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TPPで農業競争力強化へ改革本部 政府が方針 ・・・日本の農家は、誰を競争相手に恐れる?

TPPで農業競争力強化へ改革本部、首相トップに 政府が方針
(毎日新聞 11/2付)

政府は2日、経済連携協定(EPA)の関係閣僚会議で、菅直人首相を本部長とする農業改革推進本部を設置する方針を決めた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加問題を念頭に日本農業の競争力強化を図るもので、TPP参加に反対する与党内の議員や農業団体の理解を得る狙いもあるとみられる。

推進本部は菅首相と玄葉光一郎国家戦略担当相、鹿野道彦農相ら関係閣僚で構成。今年度から導入された農家の戸別所得補償制度の拡充なども検討項目となる見通しだ。

TPPに参加すれば農産物を含む大半の貿易品目について関税が撤廃されるため、高関税で守られているコメや麦、乳製品などへの影響が懸念され、農林水産省は農業生産額が4兆円強減るとの試算を示している。

鹿野農相は2日の閣議後会見で、農業改革推進本部設置について「EPAなどを推進する上でどういう農業の形を作るのか、政府全体で取り組む。私の認識ではTPPとセットではない」と述べた。【行友弥】

・・・日本の農家は、誰を競争相手に恐れる?
鮎滝は、何度、聞いてもTPPで日本の農家が恐れている事態を理解できずにいます。

このブログに『食の安全』というカテゴリーを新たに設けたきっかけは、中国製冷凍ギョーザから有機リン系殺虫剤・メタミドホスが検出された、という08年1月に発覚したあの事件でした。昼の一報で「とんでもないことが起きている」と驚き、次々と発表されるメーカー回収対象商品をアップロードした時のことは今でも覚えています。

その後も、同年9月の有機窒素化合物・メラミンでかさ上げした中国製粉ミルクが中国で流通していた事件を取り上げました。また記憶に残っているものでは、中国製玩具から鉛が検出されたために米国で大規模回収を行った事件、日本トイザらスの扱っていた中国製塩ビおもちゃから、日本の食品衛生法で規制されているフタル酸ジエチルヘキシルが見つかって回収を行った事件など、かの国の品質管理概念に疑問を抱かせる事柄は幾らでも出てきます。

中国は既に“欧米留学組”が第一線で活躍する段階であるのにも関わらず、上述のような事件がしばしば発覚していることから、鮎滝の中国製品に対する疑念は「中国人にとって、有害物質の取り扱い規制は不可能な事なのではないか?」というところまで深まっています。

日本が、農作物輸出国になるチャンスではないのか?
そういう鮎滝にとって、TPPへの参加に関して、日本の農家が誰を競争相手に、何を恐れているのかさっぱり解りません。

日本産だと分かれば、中国人富裕層は、日本市場の3倍、5倍の販売価格でも日本産農作物を買ってくれます。
また、日本1国で見ればコメ余り状態ですが、世界で見れば人類は食糧不足状態にあります。日本市場は“1等米”しか流通させても利益が出ない流通構造となっていますが、慢性的な食糧不足にあってかつ富裕層の潜在的需要のある世界市場であれば、“日本産2等米”でも利益の出せる新たな流通構造を作り出すことは可能であるはずです。

さらに付け加える要素として、旧来の日本政府による減反政策があります。減反政策によってコメ作りをやめてしまった田んぼ、休耕田、耕作放棄地を復活させて、再びそこを耕す労働力を入れれば、日本の農作物生産量の伸び代はかなりの量になるはずです。

「現代日本の若者が百姓になるか?」という難点はありますが、新たな百姓は、外国から受け入れた移民の方々という選択肢も考えられるでしょう。「外国人労働者=介護・福祉サービス従事者、機械工」であることに必然性はありません。日本の農業ノウハウ・品質管理を学び、日本で耕作地を借り方々の定着率、生産性は、十分に期待できる水準になるると想像します。

関税ゼロで、次の『世界の工場』をめざすタイ
タイは、アジア各国と自由貿易協定・FTAを結び、タイに誘致した企業が関税ゼロの恩恵を受けられる国になることによって、日本や欧米、韓国、中国の先端技術を貪欲に吸収しています。

中国で労働組合運動が盛り上がり、人件費引き上げ圧力が強まってきている時流から見れば、多くの製造メーカーにとってタイは魅力的に映るはずです。

また、13億人市場であるものの一人っ子政策で高齢化社会へ突入していく中国に対して、現在は約6億人で2050年には8億人市場になる東南アジア圏は成長市場。工場労働力に限らず、消費マーケットとしても魅力を増していくでしょう。すぐ隣は、13億人市場のインドです。

こうした関税率・ゼロを利用する大きな流れの中にあって、日本が「日本農家を守るためにTPP参加を見合わせる」というのは、仮にも技術立国を標榜する国として、その哲学を一貫できているとは思えません。

日本市場の3倍、5倍の販売価格でも日本産農作物を買ってくれる顧客を相手にしてみませんか?
日本農家も日本企業も稼げる市場は今からでも、いやアジア人口が増加傾向にある今だからこそ、新たに作り出せるように思うのです。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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