ドル安という米国製品輸出にとって有利な状況があるにも関わらず、米国の雇用情勢の悪化が止まらないなど米国経済が失速していることが原因。こちらでもやはり、「だったら、ドルより日本円の方が安全だろう」という流れができているわけです。

それでも「市場が想定していたよりはマシな数字だった」といった消極的好材料が出ており、それが9000円台を割っていた日経平均株価を9000円台まで押し上げる要因となりました。円高を除いては。
これって、日本国内需の問題ですか?

日本が国債増発を含む財政出動しても・・・
そんな中で、円の安定を強める日本国内の需要喚起をしたって、事態は好転しないでしょう。

問題解決は、EUや米国に自分の足で立ってもらうことですよね?

日本人が海外製品をバンバン買うための内需刺激?
馬鹿を言われては困ります。日本は『円独歩高』という為替相場を甘受し、日本の主力産業である輸出企業の利益幅は毎日のように削られています。秋の連休も海外旅行の予定を組んで、外国へお金を落としにいく日本人はたくさんいるはずです。国際経済貢献としては十分でしょう。

EUには、ユーロ圏金融システムに対する不信感を、一日も早く払拭してもらう。
米国には、ドル安を背景に、一日も早く米国輸出企業から米国経済を立て直してもらう。
これが本道です。

民主党代表候補≒首相候補であり、無策と言われたくないから、景気下支えなら持論である財政出動論の拡張で行けると踏んだのかもしれませんが。財政出動と今の円高解消を結びつけるのは、非常に危ういです。

「日本国政府が、無利子国債のように政府紙幣を発行して、日本円の相対的価値を下げる」という論理なら、解らなくはないです。
また、日本国債をさらに増大させることによって日本円を不安定なものだと市場に認識させ、結果的に為替相場を円安へ誘導するというところまで意図していたなら、評価も変わってきます。けれども、あの様子では、そこまで意図した発言ではないでしょう。

そもそも日本円の相対的価値を押し下げるというのは、政府紙幣を発行しなくとも可能です。日銀法を改正して、日銀にインフレターゲットを行うようにさせれば、市場への日本円の供給量は増えて、円高もデフレも解決できるはずなのです。
民主党の経済ブレーンには、インフレターゲット論者はおられないのでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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