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TPP参加支持61%、民主支持層では71% ・・・自動車の海外生産、57%に

TPP参加支持61%、民主支持層では71%
(読売新聞 11/8付)

読売新聞社の全国世論調査で、関税の原則撤廃を目指す環太平洋経済連携協定(TPP)に、日本が参加すべきだと思う人は61%で、「参加すべきでない」18%を大きく上回った。

国民の多くはTPP参加を支持しているようだ。党内に反対派を抱える民主党の支持層では、「参加すべきだ」が71%に上った。

自動車、進む海外生産 上半期の台数は最多、比率・57%
(朝日新聞 11/8付)

日本自動車工業会がまとめた2010年上半期の国内自動車メーカーの海外生産は、前年同期比51.1%増の約641万1259台と上半期では過去最高の台数になった。国内生産は約484万台で、海外生産の比率は57%に達した。

これまでの上半期の最高はリーマン・ショック前の08年で、623万2099台。09年は各社とも在庫調整を進めたため、10年はアジア、欧州、北米、中南米、アフリカ、大洋州の全地域で前年同期を上回った。中でも、米国での生産が同71.3%増の138万4594台へ回復。アジアも54.3%増の333万6984台と大幅に伸び、全体を押し上げた。

海外生産は07年1~12月に初めて国内生産を上回り、09年には海外生産比率が56%にまで高まった。日本市場が縮小しているのに対し、需要が急拡大している中国やタイなどアジアの新興国での生産が大きく伸びているためだ。

・・・政治家にも入っている数字ではないのか?
「自動車、進む海外生産 上半期の台数は最多、比率・57%」という数字を見聞きすれば、「TPP参加支持61%、民主支持層では71%」という民意を掴むことも容易なのではないでしょうか?

ものづくり立国である日本国では、大手メーカーに部材を納品している中小メーカーへ勤める人たちが多いわけで。TPP参加支持・61%という数字には、「このままでは、東南アジアに仕事を奪われる」「外国へ拠点を移さないと仕事を続けられない」という危機感が表れているのだと考えます。

菅直人内閣総理大臣は、本日の衆議院予算委員会において、「どこまで頑張りきれるかわからないが、石にかじりついても頑張りたい」「この20年間で14人の首相が代わっているのは日本政治の大きなマイナス点だ。4年間の衆院の任期を一つのメドとして、4年間は一方の政党が頑張ってやる。4年後に解散・総選挙があった時に、継続するかしないか信を問う。そういう慣例になることが望ましい」と語られました。

TPPについても、「農業の再生と国を開くことを両立させるために全力を挙げて取り組みたい。平成の開国は、必ず元気な日本を取り戻す大きな力になる」と回答しておられます。4年後に評価されることを考えているおられるのであれば、TPPで信念を示してもらいたいものです。

TPPと対立し得るのは“反グローバリゼーション”
信念として反グローバリゼーションの立場を採っている政治家なら、TPPは反対でしょう。

しかし、グローバリゼーション・一部反グローバリゼーションという二体制経済で安定してきた現状を「既得権益」と呼べば、反グローバリゼーションの主張の根底も、現状が変化して新たな安定が構築されるまでの過渡期に対する懸念。経済環境の複雑さが増すかもしれないという、漠然とした恐怖に過ぎないのではないでしょうか。

いまの米国が、TPPの中心になれるのか?
米国が日本のTPP参加の条件として挙げている「アメリカは、農産物の関税の大幅な引き下げだけではなく、アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和のほか、郵政民営化の見直しについても、外国企業が競争上、不利になるとして、あらためて検討し直すよう求める」という点をもって、TPPは米国による日本国の収奪システムだとする飛躍した意見はありました。しかし、理路整然とした反対論には、寡聞にしてまだ出会えていません。

失礼ながら鮎滝は、米国が世界経済の頂点という構造は過去のものになろうとしてると考えています。TPPのような政治システムで米国が経済の中心に返り咲けるほど、米国の環境は良くないでしょう。

実際、オバマ政権が米国政府財政出動のカンフル剤を打っても米国経済は浮揚せず、外国為替市場でユーロ安が緩やかになったものの米ドルは1ドル=80~81円で安定し始めています。11月8日の日経平均株価は、1ドル=81.09円で+106.93円を出すほど、円高ドル安の許容を示しました。

米国民・3億人が、再び総クレジット決済・大量消費大衆社会に戻るなら、新興国の勢いと競り合えるかもしれませんが。米国が次のイノベーションの担い手になったという評価を得なければ、米国が世界経済の中心に戻ることは難しいでしょう。2年後に共和党大統領になっても、この状況が変わるとは思えません。

「米国は、次のイノベーションの担い手になるかもしれない可能性・魅力をも失った」とまでは言いません。研究開発大国としては、やはり米国が世界でトップです。

ですが、今後10年は、中国やインド、東南アジア、アフリカが持っている「人口が、ケタで一つ上である」というスケールメリット、十数億人という巨大マーケットの勢いこそ、世界経済の中心ではないでしょうか。また新興国経済は、先進国の技術を吸収してしまえば、先進国の仕事を奪ってしまえば成長できるため、TPP体制における日本国の当面の脅威はASEANでしょう。

日本国は、米国と新興国の間に位置する国家。日本国自身以外に日本国を守ってくれないところにいます。TPP体制が構築されていくものであるならば、TPP創設メンバーに加わり、日本国の国益を守れるようTPPのルール作りに参画すべきではないでしょうか。


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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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