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小6女児自殺、いじめとの関連認めず…市教委 ・・・どうだったら関連を認めるのか?

小6女児自殺、いじめとの関連認めず…市教委
(読売新聞 11/8付)

群馬県桐生市の小学6年生、上村明子さん(12)が先月23日に自殺し、家族が学校でのいじめが原因だと訴えている問題で、市教育委員会(鈴木正三委員長)は8日、臨時会を開き、明子さんが通っていた市立新里東小の報告に基づき、いじめがあったと認定した。

いじめと自殺との関連については「明らかな因果関係は認めることはできない」とし、明確にしなかった。

同小の岸洋一校長(59)は当初、「(明子さんが)特別にいじめの対象になっているとは把握できていない」と説明していたが、臨時会で示された報告は、(1)明子さんが複数の児童から心ない言葉を投げかけられた (2)一人で給食を食べていたことで精神的な苦痛を感じていた――ことから、いじめがあったと結論づけた。

いじめを初めて認めた岸校長は8日夜記者会見し、「明子さんの命を守ることが出来ず、大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。いじめが、明子さんにとって心の負担になっていたのではと問われると、「みんなで一生懸命に調べたが、いじめが直接的な原因かはわからなかった」と釈明した。いじめが自殺の一因になった可能性については、「まぁ、わかりません」と口ごもった。

同席した高橋清晴・市教育長は「家族が納得いかなければ、さらに慎重に調査を深める考えだ」と述べた。

自殺の原因を巡っては、市教委臨時会で、委員の一人が「自殺との因果関係は、詳細に検討する必要がある。身体的な暴力はなかったのか」と、事務局側に問いただし、別の委員も「たった12歳で自ら命を閉じなくてはならなかった明子さんがふびんだ」と語気を強めた。

臨時会での報告などでは、明子さんが自殺する2日前には、一人で給食を食べていると、担任教諭以外の教職員に泣きながら訴えていたことも分かった。

・・・どうだったら関連を認めるのか?
同級生に暴言を吐かれていたことが目撃されており、食育をうたって楽しい食事であるはずの学校での給食で仲間外れにされ、その現状を担任以外の教員に泣きながら訴えていて、『やっぱり「友達」っていいな!』という自作漫画の中で転校の上手くいった主人公を描く一方で、「学校を消す」と書いたカードを書き残していたわけです。

これらは、状況証拠といえば状況証拠です。

状況証拠に過ぎないと言うならば、群馬県桐生市教育委員会は、本人が自殺の理由を書いた遺書を遺していない限り、いじめが自殺の原因であるとは言えないとでもいうのでしょうか? この桐生市教委の結論は、的外れの保身だとしか思えません。

いじめで考えるべきことは、撲滅ではなく事後対応
いじめは発生しないことがベストです。

しかし、国立教育政策研究所が特定の学校で行った6年間の追跡調査(小学4年生から中学3年生までの6年間)によると、いじめと関わることがなかった生徒は、わずか1割に過ぎないことが解っています。この調査は、9割の生徒が被害者・加害者のいずれかまたはその両方を経験しており、「学校でいじめは起こるものである」ということを示しています。

つまり、いじめ問題における課題とは、いじめ抑止・防止ではなく、いじめが起きた後のフォロー。
いじめに対して、どれだけベターな事後対応ができるかどうかにあるわけです。

勿論、いじめを誰も経験しない「いじめ撲滅」こそ最善策です。ですが、9割もの子どもたちがいじめに直面する以上は、その撲滅は絵空事でしかありません。
それよりも、いじめが始まってしまったとき、誰かがいじめを受け始めたときに、「いかに早く察知するか?」「いかに短期間でいじめを終わらせるか?」「いかに両者の心のケアをするか?」という迅速・的確な対応こそが、現実的かつ重要な課題だと考えられます。

「いじめが被害者・加害者を精神的に追い詰めていくものであり、その追い詰められた末の精神的苦痛は、誰かが自殺を選ぶほど大きい」という教訓は、あくまで教訓の域に止まるもの。実際に子どもたちを守れるのほどの力は、これからも持つことはないでしょう。

発生ではなく、いじめから救えなかったことに猛省を
いじめの発生ではなく、いじめから救えなかったことへの猛省を求める視座に立てば、上村明子さんの事件は別の様相を見せます。

小学校であれば、給食は担任も児童と同じ教室で食べているはずです。担任は、どうして自分が明子さんと机を並べて食べるということをしなかったのでしょうか。暴言を見聞きしたそばから逐一、口頭注意を続けていれば、「先生は私のことを気にかけてくれている」という繋がりを持てたかもしれません。

また学校は、学習指導要領以外にも、さまざまに貴重なことを学べる場ですが、命と引き換えに通うところではありません。明子さんの命を救いたいなら、本気で向き合うからこそ、フリースクールという手段を提案することだってできたはずです。


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関連記事
いじめ、加害者と被害者が入れ替わる  「無関係」1割のみ
(ベネッセ 8/9付)

小学4年生から中学3年生までの6年間に、いじめの被害・加害ともに関係のなかった子どもは約1割しかいないことが、国立教育政策研究所の追跡調査でわかりました。子どもたちのほとんどが、いじめの被害者であると同時に加害者にもなっているということを示しています。

同研究所は、2004(平成16)年から2009(同21)年まで、6年間をかけて、首都圏の特定の学校を対象に、いじめの追跡調査を実施しました。前半3年間の調査結果については以前お伝えしましたが、このほど、6年間の最終結果が、報告書の形でまとまりました。報告書はQ&A形式などを用いていて、一般の人でも読みやすい内容になっているのが特徴です。

まず大きなポイントは、子どもたちの間で、いじめは≪ごく普通に存在する≫ということです。同一対象の子どもたちを6年間追跡した結果、いじめの被害経験がまったくなかった子どもは9.7%、逆に、いじめの加害経験がまったくなかった子どもは11.1%でした。
つまり、被害・加害ともに、いじめとまったく無関係に6年間を過ごせた子どもは、全体の約1割しかいないということです。その理由としては、いじめの被害者と加害者が簡単に入れ替わることが挙げられます。

たとえば07(平成19)年6月時点で、いじめの被害を受けている中1の子どもは41.3%で、そのうち「週1回以上」のいじめを受けている子どもは14.9%でした。
同じ子どもたちの半年後の状況を見ると、いじめを受けているのは40.8%、そのうち「週1回以上」のいじめを受けているのは 12.9%で、割合はほぼ同じです。しかし、子どもたちの中身をよく見ると、前回には被害に遭っていた子どもたちが加害者側に回っていたり、加害者が被害者になっていたりして、ほぼ3分の2の子どもたちの立場が入れ替わっていました。現在のいじめにおいて、ほとんどの子どもたちは、被害者であると同時に加害者でもあるということになるでしょう。

また、すべての調査時点で「週1回以上」の頻繁ないじめを受けている子どもがいたものの、そのようないじめが3年間継続する子どもは0.3%と、ごく一部に限られることもわかりました。加害者の場合も、ほぼ同様です。現在のいじめのほとんどは、特別な子どもたちの間で起こるのではなく、普通の子どもたちが、被害者と加害者の立場を入れ替えながら起こしている、と言えるでしょう。

同研究所は、「いじめのサインを見逃さない」などの取り組みも結局は事後対応にすぎないと指摘し、未然防止こそが重要であるとして、教師用手引書を作成しました。
手引書は、いじめが起こる原因として「(過度の)競争的価値観」「友人関係のストレス」「(ストレスが複合した)不機嫌な怒り」の3つを挙げ、実態を把握するためのアンケート調査項目などを例示しています。これらは、家庭でも役立つかもしれません。(斎藤剛史)

鮎滝のいじめ体験:
鮎滝は、いじめの加害者も被害者も経験があります。

加害者だったのは小学校の頃。悪ふざけが過ぎて、いじめまでエスカレートしていました。鮎滝は小賢しい分、質が悪かったと思います。

中学生の時は、「シカト」という形でいじめの被害者となっていました。首謀者は、中学で一緒になった別の小学校出身の生徒でした。
集団無視ですから話す相手もいないわけで、学校で一度も口を開かなかった日もあります。死んでしまいたいと思う日々だったためか、中学時代の思い出は、断片的でかなり記憶も前後しています。

それでも学校へ通い続けられたのは、学校の勉強はできたこと、掃除の几帳面さは群を抜いていたこと、そうしたことを尊重してくれる同級生もいたためです。細いながらも繋がりがあったことで、「学校で息を抜ける瞬間」があったことから、集団無視の首謀者に屈することはありませんでした。

鮎滝が耐えている間に、首謀者はいじめグループの中で横暴を働いたらしく、いつの間にか鮎滝以上の孤立状態に陥っていました。それに気が付いたのは3年生になった頃だと思います。もっとも当時の鮎滝は、別に仲直りをした訳でもありませんでしたし、自分自身の心を支えるだけで手一杯でしたから、彼を救う気にはなれませんでしたが。

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プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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